登録日:2021/05/25 Tue 19:53:28
更新日:2024/05/27 Mon 13:06:11NEW!
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我らはもはやナチュラルとは違う、新たな一つの種なのです
――パトリック・ザラ
優れた能力は子供への未来の贈り物ですよ
――名も無き医師
高い金を出して買った夢だ! 誰だって叶えたい。誰だって壊したくはなかろう。だから挑むのか! それが夢と望まれて叶えるために!
――ラウ・ル・クルーゼ
「コーディネイター」(Coordinator)とは『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』に登場する架空の人種概念。
カタカナ表記では「コーディネイター」で「コーディネーター」ではないので注意。まあ、Xとかでは監督がコーディネーター表記を使ったりもしているので、日常会話的に使う分には問題ないといえばないかもしれないが
目次
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概要
コズミック・イラ(C.E.)の世界において、受精卵の段階で人為的な遺伝子操作を施され先天的に優れた肉体・頭脳を持つよう調整された新人類、それが「コーディネイター」である。
これに対して、遺伝子操作を受けずに自然な形で誕生した人類は「ナチュラル」と呼ばれる*1。
「遺伝子操作の有無」という既存の血統や文化といった区分とは異なる定義の下に生まれた人種であり、『SEED』本編の開始時期であるC.E.70代では地球圏に多数存在する他、
スペースコロニー群「プラント」を拠点とする事実上の独立国家も運営するなど人類社会の一大勢力となっている。
しかし、コーディネイターという新たな存在はC.E.の歴史の中でナチュラルとの間に多くの悲劇と憎悪を生むことになり、
積み重なったそれらは世界全体に大きな影を落とし、本編中でも描かれる多くの戦乱に繋がっている。
両者の関係を描くこともシリーズを通したテーマの一つである。
コーディネイターの歴史
西暦(A.D)~コズミック・イラ(C.E.)初頭
コーディネイターの始まりはC.E.以前、A.D.の終わりとなった21世紀末にまで遡る。
当時の世界は情勢不安から生じ細分化した民族・宗教紛争、テロリズムを経て至った大規模な戦乱、後に言う再構築戦争(第三次世界大戦とも)が繰り広げられ、
その最中にS型インフルエンザの世界的流行も起こり多くの人々が命を落とすなど、混迷と苦難の時代を迎えていた。
なんとか再構築戦争は終結へと至るのだが、戦時中に使用された多数の核兵器や化学兵器による汚染は多くの人々に遺伝子損傷という爪痕を残すことになった。
特に生殖細胞への影響は深刻なものとなっており、健康な次世代を残せない者は全人口の2割に達するとの試算が出るほどだった。
この事態に、各国は救済策としてそれまで公的には禁止されていた人間に対する遺伝子操作技術を部分的に解禁。
遺伝子疾患を持つ人々が子供を作る際、両親が持つ遺伝子の内無傷な部分のみをパッチワークのように繋ぎ合わせ受精卵に移植する「遺伝子最適化」の技術が確立される。
そして、次世代への遺伝子損傷の継承を予防できるようになり、結果再構築戦争を原因とする遺伝子疾患は根絶されるに至った。
しかし、この時確立された遺伝子最適化をはじめとした人間への遺伝子操作技術は秘密裏に研究が進められ、後にその成果は一人の人間という形で世間に出ることになる。
ファーストコーディネイターの登場~第一次コーディネイターブーム
A.D.も終わりに差し掛かった頃、ジョージ・グレンという一人の男性が現れた。
彼は弱冠17歳にしてMIT博士課程を修了、ノーベル賞候補になり、理工学分野でも多大な業績を生む。
更に陸上競技でオリンピック銀メダリストとなり、アメリカンフットボールではスター選手となるなどのスポーツ分野でも活躍。
その上、空軍に所属して戦闘機パイロットとなるなど、その万能とも思える稀に見る天才振りに多く人々が賞賛を送った。
そしてC.E.15、木星への有人探査に出発する間際、ジョージは軌道上から地球の人々に向けてあるメッセージを送った。
僕は、僕の秘密を今明かそう
僕はヒトの自然そのままにナチュラルにこの世界に生まれたものではない
……僕は受精卵の段階で人為的な遺伝子操作を受けて生まれた者
その詳細な技術のマニュアルを今、世界中のネットワークに送る
その内容は、自身が遺伝子操作を受け先天的に優れた才能を持って生まれた人間であるという衝撃的な告白だった。
今この宇宙空間から地球を見ながら僕は改めて思う
僕はこの母なる星と、未知の闇が広がる広大な宇宙との懸け橋……
そして、人の「今」と「未来」の間に立つ者……
「調整者」……「コーディネイター」……
このようにあるものなのだと
僕に続いてくれる者がいることを切に願う
この告白の後、ジョージは木星への長い旅路に就いたが、その際に地球の人々は彼が残した告白と希望と共に、
ネット上に公開された遺伝子操作技術に関する情報、つまりはコーディネイターの生成法を受け取った。
こうして世界はそれまで空想科学や都市伝説の中の存在だった「遺伝子操作による超人」の実在を明確に認識することとなった。
ジョージの告白をきっかけに、地球ではコーディネイターという存在に関する議論が巻き起こった。
人間への遺伝子操作については、先述した遺伝子損傷の予防が許容されていた。
だがそれはあくまで治療目的で、優れた能力の付与を目的とする遺伝子操作はその範疇には無く、
既存の倫理からも逸脱した人間の尊厳を傷つける行為として強く問題視されたのである。
また各宗教もこれを「神の領域を冒す行為」として反発。
各国政府も慎重な姿勢を見せ、C.E.16には国連で「人類の遺伝子改変に関する議定書」が採択されてコーディネイターを生み出すことを公には禁止し、
既にコーディネイターとして生を受けているジョージの処遇については、ひとまず彼の帰還を待って対応を決めるという方針に落ち着いた。
しかし、既にジョージという輝かしい成功例が示されていたこともあって、「コーディネイター生成を行いたい」という人々の欲望を完全に止めることはできなかった。
当時の技術的制約もあって、生まれてくる子供の遺伝子操作には莫大な費用がかかったものの、
それを賄える一部の富裕層には密かに自身の子供をコーディネイターにしようとする者が少なからずおり、そんな彼らのニーズに応えるようにコーディネイター生成は一つの『商売』へと成立し始める。
これに反発する過激な反コーディネイター主義者によって、コーディネイター生成を行っていた病院へのテロ攻撃*2といった事件も散発的に起こるようにもなった。
そして、C.E.29にはジョージが木星から帰還。
彼が木星から持ち帰った「Evidence01」によって、地球外生命体の存在が現実味を帯びると共に、
それはやがて既存宗教権威の失墜に繋がり、それらが弾圧したコーディネイターへの寛容論へと転化し法規制も形骸化。
同時に、技術の進歩によって費用面でのハードルが多少下がっていたことも手伝って、コーディネイター生成の流れが過熱。
その結果、C.E.30頃から多くのコーディネイターが誕生するようになり、この流れは後に「第一次コーディネイターブーム」と呼ばれるようになった。
ナチュラルとの確執の顕在化
この時点ではまだコーディネイターが全人口に占める割合はほんの僅かであったが、
ジョージの告白から間もなく誕生した最初期のコーディネイターたちはC.E.40代には成長して社会に進出し始め、
前述の通り、技術の進歩でコーディネイター生成のハードルが下がったこともあり、その存在は一般のナチュラルにも身近なものとなり始めていた。
だが、ここにきて問題になったのがコーディネイターとナチュラルの間にある能力格差である。
先天的に優れた素質を与えられたコーディネイターたちは、各分野で自らの才能を開花させ、華々しい活躍を見せるようになっていた。
しかし、学術・芸術・スポーツなどの多分野で少数派のコーディネイターが多数派であるナチュラルを抑えて上位を占めるようになると、
それは両者の間の生まれながらの能力格差を、結果という形で世間に如実に示すこととなった*3。
社会進出と共に学校や会社などの日常生活でコーディネイターとナチュラルが接する場が増えたことで、
皮肉にも両者の違いが実感をもって鮮明に浮かび上がってしまったのである。
無論、才能などに関しては個人差が存在し、ナチュラルであってもコーディネイターに得意分野で勝る才覚を持つ者もいれば、
コーディネイターであってもナチュラルとさほど変わらない才覚を持つ者もおり、両者の優劣は絶対的なものではなかったが、
傾向として、コーディネイターがナチュラルに優越していることは誰の目にも明らかだった。
そのため、ナチュラルの中にコーディネイターに嫉妬や脅威を感じる者が増え始めるのは必然と言えた。
さらに、その個人間の悪感情は遺伝子操作に関する倫理的な拒否感とも結びつき、やがてコーディネイター全体への嫌悪や差別を呼び排斥運動を誘発するに至った。
一方のコーディネイターたちからすれば、生活のために自身が生まれ持った才能を生かすのは至極当然なことであり、
ましてや自分の意思でコーディネイターとして生まれたわけでもないのだから、こういった排斥運動は彼らの目には当然理不尽なものと映った。
しかし、いくら個人レベルではナチュラルよりも優れた能力を持っていても、人類社会全体で見れば未だコーディネイターは圧倒的に小数派であり、
対して多数派であるナチュラルの中に一度根付いた差別的風潮を払拭するのは容易ではなかった。
また、ナチュラルの両親から生まれた第一世代コーディネイター同士の間に、”純系”とも言うべき第二世代コーディネイターが生まれ始めるのだが、
この第二世代は遺伝子操作を受けなくても両親から優れた資質を受け継いでおり、コーディネイターの能力は一代限りのものではなく次世代に遺伝することが判明。
この事実はコーディネイターが新たな一つの種として確立したとも受け取られたが、同時にナチュラルの抱えるコーディネイターという存在への異物感を助長する一因にもなっていく。
プラントの誕生
こうして生まれたコーディネイター排斥運動と、それに関連する問題は続いていたものの、コーディネイターたちが各分野でその能力を示し、活躍していたことも変わりなく、
そんな彼らの能力や功績を評価し、コーディネイターを受け容れる国も出始め、少しずつだが彼らの居場所作りが始まっていた。
そして、C.E.44にL5宙域でかねてから建設が進んでいた新型の天秤型スペースコロニー群の第一陣が完成。
コーディネイターの能力を活かした大規模生産基地として「プラント」と名付けられたこのコロニー群に、地球各地からコーディネイターが移住し始める。
C.E.45にはコーディネイターの世界人口が推定一千万人を超える中、プラントはコーディネイターの拠り所としてだけでなく、様々な先端技術を生み出す重要な工業地帯としても存在感を増していった。
しかし、プラントの運営に関しては、コロニー建設等に出資した地球の理事国が手綱を握っており、彼らから大きな縛りを受けることになった。
特に生存に欠かせない食料に関しては、プラントでの独自生産に大幅な規制、穀物に至っては生産禁止が徹底され理事国からの輸入に100%頼らざるを得ないという状態にされてしまった。
また、この頃からブルーコスモスを筆頭に先鋭化した一部の者たちが、単なる排斥運動に留まらず、
コーディネイターに関連する個人・組織・施設に対する暗殺やテロなどの凶行を巻き起こすようになっていた。
当然プラントも格好の標的となったが、理事国に非武装を義務付けられていたために対抗手段を持てず、その脅威に曝され続ける事態に。
これらの状況への不満は長らくあったコーディネイター排斥に対する反発と合わせ、コーディネイターたちの理事国への反発や反ナチュラル思想を生む源泉となり、
C.E.50にプラントの自治権と貿易自主権獲得を目指す政治結社「黄道同盟」が誕生。
当然のように理事国はこれらの運動を弾圧したが、黄道同盟は密かに存続し、その勢力を増していった。
プラントと地球の分断
そんな理事国からの締め付けを受けながらも、プラントは着実にコロニーを増設・拡大していき、それに比例してそこに居住するコーディネイターの人口も徐々に増加していた。
そんな中で起きたのがジョージ・グレン暗殺事件である。
自分たちの始祖となったジョージの命を突然奪った*4この事件はコーディネイターたちに少なからぬ衝撃を与えたが、
暗殺を実行したのが「コーディネイターに生まれなかったことを悲観したナチュラルの少年」であったことも問題の根深さを人々に知らせていた*5。
更に翌年C.E.54にはS型インフルエンザが変異したS2型インフルエンザが流行。
このS2型は従来のS型用ワクチンを無効化しており、ナチュラルの間で蔓延して多くの死者を出しA.D.末の脅威の再来となったが、
そんなナチュラルの被害状況とは対照的に、生まれつき基礎免疫力の高いコーディネイターの犠牲者はほぼゼロであったため、
「S2型インフルエンザはコーディネイターによるジョージ・グレン暗殺の報復、ひいてはナチュラル殲滅作戦のための生物兵器ではないか」という陰謀論じみた根も葉もない噂がまことしやかに囁かれた。
C.E.55にはプラントでワクチンが開発され地球への供給も始まるが、地球国家と比べて薬学の分野では劣っている*6プラントが短期間でワクチンを完成させたことは、
かえって噂に真実味を持たせ、その真偽も明らかにならぬままに反コーディネイター思想は活発化。
市民レベルの差別活動も増え、地球在住コーディネイターの多くがプラントへ移住することになった。
加えて「S2インフルエンザをコーディネイター生成に対する「神の鉄槌」である」という主張の下、失墜していた宗教が復権。
これらの流れに乗って国連では「遺伝子改変禁止に関する協定(トリノ議定書)」が採択され、人間の遺伝子操作は再び公的に禁止された*7。
こうして、さらに地球ではコーディネイターとして生きることが困難になったことで、プラントはコーディネイターにとって事実上の本拠となり、
C.E.58の評議会議員選挙で黄道同盟創設者であるシーゲル・クラインやパトリック・ザラが当選したことで黄道同盟シンパは急拡大。
また、プラントの恩恵を吸い上げ独占していた理事国は地球上での影響力を強め、この頃からプラントに対して重い生産ノルマを課すなどより高圧的な振る舞いを見せるようになり、
こんな理事国の横暴もあって、プラント内での独立の機運が高まり続けることになった。
こうしてプラントと理事国(地球)の溝は益々深まり、「プラント対地球」≒「コーディネイター対ナチュラル」という地球圏を二分した対立の図式が出来上がろうとしていた。
ザフトの誕生~本格的武力衝突へ
地球で反コーディネイターの機運が高まっていくにつれ、回を増すごとにより重く、高圧的になっていく理事国の要求に対し*8、
黄道同盟は水面下でモビルスーツ(MS)の兵器化を模索するなど軍事力の獲得に向かい始め、C.E.65に黄道同盟はプラントの与党勢力となり、
更なる発展・拡大を遂げた後に名称を「自由条約黄道同盟:ZAFT」へ改称。
更にC.E.68にはシーゲルが最高評議会議長に就任し、同年パトリック主導の元プラント警察保安組織と合流する形でザフトが解体・再編され、
純政治結社から軍事組織としての「Z.A.F.T.」が新たに誕生した。
以降、プラント内の主導権を握ったザフトは理事国との間で独立に向けた自治権や貿易自主権を巡り、散発的なテロ事件を交えながら激しい政治衝突を繰り返すようになる。
やがてそれは双方の軍事行動にも繋がっていき、C.E.70に月面で起こったテロ事件・コペルニクスの悲劇で国連首脳陣が壊滅すると、
理事国代表だった大西洋連邦は事件をプラントの仕業と断定し、「地球ひいてはナチュラル全体への宣戦布告である」と一方的に主張。
同時に国連の代わりとなる組織として「地球連合」の創設を主導し、事件から間もなくプラントへの宣戦布告と共に侵攻を開始。
そして、この侵攻はやがて多くのコーディネイターの死傷者を出した[[血のバレンタイン事件>血のバレンタイン(ガンダムSEED)]]へ至り、
プラントと地球、コーディネイターとナチュラル、互いの種族を根絶やしにするまで止まらぬほどの憎悪と狂気を孕んだ大戦へと向かっていくことになる。
この大戦からの流れは主に『SEED』及び『SEED DESTINY』、『SEED FREEDOM』本編や各外伝作品で描かれていくが、
地球圏に広がった全人類規模の混乱は、ナチュラル・コーディネイター共に多くの死傷者を出した戦争が終結したC.E.75においても完全な収束には至っていない。
C.E.70代におけるコーディネイターとナチュラル
『SEED』本編で描かれるC.E.70の大戦は当初プラントと地球連合の間で繰り広げられていたが、戦争の長期化に伴い各地に戦禍が飛び火し、終盤には地球圏を二分するような未曾有の戦乱へと拡大した。
この戦乱は直接のきっかけこそ「プラントの自治独立」であったものの、根本にあるのが人種間の確執だったのは間違いなく、戦乱は双方の敵対心を煽ることに直結してしまった。
特に血のバレンタイン事件とその報復措置として行われたニュートロンジャマーの敷設、そこから生じたエイプリル・フール・クライシスという一連の出来事は、
両者の間により深く埋めがたい溝を作ることになってしまった。
また、地球圏の全人口約150億人の内、コーディネイターが占める人口は約5億人である一方、全体のGDPの内人口の大半を占める地球側とコーディネイターを主体とする宇宙側がほぼ同等の割合を占めており、
長年理事国が行ってきたプラントからの搾取が生んだこの経済的歪さが状況を更に複雑にしていた。
世間一般で見た場合、コーディネイターは血統や地域という縛りを受けずに発生するため、プラント以外でも宇宙技術者として、地球上でも親プラント国や中立国などにかなりの数が点在している。
しかしそんな彼らもナチュラルが中心の社会での振る舞いには相応に気を遣わざるを得なかった。
自身がコーディネイターであることを周囲に秘匿している「潜在コーディネイター」もかなりの数が居るとされる*9。
更に大戦中にもブルーコスモスなどによるコーディネイターを標的としたテロは依然続いており、戦場以外の市民レベルでもコーディネイターとナチュラルの隔たりは確実に存在していたのだった。
これらの世情は『SEED』本編でも所々で描かれており、とりわけ主人公のキラ・ヤマトが置かれた、
「コーディネイターである自分がナチュラルの友達を守るため、かつての親友を含む同族たちと殺し合わねばならない」
という戦争に巻き込まれてしまった思春期の子供が背負うには重すぎる状況と葛藤が、
彼の親友であり、ザフトに所属するアスラン・ザラがキラに繰り返し「何故俺たちが戦わなければならないのか」と訴えることも合わせ、視聴者にその重さを知らせている。
コーディネイターの能力
一般にコーディネイターはナチュラルより優れた能力を持って生まれてくる。
思考力や計算力といった頭脳面、筋力や反射神経といった肉体面などその内容は幅広く、しかも幼少期からその能力を発揮することが出来る。
体の頑丈さや免疫力にも優れており、ガンや高血圧などの体質的要因を先天的取り除くことで重い病気にも罹りにくい*10。
これらは学校や職場といった日常的な社会生活のみならず、戦場でも大いに活かされた。
特にザフトによって開発された新型機動兵器モビルスーツ(MS)は、その操縦に用いられるOSが平均的なコーディネイターの能力を前提に構築されており、
ナチュラルでは使いこなすのが困難である上、数の上では劣る地球連合軍のMAに圧倒的な性能差をもって対抗してみせており、彼我の能力差がはっきりと示される一例となった。
まさしく人間を超えた新人類のようにも見えるコーディネイターだが、彼らの能力はあくまで「ヒト」という生物が元来持つスペックの中で実現されているものでしかない。
彼らは遺伝子操作によって全体的に高い能力を得てはいるが、別に超能力に目覚めたり新たな感覚器官を発生させたりしたわけではなく、
能力面ではナチュラルを凌駕していることが多いものの、後述のハーフや、双方の潜在者がいることが分かる通りナチュラルとコーディネイターに生物としての決定的な差異は無い*11。
理論上存在し得るハイスペックで器用な人間をデザイナーベイビーとして生み出しているに過ぎない。
更に言えば、いくら優れた資質を持っているとはいっても最初から何でも出来るわけでなく、本人の意思による積極的な学習や訓練などが無ければその能力が開花することは無い。
例えば、
- 作中では途轍もないプログラミング・MS操縦技能を発揮したキラも、幼少期はアスランが呆れる程にサボり癖があったため大した能力は発揮できておらず、
また第2話で戦闘中に瞬時にOSを書き換えるという離れ業を披露できたのも、その潜在能力に気付いたゼミの教授にキラが度々宇宙作業機械のプログラミング作業を押し付けられ、半ば強制的に経験を積まされたことで、
キラのプログラマーとしての能力が鍛えられていたからである。 - シン・アスカは、体術では女子のルナマリア・ホークやアグネス・ギーベンラートに敗北し、シミュレーションでもミッション開始直後に撃墜されてしまうほどであったが、
猛練習を重ねてアカデミーを赤服で卒業し、インパルスの正規パイロットになり、ザフトのトップエースにもなった。
そして、ナチュラルの中でも才能を持つ者や努力を積んだ者であればコーディネイターのエリートに匹敵する、あるいはそれを上回る能力を身に付けることは不可能ではなく、
全体としては兎も角、個人レベルで見ればナチュラルがコーディネイターに勝る事例も存在する。
また、ここまで一般的、平均的なコーディネイターに関して述べたが、彼らのコーディネイターとして与えられた資質は遺伝子操作の内容に左右される。
つまり、徹底的な調整によってナチュラルはおろか、コーディネイターの中でも上位となれる能力を得た者もいれば、
逆に調整こそされてはいるもののナチュラルとほとんど変わらない程度の能力しか発揮出来ない者もいるのである。
そして何よりも、どんなに優れた資質・能力を持って生まれようと、そのことと当人の人格面は別問題である。
生まれがどうであろうと自身の考えや感情に従って行動する以上、どこまでいってもコーディネイターはナチュラルと同じ人間なのである。
かつてラクスが初めて出会ったキラに投げかけた「あなたが優しいのはあなただから」*12という言葉が全てを語っている。
コーディネイターの生成とその問題
先述の通り第一世代のコーディネイターを生み出すための遺伝子操作は受精卵の段階で行われる。
操作自体は遺伝子最適化技術の延長であり、この時点で将来子供に受け継がせたくないもの、逆に受け継がせたい・与えたいものなど様々な要素を取捨選択し、それに合わせた調整を施していく。
初期は限定的であったが技術の進歩は目覚ましく、C.E.30代の第一次コーディネイターブーム前後には子供の才能のみならず、容姿までも選択出来るようになっていた。
それも肌や髪、瞳の色、身長や体型まで細かく指定でき、まさしく「子供をデザインする」という状態になっていた。つまりその気になれば合法ロリやロリ巨乳も作れる。
なお、これらの微細な遺伝子操作は全て無重力空間で行わねばならず、まだ宇宙開発が進んでいなかったC.E.初頭においてはこれも費用面で重荷となり、
そこから、ごく一部の富裕層にしかコーディネイター生成が(費用面で)許されない事態に繋がっていた。
操作後の受精卵は母親の胎内に戻され、そのまま成長し自然分娩での出産となる。
第二世代以降になると、コーディネイター同士なら調整を施すことなく自然受胎のままでもコーディネイターとしての能力を継承できるようになる。
容姿に関しても両親の美貌を受け継いだ子が生まれることが多い。大抵母親似で父親似はほぼいないのは気にしない。
ただし、何かしら確実に与えたい能力がある場合は、子供に再度の遺伝子操作を施す必要がある。
以上が遺伝子操作によるコーディネイター化の基本であるが、生命を扱う以上イレギュラーは付き物で、いくつかの大きな問題・課題が明らかになっていった。
まず一つ目は、受精卵を胎内に戻してからは通常の妊娠と変わらないので、出産までのリスクもそのままであること。
妊娠中や出産時に母体に負担がかかり、流産、早期出産などを予防する手段までは生まれず、母子の生命に危険は残っていた。
二つ目は、遺伝子操作による形質・能力の発現が不確実であること。
技術的な改善は進んだものの、生命として最も不安定な時期故やはり完全な制御などは困難であり、
外的要因か遺伝子自体の相性か、具体的な理由は定かでないものの、何らかの原因によって発現するよう操作した要素の一部が実際には発現しなかったケースがあった。
例えば「金髪になるよう調整したはずなのに生まれてみると黒髪だった」などである。
特に肌や目の色などの容姿の面に関しては生まれてすぐ判る部分も多く、高額な費用を払ったうえでの失敗には不満を抱く者もいた。
その一つの極致が「流産しただと! 何をやってたんだ!」「目の色が違うわ!!」である。
第一次コーディネイターブーム以降もこういったケースが一定以上は起こっており、中には健常な人間として生まれたにもかかわらず、
「完全に注文通りの容姿になっていなかった」というだけの理由で生まれて間もない我が子を捨てる親まで現れたため*13、
「生命を商品として扱うこと」の危うさが改めて問題視されることになった。
また、病気の予防に関しても要因となる遺伝子情報が解明出来ていなければ予防自体が出来ないため、遺伝子操作が決して万能ではないことも指摘されている。
そして三つ目が、第三世代以降の出生率が急激に低下すること。
先述の通りコーディネイター同士の婚姻なら次の世代にもコーディネイターとしての能力は受け継がれるのだが、
第二世代コーディネイター同士の場合になると極端に子供が出来にくくなってしまうことが判明した。
これは世代を重ねることで遺伝子情報が複雑化し過ぎた弊害とされ、言うなれば遺伝子操作の歪みの顕れである。
これらの問題、特に三つ目の出生率に関してはコーディネイターの種としての限界とも云えるものであり、プラントでは一般に秘匿されていたほどの重大事項となった。
プラントでは解決に向け技術研究のみならず遺伝子的相性を調査したうえでの婚姻統制まで行って打開を試みたが、
C.E.70代になっても結局出生率の低下に歯止めがかけられない状態になっており、これらはコーディネイター全体が抱える課題として残っている。
特殊なコーディネイター
スーパーコーディネイター
ユーレン・ヒビキ博士が開発した人工子宮によって生まれたコーディネイター。
先述の通り従来の方式では遺伝子操作通りの形質が表れないケースも存在しており、ヒビキ博士はその原因を「出産までの長期間を生身の母体という『不安定な”器”』に依存しているため」と分析。
これを解消すべく調整から出産時期までの胎児を安定して維持管理出来る人工子宮の開発が始まった。
だが、当初クライアントの要求を確実に満たせるようにという目的からだった研究はやがてヒビキ博士自身のエゴにすり替わっていき、
完成までに数多の小さな命がヒトとして生まれることも叶わぬまま消えていった。
その犠牲の果てに生まれた最後にして唯一の完成体、それが彼の実子でもあるキラ・ヒビキ……後のキラ・ヤマトである。
妻の反対を意に介さず、我が子すら躊躇なく実験台にした彼の行為は最早探究心を超えたエゴ以外の何者でもない。
「スーパー」という名称から誤解されがちだが、要は「調整した通りの資質を確実に発現させられる」という主旨であり、
従来のコーディネイター同様、ヒトや一般コーディネイターの領域を超えるほどの能力を持っているわけではない。
とはいえ、ヒトとして可能な範囲で高い素質を持たされているのは事実であり、
ヒビキ博士の「より良きものを」というエゴに基づいて「最高のコーディネイター」とするべく調整されたキラには、
人間として最高レベルの能力を獲得し得るだけの素質が与えられた。
実際、キラは上述の通り教授にプログラミングの実地経験を積まされたことで、戦いながらMSのOSを修正する程の高度なプログラミング技術を、
戦火に身を投じてからは、高級機に乗ったエースパイロット複数人を相手に常にギリギリの戦闘を強いられるという、
ある意味最高のスパルタ教育環境に居たたこともあって短期間でエースパイロットと呼ぶに相応しいMS操縦技術をそれぞれ習得しており、
また特に描写や設定では背景は語られていないが特に喧嘩慣れしていない相手であれば軽くあしらえる格闘能力など、
意図せずしてスーパーコーディネイターが秘めるポテンシャルを証明することになった。
キラの双子であり、ナチュラルとして生まれたカガリの存在を考慮すると、反応速度などのパイロット適性自体はヒビキ家の血筋によるが、
その素質を大きく開花させたのはコーディネイターという出自によるものが大きいといったところだろう*14。
そんな「最高のコーディネイター」を生み出すスーパーコーディネイター生成技術であるが、元々研究自体極秘で進められていた上に、
C.E.70の時点で研究の中心人物であったヒビキ夫妻が既に鬼籍に入り、後にメンデル自体も放棄され研究成果も散逸してしまっていることもあり、
クルーゼが劇中で言及した通り、「知れば誰もが望む」技術だろうと思われるが、一般にはスーパーコーディネイターの存在は知られていない。
プラントでも出生率改善のために独自の人工子宮研究は続けられているものの、未だ完成を見てはいない。
そのため、『SEED』や『DESTINY』の舞台であるC.E.70年代でも、スーパーコーディネイターの成功例はキラ一人だけである。
外伝作品では、キラより前に、目標値を達成できずに誕生した、いわば”出来損ない”のスーパーコーディネイターとしてカナード・パルスが登場しており、
こうした失敗例は他にもいたと思われるが、カナード以外に生き残った者がいるのかは不明である。
ちなみに、『SEED』本編では「最高のコーディネイター」としか呼ばれておらず、
「スーパーコーディネイター」という呼称が劇中で用いられたのは外伝作品のみ。
ただし、TVシリーズをメインとする設定資料などでもこの呼称が用いられているため、公式名称と考えていいだろう。
戦闘用コーディネイター
戦闘行為を目的とした遺伝子操作を施されたコーディネイターの総称。主に『ASTRAY』などの外伝系作品で登場する。
基本は人体の持つポテンシャルを出来るだけ引き出し優れた能力を持った兵士を作り出すもので、
具体的には筋力増加や反応速度の向上などを可能な限り施すことで兵士として求められ得る能力全般を引き上げる。
中には戦闘用に意図的に肉体を奇形化させていたり、遺伝子レベルでナチュラルや上官に従うような本能的刷り込みなどの精神操作を施されていたり、その内容は多岐に渡る。
また従属性の確保のために薬物投与によって自我を失わせるなど後天的な措置が取られた例もある。
平常時も過酷な任務や訓練を課されるなど、「兵士」ではあっても「人間」としては扱われない場合が多い。
いずれにしろ本質的には「兵士用の人間を生産する」という非人道的なものであり、大っぴらに行えるものではないが、
優れた兵士を生み出せる可能性は魅力的なようで複数の勢力に戦闘用コーディネイターが存在している。
これに関連して、ブルーコスモスの反コーディネイター思想が浸透してきたこともあってか、
地球連合内でコーディネイターに匹敵する力を持つ兵士を、遺伝子調整以外で作ろうとする研究も行われており、
薬物投与などでナチュラルの人間を強化する、ブーステッドマンやエクステンデッドなどの生体CPUが生み出されている他、
もう(C.E.70年代には)研究されていないと思われるが、メビウス・ゼロなどのガンバレル(オールレンジ)攻撃がジンにも有効というのが判明したことを受け、
十全にガンバレルを扱える、優秀な空間認識能力を持つ人間のクローンを生み出す研究が行われていたことも『X ASTRAY』で明かされている。
健常なナチュラルの若者を薬漬けにして強化した上、書類上では消耗品扱いにしたり、安易な戦力確保策としてクローン人間を生み出したりする方がよほど非人道的に見えるが、
「遺伝子調整こそ悪」と断じるブルーコスモスの思想では、遺伝子調整よりマシとのこと。
代表的な戦闘用コーディネイターとしては叢雲劾、ソキウスシリーズ、スー、エルザなどがいる。
ハーフコーディネイター
コーディネイターとナチュラルの間に生まれた人間。
能力の継承はあるものの、片親からだけなので受け継がれるのも通常のコーディネイターの半分程度とされている。
はっきりとした数字は無いもののナチュラルは勿論コーディネイターより人口が少なく、『SEED ECLIPSE』まで殆ど登場していなかった。
しかし、第一次コーディネイターブーム以降ある程度の数が誕生しており、極端に稀少な人種というわけでもない。
「第二世代コーディネイター同様、親に施された遺伝子操作の影響はあるものの直接操作を受けているわけではない」という性質上、
生まれや能力面から見るとコーディネイターともナチュラルとも言えない、どっちつかずな扱いになっている。
そのため、反コーディネイター思想を持つナチュラルからは排斥活動の標的になり得るだけでなく、
「ナチュラルとの婚姻を繰り返し、世代を重ねることはコーディネイターという種のナチュラルへの同化・回帰に繋がる」という考えから、
ナチュラル・地球連合から独立志向の強いコーディネイター及びプラントなどではタブー視される傾向にあり、
また、個人差はあるだろうが直接遺伝子操作を受けたコーディネイターよりも能力は劣るため、彼らから見下されて差別を受けやすいという側面もある。
一方で、出生率の低下に対する解決策の一環として、あえてナチュラル回帰論に寄ってハーフコーディネイターを肯定するコーディネイターもいる。
要するに「技術研究による抜本的解決が見込めない以上は次善策として半分ずつでもコーディネイターの要素を次世代に残そう」という考え方である。
もちろんナチュラルとコーディネイター間の争いや差別を無くしたいといった思いも込められていると思われる。
この思想の先駆者となったのがシーゲルであり、彼はナチュラルと結ばれたコーディネイターたちを密かに保護し、南米に設けた集落に移住させるという試みをしていた。
この行動とシーゲルの影響が色濃いはずのラクスもナチュラルに対する差別的な態度は見られない(アークエンジェルに保護された時は流石に思うところがあるそぶりも見せていたが、これは成り行きと環境から当然)ことからも、本気で融和を図りたかったのだと思われる。
アコード
以下『SEED FREEDOM』本編のネタバレを含むため注意
ファウンデーション王国女王にして、スペースコロニー『メンデル』の元研究者であるアウラ・マハ・ハイバルがメンデルの研究所にて「コーディネイターを越える種を生み出す」という研究テーマの末に開発したデスティニープラン施行後に世界を支配するための特別なコーディネイター。
「精神感応能力」と呼ばれる超能力を持ち、テレパシーや精神共有、精神汚染攻撃などに使われる。
オルフェ、イングリット、ブラックナイトスコードの隊員達は全員がこのアコードであり、その点では全員が兄妹にして家族である。
ブラックナイトスコード各人に武器の名前が付いているのも、もしかしたら各々がデスティニープラン遂行のための武器という事を示すものなのであろうか。
彼らもまた運命に全てを縛られた計画の駒だったのだろうが、自分達こそ愚民共を支配する上位種という自負を持つ彼らに自分の境遇を儚む者など居なかった。
実はアコードの誕生にはラクスの母も関わっており、ラクス自身もアコードの一人として生を受けたのだった(アウラにその事実を知らされるまでは、ラクスは全く知らなかった)。
“Accord”とは「調和、協定、一致」といった意味の英単語だが、Advanced Coordinator(進歩したコーディネイター)にもかけているのかもしれない。キラの敵だからアコードではないと思いたい。
詳しくはこちらも参照。
個別のコーディネイター
著名なコーディネイター
- ジョージ・グレン
CV:堀秀行
人類史上初めて公的に確認されたコーディネイター。「ファースト・コーディネイター」としても知られている。
ジョージ自身が誰に作られたのかは明かされていないが、彼は自身と同じように人類の未来への懸け橋となる優れた能力を持った人間が増えることを望んでいた模様。
上記した通り多分野で優れた業績を残したが、件の告白によって人類にコーディネイターの存在を突き付け後の時代まで続く混乱のきっかけを作った張本人となってしまった。
ジョージ本人の人格は快活な振る舞いを取る善人と呼んで差し支えなかった事がうかがえる辺り、人の業の深さを見誤り、かつ人類の善性を信じすぎてしまったが故の悲劇と言える。
そしてジョージが残した万能とも言える多大な功績に比肩する超人的コーディネイターが『SEED』『SEED DESTINY』では見受けられなかった辺り、ジョージが万能の天才に至れたのは(無論本人の鍛錬・研鑽もあっただろうが)遺伝子操作の恩恵以上にジョージ本人の元々持っていた才能がバグってるレベルでべらぼうに高かっただけな可能性もある。
外伝の『ASTRAY』にて実は脳死する前に摘出され、冷凍処理された脳髄が「G.Gユニット」という装置で保管されていたことが明かされ、
それを手に入れたジャンク屋組合のプロフェッサーの手で蘇生処置を施され、彼女や主人公のロウが乗る宇宙艦「リ・ホーム」内限定で若い頃を再現したホログラムの身体を得て復活した。
「生前の自分には笑いのセンスが足りなかった」として、よく冗談を口にする変に陽気なおっさんお兄さんと化しているが、有能ぶりは変わっていない。
ちなみに、実際には脳髄だけとはいえ生存が公になると世界にさらなる混乱を巻き起こす可能性を危惧し、復活後は「キャプテンG・G」を名乗り、生存(蘇生)を知るのはリ・ホームの面々だけである。
「コーディネイター」「ナチュラル」という名称も彼の告白の中にあった言葉に由来しているが、
前者に関しては「(遺伝子を)調整された者」ではなく、「将来現れるかもしれない進化した新人類との架け橋になるように」という祈りと願いを込めた名称*15であり、ジョージにとっては「(今と未来を)調整する者」という意味合いで使った言葉だった。
後の作品で言う所のイノベイターに近い概念*16と言える。
しかし、人々にはジョージの真意は忘れ去られ(あるいは伝わらず)、「コーディネイター」は上述の通り「(遺伝子を)調整された者」という意味合いで浸透。
「現生人類と新人類との懸け橋になってほしい」という彼の願いに反して、「自分たちこそが新人類」と主張するコーディネイターが増大していった。
- シーゲル・クライン
CV:秋元羊介
プラント最高評議会議員。プラントにおける穏健派の象徴であり、一時は議長も務めた。
第一次コーディネイターブーム以前に誕生した第一世代コーディネイターであり、パトリックとはプラントの建設や黄道同盟結成を共にした盟友。
しかし、パトリックが過激なコーディネイター至上主義に傾倒したのに対し、シーゲルは出生率の低下などコーディネイターの限界を悟り、ナチュラルとの融和路線に向かい徐々に道を違えていった。
また長期化する戦争を憂いており、マルキオ導師と裏で繋がり地球との和平の道を模索していた。
だが『SEED』の中盤に起きたラクスによるフリーダム強奪事件によって完全に敵対。
パトリックの肝入りであったオペレーション・スピットブレイクの失敗も含めて、「全てはシーゲル・クラインの謀略である」と断定したパトリックの指示によりラクス共々国家反逆罪による指名手配を掛けられ、逃亡するも間もなくザラ派の特殊部隊に見つかり銃殺された。
CV:有本欽隆
プラント最高評議会議員。シーゲル・クラインの後任として議長の座に就く。
シーゲルと同じく最初期のコーディネイターの一人であり盟友だが、長年のナチュラルとの確執や『血のバレンタイン』による愛妻との死別もあって苛烈な選民思想と差別意識に凝り固まり、ザフトのコーディネイター至上主義の筆頭となった。
詳細は項目参照。
CV:池田秀一
プラント最高評議会議員。パトリック・ザラの後任として議長を務めた。
地球連合との大戦後プラントの国力回復・増強に努め、再度の大戦後には独自の政策として「デスティニープラン」を世界に発信した。
詳細は項目参照。
その他シリーズに登場する主なコーディネイター
クリックで展開
※初登場した作品ごとに表示
『SEED』
- キラ・ヤマト※最高のコーディネイター唯一の成功例
- アスラン・ザラ
- ラクス・クライン[[※アコード。実質的には第一世代コーディネイター相当>ネタバレ]]
- イザーク・ジュール
- ディアッカ・エルスマン
- ニコル・アマルフィ
- ラスティ・マッケンジー
- ミゲル・アイマン
- フレドリック・アデス
- ゼルマン
- アンドリュー・バルトフェルド
- アイシャ
- マーチン・ダコスタ
- マルコ・モラシム
- エザリア・ジュール
- ユーリ・アマルフィ
- タッド・エルスマン
- アイリーン・カナーバ
- レイ・ユウキ
- ロミナ・アマルフィ
- レノア・ザラ
- エリカ・シモンズ※息子・リュウタはハーフコーディネイター
『ASTRAY/ASTRAY R』
- 叢雲劾※戦闘用コーディネイター
- イライジャ・キール※コーディネイターとしては免疫力こそ優れているが、身体能力面についてはナチュラルと大差ない存在
- リーアム・ガーフィールド
- ロンド・ギナ・サハク
- ロンド・ミナ・サハク
- グゥド・ヴェイア※戦闘用コーディネイター
- ソキウスシリーズ※上記のヴェイアをモデルにして生み出された戦闘用コーディネイター
- ディラー・ロッホ
- アッシュ・グレイ
『X ASTRAY』
- カナード・パルス※最高のコーディネイターを生み出す過程で誕生した失敗作の一人
『SEED MSV』
- シホ・ハーネンフース※元々は『SEED』本編に登場したモブキャラの一人
- ミハイル・コースト
- ジャン・キャリー
『SEED DESTINY』
- シン・アスカ
- ルナマリア・ホーク
- メイリン・ホーク
- タリア・グラディス
- アーサー・トライン
- ヴィーノ・デュプレ
- ヨウラン・ケント
- ハイネ・ヴェステンフルス
- ミーア・キャンベル
- サトー
- ヨップ・フォン・アラファス
- ヒルダ・ハーケン
- マーズ・シメオン
- ヘルベルト・フォン・ラインハルト
『STARGAZER』
- セレーネ・マクグリフ
- ソル・リューネ・ランジュ
『SEED DESTINY MSV』
- リンナ・セラ・イヤサカ
- アンリ・ユージェニー
- マリオ・クレッグス
『DESTINY ASTRAY』
- カイト・マディガン
- ベルナデット・ルルー
- セトナ・ウィンタース※元々はオーストレールコロニーのシンボルとなるべく生み出されたマーシャン
- コートニー・ヒエロニムス
- リーカ・シェダー
- マーレ・ストロード
- イルド・ジョラール
『Δ ASTRAY』
- アグニス・ブラーエ※下記のナーエとディアゴ共々、オーストレールコロニーで生み出されたマーシャン
- ナーエ・ハーシェル
- ディアゴ・ローウェル
- アイザック・マウ※元々は『SEED』本編に登場したモブキャラの一人
『FRAME ASTRAYS』
『VS ASTRAY』
- リリー・ザヴァリー
『DESTINY ASTRAY R/B』
- ヴァレリオ・ヴァレリ
- ダンテ・ゴルディジャーニ
- エルザ・ヴァイス※上記のダンテが生み出した戦闘用コーディネイター
『ASTRAY 天空の皇女』
- ラス・ウィンスレット
『SEED ECLIPSE』
- ミヤビ・オト・キオウ
- ケン・ノーランド・スセ
- ヴァレンティーナ・ビノン※ハーフコーディネイター
『SEED FREEDOM』
- アグネス・ギーベンラート
- アルバート・ハインライン
- ワルター・ド・ラメント
- ハリ・ジャガンナート
- アウラ・マハ・ハイバル
- オルフェ・ラム・タオ※以下ダニエルまでがアコード
- イングリット・トラドール
- シュラ・サーペンタイン
- リデラード・トラドール
- グリフィン・アルバレスト
- リュー・シェンチアン
- ダニエル・ハルパー
関連する組織・施設
- プラント
L5宙域に建設された天秤型スペースコロニー群。
研究コロニー「Zodiac」を前身とし、C.E.70代には事実上コーディネイターによる独立国家となっている。
人口はコーディネイターだけで推定約6000万人。人口は地球連合側よりはるかに少ないが、その工業力、生産力は圧倒的なものである。
地球理事国との度重なる衝突の末に地球連合との大戦に突入し、MSなど革新的な新兵器を運用している。
なお、C.E.70代時点でのプラント民はコーディネイター全体の人口から見て1割強でしかなく、
時にコーディネイターの代表ヅラするプラントを快く思わないコーディネイターも多い。
しかし、勘違いされやすいが、地球に住んでいるコーディネイターは「そもそも自分がコーディネイターだと知らない者」と「自分がコーディネイターである事を周囲に隠している者」が大部分を占めているとされており、実態を知らない一般人視点ではコーディネイターを基幹とする集団の最大勢力であることは間違いないため、一般にもコーディネイター全体とプラントが半ば同一視される傾向にある。
- Z.A.F.T.
プラントを支配している政治結社とそこに所属する軍。
ナチュラルからの差別に対する反動から反ナチュラル思想やコーディネイター至上主義を掲げる者も多い。
義勇軍である性質上(上下関係はあるが)階級が存在せず、地位によって制服の色が変わるという特色を持つ。
軍服のデザイン性に気を配っているのか、トールなどは「ザフトの軍服の方が格好いい」などと称する事もあった。
『DESTYNY』終了後の時期には階級が導入されたらしい言及があり、ドラマCDでイザークが少佐と名乗っている。
詳細は個別項目を参照。
- メンデル
L4宙域に建設されたコロニーの一つ。
遺伝子関連の技術研究が盛んに行われ、「遺伝子研究のメッカ」とも称された。
コーディネイター生成を一大産業としていたG.A.R.M.R&D社が居を構えており、トリノ議定書でコーディネイター生成が禁止されてからも地球の富裕層が訪れ子供へのコーディネイター化が行われていた。
ヒビキ研究室があったのもここであり、他にギルバート・デュランダルも研究員として在籍していた。
当然ここもブルーコスモスの標的の一つとなっており、C.E.55にはブルーコスモスを名乗る武装集団による研究所襲撃事件が起き死傷者を出した。
そして、C.E.68にはコロニー内でバイオハザードが発生し多数の死者を出す事態となった。スパロボで「ゾンビでも出たのか?」とネタにされた。
その後放射線消毒*17でウイルス汚染は無くなるが、事件を機にG.A.R.M.R&D社も倒産してしまい無人状態のままコロニー自体が放棄された。
『SEED』の時代ではまだコロニー施設は稼働し生身での活動が可能だったが、『DESTYNY』では屋内ですら宇宙服無しでは活動できない程に施設の劣化が進んでいた。このコロニーでの成果物が関連作品の根幹に関わっている部分も多い事から、このコロニーを襲撃したのはブルーコスモスの数少ない功績とネタにされることもある。
名前の由来はエンドウで遺伝子実験を行い「メンデルの法則」を発見した事でお馴染みグレゴール・ヨハン・メンデルと思われる。
- オーブ連合首長国
地球の国家。初期からコーディネイターを積極的に受け入れていた国の一つで、C.E.70の大戦おいても中立を表明していた。
多数のコーディネイターが暮らしており、その恩恵でプラントに劣らぬ技術力を獲得している。
反コーディネイター団体の中でも最も過激な活動で知られるグループ。
元は自然保護団体だったが一部の会員が過激な反コーディネイター思想を打ち出し、それに引っ張られる形で全体が過激な反コーディネイター主義に走るようになった。
ジョージの告白後の病院襲撃や彼の暗殺など多くの事件への関与が噂されており、C.E.70代においては地球連合上層部とも繋がりプラントへの攻撃を煽っている。
なお、構成員の中には自らの出自に悩んだ挙句にブルーコスモス思想に行きついてしまったコーディネイターも含まれている*18。
- オーストレールコロニー
火星付近に建設されたコロニー。
過酷な環境下での開拓を行うためプラントの協力の下、優秀なコーディネイターの精子・卵子提供を受け火星移住者「マーシャン」が生み出されている。
ゲーム作品におけるコーディネイター
各種ゲーム作品においては「コーディネイターであること」は重要なものとしてはあまり扱われていない。
例えばガンダムVS.シリーズのようなアクションゲームでは当然プレイヤーの腕次第であり、設定上のパイロットがコーディネイターでも特に関係ない。
一方のシミュレーションゲームにおいてはSDガンダムGジェネレーションシリーズでは主に守備や反応のパラメーターが上がるアビリティとして採用されているが、能力の上がり幅はそれほど大きくないことが多い。
スーパーロボット大戦シリーズでは『J』『W』『K』において「気力の上昇に連動して能力が少しずつ上乗せされる」特殊技能として採用されていたが、味方ではSEED技能との重複やナチュラル組が不便だったためか『L』にて廃止されてしまった。採用されていた時代も敵が持ってきても大した脅威にはならなかったが…。(特にザフト一般兵は他の一般兵と殆ど変わらない)
据置機のスパロボではそもそも技能として採用されなかったため、コーディネイターの敵だからといって強いというケースは特に無い。
もっとも、上で説明したように、コーディネイターは別にナチュラルの常識に無い「特殊能力」を持つわけではなく、
「人為的に生成されたナチュラルの上澄み」にすぎないので、その概念を厳密に再現するなら、特殊技能として設定されていない方がむしろ自然だとは言えるだろう。
シナリオ面では新人類を守るための人造の新人類だったり、世界を裏から操る黒幕を倒すために生み出された存在だったりとコーディネーターの存在自体に大胆なクロスオーバーが組まれていることもある。
Zシリーズでは最終的に人類の進化を監視する組織の存在が明かされたことでナチュラルとの融和が進みそうという描写がある。原作の泥沼具合を思うと、その程度で本当に改善するのかはイマイチ信じがたいが。
まあそもそもの話、外宇宙やら平行世界やらの侵略者がわんさかいる世界なので「侵略者からすればナチュラルもコーディネイターも変わらんだろう」という意見が今まさに最終決戦中のザフト側からすら出てきて
「ナチュラルとコーディネイターで内ゲバってる場合じゃねえ!」という方向で落ち着く事も結構ある。
『UX』のエピローグでキラが(一部を除く)ソレスタルビーイングの面々と外宇宙へと旅立つが、これはジョージが提唱した「コーディネイター=調整者」としての使命を「イノベイター=革新者」と共に果たすために対話の旅に出たという説が濃厚とされる。
コーディネイターとSEEDシリーズの画風との関係
シリーズスタート当初から、ガンダムSEEDシリーズは「登場人物が美形ばかり」「登場人物の顔の見分けがつきにくい」という指摘があったが、これには必然性があるという説がある。
まず、ガンダムシリーズは未来世界を舞台にしている関係上、現代以上に進行したグローバル化により人種が入り混じり、世界中で人種・民族別に存在した顔つきの特徴が自然に均されている。
例えば宇宙世紀では、ファーストガンダムのハヤト・コバヤシに「彼のような純粋な日本人はもはやレアな存在である」という設定がある。
そのためどの世界観でも、人間の顔つきのバリエーションは減少傾向にあるのだが、SEEDシリーズではコーディネイターの存在がこれを加速させている。
彼らは遺伝子操作で顔立ちが整えられているのだが、一般的に人間が「美しい」と感じる顔は平均的な顔立ちに近いものであるため、どうしてもコーディネイターの顔はバラエティに乏しくなる。
だが実の所、美形が多いだけで外伝やモブキャラなども見るとコーディネイターの顔付きも画一的ではないので*19、
「画一的」云々は単なる言いがかりである可能性が、「平均」云々もまた考え過ぎの可能性が高い。
とはいえ、SEEDに対するスタンスを問わず「コーディネイターの存在が美形の多い画風に必然性を与えている」という認識は多くの人に共有されており、
しばしば口の悪い宇宙世紀ファンから「もしもデミトリーがSEEDの世界にいたら、見た目だけで瞬時にナチュラルだとわかってしまうだろう」などと言われている。
追記・修正は新たなる人類、コーディネイターの輝かしい歴史を学んでからお願いします。
我らは進化したのではないぞ……
――シーゲル・クライン
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▷ コメント欄
- ガンダムWでも宇宙への進出によって出産のリスクが増えたので人工子宮に頼らぬよう遺伝子操作したというのもあるけどあくまでも出産関係に関してだけだからかWキャラをコーディネーター的な扱いするようなのはまったくないな -- 名無しさん (2021-05-25 20:14:02)
- お手玉のデザイナー -- 名無しさん (2021-05-25 20:22:56)
- イライジャの葛藤が好きだった -- 名無しさん (2021-05-25 20:34:41)
- スパロボ時空でも下等なナチュラル下等なナチュラルという奴がいるが、そういう台詞は東方不敗や国際警察機構、BF団の化物共を見てから言って欲しい。 -- 名無しさん (2021-05-25 20:41:41)
- ↑3フルカラー劇場ですね。「ザフトのコーディネイター」から「座布団のコーディネイター」で「お手玉のデザイナー」だっけ? -- 名無しさん (2021-05-25 20:42:44)
- ↑2SEED初参戦の第三次αでも、参戦こそしていなかったけど世界観上はいるハズなんだよね。Gロボの面々。 -- 名無しさん (2021-05-25 20:45:33)
- ↑3 そもそもスパロボやGジェネ時空では実際に「新たなる人類」と呼ぶべきニュータイプやイノベイターが存在してたりするわけで……。この場合コーディネイターはこれらの存在を人工的に作ろうとした産物だったりするんだろうか -- 名無しさん (2021-05-25 20:52:54)
- ジョージ・グレンを産み出した何者かはともかく、“コーディネイターの告白”についてはジョージ自身は全く何の悪意もなかったのに結果として深刻な対立を新たに産み出す結果になってしまったのが余計に救われない…… -- 名無しさん (2021-05-25 20:54:20)
- ジョージは間違いなく完璧超人だった。ただ、超人でありすぎたばかりにやっちまった……。 -- 名無しさん (2021-05-25 21:09:21)
- 「すっぴん」「お手玉の作り方教えてください!」「コーディネートはこーでねえと!」「うわぁ、無関係だあ…」 -- 名無しさん (2021-05-25 21:17:23)
- 再構築戦争からの遺伝子操作の必要性って設定初めて見た。なるほどねー -- 名無しさん (2021-05-25 21:22:07)
- ↑3裏でジョージ・グレンみたいなのを作っていたとしても世間には段階踏んで少しづつ遺伝子操作技術解放していくつもりだったろうに当の本人が余計なこと言いやがったのはあるわね。 -- 名無しさん (2021-05-25 21:54:26)
- リアタイ視聴組で記憶がもう曖昧ですけど、結局SEED-DESTINY完結の時点でもこの根本的な問題(コーディネイターとナチュナルの確執)は解決されてなくない? -- 名無しさん (2021-05-25 22:00:32)
- 放っておいても死に絶えるかナチュラルに帰属するしかないんだよな、一時的な変異種とでも言うのか… -- 名無しさん (2021-05-25 22:21:41)
- ↑3でも生まれた当人たちには罪は無いんだよ -- 名無しさん (2021-05-25 22:31:54)
- ↑x2そらそうよ、いつの時代も人類は無理やりにでも対立の原因を作っては殺し合っているものだ。 -- 名無しさん (2021-05-25 22:34:58)
- こういう産まれながらの超人類に自分の努力と根性で打ち勝って見せた『普通の人間』のが軒並み悪人か狂人というのがこの世界の救えない一側面というか…良くも悪くも桁外れな執念がないとナチュラルはコーディネーターを凌駕出来ないのよね… -- 名無しさん (2021-05-25 22:35:24)
- ぶっちゃけた話、見た目良い普通の人間でも「あいつはコーディネーターだ」って噂流れれば裏で私刑されそうだなって… -- 名無しさん (2021-05-25 22:41:47)
- トランスフォーマーのユニクロンのような強大な第三勢力みたいなの(宇宙人とかデビルガンダムのような暴走したコンピューターみたいな)が現れたらナチュラルやコーディネーターもいがみ合うのをやめて互いの長所を持って共に戦うのだろうか・・・? -- 名無しさん (2021-05-25 22:43:21)
- まぁそれでもあくまで人間の延長線上にある存在ではあるだけアメコミみたいな超能力持ちのミュータントたちが徒党を組んで暴走⇒現人類が手も足も出ず滅亡寸前~なんて一方的な流れになってないだけまだマシな部類なんだろうか…このCE世界で種族の和解なんて想像もつかんが… -- 名無しさん (2021-05-25 22:49:44)
- こう歴史について知れば知るほどC.E.世界の人間の倫理観にウンザリしてくるな。そもそもの発端が核戦争による遺伝子障害だし。だけど物凄いリアリティもあって感心する。 -- 名無しさん (2021-05-25 22:50:21)
- ↑2 『ある特定の遺伝子を組み込んだコーディネイターは100%生身でスペシウム光線が撃てるようになります』なんてブレイクスルーが起きたら正にそうなるかもしれん この世界相手を滅ぼすことに迷いが無いから… -- 名無しさん (2021-05-25 22:55:31)
- ナチュラルとコーディネーターで落とし所が見つからないんだよな… 世界観的にかなり詰んでる気がする -- 名無しさん (2021-05-25 22:59:39)
- 互いが互いの事を「別の種族」って考えて認識しちゃってるからな……コーディネイターの無駄にでかいプライドとあちこちに根付いてるブルコス思想のせいで地球人と木星人の比じゃない溝出来ちゃってるし…… -- 名無しさん (2021-05-25 23:03:06)
- 逆シャアで愚民共全てに叡知を授けてみせろ!ってあったが叡知を授けるとこうなるって最高に皮肉 -- 名無しさん (2021-05-25 23:06:04)
- ジョージが願うほど人間は成熟してなかったって事なんだろうな -- 名無しさん (2021-05-25 23:22:54)
- 年表見てると各種兵器をザフトが勝手に作ったからプラントの資源やエネルギーが不足したんじゃ疑惑が生まれたり、プラントにいるのはコーディネーター全体の一部ですよと後付けしたり、設定面ではかなりのコーディネーターアンチ臭がする -- 名無しさん (2021-05-25 23:23:22)
- 勝手な印象なんだけど、ナチュラルとコーディネーターってELSが来襲しようとも「あっちが悪い!」って言い続けて双方滅びそうな気がする それぐらい根が深いというか -- 名無しさん (2021-05-25 23:26:39)
- ↑x2コーディネイターアンチ寄りにしないと、一歩間違えれば優生学の肯定になっちまうからな。 -- 名無しさん (2021-05-25 23:28:17)
- 落とし所ねぇ、共存したくないナチュラル、共存しても良い両者、共存したくないコーディで分かれて生活するしかないんじゃねーの? -- 名無しさん (2021-05-25 23:39:12)
- 出生率低下問題やそれに絡んだシーゲルの思想、(極端な例とはいえ)コーディネイターを作ろうとして倫理的に問題な言動をする人々、コーディネイター至上主義を掲げるパトリックが悪役として描かれている事など、実の所劇中でもコーディネイターそのものは肯定的には描かれてないのよな。「出生率が低い」という設定を組み込んだのは本当に上手いと思う。生物学的には最悪の欠陥だから「良い面もあるが、遺伝子操作は必ずしも善ではない。だがそれは本人のせいではない」とする事ができる。「どうしようもない、避け得ない事」という戦争・対立の説得力になる -- 名無しさん (2021-05-25 23:45:21)
- キラは作中だと新人類かと思うレベルで無双するけど種としては致命的に駄目なのが本当に面白い設定。あえて言い方悪くすると使い捨てカメラみたい -- 名無しさん (2021-05-26 00:28:43)
- 能力的には優れてるのに種としては緩やかな滅びに向かっている、という点ではオルフェノクにも近いものがあるのかな。本人たちのプライドの高さと人間(ナチュラル)側の反発によって争い合いしか生まないのも含めて -- 名無しさん (2021-05-26 01:48:00)
- アーヴみたく備品として完成させとけば出生率も改善したりして -- 名無しさん (2021-05-26 01:56:15)
- だが今の人類(コーディネイター及びナチュラル)が『コーディネイター』の意味を曲解している事がASTRAYで示されていたしな。バイオユニットとして蘇ったジョージ・グレン曰く、本来は人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋すなわち『調整者』になるように命名した。自分は調整者としての使命と誇りを持っていて『調整者』の仲間が増えて欲しいと思い呼びかけた。遺伝子調整された人間だけにつけられるものでも無く、人々の為に調整役となれる人間、それが『真のコーディネイター』とロウに言っていた。 ジョージ本人が語っていた『真のコーディネイター』の意味を曲解した後世の人間は上っ面すら理解出来ていない思考停止状態で争いを行っているバカと呼ぶ価値すら無い連中が大多数を占めている…この世界はあまりに度し難過ぎる御都合主義者連中が多すぎる。 -- 名無しさん (2021-05-26 02:06:14)
- 本来の意味に照らし合わせた場合、人種としてのコーディネイターはスーパーだの戦闘だのといった派生種含めてほぼ全て『自称』の域を出ていない。 個人的な感想だがこの設定を考えた人達は悲観主義者かつSっ気が強いと言わざるを得ない。 -- 名無しさん (2021-05-26 02:25:33)
- ナチュラルといっても科学的な方法を使わずにリアルダビスタなやり方で作られた天才というのもシリーズ内で出していた。 -- 名無しさん (2021-05-26 02:31:10)
- 宇宙世紀においてのニュータイプとオールドタイプに相当するものだな(上位的っぽい感じの概念の方が色々勘違いされていたりする点とか) -- 名無しさん (2021-05-26 05:20:50)
- ジョージグレン戦犯定期 -- 名無しさん (2021-05-26 06:18:03)
- コーディネイターが迫害されているで思ったのは、ルッキズムから来る嫉妬や憎悪で、無関係なナチュラルもコーディネイター認定されて迫害されてるケースもあるんじゃないかと思う。今だとコロナで、人種問題がかなり浮き彫りになってるし -- 名無しさん (2021-05-26 06:51:52)
- 結局のところジョージ自身も「調整者」ではなく、自分を特別な存在だと思い込んで驕る、ただの人間って印象 -- 名無しさん (2021-05-26 07:38:40)
- なんかジョージって「準備や根回しとか一切せずにGN粒子・GNドライヴを公表してしまったイオリア」ってイメージがある。 -- 名無しさん (2021-05-26 08:45:14)
- コーディネイターは宇宙の悪魔…コーディネイターは宇宙の悪魔… -- 名無しさん (2021-05-26 10:42:22)
- ↑3 こんな素晴らしい才能をもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました -- 名無しさん (2021-05-26 10:52:53)
- ノーベル賞を取る程度には昨今ゲノム編集が注目されているけど、ガンダムSEEDシリーズのコーディネイターの見ていると、歓迎する事が出来ないと個人的に思ってしまう -- 名無しさん (2021-05-26 11:25:32)
- ↑3 ΔASTRAYでマーシャン(火星出身者)のアグニスがファントムペインのエミリオにコーディネイターが居なくても人類は血腥い争いに手を染めていた史実と自分達(コーディネイター)が居なくても争いに手を染めていたであろうという意味合いの皮肉を含んだ遣り取りをしていた。 ↑4 そうだな今の時代(00の後)だからそう言えるな。 ↑5 傲慢さは解釈次第でどうとでもなるのでさて置き、タダの人間であるという言葉は至言であろうな。あくまで『コーディネイター』は在り方でしかないのだから。 ↑7 思考停止のバカや御都合主義なボンクラ共に危険な凶器を与えたと言う点では正にそうだろうな。 ↑6 その可能性は極めて高いだろうな…シリーズ内でも人種・老若男女問わず皆纏めて消し飛ばしている描写も有ったくらいだし。 -- 名無しさん (2021-05-26 11:48:00)
- ↑2 少なくとも今の人類には早かろう…リアルにSEED以上の問題になるだろうなSEED世界はDESTINYの途中まで一族による実質的な管理社会だったにも関わらずあれ程の血腥い様相を呈していた位だからな。 -- 名無しさん (2021-05-26 11:58:11)
- 出生前か後かの差で他シリーズの強化人間とそんな変わらん気がする -- 名無しさん (2021-05-26 12:33:47)
- 確か、ヒトゲノムはかなりの部分が空白と聞いた覚えがあるんだけど、それって本当に何も書かれてないってことだったっけ? それとも、未解析だったっけ? -- 名無しさん (2021-05-26 12:38:35)
- 無印終わった時点では「ゆっくりやっていけば何とか分かり合えるのでは」って感じもあったんだけど、ユニウスセブン落下とかデストロイのベルリン侵攻とかを経た種死後だと「いや、無理無理無理!」って感じが -- 名無しさん (2021-05-26 12:47:57)
- もしもナチュラルとゴーディネイターの両方がニュータイプやイノベイターに進化したらやっぱり能力差とかでるのかな -- 名無しさん (2021-05-26 13:00:19)
- 人に先んじたいがために遺伝子を弄ろうとするその倫理観は十分恐怖に値する -- 名無しさん (2021-05-26 13:03:14)
- ブルーコスモス→場合によってはコーディネイターも同志として受け入れる プラント→不明一般的な反応を見るに受け入れ拒否っぽい? 何この差は一体… -- 名無しさん (2021-05-26 13:30:31)
- ↑元々が自然保護が目的の団体だから自然回帰したい考えの同志ってところなんじゃない? -- 名無しさん (2021-05-26 14:25:41)
- 大体生活のために居住地にするのと単に会員になるのとでは全く話のレベルが違うでしょ -- 名無しさん (2021-05-26 14:34:26)
- 人権問題でデリケートな今、この記事作るとは……荒れる未来しか見えねぇ……いや、もう手遅れ? -- 名無しさん (2021-05-26 14:56:12)
- ASTRAYで出てきたコーディネイターの失敗作(目の色、髪の色などが違うなどのくだらない理由で親から捨てられた子供達)を軍事訓練して軍に売りつけるサーカスって奴らいたな…… -- 名無しさん (2021-05-26 15:00:03)
- プラントがコーディネイター以外の受け入れを拒否しているとする明確な設定は無いはず。プラントの人口の設定も「コーディネイターだけで」6000万人とされているし、ナチュラルの国民も居なくはないんじゃないか。尤も、プラントはコーディネイター国家、つまり周囲の人間は全員格上、中にはナチュラルを見下す者も少なからずいるという環境だからナチュラルには些か肩身が狭いかもしれないが -- 名無しさん (2021-05-26 15:03:55)
- ↑3 今のところは完全に杞憂だな -- 名無しさん (2021-05-26 15:14:13)
- プラントでもコーディネイターの親族ならナチュラルも一緒に暮らしてる。そもそもコロニーって人工の居住地だがら腰を据えて住むなら諸々準備はいるしプラント自体コーディネイターのための機関で独立運営が始まってから間がないうえ、すぐに戦時下に入ったから入国審査も厳しくなって当然。出入国に関しても戦時下でも仕事やらちゃんと用事があれば許可出たし、終戦してからは普通の入国審査で出入りできるようになってる。だからここら辺のことで「コーディネイターはナチュラル(ブルコス)より不寛容だ」ってことにはならないと思う。ブルコスはブルコスでコーディネイター会員には肩身が狭いし -- 名無しさん (2021-05-26 15:17:29)
- スパロボでもNTほど露骨ではないとはいえ一時は「コーディネイターあらずんばSEED系パイロットあらず」な空調にした曰く付きの存在(コーディネイター技能により能力値ボーナスが貰えるのと搭乗機が優遇されるため。ナチュラルのパイロット自体数が少ないのでさらに肩身が狭い) -- 名無しさん (2021-05-26 15:53:25)
- ↑スパロボKがまさにそれだったね…ぶっちゃけキラ1人で無双できる -- 名無しさん (2021-05-26 16:23:37)
- S型インフルって今のコロナと状態が割と被ってる感じ。ここに遺伝子操作が広まるとSEED世界に転生するのか -- 名無しさん (2021-05-26 17:29:17)
- モビルファイターみたいな超人枠はもうコーディネイターだろ -- 名無しさん (2021-05-26 18:00:59)
- ↑じゃあモビルスーツがナチュラルか -- 名無しさん (2021-05-26 18:05:10)
- ↑今はコーディネーター技能自体が消滅したね -- 名無しさん (2021-05-26 18:18:05)
- (上はミス ↑5に当たる) -- 名無しさん (2021-05-26 18:18:46)
- 今でもseedの話するとスーパーコーディネーターの事誤解してる人結構るよな -- 名無しさん (2021-05-26 18:25:30)
- ラノベだがウィザーズ・ブレイン(2000年頃)の魔法士と人間の関係も、これに近い気がする -- 名無しさん (2021-05-26 18:44:52)
- 人種差別がエスカレートした先がこういうことなんだろう、とも思えてくる -- 名無しさん (2021-05-26 19:05:55)
- ↑2正直、能力云々よりも倫理ガン無視の方が嫌われる原因だったと思う。そんな連中が社会の上の方にいるってのはかなり怖いよ -- 名無しさん (2021-05-26 19:27:03)
- イノベはじめ新人類ネタで既存人類に拒絶されるのって恐怖感、異物感、嫌悪感やらだけど、明確に人類の品種改良であるコーディネーターは他二つ以上に嫌悪感が飛び抜けて大きい印象だわ。理解不能な超常の怪物ではなく事前に細胞弄くりまわした人間擬きとして見なされてるからそら対立は苛烈になってくばかりだわ。 -- 名無しさん (2021-05-26 20:21:21)
- 人種差別ではあるんだが結局の所持つ者と持たざる者の確執なので現実に置き換えると富裕層と貧困層の対立の方がわかりやすい気がする。 -- 名無しさん (2021-05-26 20:25:51)
- S2インフルエンザからの噂といい、爆破テロでたまたまプラント側だけ遅刻して被害回避といい、人種的対立っていうより、「こいつら怪しすぎただのテロリストだろ」ってのがエスカレートした感じがするわ。 -- 名無しさん (2021-05-26 20:51:58)
- ↑5 「確執が存在しているのは一朝一夕で解決できるものではない」「それでも覚悟を決めて戦う他無い」が作品としての答えでしょ。まあ「確執のある相手を全て(あるいは人類全員を)滅ぼせば解決します」も答えの一つとして(一朝一夕で解決しうるかもしれないけど・選択として好ましくないものとして)提示はしてるけど -- 名無しさん (2021-05-26 21:36:16)
- ↑DPという人種問題に限らぬ全てへの安易な解決策を否定して、「また花が吹き飛ばされる(戦争が起きる)かもしれないが、それでもまた花を植えよう(平和のために頑張ろう)」って結末だしね。都合のいい正解はないけど、それでも力を合わせて未来に向けて頑張るしかないっていうのは妥当な結末よ。 -- 名無しさん (2021-05-26 21:44:01)
- ↑宇宙世紀もギレンやジャミトフ、シャアが提示した過激な根治策を否定した結果、グダグダ血を流し続けたわけだしね。歴史は繰り返すというわけだ。 -- 名無しさん (2021-05-26 22:00:22)
- ↑2 DPも「DPに反対するなら人類の敵」として「DPに反対する人類の敵を滅ぼす事で解決します」って要素が含まれてるから、対立軸が人種から主義に移っただけでパトリックやアズラエルと同じやり方で解決しようとしてたりする -- 名無しさん (2021-05-26 22:04:03)
- 設定だけ見るとコーディ側もかなり問題ある行動してるのに、劇中じゃ愚かなナチュラルに迫害されるかわいそうな被害者って描き方なのがなぁ -- 名無しさん (2021-05-26 22:29:07)
- ↑×2それは宇宙世紀とて同じであろう。初代のリニューアルから始まった種がそうなるのは必然だ(ということは、CE3ケタ年代には食糧難が主題に…?) -- 名無しさん (2021-05-26 22:39:37)
- 結局のところコーディネイター問題はナチュラル側がどうするかって話になるんだよな、新しく作らなければ100年もせずに消え去る存在だからナチュラルの中から子供をコーディネイターにしたいって人が出なければ終わる話。 -- 名無しさん (2021-05-26 23:30:40)
- ナチュラルをコーディネイター並みに高める技術ができない限り終わりそうにない気がする -- 名無しさん (2021-05-26 23:44:58)
- ↑1 仮にドモン,東方不敗,シュバルツ,ヒイロ,ゼクス,トレーズ,この6人位のレベルまで引き上げる技術となると…凄まじい無理ゲー。 -- 名無しさん (2021-05-27 01:28:03)
- 小説版アストレイによるとプラントには一応、自分の子供をコーディにしたナチュラルの親(扱い的には第0世代コーディ)が居るから居ない訳じゃないはず(老人ばっかりらしいけど) -- 名無しさん (2021-05-27 01:45:16)
- ↑4 そう考えると自然発生するニュータイプよりかは長期的な対応の答えが見えてるんだなあ。CE世界の人間はその業に今後抗えるのか。 -- 名無しさん (2021-05-27 03:15:29)
- ナチュラルとコーディネイターの因縁というか歴史って他作品で例えるならブレードランナーのレプリカントや宇宙戦艦ヤマト2202のガトランティス人を思い出すなあ… -- 名無しさん (2021-05-27 05:32:35)
- ↑↑「遺伝子いじれば優秀な子供は生まれるけどひ孫はできないしあなたの血もそこで途絶えるよ。それでも良いの?」と親世代を説得すればいけそうな気がする。ただこれだと他人の子の遺伝子をいじる人(兵器用に生み出す人)に対応ができない。 -- 名無しさん (2021-05-27 07:47:46)
- 出生率が低いからか、同性愛者も結構いるらしい。ドムトルーパーの三連星のリーダー・ヒルダも裏設定では同性愛者だし、ミナ様もちょっぴり匂わせてる。(ミナ様は両刀かもだけど) -- 名無しさん (2021-05-27 08:27:22)
- ↑実はパトリックのおっさんがホモだったらやだな……。も、もしかしてアスランとキラの友情も裏を返せば……!? アスランの中の人、カヲル君だし……!! -- 名無しさん (2021-05-27 10:50:37)
- ↑3たしかパトリックが「そのあたりは技術の発展か出生率が上がるようにコーディネイトすれば解決する」って言ったから聞く耳を持たない人も多くいそう。 -- 名無しさん (2021-05-27 11:24:32)
- 歪みあってる両者が結婚して子供作る方がコーディネイターの種族的には最良っぽいのが悲しい -- 名無しさん (2021-05-27 11:26:39)
- ↑2 だったら、どうして最初からそのコーディネイトをしなかったのか……。第1世代の時には、まだそこまで技術が発達していなかったのかな? -- 名無しさん (2021-05-27 12:47:16)
- コーディを作ろうとする親や企業からすれば、能力や容姿が第一で、子孫を残せるかなんて二の次というか想定外だったんでしょ。そもそも生殖能力なんてデフォで備わっているものと思うじゃん。 -- 名無しさん (2021-05-27 13:26:10)
- ゲームとかの媒体ではキラは普通にスーパーコーディネイターとか言われてるけど本編では一貫して最高のコーディネイターと呼ばれていて、スーパーコーディネイターとは呼ばれた事無いんだよね -- 名無しさん (2021-05-27 13:39:32)
- ジョージ・グレンさん…急ぎすぎ、一人先走りすぎとはいえ最期があんまりすぎて報われねぇ。根底にあったのは「これからの世界を、全ての人類にとってより良いものへ」っていう紛れも無い善意だったのに… -- 名無しさん (2021-05-27 14:20:48)
- ↑3,4,5 結局人間も動物の一種である以上生態系の『ピラミッド』からは全ての意味で抜け出せない…即ち、SEED世界の人類も『生物的限界』や『自然の摂理』を突破する技術等は持ち合わせていないという非情な証明となっているのではなかろうか。 ↑6 す‥少し自重しようか?(どっかで見たネタではあるが) ↑1 エヴィデンス01の件以外にも本編のフラガ一族や外伝のプレア、モーガン、コートニーの様なニュータイプ・サイキッカー的素養の持ち主やDESTINYの途中まで世界を管理していた自然交配(リアルダビスタ)で生まれた一族の様な者を知っていたのかも知れないが。 -- 名無しさん (2021-05-27 14:40:40)
- ↑3 あー……なるほどー……。考えてみれば、生殖能力の問題なんて、孫世代になってみないとわからないもんな; -- 名無しさん (2021-05-27 14:53:13)
- 今までなかったんかい -- 名無しさん (2021-05-27 16:14:08)
- ↑3ジョージ・グレンさんまだ生きてるんだけどな -- 名無しさん (2021-05-27 19:16:35)
- 特命リサーチ200Xで遺伝子操作されたジーンリッチという人種がナチュラルという遺伝子操作されていない人種を上回るというのをやってたな(ジーンリッチ=コーディネーターといえる)。その番組だとジーンリッチとナチュラルは遺伝子が違うために子供が生まれないという話だった -- 名無しさん (2021-05-27 19:35:35)
- 「ジョージ・グレンがオリンピック(短距離走?)で金メダルではなく銀メダルを得た。 そして、生まれて初めての接戦の末に敗北・誰かと競い合う喜びに目覚め、自分の同類を欲したのではないか?」なんて考察もある もし正しいとすれば早計すぎた形になるが… -- 名無しさん (2021-05-27 19:44:56)
- 今いるコーディネーターの権利を認めるのと引き換えに製造を禁止してそれでも製造したら財産没収&関係者死刑クラスの重罪ならそれでも闇で製造する輩はいるけど絶対数は大幅に減るから自然淘汰されそう -- 名無しさん (2021-05-27 19:48:58)
- ナチュラルがいなきゃ生殖すらできなくなってきてるなんて、「宇宙の化け物」なんて蔑称も仕方ないな。 -- 名無しさん (2021-05-27 20:15:43)
- ナチュラルの中に努力の末にコーディネイターに並びうるだけの能力や実績を出せる人物が公的に出てくれば少しは変わるんじゃないかな・・・ -- 名無しさん (2021-05-27 21:29:18)
- ヒビキの人工子宮技術を完成させて「基本的に自然分娩では産まれない」種族にシフトしていった方がまだしも未来はありそう -- 名無しさん (2021-05-27 21:47:21)
- ↑11善意だけではダメだったんだよ…自分の告白によって社会にどんな影響を及ぼすのかって言うことに関しての思慮が足りなさすぎたといえる -- 名無しさん (2021-05-27 22:17:22)
- ↑ジオン・ダイクンの「スペースノイドに希望を与えようと思って政治スローガンとして新人類を提唱したら、本当に新人類が出てきて大騒ぎ」とどっちがマシなんだろう。 -- 名無しさん (2021-05-27 22:23:50)
- 文章を長く伸ばして改行するんじゃなくて、簡潔な内容にして改行も少なくて済むようにしてくれたほうが読みやすいっす -- 名無しさん (2021-05-27 22:44:57)
- ASTRAYのイライジャとグゥドもコーディネイターの闇と限界を示した存在。一方は能力が平凡過ぎる能力故に過去に同胞達から嘲弄され、もう一方は凄まじき戦闘能力を持つが心理コントロールに欠陥を抱えた戦闘コーディネイター。 -- 名無しさん (2021-05-28 03:15:14)
- ザフトと連合は、ジョージ・グレンの痕跡やら何やらを今でも求めている描写があった・・・ ↑3、6 それらの人物が東方不敗みたいな『新人類』ならぬ『超人・超生物』レベルの人間だった場合、やっぱりこの世界の人間は(勝てるかどうかは別として)排除する方向性に固まるのは間違いない…既にやらかし済みだしな。 -- 名無しさん (2021-05-28 12:07:20)
- ↑7 各要素に絞ればあくまでナチュラルと最大値は同じじゃないの? めっちゃレアだけどナチュラルの超イケメンがいたとして、それを狙って産めるようにするのがコーディ技術だと思ってたけど -- 名無しさん (2021-05-28 12:24:28)
- ↑最大値は同じだろうけど、実際にコーディネイター並みの人物って公の場に出てくればと思って -- 名無しさん (2021-05-28 20:02:28)
- ↑3 ちょうどナチュラルのバリー・ホーは例外かな… -- 名無しさん (2021-05-28 20:27:29)
- 続編が決まったが、どうなるやらねぇ… 種種死間の外伝でオーブは安定の技術窃盗からの新型作製をやってるし、解決する機運生まれるんかなw -- 名無しさん (2021-05-29 11:14:30)
- そもそもジョージ・グレンを生み出したのって誰だったんだろう? -- 名無しさん (2021-05-29 12:46:24)
- ↑1 現状不明…続編で触れられるかもしれない・・・色々と。 -- 名無しさん (2021-05-29 12:57:04)
- 相談所で「民族問題、差別などの社会問題、作者への中傷などで荒れている」という理由でのコメント欄リセット・警告追加が提案されています。反対意見が無ければ6/4に実行します -- 名無しさん (2021-05-30 17:38:24)
- ↑全くそうは見えんが?単に提案者の気に食わない話が出てるからそういうことにしたがっているだけじゃないの? -- 名無しさん (2021-05-30 18:56:14)
- ↑1 多分続編絡みの保険だろう。コメント欄の凍結や一時撤去も有ったらしいし。 -- 名無しさん (2021-05-31 09:41:57)
- ↑3 続編絡みのトラブル回避の保険である事を考慮しているならば、本編シリーズや外伝シリーズの荒れそう・荒れている所にも同じ提案をするべきだ! -- 名無しさん (2021-05-31 13:57:38)
- コメ欄凍結はともかく、5chのノリを持ち出して平然とアンチ用語使ってるようなアホコメは削除していいよ -- 名無しさん (2021-05-31 14:14:23)
- 上級国民だのナチュッパリだのラクシズだのと出てくるあたりリセットして警告追加が妥当でしょう -- 名無しさん (2021-05-31 14:36:23)
- ↑まずは違反コメントの削除が先でしょう -- 名無しさん (2021-05-31 15:59:06)
- ↑ 賛成、そこまで問題ありだというならまず違反コメントを消してみてくれ、一発で気に食わないものに蓋では横暴すぎる -- 名無しさん (2021-06-01 05:43:10)
- とりあえず集まったご意見を相談所に持っていきます -- リセット代理提案者 (2021-06-03 18:09:30)
- 正直真ん中あたり以降のコメントに愚痴が多いのは事実だし最初の数コメ以外はリセットしていいと思う -- 名無しさん (2021-06-04 10:40:48)
- ↑問題あるコメントを削除するのは反対意見ないんだからまず問題と思うコメントを削除しなよ。 -- 名無しさん (2021-06-05 05:22:22)
- 報告にあった荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2021-06-05 20:12:12)
- おいおいCEじゃあるまいし -- 名無しさん (2021-06-05 23:37:36)
- コーディネイターというだけで個別記事の無いキャラまで名前を列挙するのは流石に冗長じゃない? 折り畳みされてるからスクロールする上での邪魔にはならないけど -- 名無しさん (2021-06-06 00:29:02)
- ま、よく分からない順番だったから作品ごとにしたほうがしまりがいいかなと思って分けてついでに追加しただけだから個別無いの消してもいいっすね -- 名無しさん (2021-06-06 00:53:43)
- ザフト以外のコーディネイターだけ上げたら少なくて見やすくなると思う -- 名無しさん (2021-06-06 01:15:39)
- 根本的に優生思想なんだよなコーディネーターって どう言い繕おうとも概念の根本が差別的 -- 名無しさん (2021-06-07 09:14:21)
- 本来はOOにおけるイノベイドみたいな役割を担ってたってことでいいのかな -- 名無しさん (2021-06-07 21:25:41)
- 一時期キラがなんで専用に調整されたからってドラグーン使えんだよって言われたしそう思ってしまったが、よくよく考えたらフラガ家のクローン製造をスーパーコーディネイター研究費稼ぎのためにやってたから、そら使える素養をぶち込まれてても不思議はなかったんだよな -- 名無しさん (2021-06-10 14:07:11)
- ↑2 あり方としてはそうであったらしいが…ご覧の有り様だよ!!というのが本編・外伝含めたSEEDシリーズの顛末。 -- 名無しさん (2021-06-10 15:10:14)
- あくまで参考レベルではあるが、スターゲイザーでD.S.S.Dに入るための期間がコーディネイターで2年、ナチュラルで6年平均してかかる…という話をエドモンドとセレーネが話していた。最終的な能力値は個体差で決まるにしても成長速度は、コーディネイターとナチュラルとではおよそ3倍程の差がある様だ。 -- 名無しさん (2021-06-10 15:19:46)
- 能力の最高値は同じでも、平均50点のところを平均80点くらいにできる技術だからな~。そんな技術が一般公開された時点で社会の中心層からの反発は確定だ。 -- 名無しさん (2021-06-27 15:27:44)
- ドモンやヒイロとかのトンデモさは先天的なものよりも後天的な技術によるものが大きいだろうから肉体が優れている傾向にあるコーディネーターだったら彼らよりも短期間で彼ら並みのトンデモさになりそうな感じがしそう -- 名無しさん (2021-06-27 16:05:02)
- ↑2~3そこらへんで明確な差が出てる以上、コーディが驕るのもナチュラルが恐れるのも当たり前だと思うのよね。生物的には同じだの、努力しなけりゃ云々だの言われても納得できんよ -- 名無しさん (2021-06-29 23:53:42)
- うたわれるものやウィザーズブレインのトンデモ超人と比べると、遺伝子操作によって生まれた新人類の中でも下級って分かる -- 名無しさん (2021-07-14 17:31:35)
- ↑1 そりゃ本来の目的はトンデモ超人を作るためじゃないもの。上のコメントの中で挙げている人が居たが、元々は00のイノベイドに近い役回りをする為のものだったが…発表者のジョージの言葉を曲解・黙殺した結果、本編・外伝共に御覧の有様となっている。ASTRAY Rに登場したモンドという人物から(ジョージ以外は)偽者(コーディネイター)と呼ばれる始末…。 -- 名無しさん (2021-07-31 02:26:41)
- 本編見てるとナチュラルは美醜別にしても割と顔のバリエーション多いんだよな。 -- 名無しさん (2021-08-01 21:41:16)
- メンデルのとこASTRAYや公式資料とかでも「γ線」って表記されてるんだけど「X線」表記じゃないといけない? -- 名無しさん (2021-09-21 12:39:54)
- ぶっちゃけ、コーディネイターたちが決意して、地球圏もしくは太陽系から外宇宙に飛び出していかないと無理な気がする。そうなったらそうなったで、はるか未来、『我らは旧人類に太陽系を追い出された!』と悪い指導者に恨みを吹き込まれて攻めてくるかもしれないけど。 -- 名無しさん (2021-10-20 10:52:16)
- ↑2 アストレイだとγ線なんか? 小説版だとX線だったと記憶してるし他の資料でもγ線と書いてる資料は見た事が無い。ジェネシスと混同してないか? -- 名無しさん (2021-10-20 11:33:27)
- ASTRAY本編だとγ線って名言してるし、リマスターに合わせて刊行された「コズミック・イラ メカニック&ワールド」だと年表解説で「ガンマ線の大量照射で消毒される」って明記されてる。 -- 名無しさん (2021-10-20 11:51:33)
- ↑ それは知らなんだ。まぁ後付けの設定変更はガンダムの常だが -- 名無しさん (2021-10-20 12:26:21)
- ナチュラルの反コーディネイター感情なんだが、底辺の人がリア充の人を妬むのと同じような感じだろうね -- 名無しさん (2021-11-21 10:51:39)
- ↑おまけにどうあがいても勝てないというね(あえて言えば繁殖力が勝っているが、容姿や獲得可能な地位の格差=異性への選ばれやすさで相殺されている) -- 名無しさん (2021-11-21 11:10:12)
- ↑6 確か外伝で地球圏を脱出していた集団が居たが、ザフトが妨害を掛けていた描写があった…結果的に妨害は失敗に終わったが。 -- 名無しさん (2021-12-29 03:07:38)
- 遺伝子を改造しても心は改造できないという…。 -- う (2022-03-28 19:12:55)
- プラント「我々は種族なのだ!」 -- 名無しさん (2022-06-11 08:40:22)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-08-05 16:55:03)
- 実はジョージってこんな結果になることを承知の上で、自分という化け物を狂科学で生み出した人類を憎んでいたから、人類を争わせるために悪意を持って遺伝子組み換え技術を公表したんじゃないかって思った。どこかで似たような話聞いたと思ったらミュウツーの逆襲だこれ -- 名無しさん (2022-09-23 15:04:35)
- ↑2ログを見たところ、愚痴も多いようなのでログ化はまだやらないほうが良いと思います。 -- 名無しさん (2022-09-23 15:07:34)
- ↑2いやジョージは純粋に人類が好きで人類のために公表したでしょ。結果としてひどいことにはなったがクルーゼみたいな思想ではないよ -- 名無しさん (2022-09-23 16:06:52)
- ↑9単なる妬みで済むはずもなく、能力に明確に優劣があるからガチで排除しないと自分達が社会から駆逐されてしまうという崖っぷちの状況にいるからな、単なる人種差別よりはるかに問題は根深い -- 名無しさん (2022-09-29 16:54:17)
- ポケモンで言うなら、ナチュラル「野生産やで。たまには個体値V個体もいるで」、通常コーディ「理想個体目指したタマゴ産でっせ。必ずしも望みの個体値にならんのがネックやなぁ」、スパコディ「理想個体だよ。でも、どうあがいても種族の限界は越えられないよ」ってな感じかな -- 名無しさん (2022-10-19 16:27:58)
- よく議論サイトとかで「キラが最強、なぜならスーパーコーディネイターだから」って人がいるけどいくら遺伝子改造しても手に入るのは「素質」だけだから訓練しないと意味ないのをわかってないのかな?ASTRAYで高い金を掛けて第一世代コーディネイターになったけど胡座をかいた怠慢のせいで能力はハーフやナチュラル以下、ってのがいたし -- 名無しさん (2022-10-19 17:54:44)
- ↑歴代主人公の中にはオールドタイプかつナチュラルであるにも関わらず人外の強さを発揮したドモンがいるからなー -- 名無しさん (2022-10-19 20:10:37)
- ↑2そもそもスーパーコーディネイターって100%理想的に作れるってだけで根本的にただのコーディネイターとは違わないのにね -- 名無しさん (2022-10-20 10:02:17)
- キラの場合は実際可能な限り才能を伸ばされて極限状態も生き延びてきたから単独戦闘力は事実上ほぼ最強というのは事実というのがややこしいね -- 名無しさん (2022-10-20 10:10:33)
- 「何故遺伝子組み換え人間を作ってはならないのか」という問いに対して倫理とかという曖昧な言葉に逃げず具体的な回答を示した例 -- 名無しさん (2022-10-24 15:12:15)
- ↑8 個人的にはこういう結果になることをジョージが予見できなかったとは思えないんだよ -- 名無しさん (2022-11-18 20:51:28)
- ジョージは才能も当然として人並み外れた努力で功績を残したのだろうし逆に思い至らなかったんだろう。ラクスの歌が遺伝子操作されてるからって片づけたサイとそれを聞いたキラの反応の様な意識の差はあっておかしくはない -- 名無しさん (2022-11-18 22:14:55)
- 優生学の話でもある。後々致命的な欠陥が発覚してその「強く優れた人」たちがみんな絶えてしまうのも含めて -- 名無しさん (2022-11-27 11:39:51)
- 現状視聴者は(多分)ナチュラルだからどうしてもナチュラル視点寄りになるよな。倫理的な拒否感ってのもどうしても抱いちゃうし -- 名無しさん (2023-01-19 11:34:28)
- 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-30 23:51:40)
- スパコディが「設計図通りに誤差0で作れます!」ならそら全部乗せの設計図書くよね。キャラメイクでポイント振り分けるタイプのゲームでそのポイントが無限に使えるならやることは一つ。 -- 名無しさん (2023-02-19 15:30:30)
- コーディもコーディで好きでコーディに生まれたわけじゃないのに自分の能力を正当に評価してもらえないのは納得できんだろうしな -- 名無しさん (2023-02-26 03:11:29)
- コーディネイターで一くくりにされてるけど、あちこち弄られまくったのも居れば、単に目の色だけ変えました何てのも居るんだろうな -- 名無しさん (2023-02-26 08:57:24)
- ↑「ちょっと体質いじっただけ(花粉症にならない等)」が大多数だったりしてな。 -- 名無しさん (2023-02-26 09:08:02)
- 仮にグレンの意図した意味が正しく伝わっていたとしても「出自のカミングアウト」「生成法の公開」を同時にやってるせいで「新人類との架け橋は僕みたいに『遺伝子的に優秀な人』がやるべき」という風に取られかねない気がする。せめてCOと公開のタイミングが違えば良かったんだろうけど。 -- 名無しさん (2023-02-26 13:28:45)
- ジョージを殺してればって言う人もいるけど既にジョージを生み出した技術がこの世にある時点でジョージ殺しても手遅れだよね -- 名無しさん (2023-02-27 22:03:21)
- ナチュラルとの連続交配戻し(遺伝子組換えに非ず)で出生率回復させるか、マンアフターマンの宇宙人間のように宇宙空間を生身で活動出来るけど繁殖能力が無く一世代で終わるまで尖らすか。 -- 名無しさん (2023-02-27 22:52:54)
- コーディネイターという呼称について、カミングアウトの時に『母なる星と未知の闇が広がる広大な宇宙との架け橋、そして、人の今と未来の間に立つ調整者』みたいなジョージ・グレンのセリフがあった、はず。調整された、だとコーディネイテッドになっちゃうよね。 -- 名無しさん (2023-02-28 00:10:59)
- 2021年10月から2年半越しにようやくメンデルで照射したのがX線とする資料発見できた。初期も初期だし現行設定でも生きてるか分からんけど -- 名無しさん (2023-03-08 21:36:57)
- 愚痴とか以前に単純に量が多すぎるからそろそろログ化が必要だと思います -- 名無しさん (2023-04-09 10:09:38)
- ブルーコスモスが地球のコーディネーターを受け入れただけで地上の半数が制圧とか世界観がひっくり返りすぎてなんとも -- 名無しさん (2023-05-26 23:50:59)
- ジョージの経歴見てみると明確な「一位」にはなってない(アメフトはスターだけどチーム競技、ノーベル賞は候補どまりだし受賞者自体他に何人もいる、陸上は明確に二位)からコーディネイト至上主義とはならんやろ、と楽観視してた所もあったのかもしれんな。一緒にいる人が努力して自分以上の成果出してる姿も見てただろうし。 -- 名無しさん (2023-05-28 08:58:00)
- なんかザフト幹部たちを始めとした、コーディネーターのセレブってロゴスよりもあからさまな世襲してるのってコーディネーターの判別って手間がかかるからかな -- 名無しさん (2023-06-05 08:00:06)
- 愛人に隠し子を産ませるとか無理なんかコーディネーター -- 名無しさん (2023-06-06 00:50:35)
- 第一世代時点で能力が高いから高い地位に着ける→能力の高い両親から生まれた第二世代以降も高い能力で高い地位に着ける のループなり、金があればある程により高度な遺伝子操作を受けられる→より高度な遺伝子操作で高い能力を得てより多くの金を得る のループなりが成立すれば実力主義故の固定階級化もありうるかと -- 名無しさん (2023-06-06 03:01:31)
- ニュータイプやイノベイターなどナチュラルから進化した存在を知ったらコーディネイター達はどう思うんだろう -- 名無しさん (2023-06-06 20:14:46)
- ↑まぁ発狂するのはパトリックなど一部の存在だけじゃないかな。 -- 名無しさん (2023-06-06 20:56:40)
- そもそも実質的なニュータイプのコーディネイターであるキラやレイがいるわけだしこっちもなれる奴いるが?ってだけの話じゃない? -- 名無しさん (2023-06-07 01:11:19)
- ↑そもそもレイってナチュラルなのかコーディネーターなのか -- 名無しさん (2023-06-07 03:16:06)
- ↑クローンだから別物だと思ってる -- 名無しさん (2023-06-07 12:41:36)
- よくコーディネイターはナチュラルを家畜化ないし奴隷化しなかったなって思うわ。ナチュラルをハーフコーディネイター産む道具にして、2世コーディネイターはハーフコーディネイターと結婚するようにすればコーディネイターの天下になってたんじゃないか? -- 名無しさん (2023-06-07 15:03:28)
- ↑確かに性奴隷はともかくナチュラルと結婚しないと出生率低下は何ともならないが、コーディネーター同士が子供産むことにザラ派やデュランダル派のみならずザフト自体が拘ってる節があるか(クライン親子もそう提案して拒絶されたし) -- 名無しさん (2023-06-07 15:19:17)
- いくらコーディネートしても人格は一切保証されないのと、根本的に選民思想に陥りやすいものだからどうあがいても軋轢しか生まんよなぁ -- 名無しさん (2023-06-07 15:31:41)
- ↑それにザフトがコーディネーター全体の指導組織であるかのようにふるまえるのも、多分遺伝子検査とコーディネーターの認定を独占してる当たりにあると思われるので、ナチュラルと雑婚し、純血でなくなったら一党支配が瓦解しかねないからな…そのことに気が付いて【保護】活動し始めて再び勢力増大したのが本編開始後のブルーコスモスだった訳だし -- 名無しさん (2023-06-07 15:42:16)
- 第一世代がナチュラルからコーディネイトされて生まれた人らだから、次世代がナチュラルとの間に子供をもうけた後、コーディネイトすればいいだけ。種運でザラ派が減少しているわけみたいだから、純血主義はそこまで多いわけじゃないと思うよ -- 名無しさん (2023-06-07 22:31:39)
- そうだとは思うんだが、デュランダル政権に交代してもこのあたりの対策が見えてこないから何とも言えん…実際に雑婚論を唱えたラクスがコーディネーターに殺されかけたしザフトもドロドロだな -- 名無しさん (2023-06-08 07:40:28)
- ある種の上流階級だから視聴者の同情や共感が得られにくい、というのはあるかもしれない -- 名無しさん (2023-06-08 07:50:58)
- アナハイムエレクトロニクスの会長も言ってるけど、宇宙開拓とかできてる時点でスペーシアンは裕福だろ!とか言われてたし、ルナマリアの買い物とか見る限り、ナチュラルたちよりも所得あるのは確かだしな -- 名無しさん (2023-06-08 08:31:23)
- ナチュラルでありながらコーディネイター以上の能力を示した人物が現れたらどうなるかな? -- 名無しさん (2023-07-01 21:23:42)
- ↑実際作中にも登場しているが、コーディの厄介なところって天才がデフォなところだからな、コーディ以上のナチュラルが何%か生まれたところで大して変わらない -- 名無しさん (2023-07-12 20:22:50)
- 「ジョージが残した~中略~『SEED』『SEED DESTINY』では見受けられなかった」って言うけどその辺はメタ的にいえば脚本の都合(当時はストーリーと直接関係しない人物をむやみに設定する意味がなかった)ってだけじゃないの。というか競合する他のコーディネーターがほぼいなくてフラッグシップ・広告塔として意図的に生み出されたジョージとそれ以降の同類がいくらでもいるコーディネーターとじゃ残した業績の数に違いがあるのは理屈で言っても当たり前だし。 -- 名無しさん (2023-08-02 17:45:03)
- 新パイロット6人はキラと同じスーパーコーディネイターなのか? -- 名無しさん (2023-10-16 13:55:29)
- 「あいつコーディネイターなんだって」と聞いて問答無用で粛清に走る過激派、しかし殺されたのはナチュラルの服飾コーディネーターだった。・・・なんて笑えるけど笑えない事件がある訳ない・・・とは言い切れそうにないのがCE。 -- 名無しさん (2023-12-28 03:42:10)
- ↑そうだね~、現実世界でも安倍晋三が「統一教会系の政治家」と聞いて問答無用に殺される物騒な世の中なんだし。「事実は小説より奇なり」という奴だね。おお、恐い恐いw。 -- 名無しさん (2023-12-28 08:37:12)
- ↑10それね、民族浄化っていうんですよ -- 名無しさん (2024-01-20 18:56:35)
- 今回の映画でメンデルだけ個別項目作ってもいいレベルになってきてるのほんとあそこCEの闇の集合体すぎる…… -- 名無しさん (2024-02-03 23:51:54)
- ↑メンデルでの研究が順調に進んでいればアコードたちの量産や改良も進んでいたことになったし最悪コーディネーター相手にSWのオーダー66めいたことも出来るようになっていたんじゃ… -- 名無しさん (2024-02-05 22:56:36)
- ↑そう考えるとブルーコスモスに攻撃されてメンデルが壊滅したのは良かったことかもしれないな -- 名無しさん (2024-02-06 08:46:11)
- ↑3 前が見えねぇレベルで闇深いけど、キラとラクスと言うCE世界の光も同時に生み出してるからどっちかって言うとパンドラの箱かな…いやまぁキラもラクスも連れ出されなかったらヤベー奴になってた可能性の方が高いけど -- 名無しさん (2024-02-06 19:24:43)
- 高い能力から来る実力主義、俺の方が正しい従え思想、映画でのアグネスやハインライン(後全編通してのアスラン)とか組織的には忠誠心に問題がある人物が多いから、『ナチュラル』という敵がいないとあっという間に空中分解しそう。そう考えるとシーゲルが娘にアコードとしてはともかくまとめ役としての能力調整やある程度の帝王学は学ばせる(勉強しないと伸びないので逆説的に)のは必然だったんだろうな -- 名無しさん (2024-02-16 11:51:17)
- そして生まれたコーディネーターを越えたコーディネーターを作ろう計画で作られたアコードとかいう超能力者 -- 名無しさん (2024-02-18 12:37:28)
- 免疫が強くて病気にかかりにくいだけですってだけでも、病気で苦しむナチュラルからすれば垂涎物の話なわけで身体能力的には大差ないから問題ないって話にはならんよ。 -- 名無しさん (2024-02-18 13:14:15)
- アウラは劇場版でジョージ・グレン…ひいてはコーディネイターという概念に中指をおっ勃てたのは間違いない。まぁジョージ本人に己の醜態を見られていたであろう事は知らんだろうが… -- 名無しさん (2024-02-26 11:12:26)
- 無調整にした場合の第二世代以降を除いて、最初のジョージからアコード連中に至るまで、総じてコーディネイトは当人の意向をガン無視した『生み出す側のエゴ』のみであることが、また業が深い -- 名無しさん (2024-02-26 11:49:40)
#comment(striction)
*2 代表例がC.E.17年に発生したコーディネイター生成を行っていたシカゴの病院に対する焼き討ちで、病院の医師・看護士、入院患者らが一方的に虐殺された。
*3 両者を分けて扱う方法もあったが未だコーディネイターの数が少なく、彼らとナチュラルの間にどの程度の平均的差があるものなのかがはっきり判らなかったため適切な法整備も出来ず、その内にコーディネイターが活躍するようになってしまった。
*4 実は脳死する前に脳髄だけ摘出・冷凍処理されて保管されており、『ASTRAY』にて仮初の身体を得て復活した。詳しくは後述。
*5 ノベライズ版では、この少年は精神衰弱を理由に不起訴処分となったと明かされており、ブルーコスモスの関与など更なる憶測を呼び込むことになった。
*6 元来コーディネイターは病気にかかることが少ないため、医療分野での技術が不足傾向にあった。
*7 ただし、この禁止事項はあくまでも「地球上」を対象としており、月やプラントをはじめとしたコロニーの居住者は対象外とされた。
*8 C.E.63にはプラントのエネルギー生産部門がブルーコスモスのテロで大きな被害を受けてしまい評議会はエネルギー輸出の一時的な停止を申し込むも理事国はこれを拒否し輸出継続を命令。結果プラントは深刻なエネルギー不足に陥るという事件もあった。
*9 本編ではエリカ・シモンズが該当し、ナチュラルの夫にのみ自身がコーディネイターであることを告白している(後にカガリやサーペントテールの面々にも告白した)。
*10 視力低下もしにくいため、眼鏡を着用しているコーディネイターは稀。外伝ではメガネをかけたリータ・シェダーが登場しているが、彼女は生まれつき盲目であり、メガネ型の電子デバイスで視力を得ているという特殊な事情がある。
*11 客観的な判別方法の有無すら不明。少なくとも一般の医療診断程度では判別不可と考えるのが自然
*12 =コーディネイターだからキラは同胞のラクスに優しかったのではなく、キラが元から人に優しい性格だから
*13 『DESTINY ASTRAY』のカイト・マディガンもそんな親に捨てられた一人である他、そんな親にとって『不要』となったコーディネイターの子供を買い取り、優秀な兵士として育て上げる『サーカス』などの組織も存在する。
*14 劇中ではそれこそキラなどエース級パイロットの影に隠れているが、ナチュラルでありながらストライクルージュを(OSの補助があるとはいえ)それなりに扱えたりする辺り、カガリも相当優秀なポテンシャルを秘めていると思われる。
*15 これを踏まえて、ジョージはナチュラルもコーディネイターも関係なく、同じように接する者を「コーディネイター」と考えており、そのように振る舞っているロウ・ギュールを「君も真のコーディネイター」と評している。
*16 あちらはいずれ来たる地球外生命体・文明との接触に耐えうるであろう、GN粒子によって変革を果たした人間を表す言葉であったが、本編ではその補佐をさせるべく生成した人造人間・イノベイドの別名称として物語終盤まで用いられていた。
*17 情報の錯綜か変遷か資料によって違いがあり、放送当時に刊行されていた「小説版」や「オフィシャルファイル」ではX線、『アストレイ』ではγ線が用いられたとしている。放射線滅菌といえばγ線が用いられる事が多いがX線が使われる事もあるのでどちらでも不自然は無い。
*18 ブルーコスモスはコーディネイターを強く排斥する一方で、同じ思想を持つ者なら誰でも――コーディネイターすらも受け入れるという一面も持つ。
*19 「バラエティの乏しさはあくまでもナチュラルと比較しての話である」という反論も見られるが、この辺りは検証してみないと何とも言えない部分がある
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