aklib_story_暗黒時代下_1-1_孤島_戦闘前

ページ名:aklib_story_暗黒時代下_1-1_孤島_戦闘前

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。

著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。

暗黒時代・下_1-1_孤島_戦闘前

天災が与えるプレッシャーに、ドクターたちは精神的な疲労を感じつつあった。しかし、ニアールのちょっとした勘違いが、彼らの緊張感をわずかに和らげてくれたようだ。 そうして、我が家への旅は続いていく。


[前衛オペレーター] なんだか、空がますます暗くなってきたような……き、気のせい、ですかね……?

[ドーベルマン] ……「気のせい」であればよかったんだがな。

[ドーベルマン] 恐らく、我々に残された時間は多くない。

[ドーベルマン] 天災をもたらすだろうあの雲は……刻一刻とより重く、黒々としたものへと変容しつつあるからな。

[ドーベルマン] こうして雲が集まり、形を為していくのが、肉眼でも確認できるとなると……かなりまずい兆候だ。

[ドーベルマン] その上、今から向かう繁華街のほうに、レユニオンが潜伏している可能性も……

[ドーベルマン] ……いや。もはや「潜伏」どころの騒ぎではない、か。

[ニアール] ああ。大方、「街中に溢れかえっている」とでもいうべき状況だろうな。

[医療オペレーター] そうですね……あの人たちときたら、そこら中を壊し回っては、略奪を繰り返しているようですし。ここまで来る間にも、車やお店が燃えているのを何度見てきたことか……

[医療オペレーター] ……レユニオンの人からすれば、今日は「最高のピクニック日和」なんでしょうね。

[ニアール] 「ピクニック日和」……? ふふっ、あの連中は一体何を考えているんだ? この状況でピクニックなどしようものなら、天災ですべて台無しにされてしまうだろうに。

[ニアール] その程度のことすら理解できんとは……奴らはよほど頭の足りない野蛮人揃いというわけか。

[アーミヤ] ……

[アーミヤ] ……ふ、ふふっ。

[医療オペレーター] あっ、ええと……これはあくまで冗談で……ふふっ……

[医療オペレーター] ちょ、ちょっと皮肉で言ってみただけなんです……!

[ニアール] ……なんと。冗談だったのか。

[ニアール] てっきり私は、レユニオンについての分析だとばかり……

[ニアール] ……いやはや……

[ニアール] すまない。私はどうも、頭が固いようで……

[医療オペレーター] い、いえいえ、お気になさらず……!

[医療オペレーター] こちらこそ、笑ってしまってすみません……!

[医療オペレーター] こんな大変な時なのに、私ったら……

[アーミヤ] 大丈夫ですよ。私も笑ってしまいましたし……

[アーミヤ] みなさんには、なるべく笑顔でいてほしいと思っていますから。

[アーミヤ] そもそも、ロドスを立ち上げたのは、みなさんの涙を見るためではありませんしね。

[医療オペレーター] ……アーミヤさん……

[アーミヤ] ですから、どうかお気になさらず。

[ドーベルマン] ……さて、そろそろ偵察に行ってくる。小隊員は私に続け。

[ドーベルマン] 四時方向の敵には、我々のほうで対処するとしよう。

[ドーベルマン] 爆音を放つアーツの使い手にでも出くわさなければ、まず問題は起こるまい。

[Ace] 了解。であれば、逆方向の連中は俺たちが引き受けよう。

[Ace] こっちで騒ぎを起こしておけば、お前たちも動きやすくなるだろうしな。

[ドーベルマン] ああ、助かる。――では行くか。総員、行動開始だ!

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧