香燐(NARUTO)

ページ名:香燐_NARUTO_

登録日:2018/06/14 (木) 05:04:44
更新日:2024/02/26 Mon 13:44:53NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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香燐カリンは漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。


◆もくじ


◆プロフィール

忍者登録番号:不明
誕生日:6月20日
星座:ふたご座
年齢:16歳
身長:162.6cm
体重:45.8kg
血液型:AB型
性格:強情、偏屈
CV:東條加那子→行成とあ



◆概要

音隠れの里に所属するくノ一
サスケが兄のイタチへの復讐のため組織した蛇小隊の紅一点。
赤い髪と赤い目が特徴の眼鏡女子。
元・草隠れの里の出身で主人公うずまきナルトやその母クシナと同じうずまき一族の数少ない生き残り。
ナルトのライバルであるうちはサスケに恋心を抱いている。
一人称は「ウチ(うち)」。



◆人物

性格はツンデレ…というよりサスケに対する独占欲が強く、事ある毎に他の人間を除け者にしようとする。
サスケにベタ惚れで普段は基本的に乱暴な口調でしゃべるが、サスケと二人きりになると急にデレる。
さらにサスケと二人きりになろうとわざと水月を離れさせたり、四人バラバラになる手はずだったのに自分だけは残ってサスケに同行しようとしたこともある。


なぜかサスケの汗の染み付いた服を持っており、普段の行動はほとんどHENTAIである。(まぁこの服はキバたち木ノ葉の追っ手を撒くのに役立ったのだが…)


サスケに惚れた切っ掛けは、作中最初に行われた中忍選抜試験の時とかなり序盤。
実はこれに参加していた香燐が仲間たちとはぐれて熊に襲われた際、サスケが獅子連弾*1で熊を倒し助けてくれたから。
また、アニメではサスケのチャクラの質に魅力を感じているらしく、逆に水月のチャクラは嫌らしい。


言い訳などする時いつも眼鏡を「くいっ」とする癖があり、焦るとろれつが回らなくなるため言い訳や嘘は見え見え。


同じ鷹のメンバーである鬼灯水月とは犬猿の仲で、よくケンカしている。



◆能力

所持する能力はチャクラの探知能力と、回復・治癒能力の二つで、一行のサポート役となっている。


回復能力は自身のチャクラを対象者に吸わせることで発動するのだが、そのやり方は相手(大体はサスケ)が香燐に噛み付くこと。
噛まれた香燐は「あああーん(はぁと)」と嬌声めいた物を上げる。それなんてエロゲ。
この回復能力はカブトによると、主人公ナルトやその母クシナ、暁の表向きのリーダーである長門などと同じく、「ゴキブリ並みの生命力を持つ」うずまき一族の血縁に由来するものらしい。
ちなみにこれ、香燐自身が噛んでも回復するというチートっぷり。
彼女の生命力と回復力は驚くべきもので、サスケに急所を貫かれても即死せず*2、それどころかネジ含む多数の忍を死に至らしめた木遁・挿し木の術をまともに食らっても即座に回復できるほど。


感知タイプというだけでも珍しいのに医療忍者が担当するべき治癒能力まで備えている希少な忍で、サスケがその能力を見込んで仲間に引き入れたのもうなずける。
能力の性質上前線には出ていないがサスケ達と合流する前に、監獄の脱獄者らしき者を近接戦闘で倒していることから全く戦えないわけでもなさそうだ。



◆使用術

  • 神楽心眼

固有術。
目を閉じて感覚を研ぎ澄まし、自身を中心とした一定範囲のチャクラの識別と感知を行う。
単純だが射程範囲が非常に広く、「鷹」の活動において安全確保に一役買っている。


  • 金剛封鎖

うずまき一族固有の強力な封印術で、背中から伸びるチャクラの鎖であらゆる対象を縛り封じ込める。
鎖は圧倒的な頑強さを誇り、尾獣の力を以てしても簡単には破壊できない程。



◆来歴

過去

アニメでは彼女の出自にまつわる過去エピソードが描かれた。
戦火で焼きだされて母親と共に流れついた草隠れの里にてチャクラの回復と治癒の為の奴隷同然の扱いを受けており、
香麟と同じ能力を持っていた母が酷使された末に死亡した後は、幼い彼女がそれをさせられるようになる。


上述の通り、第一部で行われた中忍選抜試験にも参加していたらしく、上層部の意向で参加させられた中忍試験でも同様の扱いを受けていた。
ちなみに香燐がサスケに惚れたのは中忍試験のとき。…いつの間にこんな女引っかけたんだろうか?


その後、中忍試験で結果を出せなかったため島流しに近い形でかぐや一族との激戦区に送り込まれ、
そこでうずまき一族の能力を狙うならず者に攫われそうになったところを大蛇丸に救われて音隠れの一員となる。
大蛇丸の下でも当初は薬師カブトの指示で同様の扱いを受けるも、やがてその力を認められ大蛇丸から南アジトの管理を任されるようになる。


但し彼女の過去が明かされたのは無限月読内でのことであるため、どこまでが本当の内容なのかは定かではない。
そもそもかぐや一族は第一部より数年前に霧隠れの里に戦いを挑んだ末に君麻呂を残して全滅しているとされているため、
中忍試験後の時点で大人数が生き残っていると矛盾が生じてしまう。


第二部

南アジトで囚人たちの監視役をしていたが、その特異な能力に目を付けたサスケにより仲間に加えられる。


だが、サスケと志村ダンゾウとの戦闘中に窮地に陥ったダンゾウにより人質とされ、サスケの千鳥鋭槍によりダンゾウごと貫かれてしまった。


「香燐…人質に取られるようじゃ足手まといだ」


そこに春野サクラら第七班の面々が到着、サクラの医療忍術により一命は取り留めた。
その際、闇堕ちしたサスケを嘆き悲しむサクラの顔を見て、


敵の…お前の気持ちなんか分かりたくもねーんだ…
だから…だからウチの前で…そんな悲しい顔で泣くんじゃねーよ…!


と複雑な思いを抱いている。
その後は情報収集のために木ノ葉隠れに保護されていたが、サスケたちが歴代の火影達から話を聞くために木ノ葉を訪れた際、
サスケのチャクラを感知しサスケをボコボコにしようと脱走する。


が、


(サスケ)「すまなかった…香燐」


「て…てめェ…!
そんな言葉 許さごときと
思っているされるか
この…ろくでなし〜〜♡」


あっさり仲間に加わった。
第四次忍界大戦では自身の治癒能力で綱手を回復させている。
その際「サスケ以外に噛まれるのヤダなぁ…」と愚痴をこぼし、水月にからかわれた。
その後は仲間たちと共にトビと交戦するも、無限月読の発動と同時に幻術に掛かり戦闘から脱落。
戦争終結まで繭の中で眠らされていた。


大戦後は水月、重吾と共に音隠れの里に所属しており、大蛇丸の下で音隠れの旧アジトの一つを管理している模様。



BORUTO‐ボルト‐

タイトルには『NARUTO外伝』と銘打たれているが、時代的には『BORUTO』に近い時系列の『七代目火影と緋色の花つ月』で登場。
サスケとサクラの娘ながら、物心ついてから父親と会った記憶がなく、自分は本当に今の両親の娘なのかと疑ったうちはサラダが、
飾られていた夫妻の写真が実は別々の写真を合わせているものと気付き、そのサスケ側の写真に写った香燐の姿を見つけ、
彼女が自分とお揃いのメガネを掛けていたため、自分の本当の母親はサクラではなくこの人(香燐)なのではないかと疑われていた。


その後、調査に向かう七代目火影ことうずまきナルトと同行する形で香燐のアジトを訪れたサラダは、彼女がここで働いていることを知るが、
間の悪いことにサラダが訪れた時には香燐はアジトを留守にしていた上、たまたまアジトにいた水月が事情を聞いて調査を買って出、
香燐の机に入っていた、彼女のものと思しきへその緒を無断で持ち出してサラダとのDNA検査をし、DNAの型が一致したことで、サラダの誤解が深まってしまった。


しかし実際には、サラダの母親は間違いなくサクラであり、香燐の机にしまわれていたのはサクラがサラダを出産した際のへその緒。
夫が敵の多い身の上故に、普通の病院での出産が躊躇われたサクラの出産場所として香燐がアジトを提供したばかりか、
その出産や産後処理まで香燐が手伝い、その記念としてその時産まれた子…つまりサラダのへその緒を貰っていたというのが真相だった。
サラダ本人が産まれた時のものなので、彼女のDNAと合致して当然であり、水月の早とちりが事態をややこしくしてしまったのである。


後に事情を聞いた香燐は、事情を知らないとはいえ余計なことをしてサラダを苦しませた水月に激怒している。
本編中はサスケへの恋心を持っていた香燐だが、彼がサクラを選んだことを受けて彼の幸せを願って潔く身を引いたらしく、
また、かつては恋敵であったサクラとも、上述のように出産を手伝うほどに、友人として良い関係を築いているようだ。



◆主な人間関係

鷹のリーダーで好意を抱いている。


鷹のチームメイトで犬猿の仲。


鷹のチームメイト。
仲が悪い訳では無いようだが、無口で威圧感があるせいか今一つノリが合わない模様。


サスケとサクラの間に産まれた娘。
立場的にサラダに直接会いに行くことは出来ず、故に香燐の方が一方的にサラダを知っている状態であるが、
サラダにメガネを贈ったのは香燐である上*3、そろそろサイズが合わなくなるだろうからと新しいメガネを見繕ったり、
迂闊な行動をした水月に対して(自分も不倫の疑いを掛けられたにも関わらず)サラダを傷付けたことを中心に激怒するなど、
サラダに対しては、まるでどこぞの姉夫婦の子を可愛がっている親戚のお姉さんの様な立ち位置のようだ。


上司。
草隠れの里で奴隷同然に利用されていた処を救われた。
第二部でサスケに殺害されるも第四次忍界大戦で復活。
再会した際の
香燐「あのね大蛇丸様!サスケがね!ウチをね!刺してね~!!」
大蛇丸「奇遇ね、私もよ
という会話は視聴者の腹筋を大いに崩壊させた。
確かに大蛇丸も香燐もサスケの雷遁刀で刺されているが…。




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  • オールドミスだっけ?あんまり関係ないけどボルト世代って少子高齢化がすごそう -- 名無しさん (2018-06-14 08:52:00)
  • 作者が痔で苦しんでる時に治せるキャラがいたらいいなと思って産み出したキャラらしい。更に名前はアシさんの娘さんから拝借したらしい -- 名無しさん (2018-06-15 00:34:22)
  • 中の人がスーサイドスクワッドでハーレイクインの日本語吹替をやってたのが意外 -- 名無しさん (2018-06-15 00:37:08)
  • 個人的には、謎キャラ。あそこで死なせてやってもよかったかも -- 名無しさん (2018-06-19 11:44:50)
  • もしもサスケが香燐とも結婚してたら、うずまきとうちはの混血が生まれてたのにな。うちは復興の為には重婚するべきだろ -- 名無しさん (2018-08-20 06:53:33)
  • 中忍試験で二次突破できていたら三次予選突破して本選に出場できていたかな? -- 名無しさん (2019-06-22 17:23:47)
  • 白黒ページだと黒髪黒目でサラダと似てる、カラーページだと赤髪赤目で特に似てない、なので媒体によってサラダが悩むエピソードの印象が変わってくる -- 名無しさん (2023-01-15 15:50:01)

#comment

*1 ちなみに原作ではサスケが獅子連弾を体得したのは第三の試験予選である。後付けであろうが、元々修練していた技に後でコピーした体術を取り入れたと考えることもできる
*2 柱間細胞を持つダンゾウですら息も絶え絶えになるほど
*3 現在サラダがかけているメガネは香燐が「鷹」時代に使っていたメガネのおさがり

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