登録日:2011/10/20(木) 19:32:22
更新日:2023/08/07 Mon 15:15:10NEW!
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都市シリーズ 機甲都市伯林 皇帝 皇帝・改 純皇 皇帝剣 茶髪 長髪 騎師 五行師 ロリコン 桃太郎侍 アルフレート・マルドリック 中尉
騎師である我々が貴方に大事にされてどうする
騎師とは民を護り、敵を討つものではなかったのか
川上稔の長編ライトノベル、都市シリーズに登場するキャラクターの一人。初出は機甲都市伯林2 パンツァーポリス1939で、以降は機甲都市伯林4まで出ずっぱりの準レギュラーキャラ。
所属:G機関陸軍部
階級:中尉
戦種:五行師/騎師
装備:強臓式重騎“皇帝”、“皇帝・改”、神形具“純皇”
字名:“皇帝剣”
備考:欧州五行宗家“マルドリック家”次子
□外見的特徴
イケメン。茶色の長髪を後ろで纏めており、指には赤珠の指輪。
初登場時はG機関員服の下と長靴は履いているが、上半身はノースリーブと割とフリーダム。身長は約170センチ強。
イケメン、茶色と香港のチャラ男と被るが、案の定、家名的に彼の祖先にあたる(もっとも直接的な血の繋がりは無いが)。
登場する時はほぼ常に神形具“純皇”を手に持っている。
□内面的特徴
前述の通りG機関員であり、ベルガーやシュバイツァー、エリンギウム、マルシェ等とは同窓生。
彼らとは得に中が良かったが、ある事情からベルガーを憎み、エリンギウムは記憶喪失となり、マルシェは本編開始直前に死亡しているため、現在交友があるのは同じくG機関所属のシュバイツァーのみ。
エリンギウムから託された約束は“この国の強化を”。
強臓式開発術により使用した身体部位は声帯。そのため人口声帯を使用して喋っており、作中では「掠れた声」と評される。
イケメンらしくわりかしクールな性格をしているが、憎悪の対象であるベルガーを前に激昂したり、グラハム・カールスルーエとローゼ・カールスルーエが葬送曲と共に空爆にあったときはケルンへと急いだりと、なかなかに熱くもある。作中、最も“騎師らしい”性格。
独逸創始記において、救世者に最も早く下った四つの騎師家系の内、「欧州五行宗家」たるマルドリック家の血族。
ただ、上に兄がいるため、継承者という訳ではなく、結構自由にやっている。が、兄より才能があるため、マルドリック家でも何やらいざこざがあるもよう。
ちなみに「弟超え」のため作中の時期兄は「弟が狩った以上の竜」を探しにソ連あたりへと旅立っており、「人狼王」と共に残したその成果は後世でマルドリック家の紋章に残されている。
“純皇”は救世者が眠る際、救世者が褒美として下賜したもので、一千年近くの歴史を持つ神形具。
参考までに、四つの騎師家系の他三つは「ネイロル家」「カールスルーエ家」「ボルドーゾン家」の三つ。この内先代「欧州五行宗家」だったボルドーゾンは後継者がおらず断絶している。
戦闘能力は高く、“純皇”を使用した生身も“皇帝”を使用した重騎戦も可能。つかそれが本職。ぶっちゃけ本編中、ベルガーとは三度ぶつかっているが、ベルガーは一度も敵わなかった
ローゼ・カールスルーエに好意を持たれ、アルフレート自身も若干の好意を寄せていたが、ローゼ曰く「自身を通して別の人を見ている」との事。滅びろロリコン騎師。
公式でロリコン扱い。
□各巻の活躍
- 二巻
序章にて、独逸の空を偵察する駄竜を倒すと共にシュバイツァーの下へと現れる。それからローゼ様にあったりいろいろあって作中後半。反独隊のガルド級戦艦破壊作戦の中に突如現れ、異族部隊を一蹴。
次に現れたベルガーと生身だったり重騎だったりと、スケール変えてぶつかりまくる。
一度はベルガーを追い詰めるも、救世者の力を借りたベルガーに“皇帝”を破壊される。
- 三巻
序盤、任務で北海警護につき、ケルン大空爆では一歩間に合わずあんま出番無し。
以下ネタバレ含む
- 四巻
救世者が心の成熟していない少女であることに疑問を抱く。
そんな中、救世者であるヘイゼル・ミリルドルフを保護するが、案の定脱走され、「逃げたくない」と言う言葉と現実に逃走している行動の矛盾に失望し、救世者の抹殺を決意。ヘイゼルが強臓式義眼“救世者”により“皇帝・改”の支配権を奪取し、ベルマルク・ナインとカール・シュミット相手にヒャッハーしてる所に現れ、“皇帝・改”の支配権を取り戻す。
そのままヘイゼルを殺そうとするが、突如現れた“先生”と“疾風”に妨害される。
一度は逃したものの、ヘイゼル達を見つけ、立ちはだかった“先生”を倒そうとするが、レーヴェンツァーンの放った銃弾によって“先生”が倒れ「一対一の勝負を邪魔された」と思いながらも当初の目的であるヘイゼル抹殺を果たそうとする。
しかし今度は“黒獅子”に乗ったベルガーに邪魔され、ベルガーとの因縁に決着をつけるため、自らも“皇帝・改”に記乗しベルガーと相対。終始優勢のまま戦いは推移するが、自ら定めたラインを越え、あえなく場外負け。
そして、ヘイゼルと「逃げたくない」という言葉の問答の末、ヘイゼルを救世者と認める。
その後、G機関ハンブルク基地に戻りハイリガー・カールスルーエと相対する。連合軍のハンブルク空爆に対し、あくまで全てを死なせないための市民の避難という消極策を取るハイリガーや他のG機関員に対し「本来護るべき立場の騎師である自分が何故護られねばならんのか」と一喝。自身は中破した“皇帝・改”を駆りハンブルク空爆を阻止するため、連合軍旗艦の撃破に北海へと向かった。
途中、“黒獅子”に記乗するヘイゼルとベルガーに対して力になることを約束し、“皇帝・改”の凌発動を使用。
竜となった“皇帝・改”によりヘイゼルに対し、いずれ救世者が率いる事となる騎師の力を見せつけ、自身は連合軍旗艦に対し“竜詞砲”の攻撃を受けながらも五行によってこれを破壊。周りの戦闘機を巻き込みながら、壮絶な最期を遂げた。
□備考
- ヘイゼルとベルガーに対し、純皇、重騎用の大剣、“皇帝・改”の戦闘関連記録を残す他、G機関の騎師達を奮い立たせ、“力になる”という約定をしっかりと果たしている。
- ベルガーを嫌っていたのは、異族弾圧により殺す筈だったエリンギウムをベルガーが“神の力”を使用し救ったため。
- その容姿や生き様から特に人気が高く、伯林のキャラで女性からの人気が最も高かったらしい。
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- RPGで例えると戦車兵としても戦士としても強いチートキャラ、だったかな -- 名無しさん (2013-08-06 19:10:38)
- 川上氏曰くベルリン番長 -- 名無しさん (2014-07-01 12:33:31)
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