ボルト・ヘッジホッグ(遊戯王OCG)

ページ名:ボルト_ヘッジホッグ_遊戯王OCG_

登録日:2022/04/04 (月曜日) 12:32:38
更新日:2024/06/18 Tue 11:53:23NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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遊戯王5d's 遊戯王 遊戯王ocg 不動遊星 地属性 機械族 ハリネズミ 星2 過労死 効果モンスター ボルト 自己蘇生 攻撃力と守備力の数値が同じ dt再録 the duelist genesis




ボルト・ヘッジホッグ


効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
(1):自分メインフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにチューナーが存在する場合に発動と処理ができる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


概要

棘の代わりにボルトが生えているハリネズミ。
種族が獣族ではなく機械族なのは、このボルトに引っ張られたためだろう。
このボルトの本数は(基本)28本と決まっている。


その効果は、チューナーの存在を条件とした自己蘇生。
召喚権を使うことなくモンスターを揃え、制約も特にないので様々な用途に使える。
もっとも手札にあったらバニラでしかなく召喚権を使って消化するはめになるため、手札コストなどで墓地へ送るのが基本となる。


レベル2、地属性、機械族とステータス面も優秀で、多くのサポートカードの恩恵を受けることができる。


用途

シンクロ召喚

チューナーと非チューナーが揃うことで、勿論シンクロ召喚が可能になる。
レベル2と低いため、レベル調整もできて気が利いている。


特に手札コストを使って特殊召喚する《クイック・シンクロン》や《ジェット・シンクロン》とは相性が良く、召喚権を使わずに2体モンスターを並べることが可能。


エクシーズ召喚

条件がチューナーであることを置いておけば、ランク2のエクシーズ召喚にも使える。
利点はもう一つ、エクシーズ素材になった《ボルト・ヘッジホッグ》は「除外される」デメリットが消滅し、エクシーズ素材として取り除かれても墓地に戻ることができる
これはエクシーズ素材になった時点で「フィールド上のカード」扱いではなくなり「このカードはフィールドを離れた時に」という条件と齟齬するため。
シンクロ期のカードでありながら、エクシーズ召喚の到来でむしろパワーアップしてしまったのがこのカードである。


リンク召喚

リンク召喚にも使えるが、もちろん除外デメリットは伴うので相性は並。
必然的にチューナーと並ぶため、現役時は《水晶機巧-ハリファイバー》を出す事もできた。


除外デメリットの踏み倒し

《異次元からの埋葬》などで墓地に戻して再び自己蘇生できるが、そんなものではリソースとしては足りなさすぎる。
そこで《王宮の鉄壁》など、カードを除外できなくなるルール介入効果を適用して《ボルト・ヘッジホッグ》の除外制約自体を無くしてしまう。
つまり自己再生後に墓地に送っても(チューナーがいれば)即座に、何回でも自己再生できる。
これでリンク召喚もやり放題、延々と《キャノン・ソルジャー》の弾にして容易に1キルも達成可能だった。
他にも機械族の特殊召喚やエクシーズ召喚をするたびに効果ダメージを与える《サイバー・サモン・ブラスター》や《ギャラクシー・ウェーブ》などでも同様に1キルできる。
このように登場以来ずっと1キルの温床となってはいるが、実戦で使えなくもない程度に留まっているため、今のところ規制を受けたことはない。



アニメでの活躍

アニメ「遊戯王5D's」の主人公:不動遊星が愛用するモンスターの1体。
SP-エンジェル・バトン》や《クイック・シンクロン》で的確に墓地に行っては自己再生し、シンクロ召喚を八千度アシストしてくれた。
特に《クイック・シンクロン》の効果で捨てられ、直後に蘇生し《ニトロ・ウォリアー》にシンクロするコンボは特に多く披露されている。
遊星が手札からカードを捨てると同時に《ボルト・ヘッジホッグ》のイラストが表示され、「《ボルト・ヘッジホッグ》を墓地に送り~」という宣言自体が省略される事もままあった。


ちなみにアニメ本編にて、除外制約については1度も言及されなかった。


余談

「この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた時に除外される」という、今ではお馴染みのこの文章。
実はこの制約文章が初めて書かれたのが、この《ボルト・ヘッジホッグ》である。


シンクロ召喚の導入は、それまでと比較して特殊召喚の頻度とモンスターを並べることの価値を飛躍的に増やした。
有益な自己蘇生と妥当な制約は、価値観が大きく変わった転換期であることを誰よりも象徴しているだろう。


プレイヤーからの通称・愛称はボルチュウ。もしくは、某ハムスターの存在からボル太郎と呼ぶ人も。
どちらも「ボル」ト+ヘッジホッグ(ハリ「ネズミ」)からの連想だろう。


遊戯王デュエルリンクス』では、カードとしては勿論、5D'sワールドのレアな背景演出としても登場。
工具箱をタップすると、通常時に出現するネズミの代わりにこのモンスターが現れ、少額のジェムを貰える。





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  • 遊星を序盤から支えつづけたカード…ジャックとの最終決戦にスピード・ウォリアー,ロードランナーと共に特殊召喚されジャンク・ウォリアーのパワーアップに貢献したのが特に印象的…。 -- 名無しさん (2022-04-04 12:52:07)
  • ソニック・ウォリアー共々いぶし銀の活躍だった -- 名無しさん (2022-04-04 14:20:17)
  • ボルチュウって初めて聞いたが俺が知らないだけでメジャーなのか? -- 名無しさん (2022-04-04 16:52:29)
  • ↑ 全盛期はデッキレシピやコンボルート紹介やらでよく使われてた -- 名無しさん (2022-04-04 17:36:01)
  • なぜ今になって… -- 名無しさん (2022-04-04 19:27:11)
  • ↑2↑3 当時は「ボル太郎」派と「ボルチュウ(ボルチュー)」派で割れてた印象がある -- 名無しさん (2022-04-04 20:29:25)
  • 今まで記事なかったのか -- 名無しさん (2022-04-04 21:13:09)
  • 場合に発動と処理ができるというコンマイ検定ワード -- 名無しさん (2022-04-04 22:07:51)
  • 厳密にいうと、ハリネズミはネズミではないんだけどね。どちらかというとモグラに近い。そしてハリモグラはモグラよりカモノハシに近い。 -- 名無しさん (2022-04-04 22:14:53)
  • 現実のハリネズミがどういう分類だろうが、こいつは鼠扱いされてたのが事実。 -- 名無しさん (2022-04-04 22:21:15)
  • ボルト落としてクイック出してボルトの蘇生に反応してドッペルが出てくる初期ジャンドの黄金ムーブ -- 名無しさん (2022-04-05 03:29:03)
  • ターン1制限がないのが強いが、だからこそなんかの拍子にヤバいことにならないか心配なカードでもある -- 名無しさん (2022-04-05 12:55:18)
  • X素材を2つ取り除いて効果を発動できる2体素材でランク2のXモンスターが出たらヤバそう。2体を自己再生してX召喚、X素材を2つ取り除いて……でループできる。2つ取り除く効果ならそれ自体も強そうだし -- 名無しさん (2022-04-05 15:41:40)
  • ↑2実際キャノソルと鉄壁使った無限ループはある。ものすごく遅いから許されてたけど -- 名無しさん (2022-04-05 19:36:06)
  • 実用性ないけど素材指定ない闇属性ランク2Xが3種あるからそれら12枚とプリーステスオーム射出で1ターンキル狙えるかな -- 名無しさん (2022-04-06 09:17:06)
  • ↑ゴメン、ミス ×12枚 ○9枚 -- 名無しさん (2022-04-06 09:18:21)
  • マスターデュエルのメイトの説明でフィールドから離れるのが地味に嫌だったぽいの笑う -- 名無しさん (2022-09-20 22:27:35)

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