ドリフト(トランスフォーマー)

ページ名:ドリフト_トランスフォーマー_

登録日:2021/06/21 Mon 23:07:00
更新日:2024/05/27 Mon 13:50:01NEW!
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ドリフト/Driftとは、トランスフォーマーシリーズに登場するキャラクターのことである。


多くの世界線ではオートボット所属の「侍」で、かつてはディセプティコン所属の「デッドロック」という名前であったという設定であることが多い。



アメコミ版

IDWのアメコミでは、「侍」としてのドリフトが初登場している。初登場は「オール・ヘイル・メガトロン」。


サイバトロンのならず者、レッカーズに所属する戦士で、その名の通り紅白のボディーに「」の文字が目立つドリフトカーに変形する。
武器の「グレートソード」は友人「ウイング」の形見で、ダイアトラスから託されたものである。


かつてはホームレスであり、貧しい生活の中で友人の「ガスケット」とともに盗みを働いたりして何とか生き延びていた。
しかしサイバトロンに捕まったことで彼の境遇は一変する。ガスケットをサイバトロンによって殺害されたことでブチギレ。衝動の赴くままに破壊と虐殺を繰り返すとんでもないバーサーカーと化し、それに目をつけたデストロンによってメガトロンの右腕「デッドロック」となる。
しかし、指揮官ターモイルとの仲間割れの末に処刑されそうになり、逃亡。
その先で出会った中立派の集団「Circle of Light」との交流によって改心した。友人となった「ウイング」を賞金稼ぎロックダウンらに殺されたが、その際に覚醒した愛剣「グレートソード」によって見事敵を打っている。
その後は単身デストロンと戦っていたが、ターモイルの船に潜入した際にレッカーズと出会い、彼らと出会ってパーセプターを救出、その時にチャーに諭されてサイバトロンに加入した。


続編の「More than meets the eyes」では、ナイツ・オブ・セイバートロン探索のために空飛ぶ精神病院「ロストライト号」に乗り込むが、後に離脱している。


後述の実写映画版が有名であるが、そちらとは大幅にイメージが違い、白を基調とした日本風の正統派イケメンロボというデザインになっている。姿が気になった人は、「ドリフト IDW」でググってみよう。


玩具は海外でいう「GENERATIONS」版が日本では「ユナイテッド」で発売。武器のグレートソードには「天下無双」と刻まれているのが最大の特徴である。
後に「レジェンズ」で色替え+武器の追加され「デッドロック」として発売された。



実写映画版

CV:渡辺謙/水内清光
トランスフォーマー ロストエイジ』より登場したオートボット前作で登場したレッカーズとは関係ない。
侍というデザインこそ同じだが、見た目は大幅に変更されており、青い鎧武者そのもののような姿、金色の顔となかなかにインパクトのあるデザインで、正統派イケメンだった元ネタとは違った印象を受ける。
とはいえ元ディセプティコンの侍、という点については元ネタから継承しているが。


性格は一見冷静だが、実写版のオートボットらしく短気。本人も気にはしているのか瞑想しているシーンもあるが、結局は邪魔されてキレたりとあまり効果はない。
俳句を詠むシーンもあるが、実は季語が入っていないためどちらかというと川柳である。似たような先輩がいたような…


オプティマスのことを「先生」と呼び慕っている。


4億円するという高級車のブガッティ・ヴェイロンとヘリコプター*1の両方に変形するトリプルチェンジャーであり、侍らしく二刀流で戦う。
ちなみに銃火器を使わないのには「ディセプティコンとしての過去から足を洗うため」というれっきとした理由がある。


最終決戦ではダイナボットのスラッグに乗り、香港で戦っている。


続編の『トランスフォーマー 最後の騎士王』にも登場。赤いメルセデスAMG・GT-Rに変形するが、従来のトリプルチェンジが可能かどうかは不明。
ケイドによって他のオートボットともども匿われており、クロスヘアーズと共闘してディセプティコンの大柄な兵士オンスロートを倒す活躍をした。
が、最終決戦時には宇宙船のパイロットを務めていたためか空気。


言語版で声を担当しているのは日本人だが、吹替では全く別の人が演じている。



玩具は実写版らしくドリフトの中でも多くの玩具が販売されている。
「ロストエイジ」の頃は通常ラインの「ムービーアドバンスドシリーズ」と簡易変形の「ロストエイジシリーズ」双方で車、ヘリコプターの両方が玩具化されている。ムービーアドバンスドのヘリコプターは前作の「DA13 スカイハンマー」のリデコで、劇中とは似ていないのだが…


「最後の騎士王」の頃はTLKシリーズとして通常のデラックスクラスと簡易変形のスピードチェンジ版が発売。スキャン元の一新に伴い車のみになり、新規デザインになっているが、デラックスクラス版はやけに体が真っ赤で、ディテールはよく出来ているが正直劇中と似ていない


スタジオシリーズではロストエイジ版はヘリコプターのみ発売。最後の騎士王版は、TLKシリーズのデラックス版のリデコがミニダイノボットとセットでトイザらス限定で発売。頭部以外は色違いだが、塗装が良好でTLKと比べると圧倒的に劇中に近い。


トリプルチェンジギミックを持った玩具は一度も発売していないが、そもそもトリプルチェンジャー自体ある程度の見立てによって再現している側面があり、リアルな乗り物をモチーフにした実写版では再現が難しいと思われるため、仕方がないだろう*2



アドベンチャー

CV:エリック・ボーザ/杉田智和
トランスフォーマーアドベンチャー』では侍でありながら賞金稼ぎとして登場。オレンジのスポーツカーに変形し、髭の生えたアメコミとも実写版とも違うデザインである。


厳格かつ頑固であるが、武士らしく義理堅い。
弟子として円盤に変形するマイクロンの「ジェットストーム」と「スリップストリーム」を連れている。彼らは元盗賊だったが、ドリフトと出会い改心、その後は師匠として彼を慕っている。


事情により賞金首となっていたバンブルビーを狙って地球に赴くが、ディセプティコンの賞金稼ぎ、フラクチャーと対決。その時バンブルビーに助けられ、恩義として強引に彼の護衛についた。
フラクチャーが倒された後はバンブルビーが悪人でないと確信、賞金を狙うことをあきらめ、宇宙へと旅立った…が、後にジェットストームがミスを恥じて逃げ出したせいで地球に再度赴くこととなり、その際にチーム・バンブルビーに加入、彼の仲間となった。


日本語版は中の人のせいで、アドリブが多い。語尾が「~だってばよ」となったり、フィクシットを髭剃り機に改造しようとしたりしている。
ちなみに、日本語版では侍的なデザインから予告でソードボットと勘違いされたことも。


玩具はTAVシリーズとして通常のウォリアークラス*3、弟子2体とセットになり、弟子を発射できる「マイクロンシュータードリフト」、ジャズのバトルモードとセットでIDW版に似たデザインになった劇中未登場形態「ドリフト オリジンモード」が発売。
また、簡易変形として、EZコレクションとイージーダイナミックシリーズ2種が発売された。
弟子はTMCシリーズで単体販売もされている。ハイパーサージと連動するために5㎜ピンが新設されているのが特徴。



その他の登場作品

マイクロン伝説』では合体することで最強の盾「コスモテクター」となる「レースマイクロン」の1体として登場。おそらく初めて登場した「ドリフト」という名前のトランスフォーマーである。


『キュートランスフォーマー』ではマツダ・RX-7に変形する。デザインは実写版ではなくIDW版が元となっている。
中の人は前野智昭氏で、『ザ☆ヘッドマスターズ』『超神マスターフォース』『ビクトリー』といった和製G1シリーズの解説を担当している。


トランスフォーマー サイバーバース』では、ディセプティコンでありながらバンブルビーの友人である「デッドロック」として登場。後にオートボットに移籍し、「ドリフト」と名乗るように。デザインはIDW版準拠。中の人は上田燿司氏。
玩具は海外ではいくつか発売されているが、日本では1つも発売されていない。



追記・修正はディセプティコンを抜けてオートボットに加入したときに名前を改めた方にお願いします。


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  • アドベンチャー版は澄ました表情でネタ満載のアドリブを連発するためネタがわかる人ほど腹筋に悪い。ドリフト、抜刀。 -- 名無しさん (2021-06-22 15:18:19)

#comment

*1 玩具では「スカイドリフト」と呼ばれ区別される。
*2 「バンブルビー」のシャッターとドロップキックなど、別のトリプルチェンジャーも個別の玩具しか発売されていない。
*3 これまでのデラックスクラスにあたる。

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