Vector Math Node

ページ名:Vector Math Node 2.8

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Add > Converter > Vector Math

Vector Math (ベクトル演算) ノードは、入力された値に対して、選択された数学演算を行った結果を返します。

Inputs

ノードの入力は動的です。一部の入力は、特定の操作でのみ使用できます。例えば、Scale (拡大縮小) 入力は Scale (拡大縮小) オペレーターでのみ使用できます。

Vector

ベクトル (-10000.0, -10000.0, -10000.0 - 10000.0, 10000.0, 10000.0) を入力します。

Scale

スケール値 (-10000.0 - 10000.0) を入力します。
Operation: Scale で表示されます。

Max

最大値 (-10000.0 - 10000.0) を入力します。
Operation: Wrap で表示されます。

Min

最小値 (-10000.0 - 10000.0) を入力します。
Operation: Wrap で表示されます。

Increment

増分値 (-10000.0 - 10000.0) を入力します。
Operation: Snap で表示されます。

Properties

Operation

使用する数学演算を選択します。
サポートされている演算は以下を参照してください。

{"target":"next","color":{"head":"#888","hover":"#eee"},"col_color":[]}
OperationInput概要
AddA: Vector
B: Vector
A + BA と B の和のベクトル (Vector) を返します。
SubtractA: Vector
B: Vector
A - BA と B の差のベクトル (Vector) を返します。
MultiplyA: Vector
B: Vector
(A.x ∗ B.x, A.y ∗ B.y, A.z ∗ B.z)成分ごとに A と B を乗算したベクトル (Vector) を返します。
DivideA: Vector
B: Vector
(A.x / B.x, A.y / B.y, A.z / B.z)成分ごとに A を B で除算したベクトル (Vector) を返します。
Cross ProductA: Vector
B: Vector
A cross BA と B のクロス積 (外積) のベクトル (Vector) を返します。
ProjectA: Vector
B: Vector
Project A onto BA の B 上への正射影のベクトル (Vector) を返します。
ReflectA: Vector
B: Vector
法線 B 周りの A の反射影のベクトル (Vector) を返します。
B は正規化されている必要はありません。
Dot ProductA: Vector
B: Vector
A dot BA と B のドット積 (内積) の値 (Value) を返します。
DistanceA: Vector
B: Vector
A と B の距離 (Value) を返します。
LengthA: VectorA の長さ (Value) を返します。
ScaleA: Vector
B: Scale
(A.x, A.y, A.z) * BA に スカラー値 B を乗算したベクトル (Vector) を返します。
NormalizeA: VectorA を正規化したベクトル (Vector) を返します。
AbsoluteA: Vector(abs(A.x), abs(A.y), abs(A.x))A の各成分を絶対値にしたベクトル (Vector) を返します。
MinimumA: Vector
B: Vector
(min(A.x, B.x), min(A.y, B.y), min(A.z, B.z))A と B の各成分における最小値のベクトル (Vector) を返します。
MaximumA: Vector
B: Vector
(max(A.x, B.x), max(A.y, B.y), max(A.z, B.z))A と B の各成分における最大値のベクトル (Vector) を返します。
FloorA: Vector(floor(A.x), floor(A.y), floor(A.z))A の各成分を、それ以下の最大の整数値にしたベクトル (Vector) を返します。
1.1→1, -1.1→-2
CeilA: Vector(ceil(A.x), ceil(A.y), ceil(A.z))A の各成分を、それ以上の最小の整数値にしたベクトル (Vector) を返します。
1.1→2, -1.1→-1
FractionA: Vector(fmod(A.x, 1), fmod(A.y, 1), fmod(A.z, 1))A の各成分を、1 で割った余りの値のベクトル (Vector) を返します。
1.1→0.1, -1.1→0.9
ModuloA: Vector
B: Vector
(fmod(A.x, B), fmod(A.y, B), fmod(A.z, B))A の各成分を、B の各成分で割った余りの値のベクトル (Vector) を返します。
WrapA: Vector
B: Max
C: Min
(wrap(A.x, B.x), wrap(A.y, B.y), wrap(A.z, B.z))
※ツールチップには wrap(A, B), と表示されるが正確か不明
Aの各成分と、その値よりも小さい B の各成分の整数倍に最も近い値との差の絶対値に基づき、C の各成分と B の各成分間の値のベクトル (Vector) を返します。
SnapA: Vector
B: Increment
(snap(A.x, B.x), snap(A.y, B.y), snap(A.z, B.z))A の各成分を B の各成分で整数倍し、A の各成分以下の最大値にまるめたベクトル (Vector) を返します。
SineA: Vector(sin(A.x), sin(A.y), sin(A.z))A の各成分の正弦 (サイン) のベクトル (Vector) を返します。
CosineA: Vector(cos(A.x), cos(A.y), cos(A.z))A の各成分の余弦 (コサイン) のベクトル (Vector) を返します。
TangentA: Vector(tan(A.x), tan(A.y), tan(A.z))A の各成分の正接 (タンジェント) のベクトル (Vector) を返します。

Outputs

ノードからの出力は動的です。関数に応じて Vector か Value (スカラ) のどちらかになります。例えば、Length 関数の出力は Value で、Add 関数の出力は Vector です。

Vector

XYZ ベクトが出力されます。

Value

スカラ値が出力されます。
Operation: Dot Product, Distance, Length で表示されます。






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