登録日:2009/09/23(水) 12:00:25
更新日:2023/09/28 Thu 13:12:33NEW!
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srw スーパーロボット大戦 スパロボ ゲシュペンスト 漢の機体 量産型ゲシュペンストmk-ⅱ パーソナルトルーパー 改 og クライ・ウルブズ スーパーロボットかリアルロボットか曖昧… 3p位? 「このゲシュペンストがただの量産型だと思うな」 趣味の領域 量産型の性能じゃない 『カイ』 ←もはやカイだけのものではない 試作機より強い量産機
『スーパーロボット大戦OG外伝』に登場する機動兵器
○機体設定
主力機の座をリオンに奪われ、さらに量産型ヒュッケバインMk-Ⅱの量産決定により量産型ゲシュペンストMk-Ⅱは時代遅れの機体となっていた。
しかし、ゲシュペンストの開発に関わった特殊戦技教導隊のカイ・キタムラはヒュッケバインの性能を認めつつも、ゲシュペンストがお払い箱になる事に納得が出来ず、
周囲の勧めに従って同じく特殊戦技教導隊の一員だったギリアム・イェーガーと共にゲシュペンストの強化改造案「ハロウィン・プラン」を発足した。
…………別に「お菓子くれ!」とかそういうのじゃないと思う。
ハロウィン・プランの名はゲシュペンストが「幽霊」を意味する言葉であることに引っ掛けたネーミング。内容は簡単に言えば、ヒュッケバインやリオンのような一般量産機ではなく、ベテラン・エースパイロット用の高級カスタム機としてゲシュペンストを量産するための計画。
それによって開発された本機はアルトアイゼンや同じくハロウィン・プランの試作機であるゲシュペンスト・タイプRVのような根本的、かつ大幅な改造ではなく、量産型ゲシュペンストMk-Ⅱそのものの特性を生かしつつ、汎用・整備性を上げた量産機のグレードアップ仕様機。
動力は新型プラズマジェネレーターに換装し、背部にテスラ・ドライブを搭載したことで単体飛行が可能になった。
また、センサー類も改良され、機体各部にはハードポイントが設置された。
近接兵装のプラズマステークを強化改良したプラズマバックラー、新たに開発された射撃兵装のF2W(フォールディング・ツーウェイ)キャノンが装備されたことで、武装面でも旧機体より強化されている。
本機は三機だけ先行生産されていて、それぞれの特徴としては
- 一号機
指揮官用ブレードアンテナを装備。両腕にはプラズマ・バックラーを装備しており、格闘能力が優れている。
機体カラーはカイ・キタムラ少佐のパーソナルカラーである緑。
- 二号機
一号機と同じく、指揮官用ブレードアンテナを装備。プラズマ・バックラーは左腕にしか装備されていない。
が、その代わりに各レンジによって使い分ける事ができるF2Wキャノンを装備していて、射撃能力が高い。
パイロットのアルベロ・エスト少佐の意向により、機体カラーは黒に。さらに肩にはアルベロ少佐が隊長を務めるクライ・ウルブズのエンブレムがある。
- 三号機
一号機、二号機とは違いブレードアンテナは装備されていない。
武装は二号機と同じ。
機体カラーは赤で、肩にはクライ・ウルブズのエンブレムがある。
○機体情報
カイ・キタムラ専用機(一号機)
形式番号:RPT-007K-P1
全長:21.9m
重量:78.5t
パーソナルカラー:緑
パイロット:カイ・キタムラ
主な武装
- スプリットミサイル
- メガ・ビームライフル
- ネオ・プラズマカッター
必殺技
- ジェット・マグナムS
またの名を「背負い投げジェット・マグナム」
タックルで敵機に突撃、ラッシュから背負い投げ、打ち上げた敵をジェットマグナムで決める連続攻撃。
ちなみにモーション自体はOGクロニクルの「踊るゆりかご」で出てきた。
カイはこの技を量産型ゲシュペンストMk-Ⅱで使用した。
それがファンから好評だったがための本編登場であろう。
- ジェット・ファントム
かかと落としで切り込み、量産型だというのに主役機かと言いたくなるくらいのオーラを立ち昇らせてラッシュしていき、プラズマバックラーのストレート二連撃でトドメを刺す連続攻撃。
タイプGでは、プラズマバックラーでタコ殴りにした後両膝のプラズマステークで膝蹴り乱打しながら打ち上げ、落ちてきたところをアッパーで決めるようになっている。
量産型ゲシュペンストMKーⅡ自体改造されて、下手な専用機より強力かつ使い勝手が良いので、これまたゲシュペンスト乗りが増えてギリカイのお二人も喜んでるかも知れない。
アルベロ・エスト専用機(二号機)
形式番号:RPT-007K-P2
全高:21.9m
重量:77.0t
パーソナルカラー:黒
パイロット:アルベロ・エスト
主な武装
- スプリットミサイル
- メガ・ビームライフル
- ネオ・プラズマカッター
- F2Wキャノン
ヒューゴ・メディオ専用機(三号機)
形式番号:RPT-007K-P3
パーソナルカラー:赤
主な武装
二号機と同一
スーパーロボット大戦MXの前日談の展開上、クライウルブズの2機は大破するのが見え見えだったため、
「そんな奴らによこすくらいならカチーナとラッセルによこせ」と思ったプレイヤーも少なくないとか…
○ゲーム中の性能
基本性能も悪くない上に強化パーツスロットが4つなのでいくらでも主力級に化けられる。
何より、高性能機の癖に汎用カテゴリーにはいるため、10段改造が最初から可能なのだ。最終的な性能はヤルダバオトすら超える。(補助性能と武装面でやや劣るが)
オリジナルのゲシュペンストMk-Ⅱも真っ青である。元々青いけど。
…というわけでわざわざ「外部の意見が欲しい」という理由まで付けてクライウルブズに回し、カチーナとラッセルの手に渡らなかったのはそんなバケモノを3機もプレイヤーに渡せるかというのが多分正しい。
ジェットマグナムSとジェットファントムで十分戦えるので、他の武装はそれほど必要でない。
現時点でゲシュペンストRVと最強のゲシュペンストの双璧を成していると言える。
プラモでは一号機と二号機が変態企業のコトブキヤから発売。
そして第2次スーパーロボット大戦OGにて遂にカチーナ・タラスク専用ゲシュペンストMk-Ⅱ改、我等がイージス・ラッセル専用ゲシュペンストMk-Ⅱ改、
ラーダ専用ゲシュペンストMk-Ⅱ改が登場した。また、カイ・キタムラの専用機を先行試作型から正式量産型に切り替えている。
正式量産型は汎用パーツのタイプN、格闘パーツのタイプG、砲撃パーツのタイプCに換装可能。
というか、どうやらある程度量産が確定したらしい。外伝の性能で量産とかガチすぎますやん! と臥薪嘗胆していた亡霊どもは歓喜に打ち震えたことだろう。
さすがにゲーム的には外伝の性能を完全維持とまではいかなかったが、それでも普通に高性能。
スーパーロボット大戦OGダークプリズンにも頭部センサーを強化したアルバーダ専用ゲシュペンストMk-Ⅱ改が登場した。
対抗馬のリオンシリーズもどっかの小物が漢を見た浪漫兵器搭載したり、割れた眼鏡の技術力を投入して異常な機動力発揮しまくりだったりする。
リオンシリーズとゲシュペンストシリーズの抗争はどこまで行くのだろうか……?
『Another Century's Episode Portable』では正式量産型がスパロボに先駆けて先行登場しているが、色違い・武器違いで合計15機もの水増しが行われている。
ただでさえ登場機体数が少ないにも関わらず初代OG並のゲシュペンスト祭りの開催を強行したことはプレイヤーの反感を買い、このゲームの不評な要素の1つに数えられてしまっている。
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▷ コメント欄
- 告死鳥改はコイツに匹敵するくらいは強いのかね? -- 名無しさん (2013-08-26 18:15:36)
- OG外伝のゲシュカイは完全に修羅神 -- 名無しさん (2013-10-27 22:38:14)
- イージス・ラッセルwwwwwwww -- 名無しさん (2013-10-28 04:50:44)
- おまけにデフォパイロットのカイが魂持ち故に精神こみの火力ならスーパーに負けない化物量産機 -- 名無しさん (2014-04-01 22:05:31)
- ヒュッケやリオンが天才が閃きで作った機体なら、ゲシュ改は凡人が長い時間を掛けて煮詰めて、熟成させたような…そんな機体だと思うんだ。 -- 名無しさん (2014-05-07 02:39:56)
- ぶっちゃけ、バケモノっぷりは違うけど、ブローウェルカスタムと似たような立ち位置なんだよね。パイロットが量産機好きすぎて改造させた結果、何故か試作機より強くなっているという。 -- 名無しさん (2014-06-01 14:33:42)
- ↑ある意味「リアル系」の面目躍如だなw -- 名無しさん (2014-06-01 14:35:34)
- 化物スペックなんだがゲシュペンストに最初に求められた仕様がこんな感じなんだよな。単独での飛行能力に換装による柔軟性を持った人型機動兵器。 -- 名無しさん (2014-06-01 16:08:49)
- オバケだからハロウィンだと思ってる -- 名無しさん (2014-06-21 07:23:57)
- ぶっちゃけ「あちらの世界」で制式量産されたMk-Ⅲよりこっちのが完成度高いよな -- 名無しさん (2014-06-25 09:53:21)
- ↑時期的に向こう側ではもっと高性能なmk4出てるかもよ -- 名無しさん (2014-06-25 10:17:16)
- ↑2あっちのMk-Ⅲも正式採用とはいえエース用だろうけどな。それにあっちは素のMk-Ⅱが量産型としての完成度がこちら側よりも高いしそういう意味じゃゲシュはあちら側のほうが上をいってると思う。↑あっちのMk-Ⅳはたしかヴァイスリッター・アーベントのPTサイズだったと思う -- 名無しさん (2014-06-25 13:53:31)
- 近接特化のMk-Ⅲの次世代機が何をどうして遠距離型のMk-Ⅳになるのかが謎 -- 名無しさん (2014-06-27 13:59:05)
- ↑ムゲフロのナハトとアーベントにランページ・スペクターがデフォルトでインプットされてた辺り連携前提で開発されたんだろう -- 名無しさん (2014-06-27 14:16:09)
- ↑そうなんだろうけど、先に出来たMk-Ⅲがアインストに支配されて連邦軍ボッコボコにし始めてたんだよね -- 名無しさん (2014-06-27 14:33:40)
- ↑こちら側と同じでほぼ同時期に開発されてたと考えれば不思議じゃない。っていうか、Mk-Ⅳはデータだけで実際はお蔵入りになってたはず -- 名無しさん (2014-06-28 01:05:55)
- 合計8本のプラズマステークだ!じゃねーよ!魔改造過ぎるだろう盛大に笑ったけど -- 名無しさん (2014-07-03 14:16:08)
- 個人的にOG外伝のファントムがカッコイイ。なんか…「熟練ボクサーの無駄のないラッシュ」って感じ、BGMと合わさってじつにダンディ -- 名無しさん (2015-02-18 23:36:59)
- ↑お蔵入りになったのはN相当の通常装備+ダブルバックラーでぶちかましたら機体負荷が洒落にならん有様だったんだろうな。教導隊なら兎も角“無銘のエース”連中ならそんな整備班も泣きそうな真似は出来ん -- 名無しさん (2015-11-28 02:17:22)
- 既に型落ちの機体を魔改造するとか頭おかしい。いいぞもっとやれ -- 名無しさん (2016-01-06 10:36:37)
- アルベロ隊長が「堅実な改造といい骨太な感じといい気に入った」と絶賛。「軽やかな量産型ヒュッケバインMk-IIに慣れた者には難しいだろうが」とも評してたが。 -- 名無しさん (2016-01-14 00:00:14)
- 折角念願のカスタム機を手に入れたのに本人がハイスペック過ぎて特機の方が向いてるダンディな少佐がいるらしい -- 名無しさん (2016-01-22 16:20:26)
- ↑2 Hフレーム搭載機は概ね出力重量比に優れており、高い重心も相まって良くも悪くも「打てば響く」動きをする。それ自体は悪い事じゃないんだが、ベテランは取っ組み合いや狙撃時の安定性が欲しいので「初動が多少鈍くてもいいから、ここぞの時にブレたりしない確実な挙動」を期待する、これがゲシュちゃんを愛好する方々における一押しポイントらしい。・・・ところであそこに「テスラドライブが無ければ歩行もままならない」変態ゲシュペンストが居るんですが -- 名無しさん (2016-07-11 20:38:39)
- ↑量産型ヒュッケバインMk-IIはゲシュペンスト系のG2フレームを使ってるぞ?Hフレームは量産には向かないらしい。G系フレームはコピーが容易だから量産に向く。とはいえ、確かにヒュッケバイン系列は重心が高いから機動性に優れる反面、ゲシュペンストのように「しっかり構える」には向いてない。そう考えると、ベテラン・エース用の高級カスタム機としてゲシュペンストが発展したのは正しいかもしれない。 -- 名無しさん (2016-07-21 16:04:21)
- オーラを立ち昇らせる量産機・・・何なんだ本当にコイツは -- 名無しさん (2017-12-10 22:00:43)
- 某アイドルゲーとのコラボでオリジナルカラーの機体が出てるの笑う -- 名無しさん (2019-12-13 20:24:01)
- 正直に言って、アルトよりコイツの方がゲシュペンストMkⅢと呼ぶべきだと思う -- 名無しさん (2020-03-02 01:51:29)
- ハロウイン・プランの名称は「幽霊を着飾る」からじゃないかなーとか -- 名無しさん (2022-06-15 20:25:38)
- 着飾った結果とんでもねーもんお出しされたのですが… -- 名無しさん (2022-06-16 09:11:58)
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