登録日:2011/07/25(月) 01:45:45
更新日:2023/08/17 Thu 18:24:26NEW!
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怪人 アンノウン 仮面ライダー 平成ライダー 仮面ライダーアギト 蜂 雀蜂 かませ犬 漫才 超越生命体 ライダー怪人 蜜蜂 豆腐を掬えない氷川さん ×絹ごし ○木綿 g3-x登場編 氷川さんの悲劇編 ビーロード 蜂女
●ビーロード(Bee Lord)
ビーロードは『仮面ライダーアギト』の登場怪人。
G3-Xの初登場編となるVol.22〜23に2種2体が登場した。
中盤になり更なる「謎」が登場する中で、ファンからも力不足を投げかけられていたG3の強化イベント(実際には新型だが)にて登場した敵役である。
【各個体の解説】
◆アピス・ウェスパ(雀蜂)
種族:超越生命体(使徒)
通称:ビーロード(♂)
身長:206p
体重:154s
能力:人間を無機物と融合させる。
専用武器:煉獄の棘(レイピア)
殺害方法:標的を壁に埋め込む。
苛烈で獰猛な性格。
◆アピス・メリトゥス(蜜蜂)
種族:超越生命体(使徒)
通称:ビーロード(♀)
身長:203p
体重:143s
能力:人間を無機物と融合させる。
専用武器:煉獄の棘(レイピア)
殺害方法:標的を壁に埋め込む。
冷酷で残忍な性格。
蜂に似た超越生命体で、雀蜂に似たウェスパ(♂)と蜜蜂に似たメリトゥス(♀)が登場した。
2体共に蜂の怪人らしく、素早い動きと飛行能力を有するが、特に強調された描写が無いのが残念。
2体共にモチーフの良さもあってか秀逸なデザインだが、特に2話に渡り登場したメリトゥスは初代『仮面ライダー』に登場した蜂女を彷彿とさせる妖艶なデザインであり注目。
人間を無機物と融合させる能力を持ち、標的を壁に埋め込んで殺害する「不可能殺人」を行った。
ウェスパはアギト(ストームフォーム)にあっさりと撃破されたものの、直後に奇襲を掛けたメリトゥスはアギト(フレイムフォーム)に触角を切られた事で、
「アギト」の因子を持つ超能力者を判別する能力を失い暴走……。
超能力者以外の普通の人間をも殺害する行動を見せたが、最終的には暴走状態のG3-X(氷川)のGXー05(ガトリングモード)により撃破されている。
【劇中の経緯】
アギト(翔一)とギルス(涼)が争っていると云う通報を受けて出動したG3(氷川)だが、怒りのギルスの猛攻に晒された結果、修復不可能な程のダメージを受けてしまう。
元々、試作段階にあった現在のG3の能力の限界をG3ユニットの面々が再認識していたのと時を同じくして、散々な目(笑)にあった「アギト捕獲作戦」を一段落させた北條が、新たなる対アンノウン用の特殊強化装甲服Vー1システムの開発を提唱。
同じく小沢が提唱していた新型G3……完成型とも呼ぶべきG3ーXとのコンペティションが開催される運びとなるのであったが……。
G3ーX登場編の最初のエピソード。
V-1システム対G3ーXの競争を主軸に、G3の正体(ちょっと違うが)に気付く翔一や恩師と対立する小沢の姿などがドラマを盛り上げている。
今回も主人公となるのは「完璧」なG3ーXに翻弄される氷川誠で、彼の葛藤と努力がシリアスでもギャグでも綿密に描写されている。
【V-1システム】
●V-1〈VICTORYー1〉
装着者:北條透
身長:185p
体重:130s
ジャンプ力:15m
パンチ力:1t
キック力:4t
専用武器:V-1ショット
北條透が対アンノウン用の対抗兵器として開発を提唱……承認された特殊強化装甲服。
開発には北條曰く「日本の頭脳」が関わっているとの事だが、劇中の描写を見る限りは小沢の恩師である高村教授(演:清水紘治)が独力で開発している様な印象を受ける。
装備のコンセプトはG3ユニットと共通しており、北條は認めないだろうが、恐らくはG3の実戦での運用成績も参考にしていると思われる。
性能も初期状態のG3のスペックより向上しているが、強化後のG3との差異は不明。
先行出動した際にメリトゥスを退散させている事からも判る様に、十分に実戦配備出来る能力はあったが……。
※スーツは嘗て東映が制作した歴代メタルヒーローの使い回し。
仮面ライダーV-1の呼称が用いられた書籍もある様だが、通常はカウントされていない。
【G3ーX】
※詳細は当該項目を参照。
●G3ーX〈Generation 3ーExtention〉
装着者:氷川誠
身長:192p
体重:176s
ジャンプ力:20m
パンチ力:約2.5t
キック力:約7.5t
専用武器:GXー05 GKー06 GMー01……他。
天才小沢澄子が氷川誠の実戦記録を元にしたデータを元に開発した言わば「完成型のG3ユニット」……。
元々、G3ユニットは試作段階のユニットだったのだが、ギルス戦で破壊された事や実戦配備を優先させていた事もあってか、劇中では完全な新型として1から開発された。
初登場となる本エピソードではG3ーXの「完璧」さに翻弄される氷川誠の苦悩と、敵を殲滅するべく働きかけるG3ーXの人工知能システムの抱える根本的な危険性が描写されていた。
コンペティション中に戯れに銃口を向けたV-1システム(北條)に人工知能が反応して暴走。
V-1を破壊した上に衝動的に出撃しメリトゥスをも撃破するが……。
【関連人物】
本エピソードの主役(大体か)。
アギトを救うべくギルスに挑むも、怒りのギルスに圧倒されG3を破壊されてしまう。
「完璧」を要求するG3ーXの戦闘システムに翻弄されるが、恐らくは氷川が確固たる正義感を持つ男であった事が「無我の境地」に至らせるのを阻んでいたのであろうと思われる。
豆腐などスプーンで掬えば良い話。
筋肉繊維が断裂していても動ける描写は最早化け物。
翔一を装着員とする事に意固地に反対したのは、無自覚に翔一へのライバル意識が芽生えていたからか?
榊亜紀が殺害された事に激しいショックを受けるが、前に進む事で振り切る事を決意する。
小沢澄子からG3ーXの装着員候補として目をつけられるが……。
戦闘時に遭遇して来たG3の装着員がお馴染みの氷川である事を知る。
よくファンの間でも議論になる「記憶喪失者でも運転免許は取れるか?」の話題があがる。
なお取得している免許は普通二輪(400cc以下)なのが確認できるが、普段乗っているバイクは大型(排気量400cc以上)である。
G3ユニットを独力で開発した天才。
今回は恩師と対決。
自棄酒気味にビールを煽った後で、悩みを振り切る様にG3ーXの設計図を完成させる。
緊急自体とは云え民間人を巻き込んではいけませんよ小沢さん。
相変わらず不遇。
火急のアンノウン対策を訴え乍らも、コンペティションを終えてからとか、回り諄い発言を当然の様に語る善人の鑑(自称)。
うっかり調子に乗ってしまったため、G3-Xを暴走させてしまい、またもやフルボッコの憂き目に遭う。
ちなみに優秀な推理力は今回も健在で、メリトゥス暴走の原因が「アギトとの戦いで受けた傷」(前述の通り触角を切られた事)である事を即座に推理した。
- 高村光介
小沢澄子の大学時代の恩師で、恐らくはロボット開発の権威と思われる。
小沢の才能を認める反面、決して勝てない事を自覚しており再会した教え子に向かって「君が嫌いだ」と言い放つ。
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▷ コメント欄
- 蜂女は触角を切られた事で、エスパーの判別能力が狂った。片っぱしから人間を殺していたわけではないので、頭そのものが狂ったわけではない。 -- 名無しさん (2014-04-09 20:47:06)
- アギトの、警察無能シリーズ第2弾。 -- 名無しさん (2014-04-09 20:55:24)
- メリトゥス暴走の原因を「アギトとの戦いで受けた傷」と即座に推理した北條に少し感心したり -- 名無しさん (2014-04-09 21:48:39)
- 女のほうの声の中の人、よしなが先生の声の人なんだぜ・・・ -- 名無しさん (2014-04-09 21:50:47)
- 前作のグロンギは死体や爆発の破片から体組織が調べられていたが、本作では特にそういった描写は無かった。しかしこの回で「斬り落とされた触角がすぐに消滅する」というシーンが描かれたおかげで、「ああ、破片も消えちゃうから調べようがないのね」と解釈できるようになった。 -- 名無しさん (2014-04-09 23:34:48)
- 上から殺っちゃダメって言われてるだけでアンノウン自体は人間を憎んでるからねえ -- 名無しさん (2018-08-25 01:38:38)
- アンノウン「主に依怙贔屓されてる人間許すまじ!」 逆に共存するにゃどうすればええんだ -- 名無しさん (2020-08-15 21:21:46)
- 超能力者じゃない人間を襲っていたのを闇の力(神様)にバレたらどうなっていたのか・・・ -- 名無しさん (2021-04-02 23:31:05)
- かっこいい -- 名無しさん (2021-04-02 23:32:24)
- 通常のロード怪人の中で顔が最も生物的で特にウェスパは絶対、「鉢」合わせしたくないほどのデザイン。また顔には複眼があるが、実際はバイザー状でその奥に通常アンノウンと同じ瞳があるのかもしれない。ちなみにアリのアントロードは瞳と複眼は別に配置されている。 -- 名無しさん (2022-02-03 22:27:13)
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