aklib_story_暗黒時代上_0-6_強撃_戦闘後

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暗黒時代・上_0-6_強撃_戦闘後

オペレーターたちは、レユニオンの残酷さに言葉を失っていた。 しかし、天災が訪れようとしている今、レユニオンが争いを起こした理由はわからずとも、ロドスには撤退以外の道はない。

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[ドーベルマン] はぁ、ッはぁ……

[ドーベルマン] レユニオンめ、気でも狂ったのか！？ まさか、こんな手段を使ってこようとは……！

[前衛オペレーター] っ……今の野獣たち……

[前衛オペレーター] レユニオンがけしかけてきた、ってことか……！

[アーミヤ] 感染した野獣を、兵力として使うなんて……

[ドーベルマン] ……いや。正確には、単なる「野獣」ではない。

[ドーベルマン] 私にはわかる。言うなれば……

[ドーベルマン] あれは「獣」というより、「我々」に近い存在だ。

[前衛オペレーター] ……ドーベルマン教官……

[ドーベルマン] ……

[前衛オペレーター] じゃあ一体……どうしたらいいんでしょう？

[Ace] どの道、やることは一つだ。……苦しみから開放してやろう。

[前衛オペレーター] 隊長……

[Ace] ……行くぞ、ドーベルマン。戦いは終わったんだ。

[Ace] 結局俺たちもレユニオンとやり合う羽目にはなったが……

[Ace] 天災はすぐそこまで近付いてる。今はもう、いつ降りかかってきても不思議じゃない状況だ。

[Ace] さすがのチェルノボーグも、あの規模の直撃を受けたら、何もかもが一瞬で廃墟と化すことになるだろう。

[アーミヤ] ……レユニオンはこのタイミングを狙って襲撃をかけ、狙い通りに混乱を広げつつある、ということですね。

[Ace] そうなるな。まあなんにせよ、もう時間がないのは確かだ。

[Ace] 俺たちロドスはレユニオンの攻撃から逃れるのも、ウルサス帝国から身を隠して行動するのもお手の物だが……天災が相手となっちゃ話は別だからな。

[ドーベルマン] ……

[ドーベルマン] お前の言う通りだ。……先を急ごう。

[ドーベルマン] レユニオンの作戦がどれだけ狂気的なものだろうと、我々は……

[アーミヤ] 全員の安全を第一として行動する。……ですよね？

[ドーベルマン] ああ、そうだ。

[アーミヤ] ……レユニオンのリーダーは、今回の事件を一種の成功例として捉えるかもしれません。そうなれば、こうした暴動が彼らの常套手段の一つとなる可能性もあるでしょう。

[アーミヤ] それを思うと、ロドスはますます危険な状況に置かれていますね。

[Ace] にしても、レユニオンの奴ら、こんな状況を狙って事を起こすとは……

[Ace] よっぽど残酷な連中なのか、あるいは頭がおかしいのか……

[ドーベルマン] 恐らく、その両方だろうな。