登録日:2014/06/25 Wed 20:15:41
更新日:2023/12/18 Mon 13:48:21NEW!
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ご当地ヒーロー ローカルヒーロー 特撮 愛知県 名古屋市 愛知 まーかん!! でら!でら!でらすげー! 黄金鯱伝説グランスピアー デラスゲーガー いきなり!黄金伝説は無関係 覇導石は投げ捨てるもの
お前たちは、『愛』を知っているか?
黄金鯱伝説グランスピアーとは、愛知県名古屋市を中心に活動し、東海地区を護っている金鯱の使者である。いわゆるローカルヒーロー。
かの有名な「琉神マブヤー」や「超神ネイガー」のような、地元を愛する特撮ヒーロー番組である。
監督、脚本は劇場版琉神マブヤーや、ウルトラマンメビウスにも携わった、佐野智樹氏。
ローカルヒーローらしく、東海地方での活動や、関連商品の発売も多い。
また、何故かポリンキーとのタイアップもあり、作中に三角形のあいつらが登場したこともある。
【ストーリー】
- 1stシーズン
ある日、400年前に世界征服を企んだ「妖神オソガイ」が、突然目覚めてしまった。
オソガイは自身の完全復活のため、部下の三怪人を使って結界である金のシャチホコ(鯱神)の破壊を命じる。
金鯱の精神を受け継ぐ帯刀家の青年「帯刀大河」は、祖父から託されたホコノコで、金鯱の使者「グランスピアー」に変身。
東海地方の各地に眠る鯱神を求めて、グランスピアーの戦いが始まった。
- 2ndシーズン
「妖神オソガイ」との戦いが終わり、人々は束の間の平和を享受していた。
しかし、大河達と和解したはずの三怪人が、新たに世界征服を企む「黒鯱」の命により、再び暗躍していた。
彼らの狙いは願いを叶える力を持った覇導石の欠片「覇導玉」を集め、覇導石を手にする事。
ただし、覇導玉は願いを叶える時、その願いを捻じ曲げて叶えるというはた迷惑なものだった。
(「もう少し大きくなりたい」と願ったら、名古屋城と並ぶほどの巨人になってしまう等)
各地に散った覇導玉によって様々な騒動が引き起こされる中、大河は黒鯱の野望を阻むため、再び戦いに赴くのであった。
ちなみに、何故か2ndシーズンはギャグ色が強く、各話冒頭に入る三怪人の漫才や、どっかで聞いたようなサブタイがあったり、見どころが多い。
【主な登場人物】
- 帯刀大河(たてわき たいが)
帯刀流の跡継ぎである、スポーツが得意で勉強が苦手な普通の青年。
しかし、本人は古臭い武術には興味が無かった。
オソガイが復活した事により、名古屋を護るため、龍河からグランスピアーの魂が宿る「ホコノコ」を託されて戦いに身を投じる。
心優しい性格で、戦いの中でも相手の命を奪う事を否定し、それが時にグランスピアーとの対立を招く。
ホコノコを天高くかざし、「まーかん!」と叫ぶことで、グランスピアーに変身する。
なお、本来「まーかん」は、「まぁいかん、もう駄目」だ、というネガティブな意味を持つ。
だが、この場合は「もう許さない」というニュアンスで使用している。
(自分の意志ではないとはいえ)楓とコノハの前で全裸で変身解除をし、視聴者に尻を見せつけた勇者。
- グランスピアー
ホコノコに宿った金鯱の使者。通称シャチホコマン。
青緑のボディに金のアクセントがかかった、清涼感溢れる姿が魅力的。
名前の由来は「しゃちほこ」の「しゃち=グランパス」「ほこ=スピアー」で、合わせてグランスピアーとのこと。
スピアーの意味は鉾ではなく槍であるが、それについては作中でセルフツッコミが入っている。というか細かい事は気にするな。
これもあくまで楓が命名した物であり、オソガイからは「海虎」と呼ばれている。
意外と敵の命を奪う事に抵抗が無いが、後に相手の命を奪わずこらしめるだけに留めるようになる。
変身した際は主人格となるが、宿主である大河と心が一つにならないと力が発揮できない。
「グランソーサー」、「グランリボルバー」、「グランインパクト」など、多彩な必殺技を持つ。
ちなみに魚臭いらしく、本人も気にしている。
1stシーズンでは怪人扱いされたり、2ndシーズンでは戦いの元凶扱いされたり、何気に結構ハードな境遇。
自分と同じ姿をした戦士が多数存在しており、中には女性もいる。
グランスピアーもその一人にすぎない。
- 帯刀楓(たてわき かえで)
兄以上に武術に長けたうえ、勉強もできる優等生。
兄より優れた妹など存在しねぇ…わけではないようだ。
ただし、料理だけは下手(しかも自覚無し)
ライダーキックしたり巨大化したり変身したり、特撮のツボを良く抑えた子。
1stシーズンの最終話で唐突にシャッチーナという戦士にコスp…変身する(この時はまだ名前は無かったが)
2ndシーズンで「私のハートはちんちこちん!」という変身口上が追加された。
ちんちこちんは名古屋弁で「熱い」って意味だからな!
勘違いして変身シーンだけリピート再生すんなよ!
- 帯刀龍河(たてわき りゅうが)
大河達の祖父。
オソガイの復活によって、大河にホコノコを託す。
2ndシーズンでは作中に出てきた名古屋弁を解説する「でゃー名古屋講座」も担当した。
- 帯刀光河(たてわき こうが)
帯刀家の先祖であり、帯刀流の創始者。
大河達がタイムスリップした際に出会った。
気弱な性格だったが、大河の戦う姿に勇気をもらい、自身も戦う意志を持った事でグランスピアーに認められ、帯刀家に金鯱の精神が宿る事となった。
しかしこの帯刀家、さっきからコウガとかタイガとかリュウガとか、どっかの黄金騎士っぽい名前ばかりである。
- アブラゲ
元々はキツネだった、頭脳派キャラ。
発明が得意で、変な見た目の物ばかりつくるが、性能はどれも本物。
たまにオネエ口調になる。
動物だけの国を作ることが三怪人共通の目的。
- コノハ
元々はコノハズクだった、セクシーキャラ。
一番人間に近いうえ、変身能力も使える。
人間になった際の名前は「羽豆クノ子」
グランスピアーの事が気になっている。
- ツキノワ
元々はクマだった、脳筋キャラ。
楓に惚れていて、彼女の前では緊張して力が出せない。
ドジをしたドベドベを殴りつけようとして思い止まったりする等、根は良い奴。
- ドべドべ
黒スーツにドクロ模様の分かりやすい戦闘員。しかしその数なんと2人。
それぞれ甲と乙という名前があり、首の後ろに見分ける模様がある。
覇導玉の力によって「デラデラ」にパワーアップした際に、片方は女性であることが判明した。
- オソガイ
世界征服を企む人魂。
動物に意志を与える事で三怪人を作り出し、金のシャチホコ(鯱神)破壊による結界の解除を命じる。
覇導石の為に死んだ者たちの怨念の集合体だが、その中には平和を願う善の意志も僅かながら存在する。
ちなみに、オソガイとは名古屋弁で「恐ろしい」と言う意味。
2ndシーズンでは名前だけで出番なし…かと思いきや、波導玉の力であの世から登場。
しかもあの世で彼女を作り、愛を知ったという。
オソガイ爆発しろ。
- ティフォン
1stシーズンの真の黒幕で、世界の破滅を目論む嵐の神。
名前の由来は「テュポーン」から。
体の一部だけ登場するも、オソガイの命を懸けた特攻により退けられる。
- 黒鯱/名古屋ジョー
2ndシーズンにおける黒幕。
外見は黒くなってマントを付けたグランスピアー。
「お前達は悪を知っているか?」という台詞が特徴。
また、「名古屋ジョー」という人間の姿も持っている。演じているのはレイオニクス。
楓に名前を聞かれたとき、時偶然目に入った「名古屋城」を名前として使っている。
また、姿に関しては、女性を襲っていた悪徳ホストを殺害し、その姿に成りすました。
元の姿に戻る際は、黒いホコノコを手に「じゃんだらりん」と言う事で変身する。
じゃんだらりんとは、「~~じゃん」「~~だら」「~~りん」などの三河の方言の語尾をまとめたもの。
かつてはグランスピアーの兄弟子として、正義のために戦っていた。
しかし、ティフォンとの戦いに敗れた事で悪の力を知り、悪に染まった所をトリトンによって封印された。
光も届かない海の中にいたせいか、太陽の光が苦手。
ちなみに、好きなものは手羽先。
集めた覇導玉を手羽先の油で滑らせて飛ばしてしまったり白鳥パンツを身に着けたり、見た目の割にコミカルなところも多い。
だが、三怪人を「生みの親のオソガイが消えたからそのうち動物に戻る」と騙し、部下としてこき使っていた。
また、改心したフリでグランスピアーに不意打ちしたり、やってる事は普通に外道。
しかし、最後まで愛を信じて戦ったグランスピアーに敗れ、悪に染まった心に元の白さが戻る。
そして、トリトンの元で再び修行をするため、帰って行った。
- トリトン
海の神。
グランスピアーと黒鯱の師匠に当たる人物。
オカザえもんに変身してグランを助けるお茶目な一面も有る。
演じるのは暴れん坊将軍。
- チャラ男
チャラ男。それ以上でもそれ以下でもない。
作中でテレビに出演した際も「チャラ男さん」とテロップが出ている辺り、これが本名なのかもしれない。
- 狭間
週間フリャーデーの記者。
報道の自由を主張しながら、人々の為に戦うグランスピアーの正体を暴こうとする、某H氏に並ぶゲスマスコミ。
グランスピアーの件を除いても、都市伝説の情報提供を募集しておきながら、屁理屈をこねて報酬をケチる小物である。
【主題歌】
OP:グランスピアーのテーマ
でら!でら!でらすげー!!
1st、2nd、どちらのシリーズでも使われた。歌うのはみんなのバナナこと小林豊と大河役の辻本達規、チャラ男役の田中俊介が所属するグループ「BOYS AND MEN」。
ED:It’s OK!! ~キミがいるから~
3話から使用された。
DVDには収録されていない、地味にレア曲。
ED:愛しのエビフライ
2ndシーズンでのエンディング。
歌うのは楓だが、作中では別のアイドルの持ち歌として使われた。
追記・修正しないとまーかんだぞっ!
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▷ コメント欄
- マツケンが出るとかどんだけ金かけてんだこのローカルヒーローはwww -- 名無しさん (2014-06-25 21:32:24)
- ちなみに「じゃんだらりん」とは名古屋じゃなくて三河の方言 -- 名無しさん (2014-06-25 21:43:51)
- OPは無駄にカッコ良くて中毒性があって素敵w -- 名無しさん (2014-06-25 23:56:05)
- 実は静岡の方では「ちんちこちん」がより直接的に… まぁ、この時点でマズイんですがw -- 名無しさん (2014-06-26 02:58:05)
- マスコミがとんでもないゲス野郎だと思ったら脚本メビウスの人か・・・納得 -- 名無しさん (2014-06-29 10:40:39)
- マツケンは豊橋出身だからだし、黒鯱も愛知県出身だ -- 名無しさん (2014-06-29 11:17:40)
- 申し訳程度の三河要素 -- 名無しさん (2014-07-03 01:12:27)
- どこの世界に魚臭いヒーローがいるんだww豊田市某ド田舎でもオソガイは使われるぞ -- 名無しさん (2014-10-06 23:25:49)
- おじいちゃん役の人がやらかしたし、色々ゴタゴタあったのか知らんが実質もう再放送は厳しいかもねえ… -- 名無しさん (2023-02-18 19:29:46)
- ↑2 ?????「言われてんぞ亀公」 ?????「ボクのは磯の香りだよ」 -- 名無しさん (2023-02-19 06:48:52)
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