早朝協奏曲(境界線上のホライゾン)

ページ名:早朝協奏曲_境界線上のホライゾン_

登録日:2012/06/02 Sat 15:00:27
更新日:2023/08/12 Sat 18:59:08NEW!
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川上稔 境界線上のホライゾン 浅間・智 キャラソン 葵・トーリ 覗き 作詞:川上稔 総長強壮曲 早朝協奏曲



さあ行こう さあ行こう

名誉捨て 身軽だろ

望むまま まっすぐに

目的地へは顔パスなんだよ――



川上稔の長編ライトノベル、GENESISシリーズ境界線上のホライゾンのキャラソンの一つ。作中のメインキャラの一人であるズドン巫女こと浅間・智のキャラソンとなっている。


作詞/川上稔
作曲/矢鴇つかさ(Arte Refact)
歌 /浅間・智(CV.小清水亜美)


この曲単体ではCDとして発売されておらず、境界線上のホライゾンのBD第Ⅵ巻初回盤の特典CDとして付属している。




□概要
境界線上のホライゾンにおけるキャラソンは全て作中歌であるという設定が存在し、コレもまたその例に漏れずホライゾン世界では普通に歌われている曲の一つである。
作中での作詞作曲は主人公の葵・トーリであり、本来はトーリの歌、というのが正しいが、作中においては浅間・智が歌っているため、トーリの歌というよりはアサマチの歌、という認識が一般的。


普段は馬鹿で少々どころかかなりアレなトーリではあるが、この曲自体は至ってまとも。
終始アップテンポかつポップな曲調で進み、歌詞の内容としても常に「未来へ進む事」を歌ったものとなっており全体的にかなり明るい曲に出来上がっている。




□作中での活躍
作中において登場したのは、BDの特典である「境界線上のホライゾン きみとあさまで」の二巻〈上〉。
バンドがやりたいと思った浅間は取り合えずメンバーを集めるため同じクラスの葵・喜美ネイト・ミトツダイラに声をかけ、なんやかんやで二人とデートすることになる。
そのデートのイベントの一つとして向井・鈴の実家である湯屋に向かったところ、そこで他のクラスメイトと出会い、いろいろあってカラオケ大会が始まりそこで浅間が歌った歌。


浅間に対しバンドを進め、浅間が複雑な感情を抱く“彼”の作った曲であるこの歌は、彼女が「バンドをやりたい」と思ってから初めて歌う「私的な場での歌」であり、いろいろありはしたものの、彼女なりには納得しているようであった。
また、これが後に組まれる事となる雅楽バンド「きみとあさまで」最初の一歩であり、読者側からしても興味深い一幕であることに間違いないだろう。




□バックボーンとかその他諸々
この楽曲はもともと、トーリが神奏の位階を中位へと上げる際、試験として奉納したものである。


神奏には一般から限定級、更にその上に中位、上位の位階があり、それぞれの位階が上位になるに従って使える神奏術の種類が多くなっていくため、強力な術を使用するには上の位階へと進む必要がある。
そして位階を上げるには、その人物が神奏する神に応じた試験をクリアしなければならない。
トーリの神奏するウズメ系ミツバの神……というより芸能系の神は、その試験の内容として舞や歌といった“芸”を奉納しなければならず、トーリはこの楽曲を“芸”として奉納したのであった。


また、そのように奉納された“芸”の数々は氏子契約した神社を通り「商品」として世に出回る事となる。
本編で浅間達が使用した湯屋は、カラオケ屋の湯~選四十六式と提携しており、湯~選四十六式はトーリの歌を買っていたため浅間はこの歌を歌う事が出来たのだった。



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ちょ、ちょっと待ってください!

これ、うちに覗きに来る歌じゃないですか!


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さあ行こう さあ行こう

いつも通り 勇気出し

扉開け 叫ぶのさ

覗きに来ました浅間神社――



と、まぁ馬鹿がそんな普通の歌を作る筈もなく。
赤字部分で解ったと思うがコレ、ぶっちゃけ浅間神社に覗きに行く歌である


とは言っても上記の「未来へ進む」歌詞も間違いではない。この歌には歌詞が2ver存在し、中位契約に使用したのが「未来へ進む」系の曲、市井に出回っているのが覗きソングという訳。
トーリの神奏契約を担当する浅間は、中位契約の試験官としてこの曲を知っていたが、無論覗きソングではない方の歌詞であり、カラオケに行くことも無く、市井に出回る際にアレンジ出来ることも知らなかったため、覗きソングの横行を許してしまったのだった。


客層的には若年の男性をターゲットにしているらしく、原作者曰く「同年代の男が酒を飲んだら勢いつけるために絶対歌う」ような歌らしい。




□備考

  • トーリが総長になってからはタイトルと掛けて「総長強壮曲」と呼ばれることも。
  • 浅間としては結果的に馬鹿の馬鹿を見逃してしまった事になる訳だが、本来の(中位契約試験での)歌詞を知るのはトーリと浅間、あとは精々喜美くらいなものであるため「私と彼だけのヒ・ミ・ツ(はーと」(意訳)的な感覚もあるとかなんとか。
  • 「きみとあさまで」では終盤、重要な役割を果たす歌でもある。



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