登録日:2021/03/28 Sun 08:27:30
更新日:2024/05/27 Mon 09:34:28NEW!
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イブキは『仮面ライダー響鬼』の登場人物。
ここでは彼が変身する仮面ライダー威吹鬼についても記載する。
演:渋江譲二
【概要】
『猛士』に所属する鬼の1人で仮面ライダー威吹鬼として魔化魍と戦っている。奈良県出身。
年齢は20歳で整った顔立ちをしている。
本名は和泉伊織。
若くして天美あきらの師匠を務める。
和泉宗家は猛士の総本山である吉野の里で代々中核として活動している名門。
父は現役時代は導鬼の名で活躍し、現在は猛士のリーダーとなっている。
イブキには兄2人が居たが、次兄は魔化魍との戦いで死亡している。
【人物】
和泉家の出身である事を鼻にかけない穏やかな優男。
良くも悪くもマイペースな性格で、私生活では優柔不断すぎて買う服を決められなかったり、安達明日夢をヒビキの弟子と勘違いしたりと天然ボケな一面もある。
弟子のあきらとは戦闘時には息の合った連携を見せる等良き師弟関係を築いている。
しかし、幼い頃から鬼としての修行を積み、高校時代は学業と両立して活動することが当たり前となっていた事から、あきらの苦悩が理解できなかった。
その後、あきらが失踪した際に「師匠の資格がない」と弱音を吐いてザンキに一喝され、紆余曲折を経て彼女と和解。
「鬼を辞める」という答えを自分で導き出したあきらを快く送り出した。
幼なじみの立花香須実とはオフの時に買い物に行く仲。
イブキは香須実を女性として意識しているが中々恋愛に発展しない。
だが、終盤でオロチ現象が発生した際に宗家の鬼としてオロチを鎮める「清めの儀式」を命じられた時は、香須実にだけ「死にたくない」と不安を打ち明ける等特別な関係にあることは間違いないだろう。
【仮面ライダー威吹鬼】
スーツアクター:押川善文
身長:210cm
体重:140kg
パンチ力:15t
キック力:30t
ジャンプ力:ひと跳び80m
走力:100mを2.5秒
イブキが変身鬼笛 音笛を用いて変身した姿。
劇中で初めて登場した響鬼以外の音撃戦士。所謂本作の2号ライダー。
装備
- 音撃管 烈風
トランペット型の音撃武器。
威吹鬼は烈風による遠距離攻撃を得意とし、オオナマズやイッタンモメンのように水中や空中に敵が居る場合に最も有効な武器となる。
銃撃モードで圧縮空気弾や鬼石を連射し、音撃モードで清めの音を撃ち込みトドメを刺す。
- 音撃棒 山背風
魔化魍の出現頻度が高くなる夏に使用した音撃棒。
技
- 鬼闘術 鬼ヅメ
手の甲から伸ばした4本の鋭いツメを振るい敵を切り裂く技。
- 鬼闘術 旋風刃
手刀や蹴りに真空の刃を纏わせ敵を切り裂く技。
接近戦で使用することが多い。
- 音撃射 疾風一閃
威吹鬼の必殺音撃。
魔化魍に鬼石を撃ち込んだ後、音撃鳴 鳴風を装着した烈風を吹き鳴らして清めの音を注入し木っ端微塵にする。
清めの音は魔化魍の内部の鬼石によって増幅される。
バイク
- 竜巻
猛士が開発した威吹鬼専用のバイク。
ナンバーは奈良Cひ29-02(吹く鬼)。
バイク好きのイブキの手で各所がカスタマイズやチェーンナップされている。
元々は響鬼の凱火と同型のバイクを使用していたが、後部シートにあきらを乗せる為に変更した。
イブキは他にもバイクを2台は所持している。
ヒビキさんの運転ミスで大破した事がある可哀想なバイク。
【派生作品における威吹鬼】
- 『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』
戦国時代のイブキが登場するが、容姿は現代のイブキそのもの。
音撃戦士・威吹鬼に変身する。
鬼の力で戦に勝ち抜き、大名になった。
しかし一国一城の主という立場に飽き飽きして、身分を捨ててまでカブキたちに協力する。
EDで複数の女性を侍らせている様子は、誰がどうみてもバカ殿様です。本当に(ry
『響鬼の世界』の住人として登場。
こちらでも原典のイブキと瓜二つだがあくまで別人。
音撃道威吹鬼流の師範。
音撃道の宝を手に入れ、威吹鬼流が音撃道の頂点に立つことを目論んでおり、斬鬼流の師範ザンキとは争いが絶えない。
イブキ流の門下生は女性ばかりであり美しいものを愛する一方で、ザンキのことは「汗臭い」といっている。
【余談】
平成ライダーシリーズでは非常に珍しい「主役ライダーとの対立が全く無かった2号ライダー」。*1
平成ライダーにおける2号ライダーは何かと性格やネタが強烈な者が多く、善良だとしても思想や目的の相違から主役ライダーと争う事も少なくない為、威吹鬼のように終始響鬼と協力関係にあるパターンはある意味異質である。そもそもあのヒビキさんに逆らうなんて相当な度胸がないとできないと思うのだが
反面、良くも悪くも薄味なキャラや、ストーリー(特に後半)において大ボスを倒すといった見せ場があまり無かった為、ファンの間では「2号ライダーにしては影が薄い」と言われがち。
2023年現在、あらゆる媒体において強化形態が存在していない唯一の2号ライダー。
演者の渋江譲二氏は、過去に実写版『美少女戦士セーラームーン』で地場衛/タキシード仮面を演じている。
その後、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に先代リュウソウブルーことマスターブルー役で出演し話題になった。*2
また『響鬼』本放送終了後の2006年、立花日菜佳役だった神戸みゆき氏と共に『響鬼』前半で脚本を担当したきだつよし氏が制作した舞台『マジヨ』(主演:小林愛)にゲスト参加。舞台俳優でもあるきだ氏と共演している。
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- これでまだ作られていないメイン音撃戦士はトドロキのみッスね。 -- 名無しさん (2021-03-28 14:15:56)
- これがアニヲタwikiで最後に作られた2号ライダーの記事になりますね。 -- 名無しさん (2021-03-28 14:23:46)
- 2号ライダーで一番印象が薄い人。なんか特徴的なエピソードあったっけ?と思い浮かべようとしても全く思いつかない。 -- 名無しさん (2021-03-28 15:31:11)
- ↑ 愛車を主役の運転ミスでぶっ壊される2号ライダーは威吹鬼さんだけでは -- 名無しさん (2021-03-28 15:45:35)
- 伝説クラスの橘さんとW主役としての活躍もあった加賀美の間だから真っ当に善良で良くも悪くもクセがないイブキさんは本当に印象に残らん。やたらイケメンだったってことしか覚えてねぇもん -- 名無しさん (2021-03-28 16:10:41)
- 師匠の後を継いで独立、重傷を負って再起不能からの復活と、3号ライダーのトドロキの方が2号ライダーっぽい活躍に恵まれてるのがなぁ……。 -- 名無しさん (2021-03-28 22:27:57)
- 強化も対立も無くて、後半の見せ場もあきらの将来や響鬼さんが代わりにオロチ封印したりで中心になれることが無くて、正直印象が弱い感は否めない…オオナマズ戦とかはカッコいいし、ライジェネ2では強かったのは覚えてるんだけど -- 名無しさん (2021-03-28 23:19:00)
- 先行情報で「えっそっちがバイク乗ってるの」と驚いたぐらいで良くも悪くも衝突のない人。旋風刃チョップはすごく好きな技だけど -- 名無しさん (2021-03-29 16:04:20)
- ある意味中の人とのギャップがとんでもないことになってしまった -- 名無しさん (2022-03-13 12:43:05)
- 主役との対立がない事は良い事のはずなのにそのことによって印象が薄いんだよね。他が強烈というのがあるけど -- 名無しさん (2022-07-24 12:32:05)
- ついに平成1期で唯一の追加フォームを持たない2号ライダーになってしまった -- 名無しさん (2023-09-13 20:35:58)
- ↑次は威吹鬼蒼(仮)に期待したいところ。そういえばG3‐Xだと強化フォームというよりは、新しい基本フォームというべきなんだろうか? -- 名無しさん (2023-09-13 20:49:07)
- 響鬼さんとの対立が皆無だったのは、猛士という組織に長い事所属している顔馴染みだからという理由もあると思う。そもそも鬼の人達が揃いも揃って人格者ばかりだから、多少の揉め事があっても関係に亀裂が入る程の衝突が起こらないというのもあるんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2023-09-13 21:16:31)
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*2 威吹鬼とリュウソウブルーは両者とも角を持つ生き物がモチーフとなっている他、変身後の姿が同じ弟子を持つ点も類似。
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