Path To Carcosa - Scenario I Curtain Call

Scenario I: Curtain Call

目に見えない力に揺さぶられるように、あなたは目を覚ました。客席には他に数人の客しかおらず、舞台上には出演者はいない。照明は落とされ、舞台のカーテンはぼろぼろに破れている。これが公演の一部ではないと確信するまで、しばらく待つ。待っている間に、悪臭だが得体の知れない臭いが漂ってくる。どれくらい眠っていたのだろう？眠気を振り払い、座っている客の一人に向かって歩きながら時間を尋ねるが、彼は何も答えない。その時、あなたは自分が死体に話しかけていることに気づいた。

 Setup

• 以下の遭遇セットからすべてのカードを集める：Curtain Call, Evil Portents, Delusions, Hauntings, Cult of the Yellow Sign, Striking Fear, Rats.。これらのセットは以下のアイコンで示されている：
  
•  以下のカードを脇に置く：「The Man in the Pallid Mask」、「Royal Emissary」、「Lobby Doorway」、,「Backstage Doorway」
• 「Theatre」、「Lobby」、「Balcony」、「Backstage」 location をプレイする。各探索者は「Theatre」でプレイを開始する。
•  Lola Hayes がこのキャンペーンの調査官として選ばれた場合、 彼女は Backstage からプレイを始める。
• 残りの遭遇カードをシャッフルして遭遇デッキを構築する。

 

 

Do not read until the end of the scenario

 

解決に至らなかった場合（各探索者が敗北した場合）：

 あなたは、今度は肩に置かれた冷たくしめった手に驚いて目を覚ます。「大丈夫ですか」と老人が尋ね、あなたを立ち上がらせる。

あなたの頭の中は、さまざまな思い出で混乱している。最後の記憶では、ワード・シアターは危険な狂信者と奇妙な恐怖に満ちた悪夢の場所となっていた。心配になって周囲に目をやると、劇場の外の雨に濡れた縁石にいた。先ほどの出来事とは裏腹に、あなたの目にはこの街が普通に見える。車が通り過ぎると、ヘッドライトの眩しい光が目に飛び込んでくる。老人は心配そうな表情を浮かべ、あなたの目に宿る恐怖を察している。「強盗にあったのか？夜遊びに出かけた乾ききった連中だ！あのチンピラどもに狙われていない通りはないんだ。」

あなたは立ち上がり、ワード・シアターの正面の窓のそばまで歩いて行って、ちょっと覗いてみたが、暗くて中は何も見えなかった。老人はしばらくの間、不思議そうにあなたを見ていたが、肩をすくめて歩き続けた。「さて、私もそろそろ行くよ。私があなただったら、同じことをするよ」と彼は言い、通りの角を曲がった。劇場には近づくなと警告するつもりで、あなたもすぐに後を追った。しかし角を曲がったとき、あなたが目にしたのは老人ではなく、特徴のない青白い仮面をつけた見慣れたストレンジャーの姿だった。彼の揺るぎない視線があなたを見下ろしている。「あなたは誰ですか？」ストレンジャーは何も答えず、劇場の裏路地へと消えていった。あなたは答えを期待して追いかけたが、路地にたどり着く頃には誰もいなかった。

 「濡れ衣を着るな！『黄衣の王』のキャスト・パーティーにお越しください。午後8時、アトランティック・アベニュー1452のコンスタンス・デュメイン宅にて。フォーマルドレスのみ。

あなたは苛立ち、迷いながら壁から張り紙を破り、それを持って行く。

 

•  キャンペーン日誌に、「ストレンジャーがあなたに近づいている」ことを記録する。「The Man in the Pallid Mask」 weakness をリーダー探索者のデッキに追加する（デッキの サイズにはカウントされない）。このキャンペーンの残りの期間中、「The Man in the Pallid Mask」 weakness の持ち主が何らかの理由でキャンペーンから離脱した場合、 新たに「The Man in the Pallid Mask」 weakness の持ち主となる探索者を選び、そ の探索者のデッキに加える。
• キャンペーンログの「見知らぬ者を追う」の下に、この シナリオ中に「The Man in the Pallid Mask」が敗北した回数1回につき1つ の集計マークを置く。残りのキャンペーン期間中、ゲーム中に「The Man in the Pallid Mask」が敗北 した回数を集計し続ける。集計するごとに、真相に一歩ずつ近づくことができる。
• 各探索者は勝利表示の各カードの勝利Xに等しい経験値を得る。

 

結末1：

 劇場から逃げ出し、イーストタウンの警察署に直行する。野次馬や警官の視線を浴びながらドアを破り、あなたはエングル保安官との面会を要求し、面会の重要性を強調する。窓口の巡査部長は、書類の山をのんびりと処理していたが、首を横に振り、黙って指を立て、近くの椅子を指差した。待ち時間は耐え難い。一瞬一瞬が永遠だ。近くの時計の針がうなる。机を指で叩く。足をたたく。ストレンジャーの蒼白いマスクが正面の窓からあなたを見ていないか、常に肩越しに覗き込む。最後に、デスクの巡査部長がペンを置き、席を立ち、あなたを手招きする。「よし、何がそんなに重要なんだ？夜の出来事を半分ほど説明したところで、彼はため息をついて首を振った。「いいか、これが何かの冗談なら、笑い事じゃない。

「一晩中、繁華街に警官がいたんだ。一晩中、繁華街に警官がいたんだ。あなたはそう主張したが、デスクの巡査部長は立ち上がってドアを開け、出て行くように合図した。

彼は声を荒げた。「俺たちが暇だとでも思ってるのか？と声を荒げた。彼はあなたの背後で「盲目の鳥」についてつぶやきながら、あなたを署の外に連れ出した。あの夜、あなたは何を見たか知っている。イライラしたあなたは、警察に持っていける証拠を見つけようとワード・シアターに戻った。劇場の正面玄関に鍵がかかっていることに驚く。ドアを壊すかどうか決めようとしたその時、入り口近くの壁に貼られた張り紙が目に入った。

 

「濡れ衣を着るな！キング・イン・イエロー』のキャスト・パーティにお越しください。午後8時、アトランティック・アヴェニュー1452のコンスタンス・デュメイン宅にて。フォーマルドレスのみ。

 

あなたは壁からその告知を破り、コートのポケットに折りたたむ。

警察が助けてくれるとでも思ったのか？

 

• キャンペーン日誌に、「警察に警告しようとした」ことを記録する。キャンペーン・ログに「1 確信」をマークする。
• 「興行収入から盗んだ」場合、キャンペーン日誌に「警察があなたを疑っていること」を記録する。
• キャンペーンログに、「ストレンジャーがあなたに近づいている」ことを記録する。「The Man in the Pallid Mask」 weakness をリーダー探索者のデッキに加える（デッキ サイズにはカウントされない）。このキャンペーンの残りの期間中、「The Man in the Pallid Mask」 weakness の持ち主が何らかの理由でキャンペーンから離脱した場合、 新たに「The Man in the Pallid Mask」 weakness の持ち主となる探索者を選び、その探索者のデッキに加える。
• キャンペーンログの「見知らぬ者を追う」の下に、2 集計 マークをつける。残りのキャンペーン期間中、ゲーム中に「The Man in the Pallid Mask」が敗北した回数を集計し続ける。集計するごとに、真相に一歩ずつ近づくことができる。
• 各調査官は勝利表示の各カードの勝利Xに等しい経験値を得る。

 

結末2：

警察に行くことも考えたが、劇場の恐怖を考えると、あなたの話を信じるよりも、頭がおかしいと思われる可能性の方が高い。これはまだ悪ふざけの一種なのだろうかと思う気持ちも少なからずあるが、そんなはずはない。どのような行動を取ればいいのか悩みながら、あなたは逃げ道を引き返し、慎重な足取りで劇場に戻ることに気づく。ヘッドライトの眩しい光が目に入り、車が通り過ぎ、汚れた雨水が歩道に飛び散る。やがて、ダウンタウンの通りを見下ろすワードシアターが見えてきた。あなたは劇場が廃墟になっていると思ったが、その外観は、その日の夜、『黄衣の王』を見に来たときと同じだった。あなたはワード・シアターの正面の窓まで歩いて行き、仮に覗いてみたが、暗くて中は何も見えなかった。

そのとき、うなじに寒気が走り、あなたは見られていると感じた。振り向くと、角を曲がって逃げる影を見つけた。ゴキブリの大群が歩道を飛び回り、影の後を追う。あなたは不安で筋肉を緊張させ、追いかけて角を曲がる。

歩道に平然と立っているのは、特徴のない青白いマスクをかぶった見覚えのある男だ。

彼の揺るぎない視線があなたを見下ろしている。「あなたは誰ですか？」見知らぬ男は何も答えず、劇場の裏の路地へと消えていった。

あなたは答えを期待して追いかけたが、路地にたどり着く頃には誰もいなかった。

 

「濡れ衣を着るな！

キング・イン・イエロー』のキャスト・パーティーにお越しください。午後8時、アトランティック・アヴェニュー1452のコンスタンス・デュメイン宅にて。フォーマルドレスのみ。

 

あなたは壁からその告知を破り、自分の求める答えに導いてくれることを期待して持っていく。

誰にも警告しなかったのは賢明だったと思いますか。

 

• キャンペーンログに、「警察に通報しなかった」ことを記録する。キャンペーンログに、「1 疑問」をマークする。
• キャンペーンログに、「ストレンジャーがあなたに近づいている」ことを記録する。「蒼白い仮面の男」の弱点を主任調査官のデッキに加える（デッキ サイズにはカウントされない）。このキャンペーンの残りの期間中、「蒼白い仮面の男」の弱点 の持ち主が何らかの理由でキャンペーンから離脱した場合、新たに「蒼白い仮面の男」の弱点の持ち主となる調査員を選び、その調査員のデッキに加える。
• キャンペーン日誌の「見知らぬ者を追う」の下に、2 集計 マークをつける。残りのキャンペーン期間中、ゲーム中に「蒼ざめた仮面の男」が敗北した回数を集計する。集計するごとに、真相に一歩ずつ近づくことができる。

Ø   各調査官は、勝利表示の各カードの勝利Xの値に等しい経験値を得る。