Batman: Knightmares

ページ名:Batman_ Knightmares

登録日:2021/01/11 Mon 18:20:14
更新日:2024/05/24 Fri 13:25:37NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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dcコミックス アメコミ バットマン キャットウーマン ジョン・コンスタンティン クエスチョン スーパーマン トーマス・ウェイン ピッグ教授 prime earth earth-0 ポストフラッシュポイント トム・キング トラヴィス・ムーア ミッチ・ゲラッズ ミケル・ハニン ホルヘ・フォルネス リー・ウィークス アマンダ・コナー ジョン・ティムス ヤニック・パケット dc universe ベイン ダン・パノシアン



『Batman: Knightmares』は2018年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Batman Vol.3』#61~#63、#66~#69
発売 2018年12月から
脚本 トム・キング
作画 トラヴィス・ムーア(#61)、ミッチ・ゲラッズ(#62)、ミケル・ハニン(#63、#68)、ホルヘ・フォルネス(#66~#67)、リー・ウィークス(#67)、
   アマンダ・コナー(#68)、ダン・パノシアン(#68)、ジョン・ティムス(#68)、ヤニック・パケット(#69)


日本では未邦訳。


トム・キングによるバットマン・サーガ第10巻。
べインの策略で悪夢に囚われたバットマンの姿を描いた作品。


様々なアーティストに彩られゲストキャラクターを交えながら、恐怖を象徴とするバットマンの悪夢が語られる。
バットマンを否定するものからキャットウーマンとの関係など、これまでトム・キングが描いてきた内容を振り返り、
最終的にバットマンはそれを乗り越えようとするが、彼はさらに堕ちていくことになる。




『Batman Vol.3』#61
『Batman Vol.3』#62
『Batman Vol.3』#63
『Batman Vol.3』#66
『Batman Vol.3』#67
『Batman Vol.3』#68
『Batman Vol.3』#69




『Batman Vol.3』#61



【物語】

ある夜、路地裏でウェイン夫妻が殺された。失意に暮れる夫妻の一人息子ブルースのためにバットマンが立ち上がる。



【登場人物】

  • ブルース・ウェイン

ゴッサムの名士ウェイン家の遺児。両親を失いショックを受け、犯人が見つかっても心は晴れなかった。
そんな中、授業でF・スコット・フィッツジェラルドの随筆『崩壊』を知り……。


ゴッサムを守る闇の騎士。ウェイン夫妻殺害犯を現場から消えた真珠の一粒から見つけ出した。
犯人の動機はウェイン夫妻への嫉妬心や怒りから来る衝動なものだった。


  • ジェームズ・ゴードン

ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。ウェイン夫妻殺害犯をバットマンとともに追う。




『Batman Vol.3』#62



【物語】

バットマンが目を覚ますと、彼は肉屋でピッグ教授に豚と共に吊られていた。脱出したバットマンはピッグに挑む。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。自分の置かれている状況に疑問を抱きながらもピッグ教授と戦う。
戦いの中で今に至るまでを思い返し、何故ピッグと居るかを考え、ピグマリオンと自分の共通点にたどり着く。


  • ピッグ教授(ラズロ・バレンティン)

豚の仮面を付け豚のような吃音を発しながら意味不明な言動を繰り返すサイコパス。ピグマリオンがモチーフの1つ。
肉屋の解体場でバットマンと戦うが、何故そうなったかは不明。また彼の声はバットマンに聞こえない。




『Batman Vol.3』#63



【物語】

とある屋上での結婚式。現れないはずの花嫁が現れ、バットマンとキャットウーマンは永遠に結ばれた。
幸せな日々を過ごすバットマンの前にジョン・コンスタンティンが現れ、これは夢だと語りだした。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士と彼の妻。屋上の結婚式で結ばれ、共に生活し共に戦う幸せな日々を過ごす。
バットマンはこの日々が夢だと主張するコンスタンティンを無視し続けていたが……。


  • ジョン・コンスタンティン

性格は最悪だが天才的な魔術の才能を持つオカルトのエキスパート。
バットマンの前に突然現れ、キャットウーマンとの日々や最近の出来事は夢で彼女がいつか死ぬと語る。




『Batman Vol.3』#66



【物語】

謎を追い求める男クエスチョン。彼はバットマンと別れたキャットウーマンにその理由を尋ねる。



【登場人物】

  • クエスチョン(ビク・セイジ)

肌色一色のマスクをつけた自警団。謎にこだわりを持ち、それを解き明かすためには強引な手段も問わない。
キャットウーマンがバットマンに宛てた別れの手紙を読んだが納得できず、取調室のような場所で彼女の話を聞く。
しかし手紙と同じ内容を繰り返す彼女の話を認めず、感情的になりながらある事実をぶつける。


猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。クエスチョンからバットマンに別れを告げた理由を尋ねられる。
彼との出会いからヒーローとヴィランとしての日々そして肝心の別れた理由、
悲劇から生まれたバットマンが幸せになることで弱くなりバットマンが消えることを避けたと明かす。




『Batman Vol.3』#67



【物語】

ビルの屋上でマスクを付けた殺人犯を発見したバットマン。マスクを付けた2人の追走劇が始まった。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。謎の殺人犯を追う。追撃を逃れる犯人を優れた身体能力とテクニックで下へ下へと追い続ける。




『Batman Vol.3』#68



【物語】

バチェラーパーティーの勢いで『孤独の要塞』に向かったセリーナとロイスは、そこで最高の時間を過ごしていく。
一方ブルースとクラークはウェイン邸で静かな夜を過ごしていた。



【登場人物】

『ワールズ・ファイネスト』のパートナー。セリーナのバチェラーパーティで酔っぱらい、その勢いで『孤独の要塞』に向かった。
最初はただの見物のつもりだったが、スーパーマンが保存していた様々な惑星のワインやブレイニアックの極上風呂、
スーパーマン・ロボットのストリップショーなど様々な娯楽を楽しんでいく。


『ワールズ・ファイネスト』の異名を取る最強コンビ。ナイトウィングとスーパーガールに後を任せ、男だけのバチェラーパーティを行う。
パーティといってもウェイン邸での食事やウェイン家の絵の鑑賞、ラグビー観戦、チェス対決など非常に静かなものだった。
最後にクラークは何故これが悪夢なのかを語りだす。




『Batman Vol.3』#69



【物語】

思い出の曲『Some of These Days』をバックに、バットマンとキャットウーマンはダンスを始める。
一方、悪夢の黒幕たちも戦いというダンスを始めていた。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士と女盗賊。『Some of These Days』と共に様々な出会いを振り返りながらステップを踏んでいく。
踊りながらバットマンは自分に何があったかやコンスタンティンとクエスチョンの存在、悪夢の正体について語る。
そして悪夢から脱出するため最大の恐怖、何故キャットウーマンは自分の元を去ったのかを彼女に尋ねる。


悪夢の元凶。べインはバットマンを狂気に陥らせるため、トーマスはブルースにバットマンを辞めさせるため手を結び、
バットマンを罠にはめスケアクロウの恐怖ガスを利用した装置にかけ悪夢を見せている。
利害が一致しているだけで仲間意識は存在せず、単なる組み手で殺し合いに発展しかけている。
消滅したはずの『フラッシュポイント』のトーマス・ウェインが何故存在しているかは不明。




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