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テンプレート:漫画『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』(きどうせんしガンダムシード エックス アストレイ)は、ときた洸一による日本の漫画作品。『ガンダムエース』(角川書店)にて連載された『機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ』の第2作目。
『機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ』の第1作である『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』の内の一編である、ときた洸一版ASTRAYの3巻最終話(11話)の直後から始まる[1]。アニメ『機動戦士ガンダムSEED』の46話と47話の間の2ヶ月間の出来事を描いている。その後のストーリーは『ASTRAY R』の第17話以降で描かれている。
コロニーメンデルでのMS修理の依頼を終えたロウの元に、1体のガンダム「ハイペリオン」が現れた。キラ・ヤマトを探しているというパイロットの少年は、予告も無く攻撃を加え去っていった。彼の名はユーラシア連邦「特務部隊X」のカナード・パルス。スーパーコーディネイターとして造られながらも、失敗作の烙印を押されたカナードは、本物を倒すことができれば本物になれると考え、スーパーコーディネイターであるキラ・ヤマトを探し続けていた。
導師の使い、プレアカナードの攻撃を耐え切ったロウは、キラの名前に覚えがあった。以前重傷を負ったキラを救助し、マルキオ導師の元へ送り届けていたのだ。今回再び道士から仕事の依頼があったことから、同時にキラのことを尋ねようと道士の代理人プレア・レヴェリーの元へ向かう。しかし、代理人を乗せた船は傭兵部隊サーペントテールによって襲撃され、道士の元へ届けるはずだったMS「ドレッドノート」の頭部が盗まれていた。この核エンジンを搭載したMSの頭部にはニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)が積まれていた。これが手には入れば、NJの影響で核エンジンの使えない地球圏でのエネルギー不足問題が解決できることから、道士はこのMSを必要としていた。NJC奪取の目的しかし、NJCが万が一悪しき人物の手に渡ってしまえば世界が混乱に陥る可能性があったことから、道士の元へドレッドノートが渡るよう手配したプラントのシーゲル・クラインは、劾達に状況を見極めた対応を依頼していた。そして劾達は今の世界情勢でNJCが他に渡ってしまっては危険と判断し、奪取したのだった。カナードとサーペントテールの戦いそして劾の元にも、キラの探索を続けていたカナードが現れた。ハイペリオンの強力な盾「アルミューレ・リュミエール(A・L)」に加え、極めて高い戦闘力を持つカナードに苦戦を強いられる劾。しかし、ハイペリオンのA・Lが可動限界を超えたことで、隙を突いて撤退することに成功する。同時にカナードはザフトがNJCを持っている情報を掴む。核エンジンが使えればA・Lを無限に使え無敵になれると考え、NJCの入手に動き出した。ドラグーン・システムザフトはドレッドノートがジャンク屋に渡っていることを知り、ロウ達を襲撃。そこにNJCの手がかりを探してザフトを追っていたカナードが現れ、ザフト軍を瞬く間に殲滅。捕まってしまうロウ達だったが、そこにドレッドノートの頭部を持った劾が助けに現れた。この時期、何者かがNJCの情報を連合にリークした為、NJCを守る理由が無くなったのだ。プレアは頭部が戻ったドレッドノートに乗り、あらゆる方向からの攻撃を可能とする「ドラグーン」によって、カナードの撃退に成功する。ハイペリオンの強化敗北したカナードは、キラ・ヤマトを超える前にプレアを倒さなければ先に進めないと考え、戦闘中に倒れたプレアが運ばれたジャンク屋の補給ステーションを襲撃。カナードが敗北によって憎しみを増大させていたことを不思議な力で感じていたプレアは、彼を止める為に投降するが、「どちらかが相手を殺せば戦いは終わる」と聞く耳を持たなかった。同じ頃、特務部隊Xの司令ガルシアは核エンジン搭載MSとNJCの入手を嬉々として上層部に報告するが、この頃すでにNJCは大西洋連邦の手に渡り、ユーラシア連邦は全面協力することが決定されていた。もともと大西洋連邦との戦いに備えて設立された特務部隊Xは存在意義を失い、解散が言い渡される。ガルシアは腹いせにカナードを捉えようとするが、特務部隊Xは直前に脱走。ハイペリオン2号機が追っ手として迫るが、逆に瞬殺し大破した1号機の修理として使うことに成功する。その後、カナードは月の大西洋連邦の基地を襲撃。すべては、ドレッドノートと対等となる為にNJCを手に入れハイペリオンを強化し、対等となった上で決着する為であった。Xアストレイその頃、ダコスタ達の戦艦アークエンジェル補給の依頼を受け戦艦に赴いた際、同乗していた劾の今回の依頼内容の事情を聞くと同時に、ドレッドノートの新装備のデータを受け取り、宇宙ステーション「アメノミハシラ」において装備を完成させた。カナードは核エンジンを手に入れ強化されたハイペリオンに合わせて、ドレッドノートの強化を承諾。ドレッドノートには4基のドラグーンユニットが装備された。戦うことを拒むプレアだったが、道具は使う人によってどうなるかが決まり、兵器でも使い方によっては兵器ではなくなるというロウの言葉を聞き、ドレッドノートを戦いではなく、憎しみに囚われたカナードの心を救う為に使うことを決心した。そしてロウはこれから兵器ではなく人助けに使われるドレッドノートに新たな名前を与えた、「Xアストレイ」と。プレアとカナードの戦いそしてプレアとカナードの対決が始まった。勝利しなければ自分の価値は無いと叫び、自分の力を呪うカナード。しかし、プレアは特殊な空間認識能力を有した人物のクローンであり、その力を欲した軍に作られたことを明かす。プレアも兵器として生まれたことに苦悩していたのだ。それを聞いたカナードは、戦いの為に生み出されたその宿命からはお互い逃れられないのだとより激しく戦う。しかしプレアは語る、力をどう使うかは自分で決めること、そして自分たちは決して孤独ではなく、人々の想いに支えられているのだと。その瞬間、Xアストレイのドラグーンによるバリアがハイペリオンを包み込んだ。ドレッドノートのシールドに包まれ、同時にプレアの暖かな想いを感じた。飽く迄もそれを拒絶し抵抗するカナードだったが、攻撃はシールドに阻まれついには自滅、核エンジンが大爆発を起こた。プレアの死カナードはプレアに救出されるが、逆にプレアが倒れてしまう。プレアのクローニングは不完全で、この時既に寿命が来ていたのだ。人は一人ではなく想いの力で繋がっていると語り、カナードの腕の中で息を引き取った。クローンだからプレアは死んだのか、なぜ失敗作の自分は生きているのか、最期まで人との絆を説いたプレアの亡骸を抱えながらカナードは慟哭した。自分だけの道数ヶ月後、マルキオ導師の元ににNJCとプレアの遺品を届けるカナードの姿があった。プレアの想いが彼に受け継がれていると感じたマルキオは語る、彼の死は無駄ではなかったと。その後、海辺を歩くカナードの前に長い間追い続けてきた人物キラの姿があったが、何事もせず通り過ぎた。自分だけの道を歩む決心をしたカナードの表情は晴れやかだった。詳細は機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物を参照
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テンプレート:Manga-stub
zh:機動戰士GUNDAM SEED X ASTRAY
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