登録日:2011/03/18 Fri 21:42:02
更新日:2023/08/10 Thu 16:31:23NEW!
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映画 ジブリ 魔女の宅急便 モブキャラ モブ かぼちゃ カボチャ ニシン パイ事件 大人になったら意味がわかる項目 有名なモブキャラ 何故か立ってしまった項目 本名不明 パイ かぼちゃとニシンのパイ ニシンのパイが嫌いな少女 鍵本景子
ニシンのパイが嫌いな少女とは、スタジオジブリの作品『魔女の宅急便』に登場するモブキャラ。
声優:鍵本景子
本名は不明だが、その言動から生まれた通称である。以下、便宜上「少女」とする。
容貌
シンプルなピンクのドレスにこれまたシンプルなネックレス。パーティーの最中のようだからおめかししたのだろう。
茶色の肩口くらいまで伸ばしている髪には緑のカチューシャを装着、顔は少しつり目の気の強そうな感じが見て取れる。
言動
正直ほんの数シーンしかでてこない、名前も無いモブキャラに長々と書くようなことは無い?
いやいや……。
少女の祖母であるお婆さんやバーサ(ん)と一緒に、薪の窯で必死に焼いた手作りのかぼちゃとニシンのパイを抱え、雨にも負けず風にも負けず目的の家にたどり着くキキ。
そのキキに対応し、パイを受け取る際のやりとりが有名な……
少女「何かご用?」
キキ「お届け物です!」
少女「まあ、ずぶぬれじゃない」
キキ「でも!お料理は大丈夫です!」
少女「だから、いらないって言ったのよ……(部屋の奥から誰が来たか訊かれる)お婆ちゃんからまたパイが届いたのー」
キキ「……受け取りにサインをお願いします」
少女「私このパイ、キライなのよね」
(バタン!)
以上。
おばあちゃん「孫に温かいお料理をと思ったのよ、私の自慢の料理ニシンとカボチャの包み焼き」
「私 この パイ キライ なの よね」
お婆さんが苦労して作ってくれた料理に対してのこの発言(しかもズブ濡れになってまで必死で届けてくれた人の目の前で)、加えてまるで締め出さんとするかのように勢いよくドアを閉めるという行動は、初見の人には最悪な印象を与えるであろう。
猫のジジすら「今の本当にあの人の孫?」と呆れるレベル。
これを見ているよい子の諸君は料理を作ってくれている人たちに感謝しようね!
しかし、2時間30分ほどの映画の中のほんの数十秒しか出てこないキャラクターであるのに
『ニシンのパイが嫌いな娘』
と言われたらわかるのは、この少女がそれほど諸君の心に残っているからではないだろうか。
ちなみにこの一件でキキは約束していたトンボとのパーティーに間に合わず、しかもショックで身体が濡れたまま寝たので風邪を引いてしまう。
さらに回復後にオソノさんの策略でトンボのところに行かされた際、飛行機用の自転車の試運転に出かけ、束の間のデートを楽しむも、彼の仲間たちに水を差される。
しかも華やかなファッションの女の子たちの中に例の少女もおり(その際の台詞は「あの子知ってる。宅急便やってる子よ」というもの)、彼女たちと仲良くするトンボにキキは気分を害して帰ってしまう。
少女はパイこそ嫌いでも、キキ個人を軽蔑したり見下したりしている様子は感じられないが……。
(恐らくはまだモヤモヤしていたか、ヤキモチのような気持ちもあったと思われる)
しかし、そんな度重なる自信喪失とフラストレーションの結果として、キキはジジの言葉が分からなくなったばかりか、飛ぶこともできなくなる。そう、魔力が弱まってしまったのだ。
ここからキキが悩み立ち上がり成長していく訳だが、その転機が件の少女と言える……かもしれない。
なお、フォローしておくと、キキがトンボとパーティーに行けなかったのは少女の言動が直接的な原因ではなく、様々な要因(もちろん彼女の態度に受けたショックも含めて、時計の遅れ、急な雨など)が重なったため。
また、少女の側はもちろんキキ側の事情を知らず(汲み取る義理も無い)、単に宅急便に対応しただけで、特別キキに対してどうこう言っている訳でもない。
いずれにせよ少女の側の事情が詳しく語られていない事、キキに対して明確な悪意を見せていない事は留意すべきである。
むしろずぶぬれのキキを見て「だからいらないって言ったのよ……」と言っており、悪天候が予想されていたのに宅配業の人に無理をさせた祖母に呆れていたとも考えられる。
(『魔女の宅急便』の世界には精度はともかく天気予報は普通にある)
パイというイメージに引っ張られがちだが、日本での料理に例えれば「友達との華やかなホームパーティーのさなか、悪天候なのに宅配便のスタッフに無理をさせ、嫌いだと事前に言ってある筑前煮とかおはぎのような地味な料理をまた送りつけてくる押しつけがましい祖母」……というような風に考えると、そりゃ愚痴のひとつも言いたくなるだろう。
ちなみに監督の宮崎駿はこのシーンに関して「キキが甘かった」という見解を示している。
彼女はそもそも「お金を貰って仕事をしている」わけで、少女にとってキキは皆のヒロインの類などではなく「ただの宅急便の人」にすぎない。
そんなキキに対して気を遣ってはいけないわけではないが、そうする義務も無い。何故なら、仕事とはそういうものだからだ。
にも関わらず、それまで仕事先で皆に感謝されてばかりで絶好調、「荷物を運んだら感謝されるのが当たり前」という認識でいたキキは、少女の態度に衝撃を受け、自分の甘さを思い知り、落ち込んだ。
だがそして、その苦い経験を呑み込んで成長していく。そういうシーンとして描かれている。
そもそも、少女を批判している人間とて、他の人に対して気づかぬうちに同じような不快な目に合わせているかもしれない。
仕事として自分に応対する人間(宅急便の人、あるいは店の店員、など)全てに親切にして気を使っているような人間がそうそういる筈もなく、にも関わらずそれを棚に上げて少女を批判してしまう、
そういう所が「このシーンの一番つらい所」だと、宮崎は言っている。
その後はトンボ救出シーンで飛行船を見に行った時のみんなと一緒に応援していたり、エンディングはじめのトンボが飛ぶシーンで応援する仲間たちの中によく見るといたりする。
彼女と一緒にいた別の女の子と仲良く談笑しているカットはあるが、件の少女とはそこまで親密な友達にはなっていない模様。
余談
担当声優の本業は女優で、NHKのドラマによく出ている。後にも先にもアニメで演じた役はこれだけ。
若干棒読み気味だが、モブキャラなので大目に見てあげよう。
……で、ぶっちゃけニシンのパイとやらはうまいのか?
と思ったあなた、実際に作った勇者達のレシピがネット上に掲載されているので調べて試してみては?
まあ「まずそう」って声の方が圧倒的に多いけど。ただ実際に作ってみると割と美味しいらしい。
中のニシンを変えてみてもおいしいと思うよ。
しかし作ってみた結果「あたしもこれ嫌いなのよね」となっても責任は取らないのであしからず。
本場スウェーデンではニシンとしてシュールストレミングの缶詰を使うこともあるようだが、
いろいろと問題がある食材なので、よいこは真似しない方がいいだろう。
あと「ニシンのパイ」で検索をかけると、本作のパイに混ざってグロ画像らしき物が出てくるが、
こいつは「スターゲイジー・パイ」という由緒正しきイギリス料理である。
(スターゲイジーとは「星を見上げる」の意。顔を突き出した魚が星空を見上げているようだから……らしい)
嵐の中で漁村の飢饉を救った伝説の漁師を讃える、ブリテン島南西端コーンウォール地方のクリスマス前々日のお祭り料理。
飢えた人にきっちり1尾分ずつ取り分けられるように頭と尻尾を見えるようにするこの料理の材料はイワシとジャガイモ。「魚と根菜を使っている」という共通点はあるが、「ニシンとカボチャのパイ」ではない。
キキ「追記・修正をお届けにきました!」
ニシンパイ娘「あたしこの項目嫌いなのよね」
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▷ コメント欄
- コメントが多くなってたので、一旦リセット。 -- 名無しさん (2016-09-30 14:40:40)
- ぶっちゃけこの子なにも悪く無いよな。嫌いなもの送られても困るし -- 名無しさん (2016-11-01 11:17:58)
- 主人公に都合がよくない描写をされたキャラは異常に嫌われる現象の典型例だろう。 -- 名無しさん (2016-11-01 12:11:07)
- まあ少なくともわざわざ持ってきてくれた人の前で言うもんじゃないと思う -- 名無しさん (2016-11-01 20:01:24)
- わざわざって言っても宅急便やしなー。友人が送ってきたのとはまた違う -- 名無しさん (2016-11-01 20:02:14)
- キキの事を知ってるから悪く見えるんであって実際はこの子にそこまで罪はない。それ知ってて言ってるんならともかくキキの事まで察しろってのは無理な話 -- 名無しさん (2016-11-01 21:04:25)
- ↑3別にキキ自身には何も悪いこと言ってない(むしろずぶ濡れですねと気遣ってるともとれる)&おばあちゃんと仲いいのも知らんのならボソっということもあるだろ。しかもパーティー中に好きじゃないもの送られたら。ピザ屋の配達アルバイトしてたが頼んでおいて届けにいったら舌打ちするアホもいるんだぞ -- 名無しさん (2016-11-02 19:10:29)
- その後のシーンもだけど、キキ側の事情を知らなかったらトンボと仲間たちが遭遇したときのキキの態度は嫌な感じになるし -- 名無しさん (2016-11-02 19:15:45)
- 「もう!お婆ちゃんたらこんな物のために宅急便を頼んで!!この子もずぶ濡れじゃない!」とか思ってたかもしれないんだよな。キキを思っての態度と考えるとまた考えさせられるわ -- 名無しさん (2017-02-02 17:08:48)
- 勢いよく扉を閉めたのだって建て付けが悪くて勢いつけないとちゃんと扉が閉まらないからかもしれないしな! -- 名無しさん (2017-02-03 15:10:24)
- ぶっちゃけこんな客は山ほど居るがそもそも客が店員に気を使う必要は無い、見えない所でケッ、とでもやってやりゃあ良い -- 名無しさん (2017-02-03 15:22:15)
- 誕生日に筑前煮が送られてくるようなものかも知れない 個人的には好きだけども何も誕生日に送ってこなくてもと思って、それ+友達の目の前だからかっこつけて言って誕生日が終わった翌日に温めて食べているに違いない -- 名無しさん (2017-02-03 15:29:02)
- まあおじいちゃんおばあちゃんの得意料理が嫌いなのに本人の気持ちを裏切られないからずるずるひきずってしまうのもよくあるわけで……というかおばあちゃんがそれでもパイを送ってくるなら普通におばあちゃんを大切にしているからなんじゃ…… -- 名無しさん (2017-02-15 08:34:48)
- おばあちゃんに「嫌い」と言えてないんだろうな。「いらない」といっても遠慮してると思われてるかも(実際遠慮もあるかも) -- 名無しさん (2017-08-15 15:21:24)
- 誕生日に全身ずぶ濡れの魔女コスの配達員が嫌いな食べ物を届けに来る…嫌がらせと判断されても仕方がない状況 -- 名無しさん (2017-08-25 07:38:51)
- 婆「おいパイ食わねぇか」 -- 名無しさん (2017-08-25 09:53:07)
- 日本人はパイという料理に親しみがないから妙に賛否分かれるけど実家から送られてきたぬか漬けを野暮ったい食い物として嫌う孫という構図にすると大分印象が変わると思う -- 名無しさん (2017-12-12 16:23:28)
- この子が非難される言われはどこにもないわな。視聴者が主人公に過剰に肩入れしてるだけ。ドアをさっさと閉めるのも大雨なんだから当然。 -- 名無しさん (2018-07-25 12:46:17)
- ↑↑↑片手にこう包丁持って座ってるワケだろ、魔女の格好したヤツが俺んちで -- 名無しさん (2018-07-25 14:02:16)
- ニシンのパイが嫌いな少女→ニシンパイ娘→ニシン少女 最後なんかのクリーチャーみたいになってるぞw -- 名無しさん (2018-07-25 14:12:29)
- ♪パイが嫌いな娘 パイが嫌いな娘 パイを嫌ったせいで~ 認知度が た~か~い~ -- 名無しさん (2018-09-01 19:49:00)
- ぶっちゃけこのパイ美味しくなさそうではある。 -- 名無しさん (2018-11-07 14:28:14)
- 「中のニシンを変えてみても美味しいと思うよ」って一文がすべてを表すわww -- 名無しさん (2018-11-07 14:40:31)
- 美味しんぼにも魚のパイは出てきた・・・美味しかったらしいよ。 -- 名無しさん (2018-11-08 01:19:05)
- イギリス料理と聞いて全てに納得した。少女に同情した。 -- 名無しさん (2019-03-04 22:21:36)
- 年頃の女の子のパーティーに、カボチャとニシンのパイって時点で、婆さんも結構ずれてるんだよな。自分の得意料理が、相手の好物と勘違いして送ってくる。押し付けの善意は悪意に等しく、嫌がらせと受け取られてしまう。味や好みはともかく、華やかな場所に出る料理ではないんだろう。一番認識が甘かったのは、お婆さんだったのかも。 -- 名無しさん (2019-03-07 20:41:05)
- あれは大人が酒の席で食う物で子供には好かれない料理だと聞きました -- 名無しさん (2019-03-07 21:08:21)
- この件の一番の問題点は「相手の好みを考えていなかった」事だ。日本食で例えれば、煮物とか筑前煮だろうしな。いくら美味しくても、おしゃれなパーティに出せるようなものでもない -- 名無しさん (2019-03-21 21:03:31)
- 外見がマシな方ではあるんだけど・・・中身の小骨がめっちゃ多くてマジで好き嫌いが分かれるものでもある、ほんと嫌っても不思議ではない代物 -- 名無しさん (2019-03-21 21:13:34)
- この子の印象の悪さを最も助長してるのがドアの閉め方だな。劇中では明らかにキキを真正面からガン見しながら当てつけにも見えるような勢いでドアを閉めてる。だから締め出されたように見えて印象が余計に悪い。背を向けて部屋に入りながら後ろ手に閉めたならまだマシだったろうが・・・ -- 名無しさん (2019-04-05 18:12:33)
- 某バラエティ番組で現地の子供にニシンのパイのどこが好きか聞いたら「中のクリームとカボチャが好き」と答えたそうな -- 名無しさん (2019-07-10 19:57:17)
- シューレストレミングを使ったニシンのパイとか絶対ヤバいやつやん…… -- 名無しさん (2019-07-10 21:46:04)
- なんやかんや言われてるけど、結局言い方なんやなあ。言い方変えるだけでも、この子の印象が変わったりキキをそこまで落ち込ませないかもしれないね。あと送ってきた婆さん、子供のこと考えれや。 -- 名無しさん (2019-07-11 09:50:36)
- 「燻製ニシンの虚偽」って慣用句に基づいたエピソードだと昔から思ってました。本心では祖母への感謝ありつつもTPOであのような発言になったものだと -- 名無しさん (2019-07-14 19:47:32)
- 罪もない店員さんに八つ当たりをして不快な思いをさせるのはいけないよな(頭にブーメランぶっ刺さりながら) -- 名無しさん (2019-07-14 19:50:35)
- ↑18 さっさと閉めるのが当然にしても、相手をガン見しながら思いっきりバタンッて音立ててしめたらそら第3者側からの印象は悪いわな -- 名無しさん (2019-07-15 13:14:43)
- ウーバーイーツ全盛の時代だからこそ改めて見直されるべきシーンと言える -- 名無しさん (2019-12-23 13:14:48)
- 一度美味しいって言うと延々と同じ料理を作るのはおばあちゃんあるあるだし、もうパイに飽き飽きしてたんだと思ってる -- 名無しさん (2019-12-23 13:54:49)
- どこかで「自分と同年代の女の子(キキ)にいい歳しておばあちゃんにパイ焼いてもらうようなおばあちゃんっ子だと思われてそうで気恥ずかしかったり、自分はパーティーで浮かれてたのに同年代の女の子がずぶ濡れになりながらも一生懸命仕事をしてるのを見て変に罪悪感を覚えた」とかいろんな感情がごちゃ混ぜになってあんな素っ気ない言葉や態度になったのでは?って考察見てなるほどってなった記憶がある。オタクで例えるなら「エロゲをネット通販で買ったけど、中身が見えるような梱包で配達の人が自分と同年代だった時に、聞いてもいないのに「兄弟が注文したんですよー。俺はこういうの嫌いなんですがねー。」とか言い訳してそそくさと玄関を閉める」みたいな感じなんだろうか? -- 名無しさん (2019-12-23 20:04:36)
- 態度が悪いとは思うが、別にキキに対して特別ひどい扱いをしたわけではないと思う。ちょっと機嫌が悪くなってそれが表に出てしまっただけという感じ。 -- 名無しさん (2019-12-23 21:00:00)
- なぜ キキの項目はないのにこの項目はあるのか謎だ -- 名無しさん (2020-03-16 22:05:45)
- 空想科学キッチンだか空想お料理読本だかで語っていたのはうまそうだった。 -- 名無しさん (2020-03-16 22:20:45)
- カオナシが主人公側だとたちが悪い -- 名無しさん (2020-03-16 22:50:31)
- このお婆ちゃん後々キキにチョコレートケーキっぽいケーキ焼いてあげてるんだよな、そっちを孫に送ってれば良かったんじゃなかろうか -- 名無しさん (2020-03-28 14:07:15)
- ↑料理上手ではあるんだろう。祖母ちゃんって小さい頃にうかっかり「美味しい」「好き」っていうと、成長して味覚変わってもそればっかり孫に作るもんだし。 -- 名無しさん (2020-03-28 16:22:04)
- 小さい頃はキキが可哀そうで辛いシーンだけど、長じてから改めて観るとキキもおばあさんもこの娘も誰も悪くないのに暗い展開になるっていうのが辛い。ただただ天気とタイミングが悪かったとしか -- 名無しさん (2020-03-28 16:38:22)
- メタ的に見ると、キキを世の中そんなに甘くね-ぜ、て叩き落とすイベントだから、雨でズブ濡れになる、他人の善意を汚される、トンボのパーティーにはいけない、風邪ひいて寝込む、このツイてない連鎖の描き方は見事だよ。「仕事でいいことしても、褒められると思うなよ」という、この非情さをたった一言「あたし、このパイ嫌いなのよね」に凝縮した、キキの心を打ち砕く必殺の言葉。絶妙なセリフ選びのセンスもあると思う。 -- 名無しさん (2020-03-30 16:33:33)
- 同世代の友達とパーティやってるところにお祖母ちゃんの手作りパイ届くのって -- 名無しさん (2020-11-13 10:13:06)
- ↑訂正 同世代の友達とパーティやってる最中に祖母の手作りパイ届いて萎える思春期の気持ちも分かる。友達とピザ頼んで楽しんでるところに「あんた昔好きだったでしょ?」と祖母ちゃんの五目煮豆が送られてくるようなもん。 -- 名無しさん (2020-11-13 10:16:56)
- ↑ あたしンちの不味いみかんゼリー、ゆずゼリーを毎年贈られてどうしようという話に近いな -- 名無しさん (2020-11-16 13:32:57)
- 大雨の中、自分と同じぐらいの娘に「仕事」としてパイ運ばせてきたら、そら婆さんにはらたつのもね 誕生日なのに、この子みたいに真っ当にしなさいて説教されてる気分 おばあさんは全くそんな気分ない善意だろうと思うけど、思春期の繊細さにはそうとらえちゃうよ -- 名無しさん (2020-11-20 16:55:40)
- 飴に縫えて帰宅中のキキ、すっげぇ苦虫かみつぶしたような表情なんだよな。単に悲しいだけじゃなく、腹立ち、怒り、落胆、失望と、様々なネガティヴな感情がない交ぜになってるのがよくわかる。自分箱13歳で勤労に勤しんでるのに、同い年くらいの子が着飾ってパーティしてるっていうことへの羨望とか比較とかもこもってんだろうな -- 名無しさん (2020-11-28 13:50:00)
- うちのばあちゃんはハイカラだから用意してるジュースはコンビニに売ってるようなスターバックスのカフェオレ お菓子はポテチとかクッキーとかだな ありがたいぜばあちゃん -- 名無しさん (2021-02-18 03:38:26)
- このシーン、うろ覚えの上に「ニシンのパイ」という単語が一人歩きしてスターゲイジーパイを贈られたと思い込んでる人を時たま見かける(んで「あんなもん贈られちゃ嫌だろw」みたいなズレた同情をする) -- 名無しさん (2021-02-18 08:22:31)
- ↑それな ネットの記事とか -- 名無しさん (2021-03-14 22:35:28)
- さくらももこのエッセイで母が作ってくれたグラタンに最初は大喜びしてたけど、誉められて調子に乗った母がかなりの高頻度でグラタンを作るようになり、その度に「またグラタン?」とウンザリ、ついにはグラタンもおいしく思えなくなった…という話があったな。孫娘もそんな心境だったのかな -- 名無しさん (2021-08-14 11:01:48)
- 人の嗜好が生涯変わらないなんて事がある訳ないし、孫はいつの間にかパイが嫌いになったけどおばあちゃんはそれに気づかない、とかそこまでおかしな話ではないし、そういうものなんじゃないかね。↑確かラザニアだったと思う。作り溜めされてたのがようやく無くなりそうだと思ってたら追加で作られた、的な事もあったはず。 -- 名無しさん (2021-09-19 22:45:24)
- あとから原作読んだ時このエピソードがどこにも書かれてなくてアニメオリジナルだったことに驚いたわ。たしかに基本みんなキキに好意的な原作のテイストだとこの子みたいなタイプはいないんよな -- 名無しさん (2021-09-19 23:32:47)
- でも仕事ってこういうもんである -- 名無しさん (2021-10-20 14:27:12)
- 働いているかいないかで受け取り方が変わる。 -- 名無しさん (2021-12-02 14:44:25)
- ↑のつづきですみません。働いていなければ「ひでえ対応だなこのガキ」と思うし、働いていれば「ああ、仕事ってこんなもんだよな」と思える。 -- 名無しさん (2021-12-02 14:46:56)
- 子供の頃は親の手伝いしたらどんなにショボい手伝いだろうが逆に負担増やしてる状態だろうが「ありがとう」や「すごいねー偉いねー」の言葉をもらえるんだよね。大人の仕事は給料が貰えるけどお礼や称賛なんてごく一部。 -- 名無しさん (2021-12-02 15:27:46)
- ???「どーもお孫さーん」 「知ってるでしょう~? お届け物で ございます」 「おい パ イ 食 わ ね ぇ か」 ほかの皆さんもおいでぇ パイ焼くぞぉ」 「辛いかい?お姉さんはもっと辛い物を君のお婆さんに食べさせられてるんだよぉ 残さず食えよぉ」 「そうだよぉ お前も食えよぉ」 -- 名無しさん (2021-12-06 03:03:19)
- ↑絶対誰かやると思ってたらやっぱりやってた -- 名無しさん (2022-01-10 16:18:41)
- ↑3キキが働くって事を家の手伝いの延長線上にあるものって認識がまだ抜けきってなかったってのもあっただろうからその分ショックも大きかったんだろうな -- 名無しさん (2022-03-05 00:15:12)
- アップルパイなら喜んで受け取ったかもしれん -- 名無しさん (2022-03-05 00:25:22)
- 肝心のパイは映像を見る限り美味しそうだし、ニシン自体は美味しい魚(ただし骨が多い)なんだけど、どういう味なんだろうか -- 名無しさん (2022-03-05 00:29:10)
- ↑イギリス料理らしいので味は推して知るべしかと…… -- 名無しさん (2022-03-05 01:11:20)
- 【本編映像を見る限り、見た目はかなりまとも】←という前提から考えるに。嫌ってるのは「魚の下処理を怠っていてパイ自体が生臭くなってる」か「ニシンは小骨が多いから食べ辛い」のどっちかだと考えられる(もしくはその両方の理由)それか「ヘビーローテーションで食べてるので飽き飽きしている」 -- 名無しさん (2022-03-05 01:52:03)
- 本当に性格悪かったらその場で捨ててるか受け取り拒否するよね とは思ってた。思春期らしい普通の少女 -- 名無しさん (2022-03-05 02:30:31)
- パイが嫌いなのは仕方ないとして、見ず知らずの宅配人にわざわざ言うセリフではないと思うんだよなぁ・・・。 -- 名無しさん (2022-03-30 20:25:00)
- やっぱりパイの好き嫌いどうこうじゃなくて「自分と同年代で働いてる少女」に「おばあちゃんからパイ貰って喜んでるような子供」と思われるのが恥ずかしかった、でいいのかな -- 名無しさん (2022-04-20 03:09:23)
- ニシンのパイだから味付けに独特なのは勿論、血をきちんと取り除くなりしないと食中毒にまでなるからマジ注意。トラウマになるくらい嫌いになるぞ -- 名無しさん (2022-04-29 22:17:03)
- このエピソードはアニメオリジナルだけど、原作だと傲慢な態度をとる吹奏楽団から楽器を空輸しろと無理難題言われて頭にきたキキが、配達場所に着いてもわざと降りずに結びつけた楽器を風で奏でながら旋回し続けるという嫌がらせをしてた。 -- 名無しさん (2022-04-30 00:51:10)
- この子別に嫌いではないが、キキやトンボよりも先に項目が立ってるのは面白いなw -- (2022-04-30 01:38:48)
- これそもそも原作と映画じゃ仕事の対価が違うんだよね。原作のキキは魔女の風習に則って「お仕事に対してお金はいただきません。代わりに何かお裾分けをください」とお願いしてる(例えば絵描きの人の依頼のお礼は絵を描いてもらうでもok)。対して映画の方はきっちり代金を要求してる。子供向けでも仕事を現実的に描いた宮崎駿と子供向けだからお金云々は描かなかった角野栄子の違いなんだろうけど -- 名無しさん (2022-04-30 17:49:51)
- TLで流れてきた「二進(法)のπが嫌いな少女」に吹いた -- 名無しさん (2022-04-30 18:24:24)
- この子に対する意見を見ると、他人は他人の言動に思った以上に厳しいものだと分かる -- 名無しさん (2023-03-27 18:04:33)
- 自分が子供の頃はどうだったかなんて考えられる人はそもそも書き込まないんじゃなかろうか -- 名無しさん (2023-05-03 12:45:23)
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