aklib_story_起死回生_3-7_とどろく_戦闘前

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起死回生_3-7_とどろく_戦闘前

フランカ、リスカム、ホシグマの三人は、戦場で奮闘し、レユニオンを制圧していく。 そうして、ほかの場所で制圧任務に当たっていたアーミヤの小隊と合流すると、彼らは共に、レユニオンの残存部隊への総攻撃を始めるのだった。

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[フランカ] ――第一防衛ライン突破！

[レユニオン構成員] くそっ、術師たちは何をやってるんだ！

[レユニオン構成員] 向こうの前衛はたった一人なんだぞ……！

[レユニオン構成員] このままあいつに突破されちまうのを黙って見てるつもりかよ！

[レユニオン構成員] とにかく急げ！ さっさと仕留めろ！

[リスカム] フランカ！ 前に出すぎ！

[リスカム] それじゃカバーできないでしょ！

[フランカ] あら、あたしが考えなしにこんなことするとでも思ってるの？

[リスカム] ――言ってる間に……！ 四時方向、来るよ！

[フランカ] じゃあ、そっちはお願いね、リスカム！

[フランカ] ああいう遠距離攻撃からは、あなたが守ってくれるでしょ？

[リスカム] っあ～、もう……！

[レユニオン構成員] 今だ、やれっ！

[レユニオン構成員] 剣を持った奴から潰すんだ！

[レユニオン構成員] よし、うまくいっ――

[レユニオン構成員] ……え？

[ホシグマ] くだらん真似を。

[ホシグマ] この程度の攻撃で、どうにかできるとでも？

[レユニオン構成員] うわっ！！

[レユニオン構成員] こ、こいつ……一体どこから降りてきたんだ！？

[フランカ] 借りができちゃったわね、おっきな刑事さん。

[ホシグマ] ははっ、光栄です。

[ホシグマ] しかし、フランカさん。あなたのご担当は陽動であるとお見受けします。

[ホシグマ] それでも、ここまで深く敵陣に斬り込むというのは……さすがに目立ちすぎるのでは？

[フランカ] 大丈夫よ。こういう時こそ、パートナーを信じなくちゃ。

[リスカム] はぁ、はあ……

[リスカム] フランカ！ さっきから、前に出すぎだってば！

[フランカ] ね？ 追いついてきたでしょ？

[リスカム] ちょっと、聞いてるの……！？ わたし、こういう無茶は苦手なんだからね！ ……まったく、こんなふうに突っ込んでいくなんて、ほんと理解できないよ……！

[ホシグマ] ……っと、おや？

[レユニオン構成員] くっ……あいつら……！

[レユニオン構成員] 近衛局とロドスで手を組んでやがったのか！

[レユニオン構成員] これじゃ、俺たちには止めようがない……！

[レユニオン構成員] こうなったら、イチかバチかだ！ 全員でかかるぞ！

[リスカム] ――！ あいつら、突っ込んでくる！

[レユニオン構成員] くたばりやがれ！

[ホシグマ] あくまで抵抗を続けるか。ならば、法に則り、処断を下そう。――恨んでくれるなよ。

[レユニオン構成員] てめえっ――！

[ホシグマ] ――はァッ！

[レユニオン構成員] うわあああっ！？

[リスカム] ……ホシグマさんって、すごく力持ちですね……

[リスカム] なんだかレユニオンが気の毒に見えてきました。

[ホシグマ] 実際、哀れな連中ですよ。

[ホシグマ] 何せ、我々に刃向かってしまったのですから。

[ホシグマ] とはいえ、こうした手合いは、これまで人を傷つけ、殺めた分の罪を償うべきなのです。

[アーミヤ] ホシグマさん、ご無事で何よりです。

[ホシグマ] そちらも、お怪我はないようですね。よかった。

[アーミヤ] はい！ 我々とペンギン急便の連携で、向こうの側面部隊を制圧しました。続けて、総攻撃に出ようと思います。

[ホシグマ] 了解しました。

[テキサス] 今のところ、すべて順調に進んでいるな。

[ホシグマ] ですが、正念場はここからです。奴らは障害物を多く設置していますし、伏兵の配置も巧妙になってくることでしょう。

[ホシグマ] 厳しい戦いを想定して、備えるべきかと。

[ホシグマ] 合わせて、Dr.{@nickname}には、味方の安全確保優先で、索敵にも気を配っていただけると幸いです。

[アーミヤ] なるほど、わかりました！

[アーミヤ] それでは……行きましょう、みなさん。ミーシャさんを助けに！