登録日:2023/05/11 Thu 04:29:15
更新日:2024/07/05 Fri 13:23:57NEW!
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ブルーアーカイブ ブルアカ ミレニアムサイエンススクール 田中美海 アンドロイド 魔王 勇者 ゲーム脳 レールガン ロマン砲 イタズラ☆ストレート 天童アリス ゲーム開発部 アリパチ
※当記事は性質上、ネタバレ避け部分以外でもメインストーリーVol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ編」第1章のネタバレを含みます。
「今日はどんな冒険に出かけますか? アリスは一緒に旅立つ準備ができています。」
天童アリスは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の登場人物。
【プロフィール】
学園:ミレニアムサイエンススクール(1年生)
部活:ゲーム開発部
年齢:??歳
誕生日:3月25日
身長:152cm
趣味:ゲーム(特にRPG)
CV:田中美海
【人物】
かつて連邦生徒会の管轄下にあった、ミレニアム郊外の謎の領域「廃墟」の奥に眠っていたアンドロイド。
とある伝説のゲームクリエイターが残した、ゲーム開発に大変役立つというテキスト「G.Bible」を求めてやってきた才羽モモイ・ミドリ姉妹と先生によって発見された。
キヴォトスには一般市民として人間と同様に振る舞うロボットが多数存在しており、キヴォトスの住人もそれは明確に事実として認識しているが、
反面、アリスのような見た目人間と全く変わらない「アンドロイド」はオーバーテクノロジーの扱い。
さらに、生徒と同じようにヘイローを持っているが、当然ながら機械には普通ヘイローは無いし、作中で疑問を呈されてはいるが結局どういう原理なのかはハッキリしない。
形状は四角形の枠が複数重なった……端的に言うとPCでウインドウを多重で開いているような感じの形。
彼女が安置されていた椅子に「AL-1S」という文字が記されており、モモイがそれを何の気無しに「アリス」と読んだのをきっかけとして、「アリス」という名前で呼ばれることとなった。
とりあえず連れて帰ってみたものの、起動当初は人格も存在せず、まさしく機械そのもののような仕草であったが、ゲーム開発部の部員をアリスで水増しするため、ユウカに怪しまれないようにそれっぽい人格を取り急ぎ育ませる必要があった。
そのため彼女らが考えた方法は……ゲーム。
ゲームとの「コミュニケーション」によって人格を養わせようと考えたのだ。
……が、その第1号として使われたのはゲーム開発部の処女作にしてクソゲー『テイルズ・サガ・クロニクル』であり、その不可解な内容にアリスは混乱しフリーズまで起こす有様であったが、結果的には功を奏し、人格が形成されていく。
そうして、ある意味では機械的というか、何でもゲームに例えるゲーム脳思考を持つ、無邪気な子供へと育ちましたとさ。
特にRPGへの思い入れが強く、自分を「勇者」になぞらえて日々冒険とレベルアップに励む。
当然ながら学籍などは存在しないため、ミレニアム随一のハッカー集団・ヴェリタスに頼んでなんとかしてもらった。
立ち絵のパッと見では服の一部に見えて見落とされることが多いが、後ろ髪は地面に着いてしまっているほどものすごく長い。同じくらい長いキャラもいるが。
また、幼い言動や長い髪、格好のイメージに反して身長は152cmとちょっと小柄程度。
なんなら143cmしかない才羽姉妹より大分デカいし、ユズも150cmなので実はゲーム開発部では最も長身。
武器として背負っている、人一人分のサイズもある巨大な火器は、エンジニア部製作の「光の剣:スーパーノヴァ」。
レールガンと作中では言われているが、実際の描写は完全にビーム砲なのでどの程度信じていいかは定かではない。
宇宙戦艦用の兵装というコンセプトで作成されたため、基本重量140kgと、並大抵の火器なら少女たちが当たり前のように携行するキヴォトスでも「人間には扱えない」という評価*1。
そしてこれだけでエンジニア部の下半期予算が70%飛んだというバカの産物であり、火器一つで予算が壊滅してる時点で当然ながら宇宙戦艦本体は存在しない。ついでにこのサイズだと宇宙戦艦の兵装とするにはさすがに小さい。
生徒となるための一環として武器を入手するためにエンジニア部を訪れた際に、「光の剣」というヒロイックな名称を気に入り、(物理的に)誰にも扱う資格のなかった「剣」をアリスは機械故の膂力で平然と持ち上げる。
多大な予算を費やした一品ながら「倉庫の肥やしになるくらいなら使ってもらった方がいい」ということで無償で譲り受けた。
「C&C」のリーダー、美甘ネルとは初対面でドンパチやって以来因縁浅からぬ仲。
その時にかなり痛い目に遭ったため、アリスはネルどころかメイド服がトラウマになるほどであった一方、
初対面の時から「チビメイド様」と呼び、訂正を求められたら「チビネル先輩」になるなど*2、何かナメている節もある。
ゲーム初心者のネルに付き合わされるうちにだんだん仲良くなっている様子。
また、ナメていると言えば先生のことも相当ナメている。
作品全体を通して、特にメインストーリーで関わって助けるような生徒ともなれば先生は高く評価されていることが多いのだが、
「先生はマスコット」「国盗りSLGなら魅力だけ99でそれ以外は1」等と、わりと言いたい放題言う。
……断っておくと「先生のことが好き」という旨の台詞や懐いている様子自体はそれ以上にあるのだが、「しかし、有事の役に立つわけではない」と思われている感は否めない。
アリス視点ではメインストーリーでも先生が頑張っているという印象を受けづらいので、そのせいでこんなんになっているのではとも。
この辺は無垢故の畜生さなのかもしれない。
【ストーリー】
1章序盤のストーリーについては半ば前述。ゲーム開発部廃部の危機を乗り越えるべく、アリスもその一員にされて奮闘することになる。
そうして再び「G.Bible」を求めて大冒険したり、色々あってC&Cと一戦交え、後日になってネルがやってきてアリスとのタイマン勝負を申し出てきたり。
色々ありつつもゲーム開発部は廃部を免れ、アリスも日常を謳歌していた。
そんなある日、ヴェリタスが謎の機械を拾ったという話を聞き、彼女らの元を訪れた。
しかし、アリスが近づいた途端に突如謎の機械は作動。
そしてアリスも異様な様子となり、生徒たちへ攻撃を加え始める。
「……コードネーム「AL-1S」起動完了。プロトコルATRAHASISを実行します。」
なんとか応戦、そしてたまたま駆けつけたネルに鎮圧され、事態は収束したものの――
戦闘に巻き込まれた中で一人、モモイだけが無事では済んでいなかった。
モモイはさほどの外傷はないものの、2日経っても意識が戻らなかった。
そのことをアリスは酷く気に病み、部室に引きこもってしまう。
そこにいきなり現れたのは、ミレニアムの生徒会長・調月リオだった。
謎の機械とキヴォトスに迫る脅威について独自に調査をしていた彼女は、一つの仮説を唱える。
「貴方たちがアリスと名付けたソレは――
――未知から侵略してくる「不可解な部隊」の指揮官であり、
「名もなき神」を信仰する無名の司祭が崇拝した「オーパーツ」であり――古の民が残した遺産――その名も……」
「名もなき神々の王女AL-1S」
「もっと理解しやすいよう、貴方たちの好きな「ゲーム」に例えましょう。
つまり、「アリス」。貴女は――
この世界を滅ぼすために生まれた「魔王」なのよ。」
アリスと出会う過程、そして先日に見たものには、確かにリオの主張と辻褄が合うところはあった。
しかし、突然そんなことを言われて心情的に納得できるはずもないし、そして確たる根拠があるわけでもない。
ミドリも「一方的に脳内の独自設定を話さないでください!」と激昂する。
そんなことはお構いなく、リオはその最終目的を告げる。
キヴォトスを滅ぼしうる危険を排除するためには……「爆弾を安全な場所で解体する」。すなわち、アリスを処刑する。
そんなことを言われて素直に従うわけがないことはリオも承知で、実力行使のために自前の機械兵と、直属の最強戦力――C&Cのネルを連れてきていた。
しかし任務に不満を抱いたネルはあっさり反逆するが、リオはそこまで見越して「C&C全員ではなくネル一人だけ」なら容易に対処できる隠し玉、C&C最後の一人・飛鳥馬トキを潜ませており、為す術もなく返り討ちに遭う。
状況を完全に制圧したリオだが、いたずらに「生徒」に危害を加えるつもりはないと言い、あくまで合理的に、キヴォトスを守るためにアリスを回収・抹殺することに同意を求める。
仲間たちが怒りを露わにする中確証はなくとも自らの危険性を知ってしまったアリスは、もはやリオの理屈を返すことはできず、もはや渋々従う他なかった。
“リオの言葉を鵜呑みにしなくていい。ちゃんと話し合おう、アリス。”
「大丈夫です。アリスは生命体ではないのですから。
アリスは、ミレニアムの生徒ではないから。いなくなっても、大丈夫です。
アリスは……勇者、ではないから……アリスは……だい……じょうぶです。」
「先生、今までありがとうございました。みんな、アリスと一緒に冒険してくれて、ありがとうございました。
アリスは………今まで本当に幸せ……でした。」
目に涙を浮かべながら*3、笑顔を作って去っていったアリス。
ゲーム開発部と先生は、何もできず見送るしかなかった……
……が、お通夜ムードの中で無事目を覚ましたモモイはその顛末を聞き、「そんな事どうでもいいの! 私はアリスとこのままお別れなんて嫌だよ!」と堂々と言い放つ。
そうして、ゲーム開発部、C&C、エンジニア部、ヴェリタスの総力を結集し、リオがセミナーの予算を横領して築き上げた「要塞都市エリドゥ」へと攻め入る作戦が始まる。
そしてリオ秘蔵の巨大兵器アヴァンギャルド君とトキを辛くも撃破し、アリスのもとに辿り着いたが、それは皆の知るアリスではなかった。
それはアリスもとい「王女」の第二の人格、「Key」。定められた目的に忠実な「Key」は、アリスの人格を深層に追いやっていた。
Keyは瞬く間にエリドゥのシステムを乗っ取り始め、エリドゥが抱えた膨大なリソースはプロトコルATRAHASISこと、「アトラ・ハシースの箱舟」を降臨させるための素材に転用されてしまう。
一行がなんとか実行までの時間を引き延ばしている間に、ヒマリは「アリスの精神世界に入ってアリスの人格を呼び戻す」という解決策を持ち出した。そのための「ダイブ設備くらいありますよね?」と言っているが、そんな一般的なものなのかそれ、という点は未だによくわからない
アリスに訴えかけられるであろう人物はゲーム開発部や先生くらいだが、こんな事態では自分たちの精神が無事に戻ってこれる保証はない。
とはいえ、アリスを救うためにも世界を救うためにも他に策はなく、躊躇う理由はなかった。
アリスの精神世界……アリスと出会った「廃墟」の一室。
自分が「魔王」なのが証明された今では尚の事、「みんなを傷つけるくらいなら、アリスが消えるのが正しい」とアリスは皆を拒絶する。
それでも説得を続ける。
アリスのおかげでゲーム開発部は存続できたし、多くのものをもたらしてくれた。
仲間だから。仲間のことは決して諦めないのだと。
アリスが「魔王」であろうが何であろうが関係ない。ただ、自分自身がなりたいジョブになればいいのだと。
「それなら……も……がしたいです……
アリスも! 勇者になって……! みんなと……」
モモイ、ミドリ、ユズ。そして先生と……冒険を続けたいです……!
魔王である……アリスが、そうしても、許されるのなら……!」
「魔王だって、勇者になれるよ。」
「むしろ、最近だとそういうお話がヒットしてるからね!」
「もし……そういうブームがなかったとしても……私たちが、次回作として作ればいい……。」
「だって、私たち4人は、いろいろな想像を形にする事ができる……!」
「何でも作る事ができる………!」
「ゲーム開発部」だから!
「――では、アリスは勇者になりたいです。」
“うん。勇者になっていいんだよ。”
「アリスは……アリスになりたいです……!」
“君がなりたい存在は、君自身が決めていいんだよ――アリス。”
気がつくと、そこには地面に突き立てられた「光の剣」が鎮座していた。
“勇者の剣”をアリスは抜く。
「それは……! 「王女」よ……あなたのその能力は……!
あなたのその力は、世界を滅ぼすために存在するというのに……!」
「違います!アリスのこれは勇者の武器です!
なぜなら!アリスがそう決めたからです!
今のアリスは光属性の勇者……!」
「光よ――――――!!!!」
こうしてアリスは精神の主導権を取り戻し、世界の危機は顕現することなく霧散した。
ひとまず、世界に平和が訪れたのだった。
ゲーム開発部の一員として「虚妄のサンクトゥム」撃退にも参加し、「ウトナピシュティムの本船」に乗り込むチームにも名乗りを上げる。
しかし、「ウトナピシュティムの本船」は「アトラ・ハシースの箱舟」に対抗するためのユニットであり、すなわち「本船」にとってアリスは敵そのものである。
そのため、実は「本船」が起動した時点でアリスが「排除」されてしまうはずだったのだが、先生が肩代わりしたためなんとかなった。
アリスの危機は回避された一方、「箱舟」を概念的に防護して外部からの突入を許さない「多次元バリア」を巡る攻防はあちらが上手で、見込みは外れ、無防備な状態でバリアに突撃=自殺の危機に陥っていた。
ここからバリアを突破できるとすれば、同じ「箱舟」の力……アリスの身に封じ込めている力だけだった。
だが、Keyを表に出すこと、力を引き出すことはアリスの存在に多大な危険を及ぼすことは間違いない。
周囲の反対をよそに、アリスは自ら志願する。
アリスの中にある「魔王」の力が、世界を救う力になるのであれば――。
Key改め、モモイの読み間違いがアリスにも採用されてしまった「ケイ」と対話するが、ケイもアリスの死に直結するこの選択には反対だった。
ケイはアリスを好き好んで乗っ取るわけではなく、「王女」に対する従者のような立場をとっているのだった。
一方でアリスは、もう一人の自分であるケイのことを一方的に突き放してしまったことを謝罪する。
「アリスはケイのことをよく知らないので、ケイの立場になって考えてみたのです。
世界を滅亡に導く「鍵」であることが、ケイの存在理由なら……きっと、苦しかったと思います……
だから、ケイもずっと苦しかったんじゃなかったのかな、とアリスは考えました。」
「箱舟」の力を、世界を守るために使うということは、アリスだけでなくケイにとっても同じ意味を持つのだ。
「……だから、世界を滅亡させる私という存在が、これ以上苦しまないでほしいと考えているのですか?
私を、助けたいと?
……そういうことなのでしょうか、王女よ。」
「……アリスは、アリスが誰かを助けられるような存在なのかはわかりません。
アリスは「見習い」勇者ですから……でも、誰かを助けたいと思う気持ちこそ――「勇者」の資格であると、信じています。」
「本船」のデータをリソースにして顕現した「箱舟」は、「光の剣」の形をとる。
しかしそれは、本来の「光の剣」より遥かに巨大だった。
ヒマリ命名、「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」。長い。
勇者の一撃は世界を救う嚆矢となり、多次元バリアを粉砕。
力を使い切って倒れたアリスは傍から見れば「眠っている」だけで無事――かと思いきやその実、アリスの存在は失われようとしていた。
だが、精神世界の中、ケイがそれを肩代わりしようとしていた。
「消えるべき存在は、勇者ではなく――世界を滅ぼす「道具」であるべきなのですから。
それが正しいのです。ですから――
――これで、大丈夫です。
……それと、私に、謝らないでください……アリス。」
精神世界の中で一筋の涙を流しながら眠るアリスの傍らには、小さなロボットが転がっていた。
なお「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」は実体化したまま残っており、最終決戦の際にプレナパテスにトドメの一撃として使用されることになる。
出力はわずか15%だそうだが、この時に与えられるダメージは、100000000。
総力戦の最高難度Tormentの相手であっても一撃で消し炭にできるレベルの数字であり、その規格外の破壊力を実感できる。
そして戦いの終わったある日、かつて「G.Bible」のダウンロードの犠牲に使われたモモイの「ゲームガールズアドバンスSP」の中に、謎のデータファイルが紛れ込んでいた。
「Kei.sav」
……しかし、そのファイルサイズはほんの2kb。
超天才のヒマリが解析したところで、これが果たして何の意味があるのか、結論付けるのはあまりにも難しかった。
世界の危機とはいえ顔を出しづらいのでドローン越しに参戦し、アリスとの和解も済んだのに結局また失踪した「専門家」がいれば別かもしれない……と付け加えつつも。
その時、アリスが持ち歩いていた「ケイのことを考えて作った」という小さなロボットに気がついたヒマリは提案をする。
ちょちょいと改造してこのロボットにUSBメモリを搭載し、このデータを入れておくのはどうか、と。
それで、別に何かが起こるわけではないとしても……
【性能】
「この光に意志を込めて…貫け! バランス崩壊!」
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:RG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:特殊装甲
市街地:B 屋外:D 屋内:S→SS(固有武器★3)
EXスキル:世界の法則が崩壊します! COST:6
直線範囲内の敵に対してダメージ。エネルギーのチャージ段階によってダメージ量が1.5倍、あるいは2倍に増加。
発射後、エネルギーのチャージ段階は初期化
ノーマルスキル:光よ!
25秒毎に、会心値を割合で増加(20秒間)。さらにエネルギーを1段階チャージ(最大で2段階まで)
パッシブスキル:強化魔法です! → 強化魔法です!+(固有武器★2)
攻撃力を割合で増加 → 攻撃力を固定値で増加し、さらに攻撃力を増加
サブスキル:覚醒せよ、スーパーノヴァ!
Exスキルの発動と同時に、会心値を割合で増加(20秒間)。エネルギーのチャージ段階によって効果が1.5倍、あるいは2倍に増加
2021年3月25日……ちょうどメインストーリーVol.2第1章「レトロチック・ロマン」公開と同時に実装。ピックアップタイトルは「機械たちは旅立ちの夢を見るか?」。
恒常ガチャからも入手可能なほか、Hard任務でも神名文字がドロップするステージが1か所あるため、ガチャに依存しない受け入れや神秘解放も可能だが、Hard23-3と非常に終盤。
現状アリス専用の武器種RG(レールガン)は、通常攻撃が直線上の複数体にヒットするという異例の特性を持つほか、最大射程2000という破格の長射程を誇る。
同時に、遮蔽物の回避判定をぶち抜けるのも大きな強み。
ただ、ユニットの位置や攻撃対象を操作できないゲームシステムのため、狙って当てるというわけにはいかない。
シンプルなパッシブ以外の2つのスキルがどちらもEXスキルに連動しており、EXスキル一点振りの性能。
50秒ごとに撃つことによって最大の出力を発揮するという、大艦巨砲主義なフレーバーがある。
50秒というのはペースとしては遅いが、スキルコストは上限があるが全キャラ共有というシステム上、その間にアリス以外のスキルを回していって整えることになる。
一方で、サブスキルのバフを重視するなら必ずしも2段階キープが最適解とは限らなかったりも。
単体攻撃として見るとフルパワーでも取り回しを加味すると効率が良いとは言えず、かと言って直線範囲攻撃という特色が大きな強みになる場面も限られてくる。
数体の敵が直線状に並んでくれるタイミングを狙えるペロロジラ戦では比較的活躍できる。
エネルギーのチャージ段階はHPバー上のアイコンでも確認できるが、レールガンが纏っているオーラの色とエフェクトで見分けることができ、1段階の時は青っぽいエフェクトが、2段階の時はオレンジ色になり電撃が漏れ出すようになる。
【アリス(メイド)】
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:RG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:軽装備
市街地:S→SS(固有武器★3) 屋外:B 屋内:D
EXスキル:アリス、お掃除します! COST:4
敵1人に対してダメージ
ノーマルスキル:丁寧なお手入れ → 丁寧なお手入れ+(愛用品T2)
通常攻撃15回毎に、神秘特効と攻撃力を割合で増加(30秒間) →神秘特効・攻撃力増加の割合が微増、さらに会心値を割合で増加(30秒間)
パッシブスキル:ジョブボーナスです! → ジョブボーナスです!+(固有武器★2)
会心ダメージ率を割合で増加 → 攻撃力を固定値で増加し、さらに会心ダメージ率を割合で増加
サブスキル:ジョブ特性:メイド勇者!
通常攻撃が敵1人を攻撃するように変更。通常攻撃時、攻撃力分の追加ダメージ
2023年4月末のイベント「白亜の予告状~虚飾の館と美学の在り処~」時に恒常ガチャで実装。ピックアップタイトルは「メイド勇者は不思議な世界の夢を見る」。
モモイが「ゲーセンでムキになってるちっこいの」というだけでネルに間違われてしまい、C&Cのふりをして任務を遂行しなければならなくなったゲーム開発部。
しかしアリスは前述の経緯のためメイド服がトラウマであり、ネルとすっかり打ち解けた今でもそこだけは変わらなかった。
(おまけに、C&Cはネル以外デカすぎるため、ゲーム開発部が拝借したのもそのネルのメイド服の予備である)
それでもなんとか克服を試み、メイドと勇者を極めた先の上級職、メイド勇者を目指すのであった。
メイドをするにはやや問題がある超長髪はポニーテールになっている。が、それでも地面に付きそうなくらい(実際イベント内でも暗い中で踏まれるシーンがあるくらい)長い。
手に持っているモップにはロボットのキーホルダーが付けられており、事情を知る先生たちを涙させた。とはいえ、そんなところに付けるのもどうかと思うのですが、王女よ。
移動モーションはモップがけをしながらという斬新なもの。
ものすごく良い笑顔でモップをかけながらパタパタと走り回る様が非常に愛らしい。
狙撃手のカリンのふりをする都合から「光属性単体アタッカー」に。
武器は「光の剣」のままながら、パッシブスキルの効果により、ごんぶとビーム砲ではなくエネルギー弾で単体攻撃をする形になっている。
良い意味でスタンダードな性能に落ち着いており、神秘単体アタッカーとして一線級の活躍が期待できる。
ただ、単発攻撃なので会心によるダメージのブレが大きく、仲間のユズ(通常版)のように、ギリギリの攻略やタイムアタックでは会心ガチャ、通称アリパチが過酷になるのが難点。アリス、パチンコに挑戦します!
元祖パチンコのユズ同様、会心ダメージ率に対して会心値へのバフが全く無いため、会心抵抗率の高い敵に対しては極端に発生率が落ちる*4のもアリパチが過酷たる要因。*5
……だったが、「白亜の予告状」復刻と同時に愛用品が追加され、T1効果・T2効果共に会心値アップという明らかにアリパチを考慮した強化が施された。
全ての要素を完全に育てた場合の会心値は固定値だけで1000超えと十分すぎる数値となり、敵を選ばずに会心を狙いやすくなった。それでも確率は確率なのでアリパチになることに変わりはないが。
【余談】
ゲーム開発部という(作中で頻繁にゲームパロディが飛び交う)立場、ブルアカという作品が日本のギャルゲー文化を意識している様子が見られること、
そして関連キャラに「Key」や「ユズ」がいることから某老舗エロゲメーカーに掛かっているのでは?とも……
作中で「アリス」という名前になった経緯は前述した通りだが、その前後で「天童アリス」というフルネームへの言及はなく、状況からすれば学籍をこしらえた時にはつけられたと思われるが詳細は不明。
メタ的には、ブルアカキャラの姓は直球気味の名付けも多いため、上の話に続いて某世界的花札屋の捩りなのでは?とよく言われる。
真面目寄りの推測では「アリストテレス+天動説」がある。ただ、アリスのエピソードとの関連性はあまりないが……
明らかに不思議の国のアリス(Alice)を意識している要素もあるし、作中では「AL-1S」に由来しているが、キャラクターとしての公式な英字表記は「Aris」となっている。
グローバル版でも彼女はArisであり、日本語版でも最終編のクレジット表記や「白亜の予告状」のミニゲーム中など(全てグローバル版より後)英字表記される箇所では常にArisである。
一方で上記の要素に加えて立ち絵の「光の剣」の液晶部分をよく見ると「ALICE」って表示されてる*6という食い違いや、
生徒たちの名前の英字表記はほぼヘボン式*7なので実際のところアリスもAliceよりArisの方が自然ではあるが、それならむしろ「Arisu」じゃないのかとか、色々な方向で疑問があり、謎は深まるばかりである。
ここまで書いたものの、実際のところ日本ではよほど気難しいこだわる人を除けばあまり深く突っ込まれない内容だが、
グローバル版ユーザーにとっては由々しき問題のようでファンコミュニティや海外の作者の漫画では”Aris”は使用を避けると思われるレベルで全く使われておらず、”Alice”か”Arisu”と表記されている。
誕生日の3月25日は、アリスとの出会いが描かれるVol.2の1章前半が公開された日であり、それに合わせてアリスがプレイアブル実装された日でもある。
誕生日台詞で「アリスの誕生日は、みんなに出会えた今日です」と言っており、その意図が込められていることがわかる。
公式のYoutubeアカウントではユウカの「先生、ちょっとお時間いただけますか?」終了後に
「先生、ちょっとお時間いただきます!」を担当。「いただけますか?」ではなく「いただきます!」と言い切るところにアリスの性格がよく現れている。
そしてユウカの時に溢れかえった求婚ニキ同様、自称父親ニキが大量に出現する事態になっている。
アニヲタよ。追記・修正があなたと共にあらんことを。
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▷ コメント欄
- !アリスの項目が立ってました!パンパカパーン! -- 名無しさん (2023-05-11 09:52:38)
- アリス…アリス…パパだよ… -- 名無しさん (2023-05-11 14:41:15)
- 真面目にメイドのキーホルダーは涙腺にくるとともにせめて体の方につけてください、王女という笑いもある -- 名無しさん (2023-05-11 18:37:59)
- 一瞬だから分かりにくいけどスキルカットインの時ケイホルダーが涙目になってるの笑う 2kbなんだから大切に扱ってやってくれw -- 名無しさん (2023-05-13 16:15:16)
- ネットミームの影響を一身に受けてる子 -- 名無しさん (2023-05-23 20:42:58)
- ヤな想像だけど、これ自覚できないだけでキヴォトスの生徒全員実はアンドロイドなんじゃなかろうな。 -- 名無しさん (2023-05-30 23:08:35)
- まあ確実に語録はいいそう -- 名無しさん (2023-07-29 07:01:46)
- 忙しすぎてスネイルになるなんて言ったせいで新たにオープンなフェイスのアイツ概念まで取り込むアリス -- 名無しさん (2023-09-19 15:43:37)
- クソゲーで脳破壊させたら何故かこんな良い子に育った -- 名無しさん (2023-10-22 23:09:33)
- あの魔王宣告からレールガン無力化、そして調子外れの曲+涙の別れは未だに心が痛む。本気でやめてくれとゲームで思うと思わなかった…ここだけはストーリーで初めて見返せてない(リオが嫌いな訳では無い) -- 名無しさん (2024-02-10 12:45:20)
- ❗️ -- 名無しさん (2024-05-09 12:46:14)
- バッドエンドスチルだとパヴァーヌ時点でアトラ・ハシース来ちゃってるのな。覚醒アリス無理ゲーすぎる -- 名無しさん (2024-06-14 08:25:11)
#comment(striction)
*2 前述の通りアリスはそこそこ身長があるため、ネルをチビ呼ばわりできる立場にはある。
*3 このタイミングで言及する話題でもないが、ホーム台詞によれば「理由は分かりませんが、アリスは涙を流せます。おそらく眼球型カメラの洗浄機能だと思います。」とのこと。
*4 しかも神秘向き総力戦の一つであるゴズがそれに該当する。
*5 また、アタッカーの層の差からユズに比べて普通の攻略でもアリパチになるプレイヤーが多いというのもあると言える。
*6 これが現所有者の名前を表記するものなのかは不明
*7 他の外国人風名で言えば、マリーは「Mari」である。
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