登録日:2022/06/23 (木曜日) 20:31:21
更新日:2024/06/20 Thu 10:32:55NEW!
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8ボス 最弱候補 スピードタイプ 猪突猛進 猪武者 サイ ロックマン ロックマンx ロックマンx3 方言 職人 ドリル 脳筋 犀 広島弁 レプリロイド イレギュラー 突進バカ トルネードファング 地底のバーバリアン スクリュー・マサイダー
スクリュー・マサイダーとは「ロックマンX3」に登場するボスである。
パワー4200rp
スピード8000rp
異名:地底のバーバリアン
【概要】
エネルゲン水晶の採掘作業に従事していたサイ型レプリロイド。
ボディパーツは鎧のようなデザインになっている。
洗脳される前は、巨大なドリルが自慢の真面目な職人だったがドップラーによって洗脳されてしまう。
恐らく自らの職場だったと思われる、レプリロイドの活動源となるエネルゲン水晶の採石場を占拠した。
戦闘では突進攻撃や、ドリル弾を飛ばしての攻撃を行う。
【ボスとして】
フローズン・バッファリオ同様突進攻撃をメインとするボスであり、攻略は楽な部類。
当時の攻略本によっては「8ボス最弱」と言われたことも。
突進攻撃のスピードが速く、壁に当たった衝撃で落とされてしまう、ドリル弾が破壊できないなどの強みこそあるものの、何故か通常ステージではドリル弾をほぼ撃たずに最後の最後まで突進攻撃しかしてこない事も多々ある。
同じく弱めなバッファリオ、シザーズ・シュリンプァーに比べると動きは素早い上にハメパターンは存在しないが、そもそも突進一辺倒で初心者でも何度か挑めばコツを掴めるくらいには攻撃が単調なので恐れることはない。
ステージにあるライフアップ、ヘッドパーツは間接的にマサイダーの武器が無いと手に入れる事が出来ず*1、道中にあるサブタンクは素の状態でも取れる。
アイテムコンプリートを目指すならどのみちこのステージには2回来なければならず、それ以上に他ステージでの回収効率が飛躍的に上がるため、効率重視なら真っ先に攻略するのが定石となるステージ。
ただし、中ボスに耐久力の高いヘルクラッシャーが配置されているため、苦手な人はマサイダーに挑む前で躓く可能性はある。
そのヘルクラッシャーだが、股間部分に巨大なドリルという一見ふざけた見た目に反して、その巨体と突進の衝撃で逃げ場が非常に少なく、エックスの位置に合わせてそこそこ賢いルーチンも持つ為、パターンにハメる*2か無敵時間が無い点を突いたゴリ押しを駆使しなければ全くの初心者には辛い相手*3となっている。
そのためか最初はバッファリオを攻略して、続いてシーフォースと来て「こいつはだいたい三番目」というイメージを抱いているプレイヤーもそれなりにいるようである。
バッファリオステージに2回行くハメになってしまう上、結局ヘルクラッシャーとは実力勝負になるわけだが。
ボスラッシュ時は本来の力を解放したのか、突進に加えてトルネードファングを多用するようになる。
弱点武器やビームサーベルが揃っていれば苦戦はしないと思うが、縛りプレイを課しているプレイヤーは一応警戒しておいたほうがいい。
弱点はアシッド・シーフォースから入手できる「アシッドラッシュ」。
当たると怯むだけだが、突進を一時的に食い止められる。
じめんタイプ故にみずタイプの技に弱いのか、あるいは酸でドリルが錆びてしまうのか。
ソウルイレイザーではガッツマン系を踏襲し、爆発系のボムビーとアースゲイザーが弱点となる。
また、ソウルイレイザーの彼は同作におけるX3出身ボスに倣って攻撃パターンの変更がなされていて、突進の際に壁に振動を与えなかったり、体力減少時のパターンも変更されているのだが、体力半減時に使用してくる攻撃が非常に避けにくいという事から、難易度が上昇したステージと共にゼロミッションで出現するボスの中でも最強とも言うべき実力へと強化されている。
【技】
- 突進
このボスのメイン攻撃。
ダッシュジャンプなりエアダッシュなりで壁キックをして背後に回る…と他の突進系ボスと対処法は変わらない。
スピードはバッファリオやマンダレーラよりは速く、途中で急ブレーキを掛けてくる事もあるので、可能な限り引き付けてから飛んで回避したい。
ソウルイレイザーでは壁に振動を与えない。また、体力減少時は岩を巻き上げながらの突進に派生する。
- 無敵突進
体力半減後の奥の手。
毎回これが来るわけではないが、通常の突進に織り交ぜて使ってくる。
こちらは急ブレーキを掛けてくることはないが、スピード、攻撃力が向上している。
SFC版、PS・SS版では無敵時間の解除されるタイミングが違い、PS・SS版の方が光が消えたと同時に無敵が解除されるため、若干タイミングが緩い。
ソウルイレイザーでは使用しない。
- 岩を巻き上げながらの突進
ソウルイレイザーにおける体力半減後の奥の手。
モーション自体は通常の突進と同様だが、地面の岩を巻き上げながら突進する。
巻き上がった岩は攻撃判定が存在するので、移動エリアが実質壁のみに制限されてしまうのも同然であり、
この攻撃が始まったらさっさと弱点武器で倒してしまうのがミソ。
- トルネードファング1
エックスが3連射したときのように目の前に3発のドリルを撃ち出し、それを追い抜くように自らが突進。
時間差で後ろのドリルもマサイダーを追うように飛んでくる。
マサイダーをしっかり引き付けてから飛ばないとドリルに当たってしまう。
ソウルイレイザーでは2発までになっているもののトルネードファングを撃った後は突進をしない。
加えて、使用すると砲台モードへと移行するので、回避したのなら攻撃チャンスの一つとなる。
- トルネードファング2
突進中に急ブレーキを掛け、腕から正面、斜め2方向に肩パーツからドリルを射出する。
落ち着いて壁の中腹当たりで待ち、マサイダーが突進してきたらダッシュジャンプで飛ぶ。
これらのトルネードファングは通常ステージではあまり使ってこない攻撃。
ソウルイレイザーでは行わず、代わりにトルネードファング3を使ってくる様になった。
- トルネードファング3
ソウルイレイザーのエクストリームにて、体力半減後の奥の手の一つとして使用。
トルネードファングを地面に潜航させた後、天井と床からプレイヤー狙いのトルネードファングを発射する。
トルネードファングは左右移動やエアダッシュで回避しよう。
なお、この攻撃は『ロックマン2』に登場したメタルマンステージの雑魚敵のモールを彷彿とさせる。
【入手武器】
- トルネードファング
竜巻…ではなく、それの如く回転するドリルロケットを目の前に撃ち出し、時間差で直進していく。
敵に命中すると暫くの間突き刺さり、前作のスピンホイールの様に連続でダメージを与えられる。
射出の感覚などはフロストシールドに似ているが、こちらは3連射すると縦3列に広がり、広範囲を攻撃できる。
残念なことに連続ヒットするものの威力自体が低く、純粋な攻撃用としては他の武器に引けを取る。
特定の壁を破壊できるアイテム回収用武器としての使い道がメイン、他にはヒットした瞬間に雑魚の接触判定が一瞬だけ消えることを利用してすり抜ける、といった上級テクも存在する。
チャージ版は腕にドリルを装着する。目の前の敵を延々と攻撃する他、壁にドリルを引っ掛けてずり落ちずにいることも可能。
こちらもやや残念な性能になっており、攻撃力が低い上に効かない敵に当たるとすぐに消えてしまう。
更にエクスプローズ・ホーネックのパラスティックボム同様、チャージ完了と同時に自動発動してしまうので、武器チェンジのときは注意が必要。
仕様とはいえ武器の並びはトルネードファングは下から1番目、パラスティックボムが上から2番目であり、選びたい武器によってはメニューを開くのが必須になるのが地味に不便ではある。
本作バスター攻略では最強候補となるエレキテル・ナマズロスの弱点であり、最初から最後まで電撃攻撃を簡単に封じ込める事が出来るイージーモードと化す。
漫画版でも避雷針のような役割を果たし、ナマズロスを正気に戻すのに一役買った。
弱点としていないボスにはダメージすら入らずポッキリ折れてしまうが、逆に弱点としているボスには滅法強く、ゴリゴリと体力を削ってくれる。
意外と弱点としているボス自体も多く、マンダレーラBBや、隠しボスのプレス・ディスポーザーにも有効。
ソウルイレイザーは最初から3発分発射する。
原作ではステージ内の特定の壁を破壊する事が出来たが、こちらでは破壊が不可能になっている。
チャージ版は原作同様に大型ドリルを装備する。
- ドリルクラッシュ
ソウルイレイザーにて、ゼロでマサイダーを倒すとラーニング出来る技。
氷烈斬に相当する技で、ジャンプ中にドリルの様な形状に変化したセイバーでの下突きで攻撃する。消費武器エネルギーは無い。
今作におけるラーニング技の中でも威力が高い上、武器エネルギーを消費しない技なので、今作のラーニング技の中ではタイガードのライジングと並んで非常に使いやすい。
なお、この技のモーションはロックマンゼロ3と4における下突き系のEXスキルと良く似ている。中でも4のノービル・マンドラゴの墜盤撃はマンドラゴ自身が地底基地を拠点とするドリル系のボスという事もあってか、実質的な後継技と言っても良いかも知れない。
また、ホーネックステージに存在する特定の壁を破壊する事が出来る。
その壁の中にはゼロのボディパーツ入りのカプセルが存在するのだが、上述の通りトルネードファングでは壁を破壊する事が出来ないので、エックスでマサイダーを倒した場合はパーツ開発でアーマーを入手するハメになる。
ソウルイレイザーのトルネードファングとドリルクラッシュは共にタイガードの弱点となる。「強靭なドリルは刃で斬れない」という事か。
この他にも、原作のナマズロスを踏襲しているのか、ボスアタック限定ボスのマンドリラーも弱点としている他、同じく刃物系の能力を持つアリゲイツも弱点としている。
加えて、両者とも弱点としていないボスに対してもそこそこのダメージ量を叩き出す事が出来るので、特にドリルクラッシュはゴリ押し戦術を行うのなら最適とも言える技になっている。
【漫画版での活躍】
任せてつかあさい 吉報を待っててつかあさい
漫画版では2番手として登場。
ボディの改造中で首だけのドップラーには「お前だけが頼りなのだ」と命じられ、上記の方言*4混じりの台詞で忠誠を示すも、マサイダーがその場から去るやいなや「単細胞が…貴様など手駒の一つに過ぎんのだよ」と本心では捨て石扱いしていることを吐露されるなど、ドップラーに良いように使われているやや可哀想なポジション。
最初はバッファリオ同様、洗脳されながらもまだ言語能力は保持していた。
登場と同時に自分から「ドップラー様のとこにゃ~いかせんぞーーっ」と口を滑らすボケをかまし、指摘したエックスを殴り飛ばす鉱山採掘用ならではのパワーを見せるが、
作業用で戦闘経験が少ない事から、エックスとゼロのコンビネーションですぐに気絶させられ、回収されるかと思った刹那…。
ドップラーの「繭」により更なる魔改造を受け、ゲームと同等の姿になる。
バッファリオ同様言語機能さえも失って完全にイレギュラーとなり、飛躍的に向上した戦闘能力でエックスとゼロに猛攻を仕掛ける。
「これが進化だ」と嘯くドップラー。
「こんなの進化じゃない!」と拒むエックス。
頭に血が上ったエックスが冷静さを欠いたり、ゲーム同様壁に振動を与えて三角蹴りを妨害したり、ゼロのバスターやアースクラッシュがドリルにかき消されたりと苦戦しながらも、
トルネードファングがゼロのビームサーバーで全弾切り落とされ突進に切り替えたところを、アースクラッシュの溝に隠れていたエックスのバスターを無防備に喰らい、
最終的には何とか気絶に追い込み、ハンターベースに回収される。ゼロの意地悪でケイン博士が運んだかどうかは定かではない
後に活躍は地味ながらも他の生存組と共にエックス・ゼロをサポートした。
メインエピソードのドラマはエックス・ゼロとDr.ケインの絆と、対照的にケインと嘗ての親友であったドップラーの決別の方に重点が置かれており、
比較的あっさり倒されてしまった事や、魔改造されて一時は言語機能を失うほどイレギュラー化してしまった事、バッファリオやホーネックのように他の生存組のようなドラマも少ない事から、やや見せ場やセリフは少なめ。
ともあれ、終盤に命懸けでヘッドパーツのデータ回収をしてエックスのパワーアップに繋げた功績者でもある。
特殊武器のトルネードファングはナマズロス戦で使われ、原作通りナマズロスを倒す鍵となったが、本誌では「ドリルファング」と誤表記されていた。いや、たしかにトルネードファングよりドリルファングの方が技的には合ってそうだけど…
終盤のVAVA戦では、チャージフロストシールドで防御しつつ、砕けたフロストシールドの下からチャージトルネードファングのドリルが出てきてそのまま突撃し、VAVAが背中の盾を取り出してドリルを防ぐという非常に熱いシーンがある。
追記・修正は真面目にエネルゲン水晶を採掘しながらお願いします
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▷ コメント欄
- ヘルクラッシャーやっぱ見るたび思うんだけど、ロックマンXシリーズのボスなのかって疑っちまうくらいにシモイと初見からずっとそう思えて仕方ないんじゃが… -- 名無しさん (2022-06-23 22:03:28)
- 確かソウルイレイザーでは岩攻撃をしてくるんだっけ。それでも猪突猛進だけど -- 名無しさん (2022-06-23 23:37:00)
- チャージトルネードファングは壁に留まれるという地味な使い方がある -- 名無しさん (2022-06-24 09:59:59)
- ↑後にガイアアーマーやシャドーアーマーにはその能力がデフォで備わってるけどライト博士これをヒントにしたのかな? -- 名無しさん (2022-06-24 10:33:30)
- うろ覚えだが、ソウルイレイザーでトルネードファングを地面に撃ち込む動作をしているのを見たことがある。 -- 名無しさん (2022-06-24 14:43:33)
- ホント、なんで風属性要素ないのに(寧ろ地属性)武器にトルネードなんて名前つけちゃったんだろう? -- 名無しさん (2022-06-24 20:07:53)
- 一番↑ こ、股間に見えるだけであれは多分腹部だと思うし… -- 名無しさん (2022-06-25 10:10:22)
- ↑2 回転してるからじゃないかな、たぶん -- 名無しさん (2022-06-25 20:06:09)
- 取得にトルネードファングが必要なアイテムはアームパーツとキメラの2つだけ。・・・なのだがこの2つを前提にするアイテムが結構な数あるため、トルネードファングが取得には使わないものの実質前提となる物も非常に多い。前作は割と自由度が高かったのとは対照的。 -- 名無しさん (2023-09-06 02:53:27)
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*2 地上で引き付けて突進を誘えば初心者でも比較的簡単に撃破可能
*3 逆にゴリ押しで何とかなることもあるため、所詮は中ボスレベルで他ステージの8ボスに勝てるなら問題なく勝てる相手だが
*4 主に広島で使われる方言らしい
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