登録日:2012/03/21(水) 19:08:59
更新日:2023/08/07 Mon 15:59:17NEW!
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ロックマン wii カプコン 原点回帰 高難易度 冤罪 ゲーム capcom ロックマンシリーズ xbox360 ps3 インティ・クリエイツ アプリ 懐かしいけど、新しい 懐古 ファミコンテイスト 孔明の罠 歴代トップクラスに使える特殊武器達 このときも! このときも! このときも!
【概要】
『ロックマン9』は、2008年9月24日にWiiWareで配信された『ロックマン』シリーズのゲーム。
後にXbox 360、PS3でも配信された。
据え置き機がない!あるいは接続するネット回線がない!という人のために携帯アプリ版も配信中。
現在はDLC要素も含め『ロックマンクラシックスコレクション2』(Switch,PS4,XBox One,Steam)にも収録されている。
開発は『ロックマンゼロ』シリーズ等でおなじみのインティ・クリエイツが担当。
前作『ロックマン8』から実に12年ぶりとなる続編だが、グラフィック・BGM・SEなどはファミコン8bitテイストになっている。
キャラが大量に並んだ時のスプライトちらつきなど、最新ゲーム機のスペック的には全くどうという事もないのだが、ファミコンならではの仕様を再現するため、わざわざ専用のちらつきプログラムを作ってまで実装。(オンオフ切り替え可)
プレイ開始時は本編の他、各ステージのクリア時間を競うタイムアタックが選択できる。
また、やり込み要素として条件をクリアすることで達成できるチャレンジリストもある。
追加ダウンロードコンテンツとして以下のモードが遊べる。
- 切り替わるステージが無限のエンドレスアタック
- 上級者向けのブルースモード(ストーリー無し・買い物不可)
- 難易度が高いヒーローモード・スーパーヒーローモード
- タイムアタック専用スペシャルステージ
携帯アプリ版は定番だった残機無限のフリーモードと残機ありのランキングモードが無くなった。
通常難易度のメインゲームより優しい初心者向けのルーキーモードが新たに用意され、E缶3つとM缶がある状態で、出現する敵が減っている。
ダウンロードコンテンツは未収録のスーパーヒーローモード以外は最初から選択できる。
移植度が高めで据え置き版と大差ないが、裏を返せばアプリ版ならではのオリジナル要素を楽しむ面白さは薄れている。
本作の難易度は『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に次ぐと言われる程高く、特にロックマンはスライディングとチャージショットが出来なくなった。((ブルースは可能だが他の性能はやや低め)
中間地点を過ぎるとそこから再開できるがその一ヶ所しかなく、ゲームオーバー後は当然の如くステージの最初からとなる。
特殊武器を使わないと進めない上にタイミングがズレると即死する仕掛けなど初見殺しも多い。
ヒーローモード以上は敵の数や種類が増えたり嫌らしい動きをしたり、仕掛けの配置場所が複雑だったりと鬼畜じみている。
タイムアタックとエンドレスアタックも特殊武器はあるものの残機と所持アイテムが無いなど非常に難しく、クリアは一筋縄ではいかない。
そして何と言っても、多種多様なチャレンジリストの項目をすべて達成するのは至難の業である。
アプリ版もこれまでと異なり、ミスによる武器エネルギー回復・コンティニュー時の再開地点の増加・ゲームオーバー後の再開地点以外は敵味方ともに難易度調整がほぼされておらず、アタック系も据え置き版と同じ仕様で変わらず難しい。
【ストーリー】
世界各地でロボットが暴れ出した。
またDr.ワイリーの仕業だろうと思われたが、テレビで映されたロボットを見てライト博士は驚いた。
なんと暴れ出したロボットの製作者はライト博士と判明し、同時に流れ始めたワイリーの証言ビデオ内でライト博士が世界征服を仄めかす発言をしたため、ライト博士の研究所に抗議の電話が殺到。
ロックマンはライト博士の汚名返上のために、暴れ出しているロボットを止めに再び立ち上がる。
【登場人物】
心優しい主人公。基本装備は真っ直ぐ飛ぶロックバスター。
今作から原点回帰を謳ったためか、先述通りスライディングとチャージショットが出来なくなった。
ロックマンやロールの生みの親。今回の騒動で途中、警察に連行されてしまう。
- DRN.002 ロール
ライト博士が製作したお手伝いロボット。今回はショップ店員。
あるアイテムを購入すると「8」の衣装になる。
- ライトット
同じくお手伝いロボット。SFC生まれなので初のファミコン風ドット姿となる。
今回は途中居なくなるライト博士に変わってラッシュの改造を施す。
- ラッシュ
お馴染みお助けワンコ。最初からコイルを呼べる。
ジェットを呼べるようになる条件は、特定のボス撃破ではなく、5体目のボス(誰でも良い)の撃破。
ブルースモードで使用可能になる、もう一人の主人公。
このモードではショップがないので買い物不可。
チャージショットとスライディングが使用できるが、ショットが2連射までしかできない。
設定を反映してか被ダメージ量が多く、ジャンプするとブルースシールドを構えて一部の敵弾を防ぐ。
ブルースコイルとブルースジェットが使用でき、ジェットも最初からある。
毎度お馴染みのラスボス。
だが今回は違い、騒動を起こしているライト博士のロボットに対抗するロボットを開発しようと、募金活動をする。
【アイテム】
入手方法は道中のみ、購入のみ、またはどちらでも可能…と様々。
○ライフエネルギー
小は2ゲージ、大は8ゲージ回復。
○武器エネルギー
ライフ同様小と大があり、回復量もライフと同じ。
○ネジ
ショップでの購入に必要な資金代わり。
小は2、大は20。大は固定配置のものしかない。
○1UP毎度おなじみの生首残機が1増える。最大9まで。
○E缶
エネルギー缶、使用するとライフがフル回復。最大9個まで持てる。
○M缶
ミステリー缶、使用するとライフと全武器エネルギーがフル回復。持てるのは1個まで。
また、全てが満タンで敵のいるエリアで使うと…
『ワールド』シリーズや『7』ではS缶として登場したが、M缶としては『5』以来の登場となった。
○エネルギーバランサー
最近のシリーズでもおなじみの逸品。
ロックバスター装備時に武器エネルギーを取ると自動的に残エネルギーが少ない特殊武器から回復してくれる。
○ガードアップ
使用するとミスするまで、もしくはそのステージをクリアするまでの間、被ダメージが半分になる。
持てるのは1個まで。
○ショックガード
トゲに触れた際の即死を防ぐ。
トゲに触れた際に自動で消費され、被ダメージモーション(ダメージはなし)が発生するだけになる。
9個まで持てる。
○エディーコール
これまでは特定のステージにしか出現しなかったエディーを任意のタイミングで呼び出せる。持てるのは3個まで。
今回は5個アイテムを出してくれる。
戦闘中にも呼び出せるのだが出すアイテムは相変わらずランダムで、ボス戦でピンチの時にネジや武器エネルギーしか出してくれないこともある。
ホントに協力する気があるのか?
○ビートコール
穴に落ちた際にビートが助けてくれる。9個まで持てる。
効果は7のビートと同じだが携行可能数が増えている。
チャレンジ「PeaceKeeper」達成の際に世話になったプレイヤーも多いはず。
○コスチューム
購入するとロールのコスが8バージョンになる。それだけ。
購入した状態でクリアすると…
○ヘアスタイルブック
ヘルメットを外せる。ただしメットなし状態では被ダメージが2倍になる。
一見するとマイナスアイテムだが、チャレンジ全制覇を狙うのであれば避けて通れない。
ロールと違いED時の差分はない。ただし最後の「Produced by CAPCOM」の時はメットなしになっている。
【8ボス】
今作の8ボスはライト博士が製作したロボットなので、ナンバーはDRNとなっている。
- DRN.065 コンクリートマン
ダム建設用ロボ。ガッツマンのような体格で、仕事をサボる奴には厳しく接する職人気質。
当たると固まってしまうコンクリートショットを三方向に飛ばし、その体格からは想像できない素早さで体当たり攻撃やジャンプ攻撃を行う。
コンクリートショット&落下体当たりのハメ技を喰らうとほぼ勝ち目が無くなるので要注意。コンクリートショットで固められても一応レバガチャで脱出できるが、追撃に間に合うかは微妙。
コンクリートショットは自機の前後に2発、タイミングが遅れた1発が自機に飛来し、そのどれに当たっても固まってしまうので非常に厄介。ほぼ密着状態だと1発しか撃たなくなる。バスターを構えたらタイミング良くジャンプすれば回避しやすくなるが、その他の攻撃との判別を瞬時に見分ける必要がある。
ワイリーのことは心から憎んでいた模様。
弱点武器はレーザートライデント。ボスのコンクリートショットも破壊できる。
ダム建設用ロボのくせに水に弱いが、まぁ固まる前のコンクリに水は相性が悪かろう…。
ダムエリアを彷彿とさせるステージで、すり抜けるブロックがあるのに気付かずに下のトゲに落下して即死…というのがよくあるパターン。
中ボスのパオゾー三連戦がある。
特殊武器はコンクリートショット
地形や敵に着弾すると固まって足場になるブロックを作る。
ほとんどの敵を実質変死即死させられ、倒した時に分裂や爆発するはずの敵も無視してコンクリ詰めにできる。
- DRN.066 トルネードマン
気象操作用ロボ。人為的にトルネードを発生させ、上陸前の竜巻を相殺させるのが本来の仕事。
画面下からトルネードを発生させるが、この時ジャンプ力が高くなるので天井のトゲに当たらないように。
弱点武器は高圧電流のプラグボール。ボスが空中に浮いていると当てづらいが、ボスのトルネードブローに当たると消してくれる。
風っぽいボスでこの設定は珍しいが、雷光が空気を引き裂く感じを評価されたか。更に、空中に浮いている時に電撃弾に当たったら推進機関がやられて墜落してしまうだろう。
空中ステージで、回転する足場や雪の影響で滑る氷の床、追い風に向かい風など、慎重な操作を求められる。
特殊武器はトルネードブロー
大嵐を起こし画面全体攻撃。発動中はジャンプ力が上がり、一部の仕掛けが動いたりするが、画面全体攻撃の宿命か燃費は非常に悪い。
少しハルピュイアと似ているところがある。開発元繋がりだろうか。
- DRN.067 スプラッシュウーマン
海難救助用の人魚型ロボ。シリーズ初の女性型ボスロボットである。
美声の持ち主で趣味はカラオケ。虫(特にハチ)が大嫌い。
魚型ロボを呼んだり、最上段から槍を落とす攻撃をする。
だがバスターで2ダメージ喰らう紙耐久で、隙も多いので専ら最初に狩られる悲劇の人魚。
弱点武器はプロフィール通りホーネットチェイサー。
特殊武器はレーザートライデント
水エネルギーを圧縮した銛状の貫通弾を前方一直線に発射し、特定のブロックを破壊できる。
燃費が良く、威力・連射・貫通力にも優れ、スナイパージョーなどのシールドを持つ敵を正面から撃ち抜くことも出来る。
水中ステージかつ針だらけなのでジャンプ操作には注意。
また中盤辺りの泡地帯や壁から一定時間で消える飛び出す足場など的確かつ素早いジャンプをしなければならないエリアが多い。
なお、『ロックマンX7』のスプラッシュ・ウオフライとは、名前にスプラッシュがついてること、特殊武器にレーザーの名がついてること、魚がモチーフなこと、長柄の武器を使うことといった多くの共通点がある。
また、こちらもレヴィアタンと似ているところがある。
- DRN.068 プラグマン
コンセントのプラグの姿のライン監視ロボ。趣味は電気街に行く事で、マニアックな友達に会うことを楽しみとしている。
地形に沿って進むプラグボールを発射するが、戦う場所が凸凹した地形のため避けにくく、今作の8ボス最強候補の一角。
弱点武器はジュエルサテライト。恐らく特殊武器側に絶縁性があり、それが決め手になった可能性がありそう。
特殊武器はプラグボール
上述の性質のため、段差などの複雑な地形にいる敵に有効。燃費がよく威力もそこそこあり、この手の武器としては珍しく壁を登ってくれるので使い勝手は悪くない。
工場のステージで、お馴染みの消える足場が登場。
パターンが複雑なため初見クリアは難しい。ヒートマンステージを思い出させる。
無限湧きする敵が出るのでジュエルサテライトがあればネジが大量に集まる。
- DRN.069 ジュエルマン
ダイヤモンド鉱山で研磨作業をしていたロボ。目立ちたがり。
宝石を回転させるバリア、ジュエルサテライトを展開しながら部屋を往復し、端からジュエルを発射する。ジュエル部分にバスターが当たると弾かれ、ジュエルが反撃してくるが、ジュエルがない部分にうまく当たればそのままダメージが通る。
ロックマンがジャンプすると、つられてジャンプするので上手くすり抜けよう。
弱点武器はブラックホールボム。硬く、光り輝く宝石のバリアも、強い重力で吸い込まれるとたちどころに無力化してしまう。
入手できるジュエルサテライトは、一撃で倒せる敵なら触れても消えず、同様に敵弾に触れても消えないので、バリア系武器では最強の性能。
余談だがドット絵がブリーフパンツのように見える事から、一部ファンからはリーフシールドになぞらえてブリーフシールドと呼ばれたりする。
もちろん、人によっては不快感を抱くことがあるため、発言の際は注意すること。
ステージはロックマンの動きに合わせて揺れる振り子の足場があり、振り子足場の性質を使って次の足場に渡らないといけないが、中ボス手前の壁にトゲがある箇所、終盤のトゲに囲まれた部屋の振り子足場の真下にある通路が難所。
中ボスは通称ゲンコツ揚げ。顔つきの岩。トルネードブローとホーネットチェイサーが有効。
- DRN.070 ホーネットマン
フラワーテーマパークの管理ロボ。趣味はガーデニング。
追尾する蜂型の小型ロボット・チビィを三機ずつ出すが、虫モチーフ&植物管理用とあって炎に滅法弱い。
チビィはロックマンを追尾して体当たりしてくるが、バスターで倒すには2発かかる。
ホーネットマン自身は部屋の端から端を往復するだけなので、バスター縛りの時はチビィの誘導を上手く行おう。
弱点武器は上記から分かるが、マグマバズーカ。チビィを一撃で全滅できる。
特殊武器ホーネットチェイサーは敵を追尾する蜂型ロボを発射。
更にアイテムがあれば回収し、ロックマンの元へ届けてくれる。ただしE缶だけは重たいのか運んでくれない。
ステージでは、中盤で戦う花時計型中ボスが手強い。
全体的にトゲが多い嫌らしいステージ。
道中で行き詰まったら近くの仕掛けを撃つ事。
- DRN.071 マグママン
地熱発電所管理ロボ。温泉巡りが趣味と、同じ趣味のバブルマンとは属性真逆なのに意気投合しそう。
高さが2種類のジャンプをしながらマグマバズーカと攻撃は単調。
だが、凹を描く階段状の地形をジャンプしながらロックマンを追い掛けるので避け辛く、ノーダメ撃破難易度は本作一。
弱点武器はトルネードブロー。強風の前では炎の勢いがたちまち弱まってしまう。水にも弱そうだがそれはコンクリートマンに譲っている。
クイックマン以来の、弱点武器をフルゲージ使っても倒しきれないボス。
前方と斜め上下の三方向に発射する特殊武器マグマバズーカは、ボタンを押し続けることでチャージ可能。
密着して三発全弾当てると三発分のダメージが入るので、弱点以外のボス(マグママン自身含む)にも有効。
ステージは、触れたら即ティウンティウンの溶岩とマグマレーザーが立ちはだかる。マグマレーザーにコンクリートショットを当てると固めることが出来るが、上手く下を通れるように当てるのは練習が必要。
中ボスは身体がチャンキーで覆われたチャンキードラゴン。
地面に落ちるとロックマンがいる方向に突進してくるチャンキーを吐きながら左右に往復するが、トルネードブローとブラックホールボムなら多段ヒットかつチャンキーを消すので有効。
しかし弱点武器はコンクリートショットなので、自身がある人はコイルで大ジャンプからの武器チェンジで顔面にお見舞いしよう。
- DRN.072 ギャラクシーマン
宇宙研究所の助手を勤めていたロボットで、UFOのようなデザイン。
高い演算能力を持つが、その高度な回路がデリケートな為か落石になどによる物理的ショックに滅法弱い。
本作の8大ボスの中でも最弱と言われており、それ故かスプラッシュウーマンと並んで最初に狙われがち。
ただしタイムアタックとなると話は別。開幕で上空に逃げられたらチャレンジは断念せざるを得ない。
弱点武器は硬くて当たると痛いモノを作れるコンクリートショット。ボスのブラックホールも固めて消滅させることが出来る。
特殊武器ブラックホールボムは、発射後もう一度攻撃ボタンを押すと小規模のブラックホールを作り出す。ブラックホールにしないと当たり判定は発生しない。
たいていの敵や物は吸い込めるほか、出現したアイテムはちゃんと落としてくれる。
高威力で敵弾なども吸い込めるため攻守共に活躍してくれるが、燃費は劣悪なので使い所に注意。
スマブラでは最後の切りふだ「ロックマンスペシャル」の前段階として登場。
ステージではワープホールなどの仕掛けがあるが、ある地点で突然天井からブンビーキャッチャーが降りて来てロックマンを捕まえ、強制的に運び、場合によってはフェイントをかけてトゲ床などにブチ落とす。
ヒーローモード以上では逆方向に戻そうとまでしてくる。
ジュエルサテライトを使えば倒せる。
ちなみに弱点関係(スプラッシュウーマンからスタートする場合)は、スプラッシュウーマン→コンクリートマン→ギャラクシーマン→ジュエルマン→プラグマン→トルネードマン→マグママン→ホーネットマン→スプラッシュウーマン
となる。
以下ネタバレとなるため反転
やはり黒幕はワイリー。
最後に倒したロボからは記憶回路を入手するイベントが発生する。
研究所で回路を読み取ると、そこにはワイリーと今作の8ボス達が映し出されていた。
ワイリーは法定耐用期限が過ぎ、法律によってスクラップ処理されるロボを集めて、手下として改造させたのだった。
しかし耐用期限だからと言って、修理すればまだまだ働けるであろうロボットを、人間同様に心を持った存在を、人間のエゴで処分していいのだろうか?
このストーリーを通して大量生産・大量廃棄社会に警鐘を鳴らしている…のかもしれない。
正直ここだけ見ればワイリーって本当はいい奴なのでは?と感じるプレイヤー諸氏もいるはず。まあ、悪用はいけないが。
ちなみにエンディングではボスは全員修理され、期限処分法律も廃案となった様子。
また、次回作の『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』で久々に操作できるフォルテが、エンディング背景に少しだけ登場している。
【ワイリーステージボス】
ワイリーキャッスル攻略時はファミコン時代と同じくボスを倒しても武器エネルギーが回復しない。
また、ステージ2~4でセーブしてからゲームを再開しても再びステージ1からスタートとなる。
携帯アプリ版は『8』やこれまでのアプリシリーズと同じく回復する仕様で、ステージ4までセーブできる。
- ワイリーステージ1:スパイクシューターズ(スパイクプッシャーズという説もある)
横に4つに仕切られた部屋で、4体で並んでトゲ鉄球を押し出してくる。トゲ鉄球に当たると即死。
鉄球が端まで来た列のボスはロックマンに向けてショットを打つようになる。
こちらの攻撃は効かず、トゲ鉄球を押し返してぶつけなければ倒せない。
基本的に上2体は無視して、下2体と鉄球を押しあう形になる。
倒されると次の敵が現れ、計14体倒せばクリア。弱点武器はないが、全部まとめて押せるトルネードブローが有効。
- ワイリーステージ2:シャークサブマリン
巨大戦艦。船体後部、船体下部、船体前部と順番に戦う事になる。
ワイリー以外では非常に珍しい、形態変化がありそれぞれが独立した体力ゲージを持つボス。
全形態においてトライデントが有効。第2形態ではトルネードブローも有効。マグママンと違い、フルゲージで倒しきれる。
追加コンテンツのスペシャルステージでも中ボスとして登場する。
- ワイリーステージ3:ツインデビル
2体1組の、球体状のイエローデビル。色はそれぞれ緑とオレンジ。
イエローデビル系おなじみの分裂移動をしてくる。
弱点の目は最初は緑のパーツの中にあるが、順番が来ればオレンジに移動する。
いままでのイエローデビル系とは違い、合体中は無敵で、分裂移動中に攻撃しなければならない。
弱点武器はブラックホールボム。目が移動を開始したら、ブラックホール展開→ポーズでブラックホール消去→再発射&即展開で短時間に大ダメージを与えられる。
- ワイリーステージ4:ワイリーマシーン9号&ワイリーカプセル
・ワイリーマシーン9号
毎度お馴染みワイリーが直接操縦する専用マシン。今回はドクロ顔の恐竜のようなマシン。
第1形態は前後にホバー移動しながら卵爆弾を吐く。
卵はバウンドしながらこちらの攻撃を弾くが、攻撃を当てると押し返せる。
卵がワイリーマシンに当たると少しずつヒビが入り、3回目の接触で爆発する。
バウンドを調節し、この爆発をうまくマシンの下顎部分に当てなければダメージを与えられない。
顎近くにショットを連発すると空中で多段ヒットし、少ないバウンドで即ダメージを与えることができるが、難しい。トライデントだと比較的やり易い。
第2形態は上からのプレス or 後ろから前への突進攻撃後に、口から炎を吐いて攻撃してくる。弱点はやはり下顎。
口から炎を吐く直前に下顎が動くので、タイミングを見て誘導しよう。
プレス攻撃時は前方ジャンプ回避、突進攻撃時はジャンプで炎を誘導するのが基本。
第2形態の弱点はコンクリートショット
・ワイリーカプセル
ワイリーマシンからの連戦。実は9号の頭部部分。
テレポートしながら青い誘導弾やオレンジの高速弾で攻撃してくる。
高速弾は出が速く回避が難しいが、地面を走る弾回避を優先したほうが被弾は少ない。
攻撃は全てブラックホールボムで吸い込めるが、よほど近くを通らないと吸い込んでくれない。トルネードブローは位置に関わらずすべて吹き飛ばしてくれる。
弱点はプラグボール(3メモリ)だが、高い所にいる場合は当てられない。周囲には壁もないので、無理して当てるよりはバスターの方が安全カモ…
ちなみに先述のブラックホール、トルネードは1メモリ。ホーネットも1メモリだが、高所のワイリーを刺してくれるので意外と有効。ただし弾速の関係で1ターンに1発当てるのが関の山。ショットやプラグが届く範囲ならそちらの方がダメージを与えられるが、イチイチ武器を持ち替えるのも面倒…
倒すと恒例の土下座タイム。歴代シリーズの土下座がダイジェストで登場する。
【その他のボス】
- フェイクマン
追加コンテンツのスペシャルステージのボス。
ライトが逮捕される際、ライトを誘拐するために、ワイリーが作ったニセ警官ロボット。
悪心回路と呼ばれる、自ら進んで悪事を働く事を考え、行動する回路が装備されている。
武器は右腕の6連発の銃、リボルバーバスター。
【コミカライズ】
『ロックマンメガミックス』などでお馴染みの有賀ヒトシ氏によるコミカライズ版が、『ロックマン9 アレンジサウンドトラック』のブックレットに掲載されている。
タイトルは「誰が為に」。
ゲーム版のプロローグであり、先のロボットの活動期限と心の問題をより深く掘り下げた一作。
『メガミックス』のレギュラーキャラも多数登場しており、同じライトナンバーズであるロックマンやカットマン達の胸中には涙すること必至である。
また、ワイリーはこの後に開始された『ギガミックス』の『3』の話並に悪が強調されている。
時系列的には『ギガミックス』最終巻の後と思われるが、その時のワイリーとは少し差異がある。
実質的に『メガミックス版9』であり、完全版を描いてほしいという意見もある。
その後発売された『ロックマンマニアックス』にも収録されているので、是非一度は目を通してもらいたい。
ワイリー!追記・修正するんだ!
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▷ コメント欄
- 有賀先生のスプラッシュウーマンはジト目なのが良い -- 名無しさん (2014-04-10 08:08:27)
- このときも!このときも!このときも!の時ちゃんと弱点武器になってたのが芸が細かかったなw -- 名無しさん (2014-05-05 09:29:57)
- 記憶回路の画像が世論を動かして期限処分法律は廃案になったのかな -- 名無しさん (2014-05-05 09:40:58)
- ワイリーのあんな胡散臭い捏造動画にあっさり騙されて、ライトに抗議電話かけまくるとは、この世界の世間も単純すぎるな -- 名無しさん (2014-08-20 21:39:23)
- ワイリーマシンがどう見ても大空魔竜です。本当に(ry -- 名無しさん (2014-08-20 21:49:02)
- まあ「誰が為に」での8ボスの置かれた状況を考えると、虚無的な表情になるのも仕方ない。ところで有賀版のスプラッシュウーマンのセリフが日笠さんで脳内再生された。「美しき残酷な世界」を歌っていそうだし。 -- 名無しさん (2014-08-21 00:29:38)
- ワイリーの魔改造はさておき、「お前達にも生きる権利があるんじゃ」発言は紛れもなく本心だと思う -- 名無しさん (2014-08-25 13:55:52)
- 工業製品に耐用年数が定められるのは当たり前で、所詮道具に過ぎないロボットに人と変わらない心なんて持たせた以上こういうトラブルも、また物凄く良く言えばロボットの市民権確立を目的とするワイリーやΣみたいな向きが現れるのも必然の流れなんだよなぁ…。ライトの原罪っつーか、ロックマンシリーズの根本にあるジレンマだと思う。 -- 名無しさん (2014-08-26 02:17:35)
- ↑メダロット(漫画版)のヘベレケ博士とかな あっちはあっちでメダロットの出自まで考えるとまた事情が違ってくるんだけども -- 名無しさん (2014-09-13 13:01:02)
- ギャラクシーマン「僕て結構やばい存在なんじゃ…」(タイムマシンかも) -- 名無しさん (2016-05-06 21:37:25)
- ロックマン2に次ぐってほど簡単ではないと思う。1とかロクフォルよりは低難易度だと感じたけど。 -- 名無しさん (2016-05-27 10:46:43)
- 武器が割と使いやすいものが多い。10がクセが強い武器が多いので尚更。 -- 名無しさん (2016-05-27 11:52:36)
- 古いタイトルでも復活できるということを証明した、希望の星 -- 名無しさん (2016-07-30 09:30:50)
- 記述が間違ってる「8」のワイリーステージもステージ2~4でセーブしてからゲームを再開しても再びステージ1からスタートとなる -- 名無しさん (2016-08-21 00:21:33)
- そこは読点で区切ってるから間違ってなくね -- 名無しさん (2016-08-21 00:42:47)
- コレクションで出てきた資料見る限り、案としてはホーネットマンが女性型になってた可能性もあるみたいね -- 名無しさん (2017-12-29 15:34:44)
- ゲーム難易度1>9>3>2>7>10>8>4>6>5。9は1に次ぐ難易度。7はラスボス、8はスノボーが結構寄与している。ロクフォルは知らない。 -- 名無しさん (2018-01-28 13:12:22)
- 最初はよく死ぬけど特殊武器が優秀なので慣れれば割といける。前作と比べて強制スクロールもなくかなり快適 -- 名無しさん (2019-10-27 11:23:14)
- ワイリー戦のBGMは哀愁を感じられて良い -- 名無しさん (2020-02-16 22:43:14)
- プラグはただでさえ地形が悪いのにボールがバスター弾くわこちらをサーチして降ってくるわで攻防共に凶悪過ぎる -- 名無しさん (2021-02-22 14:58:29)
- 結局このゲームの難易度って、スライディングとチャージショットの廃止が原因だよな。 -- 名無しさん (2021-06-05 23:55:19)
- ↑も言ってるスライディングとチャージの廃止だけど、これは一応「久々の出撃だった上に緊急事態で整備する時間がなかった為」という理由付けがなされている -- 名無しさん (2021-06-11 21:44:10)
- このときも!のシーンはあのロックマンも相当腹に据えかねてたんだろうなって -- 名無しさん (2022-07-02 23:28:27)
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