登録日:22021/12/31 (金) 03:49:00
更新日:2024/06/17 Mon 13:16:20NEW!
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『ランダーズ』は、サンライズ・名古屋テレビ(現:メ~テレ)制作のロボットアニメ『勇者シリーズ』第三作『伝説の勇者ダ・ガーン』に登場するロボットチーム。
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【概要】
登場は第5話「恐竜墓場」から。
ダ・ガーンと同じく、太古の昔から地球を守る八人の勇者に該当される。
自動車から変形、陸上戦を得意とするだけでなく、深海での活動および海上での走行も可能。
いずれも地球を守る『大将』こと高杉星史に従う荒くれ者の集まりであり、その口の悪さに星史もやや困りはしたものの、頼れる仲間であることに変わりはない。
そんな彼らだが、他の勇者と同様星史がダイレクターを通して指令を与えないと行動できない。
また、CDドラマ「ミステリアス・ベル」によると自身が世間に及ぼす影響を考えた結果、メンバーはビッグランダーの荷台の中で大人しく待機していることが明らかになっている。
彼らの性格からして、これは不幸としか言いようがない。一番不幸なのは海の中で待機するよう命令されているガ・オーンなのだが
【メンバー紹介】
俺はビッグランダー。
自慢じゃねえが、力ならだれにも負けやしねぇぜ! おう、大将!
【ビッグランダー】
トラック形態時全長:8.5m/荷台牽引時:22.0m
トラック形態時最高速度:280.5km/h
ロボット時全長:12.5m
重量:45.0t
走る速さ:150km/h
ジャンプ力:54.5m
最大出力:165,000HP
CV:島田敏
第5話で初登場。荒くれ者揃いのランダーズを束ねるリーダー。
恐竜の化石が眠るオーストラリアの地底トンネルでドリルランダーともども勇者の石として眠っていたが、土木工事屋の大型トレーラー(キャリアカー)と融合してこの姿となる。
トレーラー形態では荷台を牽引、他のランダーズを格納可能だが内部で駄弁っている一同に頭を悩ませることもある。
腕力だけでなく判断力にも優れ、第10話「必殺!合体破り」では星史の命令を受けた後、レッドバトラー・クラーケンに捕えられた深海艇を壊さないようメンバーに指示している。
第39話「奪われたビッグランダー」では星史の命令を受けて、高杉家と香坂家の引越しトレーラー代わりに使われてしまったこともある。
また、偶然乗り合わせたデ・ブッチョを当初は毛嫌いながらも、次第に口喧嘩する仲になり、その不幸な境遇に共感したことも。
ランダーズでは最初に復活しており、番号も「1」。
武装・技
- スパイクシュート
五芒星状の突起を伸ばした胸部のタイヤを投擲する。
- ビッグクラスター
胸部のフロント部からラジエーターグリルを展開。
そこからミサイルとビームを速射する。
ミサイルは1分間に500発の勢いで発射される。
- 放水
第13話で使用。
胸部のフロント部から水流を放出し、山火事を消した。
- ビッグラリアット
車体から腕部を展開し、打撃攻撃を繰り出す。
第39話では敵の攻撃の余波で巻き起こった道路の崩落からひかると蛍を守るため使用。
その際、乗り合わせていたブッチョから正体が知られてしまう羽目になった。
- ランドカノン
両手に携える二丁の銃で、防衛軍が所有する戦艦の主砲以上の威力を持つ。
ビッグランダーでは玩具のみの装備。
俺の名はドリルランダー。
土の中なら俺の専門だ。よろしく頼むぜ!
【ドリルランダー】
ドリルタンク形態時全長:8.1m
ドリルタンク形態時最高速度:118km/h
ロボット時全長:12.1m(ドリル含まない時は9.0m)
重量:30.5t
走る速さ:85.0km/h
ジャンプ力:45.5m
最大出力:132,000HP
CV:巻島直樹
こちらも第5話で初登場。
オーストラリアの地下でビッグランダーと共に目覚めた勇者で、土木工事用のドリルタンクと融合した。
両肩に生やした巨大なドリルがトレードマーク。
目覚めるなり『大将』と呼ばれ困惑する星史に「他に誰がいるんだよ、こぉのスットコドッコイ!」と啖呵を切る荒っぽさを見せた。
ドリルタンクと融合しているためか、他のメンバーに比べると深海での活動は苦にもしない様子。
そんな彼も、地面を穴ぼこにしてしまわないように普段はビッグランダーの荷台内で待機している。
ランダーズでは二番目に復活したが番号は「4」。
裏設定では第1作『勇者エクスカイザー』のドリルマックスを尊敬しているとのこと。
武装・技
- ドリルキャノン
両肩のアーマーを前に出し、二門のキャノン砲で敵を破壊する。
- 放水
第13話で使用。
両の拳を収納して、そこから水流を放出し山火事を消した。
- ドリル射出
両肩のドリルをミサイルのように発射する。
- ショルダーアタック
時速100kmで加速し、山に穴をあけるほどのドリル攻撃を仕掛ける。
- ドリルライザー
ドリルランダーの専用銃。
6門の砲門から1分間に6000発の弾丸を発射する。
玩具のみの装備。
俺の名はターボランダー。全開バリバリだぜ!
【ターボランダー】
自動車形態時全長:4.7m
自動車形態時最高速度:450.5km/h
ロボット時全長:10m
重量:18.5t
走る速さ:175km/h
ジャンプ力:60.5m
最大出力:114,000HP
CV:梁田清之
第6話「8人目の勇者」で初登場。
イギリスのヘンリー家に代々伝わる家宝「神の紋章」に施された勇者の石のひとつが、ヘンリー家の令嬢・ジュリアの彼女の愛車である改造コルベットと融合した。
ボンネット部に施された野牛のエンブレムが特徴。
ジュリアがF1レーサー志望のぶっちぎりお姉さんだったのか、性格はご主人譲りのスピード狂。
そのため、マッハランダーとどちらが現場に早く到着するか競い合おうとしたこともある。
そんな彼も普段は他のメンバーに配慮してギンギンに走るのを抑えて荷台内で待機している。
ランダーズでは三番目に復活したが番号は「2」。
なお、ジュリアは「悪しき力が世を乱す時、我が家に伝わる神の力が解き放たれ悪しき力を滅ぼさんとする」という伝承を守る家に嫌気がさし出奔、星史と知り合う。
しかし、レッドロンのレッドバトラー・トレースゴンがサーキットを襲撃した際、親子同士が互いに思いやる心に気付き和解している。
武装・技
- ターボランチャー
両肩に配置されたマフラーを前方に展開し、バルカン砲として速射する。
第13話ではマフラーからは突風を放ち、山火事を消した。
- ターボライフル
ターボランダーの専用銃。
銃口から1億ボルトの電撃ビームを発射する。
玩具のみの装備。
俺の名はマッハランダー。大将、命令を言いなって!
【マッハランダー】
F1カー形態時全長:4.3m
F1カー形態時最高速度:610km/h
ロボット時全長:9.5m
重量:15.5t
走る速さ:305.2km/h
ジャンプ力:54.5m
最大出力:112,000HP
CV:河合義雄
こちらも第6話で初登場。
「神の紋章」に施された勇者の石のひとつが、黄色いF1カーに融合してターボランダーと共に復活した。
ランダーズの中では最速のスピードの持ち主だが、レースのサーキットのようにきちんと整備された道路しか走れない。
そのため、普段は他のメンバーと同様ビッグランダーの車庫で大人しくしている。
ランダーズでは最後に復活したが番号は「3」。
武装・技
- ウイングカッター
両の腰アーマーの一部をブーメランのように投擲し敵を切り裂く。
- マッハストーム
胸部アーマーから三門の砲門を展開。そこからビームを発射する。
- マッハラリアット
レーシングカー形態時に使用。
超高速で走行しながら側部から腕を出してラリアット攻撃を仕掛ける。
- 突風
第13話で使用。
両の拳を収納して突風を放ち、山火事を消した。
- マッハショット
マッハランダーの専用銃。
銃口から1億℃のレーザー光線を発射する。
玩具のみの装備。
【合体形態】
ランダーズ! 合体しろ!!
おう!!
合体!
ラァァァァァンドバイソンッ!!
【ランドバイソン】
全高:24.0m
重量:109.5t
走る速さ:220.5km/h
ジャンプ力:190.0m
最大出力:552,000HP
CV:島田敏
第9話「レッドロンからの贈り物」にて初合体。
ダイレクターを介した星史の指令を受け、ランダーズが四体合体した形態。
陸の勇者の名に恥じぬよう全ランダーズが大地を爆走しながら合体開始。
頭部を収納したビッグランダーが腰と両脚部を形成。そこを土台にマッハランダーが腰アーマー、
ターボランダーが胸部と頭部、そしてドリルランダーが両腕部と、ブロックを積み重ねるかのように合体。
背中にランドカノンを載せることで完成する。
頭部こそターボランダーだが、人格はビッグランダーに統合される珍しいパターン。
簡略化された合体バンクもあり、劇中で何度か登場した。
頭部に生えたバイソンの角と両肩のドリルが特徴で、その名の如く荒ぶる野牛の如きパワフルな戦いが得意。
設定によるとパンチ力は全盛期の若花田一万人分、キック力は20tの岩を500mまで蹴り飛ばせるほど。
その反面、飛行能力がないのが弱点で、大気圏内で飛行するにはダ・ガーンXとスカイセイバー/ペガサスセイバーの力を借りなければならない。
第10話では星史の命令で現場到着前に合体。レッドローンの特殊レーダーを破壊し合体不能状態を解除する大役を果たした。
角川スニーカー文庫版(著:鷹見陸)では、ランダーズの分離形態は登場せず常時ランドバイソンの姿で活動。
上巻ラストではオーボス軍に従うフリをしていたセブンチェンジャーの手でスカイセイバー共々血祭りにあげられてしまうものの、下巻で元通りになった。
最後はダ・ガーンとスカイセイバー、そしてセブンチェンジャーと共に眠りに就いている。
武装・技
- ランドカノン
両肩に装備された大型ビーム砲で、ランドバイソンのメイン装備。
- バイソンシールド
ビッグランダーの荷台のスロープ部が分離した巨大な盾。
敵の攻撃を防ぐだけでなく、上空に投げ飛ばした後ランドカノンを発射し跳弾で上空の敵を倒す芸当も見せる。
- ランドクラッシャー
両肩のドリルを高速回転させて突進する荒技。
「ショルダーアタック」とも呼称される。
- ランドクラッシュ
両腕部を収納しドリル部を向けて、そのままミサイルのように発射する。
ロケットパンチならぬロケットドリルともいえる技だが、両腕部およびドリルのみを射出する際もそう呼称される場合があるためややこしい。
第25話ではプラネットエナジーを解放されたことでバラバラに引き裂かれかけるアフリカの大地を繋ぎとめるためにアンカー代わりに射出。発射口からの補修光線・トラクションビームで引き寄せた。
- バイソンエリミネート
ドリルライザー、ターボライフル、マッハショットを合体させた大型銃。
破壊力は最大を誇り、ランドカノンと一斉掃射する際には荷台で全身を支えなければならない。
玩具のみの武器。
【余談】
タカラから発売された「陸の四体合体 ランドバイソン」は劇中同様にランダーズが自動車からロボットに、さらにランドバイソンに合体。
ビッグランダーはトランスフォーマーシリーズのコンボイを思わせる変形だが、
ランドバイソンとの合体を重視し両足部が分割線のない状態となっており、上半身が分割されることで両脚部に変形。
胸部のラジエーター部が膝アーマーになるギミックが白眉もの。
また、玩具オリジナルギミックとして荷台はランドバイソンの背部に合体することができる。
さらに、頭部はクリアパーツが施されている。後ろからライトを照らすことでカメラ部が光る仕組みで、劇中での合体完了時に両目が発光するシークエンスの再現したものといえる。
当初はランダーズにも追加メンバーが加わる予定であった。
消防車からロボットに変形、さらに武装パーツとなりランドバイソンと合体する。
ペガサスセイバーがケンタウロス体型かつ頭部も変更されるのに対し、
ランドバイソンの強化合体形態は頭部はそのままで巨大なバイソンの顔とランドカノンの代わりに装備された六門のミサイル砲が特徴で、
『勇者警察ジェイデッカー』のスーパービルドタイガー以降のサブロボ強化形態の流れを思わせる。
大将! 早く追記・修正してくんな!
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▷ コメント欄
- 背中がターボランダーの開き。画像検索するとちょいちょい出てくるな。 -- 名無しさん (2021-12-31 21:17:54)
- ランダーズに加わる予定の追加メンバーの名前があるとしたら、消防車繋がりでファイヤーランダーになるんじゃないかと考えた -- 名無しさん (2022-03-17 22:14:41)
- 当時のカバヤで発売された食玩版は何故か合体できない残念な仕様に -- 名無しさん (2023-11-01 19:09:40)
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