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統合戦略2 月次小隊8
ArknightsGameData_YoStar\ja_JP\gamedata\story\obt\rogue\month_chat_rogue_1_8\month_chat_rogue_1_8_1.txt
[カーネリアン]ごきげんよう皆さん。私はカーネリアンだ。
[ニアール]よろしく頼む。任務要件は確認済みだ。いつでも始められる。
[アーススピリット]こんにちは。挨拶はこのくらいにして、早速始めましょうか。
[アーススピリット]これがあなたの言っていた金のブローチ?
[カーネリアン]そうだよ、ガリア皇族の使うアクセサリーだね。
[カーネリアン]リターニア貴族はそれを一種の身分の象徴としてコレクションするんだよ。遊学していた時このブローチを手に入れてね。
[カーネリアン]裏に防御性アーツを搭載した汎用源石回路が付いてる。エンジニア部がとても興味を示して、見せてあげたら一回分の医薬品と交換してくれたよ。
[ニアール]なるほど。それで、テスト方法は?
[カーネリアン]私とニアールが順番にこれを装備して、その後相手の攻撃を受ける。異なる種類の攻撃に対する防御効果をテストするためにね。アーススピリットは記録担当をしてくれるかな。
[アーススピリット]ええ、記録装置の準備はできているわ。
[アーススピリット]そう言えば、ニアールはどうして手伝いに来たの?
[ニアール]テストを手伝う代わりに、それが終わった後で、マリアにブローチを見せてやってもいいと言ってくれたんだ。
[カーネリアン]実はエンジニア部がようやく二人のお手伝いを見つけてくれたんだよ。一人はこの高純度の源石結晶を見るため、もう一人はモノ作りが好きな妹にそれを見せるためにね。
[カーネリアン]だけど、ロドスには経験豊富かつちょうど任務がないって人がなかなかいなくてね。来てくれてとても助かったよ。
[ニアール]いいんだ。私もマリアにサプライズをしてやれるのは嬉しい。では、始めよう。
ArknightsGameData_YoStar\ja_JP\gamedata\story\obt\rogue\month_chat_rogue_1_8\month_chat_rogue_1_8_2.txt
[カーネリアン]ところでニアール、こういう身分を表すアクセサリーは、君の家にもあるんじゃないか?
[ニアール]……血統と名誉は統治階級の一時的な繁栄の象徴にすぎず、そんな者たちに付与された栄光は壊れやすい。このブローチのようにな。
[ニアール]黄金は身分を示す装飾でしかない。実戦の中で本当に頼れるのはこれらの源石回路の方だ。もし加えられた圧力が源石回路の耐久値を超えた場合は――
[ニアール]こうなるだけだ。
[ニアール](攻撃の音)
[ニアール]防ぎきれない。
[ニアール]少し休もう。源石回路のチャージには時間が必要だ。
[カーネリアン]っはは、随分容赦ないね。受け止めきれないところだったよ。
[アーススピリット]休憩? なら今のうちにブローチを見せてもらってもいいかしら? ありがとう。
[アーススピリット]この結晶は確かに貴重よね……とても研究価値があるわ。
[アーススピリット]こんな純度の高い固体化源石結晶はかなり珍しいわ。相当な資金と技術力がないと採掘できないわよ。
[ニアール]……
[アーススピリット]ここじゃちょっと暗すぎて、よく見えないわね。
[アーススピリット]作業台でじっくり見てみたいわ……
[アーススピリット]このブローチ……買い取れたら一番いいんだけど。
[カーネリアン]……
[アーススピリット]……どうして黙ってるの?
[カーネリアン]口を挟む隙がなかったから。
ArknightsGameData_YoStar\ja_JP\gamedata\story\obt\rogue\month_chat_rogue_1_8\month_chat_rogue_1_8_3.txt
[アーススピリット]よし、これで最後よ! これらのデータを書き終えれば帰れるわ。
[アーススピリット](ペンを走らせる音)
[アーススピリット]皇族の工芸の精巧さはある程度埋め込まれている高純度源石結晶に依存しており……
[ニアール]もうすぐマリアとの約束の時間だな。そのブローチをひとまず貸してもらってもいいだろうか?
[カーネリアン]ええ……壊すことはないとは思うけど、一応一緒に行こうか。
[カーネリアン]そうだ、マリアは君の妹だよね?
[ニアール]ああ。
[カーネリアン]妹さんは寝言で君の悪口を言ったりする?
[ニアール]ん? ……言わないと思うが。
[カーネリアン]ふぅん? じゃあ君たちの仲もそんなに良くはないのかもね。
[ニアール]ん?
[アーススピリット](ペンを走らせる音)
[アーススピリット]源石結晶回路を使うことでより効率的に……
[ニアール]寝言で悪口を言うのは、仲が良い証拠なのか?
[カーネリアン]それは親密さの証しだよ。
[カーネリアン]立派なお姉ちゃんとして、妹の前で優しいイメージを保っておくことはとても重要なことだけどね。
[カーネリアン]にしても、うちのおちびちゃんは何が好きなんだろう?
[アーススピリット]……エネルギーチャージ面のシステムは、非常に複雑であり、再現は不能。
[ニアール]マリアは機械修理が好きで、昔から職人になりたいと思っていたんだ。
[ニアール]それとフルーツのデザートもだな。
[カーネリアン]うちのおちびちゃんは服の裾を踏んで転ぶたびに、私に撫でろとせがむんだよ。
[ニアール]マリアが子供の頃に一番好きだったのは、私が中庭で訓練する姿を見ることだったと言っていたな。
[カーネリアン]……ブローチの話に戻ろうか。
[ニアール]……そうだな、妹の話は終わりにしよう。アーススピリット、私たちは先に行くぞ。
[アーススピリット]……ええ、わかったわ……
[カーネリアン]すぐに戻るよ。
[アーススピリット]はいはい、聞こえたわ。以上の内容から、研究の重点を技術の更新に置くべきだと考え……
[アーススピリット](ペンを走らせる音)
[アーススピリット]……うん、これで問題ないわね。
[アーススピリット]二人とも、任務報告は書き終えたわ。私は提出しに行くから、出る時に電気を消しておいてね。
[アーススピリット]……あれ、あの二人は?
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