登録日:2020/10/05 Mon 23:47:42
更新日:2024/05/23 Thu 10:34:06NEW!
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※本記事には『BORUTO‐ボルト‐』に関するネタバレが含まれています。
アニメ及び漫画「BORUTO‐ボルト‐」に登場する敵組織。
●目次
【概要】
『BORUTO』の時代に暗躍する謎の組織。
裏社会においても殆ど情報が出回っておらず、ビンゴブックの大物である強盗犯のショジョジ*1が偶然遭遇してしまった際には「本能的にヤバい」と感じて逃げ去る程に危険らしい。
主力の構成員である「内陣」と外部の協力者の「外陣」から成る。
幹部格である内陣のメンバーはかつての暁のメンバーにも匹敵する程の実力者揃い。
第四次忍界大戦後の忍界に深く根を張っており、外陣のメンバーを使って科学忍具の開発を各国で進めさせ、そのデータを内陣のメンバーに(主にアマドが)反映させる、という方法で個々人の戦闘力を跳ね上げている。
後に十尾*2を所有している事が明らかになり、また首領格が頭部に角を形成する謎の変貌を遂げるなど、大筒木一族との関連性が疑われているが…。
【目的】
楔によって大筒木一族の肉体となっているジゲンを十尾に食らわせる事で神樹を生やし、その力で星中のチャクラを吸い尽くさせて実るチャクラの実の採集が真の目的。
十尾に食われた時点でジゲンは死亡してしまうが、ジゲンの本体である大筒木イッシキは楔が解凍されたカワキの身体を「器」として転生する事が可能であり、これによって復活した後で内陣のメンバーとチャクラの実を分け合う計画であった。
ところが、大筒木モモシキと大筒木キンシキの襲来によって事態は急変。
モモシキがうずまきボルトに残した楔によってジゲンより若く強靱な大筒木一族の確保が可能となったため、ボルトを十尾の生贄とする計画にシフトした。
【器】
「殻」の鍵となる存在。
彼らの計画成就のために無くてはならない存在のようで、生み出すために国が買えるほどの大金が投入され、超高性能なステルス飛行船でもって運搬させるなど非常に厳重に取り扱っている。
何を指したものであるか長らく不明であったが、後にボルトと同様に「楔」が刻まれた少年・カワキの事である事が判明する。
「器」の正体については楔(BORUTO)の項目を参照。
"Ⅸ" カワキ
CV:内田雄馬
「BORUTO」のキーパーソンと目される少年。
左の頬に"Ⅸ"と刻まれている。
組織からは「器」と呼ばれており、左の掌に「楔」がある。組織の人体実験によって全身が科学忍具同然に変質していることや、父親やジゲンから虐待同然の酷い扱いを受けて来たことから非常に人当たりが強く口が悪いが、根は善人。
現在は監視と保護を兼ねてうずまき家の居候をしており、ボルトとは当初仲が悪かったが、デルタとの交戦中に共闘したのを機に打ち解け、シカダイ達とも交流するようになった。
だが青年期と思われる漫画及びアニメ版第1話の冒頭では、崩壊した火影の顔岩の上で、壊滅した木ノ葉隠れの里を背景に、成長したボルトとにらみ合い「七代目のところに送ってやる」「忍の時代は終わる」と告げるという衝撃的な登場を果たしている。
詳しくは個別項目を参照。
【内陣】
「殻」の中枢メンバー。黒いローブを纏っている。
いずれもアマドの手によって肉体を改造され、科学忍具による強力な能力を宿している。
内陣の者達が会合を開く際には「幻術通信」なる特殊な術を使って各々の映像データを送ることで行う。かつて暁が会議や尾獣封印の時に用いていた「幻灯身の術」とは違い、あたかも本人達がそこに実際にいるかのような精巧な立体映像を送ることが出来る。
カワキも含めると全員の顔に"Ⅰ"から"Ⅸ"までのローマ数字が刻まれている。オウガの発言からするとアマドに改造された順番を示している模様。
原作で登場しなかった"Ⅶ"と"Ⅷ"の構成員はアニメオリジナルエピソードで登場した。
"Ⅰ" デルタ
CV:桑島法子
ウェーブのかかった黄髪が特徴的な、非常に短気な性格の女性。
数字の位置は額。
両目と両足、背中に科学忍具を移植・換装しており、特に眼は術を吸収したり破壊光線を照射するなど強力なものとなっている。この破壊光線を放つ機能は再生能力を持つ敵を抹殺することを目的に開発されており、命中した対象の細胞を死滅させるという優れた技術が使われた恐るべき代物。
身体能力も非常に高く体術の技量はかなりのもので、一時はナルトをも接近戦で押していた。
木ノ葉隠れの里に保護されたカワキを連れ戻すべく果心居士と共に襲撃をかけるが、ヒマワリを人質に取るもカワキの介入で失敗、さらにその態度に怒りを爆発させたナルトの猛攻を受け、両目による術の吸収が追い付かず敗北。
その後、記憶を搭載したドローンがアジトに帰還し、アマドにより新たなデルタが復活している。なお、アジトには二体の「デルタ」がストックとして眠っている。
制御用のコマンドワードとして「もう寝る時間だよ」が設定されており、アマドがこれを口にすると機能停止してしまう。
アマドが木ノ葉に亡命した後、「木ノ葉を守る」ようプログラムし直され、対『殻』用の戦力として木ノ葉の管理下に置かれる。
"Ⅱ" 果心居士
CV:中村悠一
仮面を装着している白髪の男
数字の位置は左右の目尻。
「楔」に興味を示している一方、ジゲンの弱点を探っているなど完全に組織に同調しているわけではない模様。
蝦蟇の口寄せを使う事ができ、また登録のあるチャクラ以外を弾く木ノ葉の防衛結界を通過できる=木ノ葉の忍であった可能性が高いこと、何より四代目火影・波風ミナトとその師匠・弟子筋以外に使い手のいない螺旋丸を使いこなすなど、暁のペインとの戦いで死亡したある人物を想起させる要素が強い。
詳しくは個別項目を参照。
"Ⅲ" ボロ
CV:三宅健太
口髭の生えた筋肉質な老人。
数字の位置は額から鼻にかけてのものと左右の頬。
血継限界・溶遁を持つ。
ウイルスと再生機能を駆使して戦う戦法を得意とし、ナルト奪還の為「楔」の時空間忍術でやって来た新生第七班に遭遇。
火遁や水遁、血継限界の溶遁の他、科学忍具由来の恐るべき再生能力と、ウイルスを絡めたトリッキーな戦法でボルト達を苦しめたが、カワキにより「科学忍具は強力になるほど大型化する」こと、そして「科学忍具を体に移植している以上、どこかにその核がある」ことを看破される。
そして、写輪眼で位置を見切ったサラダの「千鳥」によって核を破壊されるも、暴走した科学忍具により巨大化した肉体で襲い掛かる。
だが直後、ボルトの「楔」から目覚めたモモシキに一蹴され、超大玉螺旋丸の直撃を受けて消滅した。
殻壊滅後、廃棄処分するよう命じられたエイダとデイモンを密かに保管していたことが判明。どうやらエイダの能力で魅了されてしまっていた模様。
アニメ版では表向きは宗教団体の教祖を務めており、奇跡を起こす存在として信者からは酔心されているが、実際は彼が上記の能力で村にウイルスを撒き散らしそれを彼が奇跡として治すという自作自演である。
アニメではボロの死後木ノ葉丸とサイが教団を調査する話がある。上記の自作自演の悪事に加え教祖のボロが死んだ事実を告発し教団内は大きく揺れたものの幹部級の信者達はボロへの妄信をやめる事ができず、殻への手掛かりを消しに来たデルタにより教団施設もろとも灰にされるという夕方アニメにしてはハードな末路を迎える。
"Ⅳ" ジゲン
CV:津田健次郎
辮髪と顎に浮かぶ「楔」の印が特徴の修行僧のような出で立ちをした男。
数字の位置はカワキと同じ左頬。
「殻」の実質的なトップであり、一見紳士的な物腰だが酷薄な言動が度々目立つ。
カワキを虐待していた彼の父親に金を払い、養子として引き取っている。しかし「自分が新しい父親」と嘯きつつもカワキのことを目的のための道具としか思っておらず、その扱いは以前の父親以上に残虐かつ暴力的で無慈悲。
戦闘力はすさまじく高く、ナルトとサスケを同時に相手取ってなお優勢であるほど。
詳しくは個別項目を参照。
"Ⅴ" ヴィクタ
CV:チョー
右目の眼帯と義足の右足が特徴の小柄な老人。
数字の位置は左のこめかみ。
内陣の中でも下位の存在でジゲンからは露骨に軽んじられており*3、カワキの逃亡を許したことを他の内陣達に非難され、腹を立てながらも汚名返上のため外陣を動かそうとする。だが、直後すぐ傍に隠れ潜んでいた果心居士によって焼き殺される形で始末された。
果心居士曰く再生能力が自慢だったらしい。また年老いて耄碌する前はもっと優秀な忍であったと嘆かれている。
アニメ版では表の顔は谷の国の大手医療メーカーの社長で忍界大戦の参加経験もある元忍という設定が追加され、とある任務でボルトたちとも関わりを持つが、裏では柱間細胞の調達を行い、第四次忍界大戦時に秘密裏に採取した神樹の破片を培養し、拐ってきた者達に柱間細胞を移植して神樹の養分とすることで神樹の再生を行っていた。
肉体改造により五大性質変化全てを使いこなし、加えて頭部が千切れても新たに生えてくるうえに腕を余分に生やすなど高い再生能力を有している。ただし、改造手術を受ける以前の状態には戻せない模様で、神樹の力を欲していたのもそのため。
会社の研究所で神樹の実験を続けていたが、大名の査察に便乗して侵入した木ノ葉丸とムギノに証拠を押さえられたため、研究中だった神樹の再生実験を強行し、止めようとした木ノ葉丸を圧倒するも大蛇丸に妨害され、更に研究していた神樹は大蛇丸曰く所詮紛い物でしかなく、戦闘中に蕾を開いた神樹に逆に取り込まれた。
それでもしぶとく生存したが、ディーパからの情報で造反に気付いていたジゲンの命を受けた果心居士の襲撃を受け焼き殺された。
"Ⅵ" コード
CV:寺島惇太
赤みがかった茶髪をした少年のような見た目の人物。
数字の位置は右の頬。
十尾の監視を担当している。本人曰く実力はデルタより上でボロと同程度らしい。
大筒木一族の信奉者であり、その中でも取り分けイッシキを「神」として崇めている。
カワキと同時期にジゲンによる楔の適合実験に関わっており、「器」としては適合しなかったが戦闘機能のみが宿るという楔としては特殊な白い楔を宿した。
このためにジゲン以上の戦闘能力を発現したが、ジゲンの実質的リーダーとしての立ち位置を揺るがさせないために弱体化が施され、科学忍具の力でリミッターをかけられている。
その他にも、二代目火影や四代目火影も使っていた飛雷神の術に似た「爪痕」という固有能力を宿しており、マーキングを施した爪痕から爪痕へ瞬時に移動できる。
自分が「器」になれなかったためカワキに嫉妬しており、カワキを逃がした裏切り者がいると判明した際デルタから「器が無くなって一番喜ぶ人物」として疑われた。
殻壊滅後、霊体となったイッシキから大筒木一族の悲願を果たすよう命じられ、リミッターを外すために千里眼能力を持つエイダを目覚めさせるが、彼女の魅了能力にかかってしまう。
"Ⅶ" ディーパ
CV:柿原徹也
アニメオリジナルキャラクター。赤紫色の髪が特徴の青年。
数字の位置は左右の頬。
徒手格闘術に長けており、刀が通用しないほどの強靭な肉体を持つ上、デコピンだけでボルトを軽々と吹っ飛ばす怪力を秘めている。
目撃者はことごとく始末する残忍な性格であり、ボルトを「汚いドブネズミ」と罵る口の悪い一面も見られる。
空気中の炭素を体内に取り込み高密度まで結合させる能力を持ち、自身の肉体を瞬時に硬化させたり金属の礫を放つことができ、本気を出すと全身を黒と白の鎧で覆われた姿となる。
食に対して異常なこだわりを持ち、殻に身を置く理由も「神樹の実の味が知りたい」というただそれだけ。裏では密かにヴィクタと結託し神樹の再生実験に加担していた。
ヴィクタから命じられ柱間細胞奪還依頼のため黙の国に赴き、同じく細胞を追うボルトたちと遭遇し、足止めを行ったオモイ達、細胞を盗んだ霞の忍兄弟やボルトたちを歯牙にもかけず圧倒し、ボルトたちを撤退に追い込む。その後大筒木ウラシキが使った大筒木の傀儡回収任務で訪れた第十班とシンキたちとも交戦し圧倒する。
修行を終えてヴィクタの会社に乗り込んで来たボルトとサラダ、復活したミツキと交戦し圧倒するが、神樹が溶かされた事に気を取られ、ボルトの螺旋丸によって鎧が砕かれ敗北し、神樹の実を食べられないことで息消耗し、崩壊する会社で岩石の下敷きになるという末路を辿った。
その後肉体はアマドに回収され、頭部だけ再生されヴィクタの情報を吐かされるが、その時点でジゲンに切り捨てられ細胞一つ残らないよう殺処分された。
"Ⅷ" オウガ
CV:松本沙羅
276〜281話迷宮遊戯編登場のアニメオリジナルキャラクター。赤い瞳が特徴の女性。
数字の位置は額。
何らかの理由で人間の心について研究し行き詰っていたアマドが自らの助手として作った頭脳特化型の改造人間。他の内陣のような戦闘力はなく、他の内陣たちを野蛮呼ばわりしている。
心の研究を進めるうちにジゲンの心まで調べようとしたためジゲンの怒りを買い、殻から逃亡。しかしその寸前に体のある重要な部分を破壊され、それにより「生きることの意味」が分からなくなる。頭部に痛々しい傷跡が残っており、アマドも死んだと思っていたのかその存在に劇中言及したことはなかった。
生への願望が消えたことで肉体が衰えていったため、他人が生きるために必死になる姿を見れば生きる事への欲望を取り戻せるのではないかと考えそのための実験を開始。各地で雷車の乗客を車両ごと拉致し、眠らせたうえで幻術にかけ幻術の中で様々なデスゲームを強要、ゲームマスターとして小柄な老人の傀儡(CV:山口勝平)にオウガを名乗らせ、自身は姿を変えて「ヤツメ」と名乗り拉致された被害者を装いゲームに参加、他の参加者の欲望を観察していた。
しかしボルトをさらって行ったゲームの中で自身の限界が迫っていることを感じ、ゲームが幻術の中の出来事だと気付いたボルトに自身の正体と目的を暴露。自らの死によって実験を終わらせようとするがボルトに「生きることの意味を一緒に見つけてやる」「誰一人見捨てねえ、そんな忍になるのが俺の夢」「お前も心が奮い立つような夢を見つけるんだ」と説得され、心を動かされ気力で目覚め幻術を解く。
その後はボルトに「自分の夢を見つけた」「ほとぼりが冷めたら会いに行くから、それまでに何なのか考えておいてね」という置手紙を残し行方をくらませた。
三途アマド
CV:大塚明夫
「殻」の研究・開発部門担当。基本的には下の名前で呼ばれている。
ジゲンと共に「殻」を立ち上げた男で「殻」の全てを知っていると言っても過言ではない人物。
天才的な科学者で、「殻」の研究開発の類を一手に担っており、「殻」の改造人間は全て彼の手によるもの。
外見は白い口髭と黒縁のメガネが特徴で、拘束された際も最初にタバコを要求する程のヘビースモーカー*4。
後に組織を脱走し、シカダイを人質に取り交渉することで木ノ葉に亡命、情報を提供している。
楔や大筒木一族に関して詳しい…どころか詳しすぎる程に詳細まで知っており、その超人的な技術力も相まって謎の多い人物である。
【外陣】
内陣の協力者達。内陣より命じられた任務を請け負っている。
外陣のメンバーは自分たちの活動を人類の発展、あるいは秘密結社である「殻」の勢力拡大のためと思っているが、その実は内陣のメンバーの利益のためでしかない。
また組織の詳細については知らされておらず、どれだけ外陣を尋問しても「殻」の実態には辿り着けないという厄介な組織体制となっている。
CV:西前忠久
元霧隠れの上忍で五代目水影・照美メイの元側近。
かつて右目には日向一族との戦闘で得た戦利品である白眼を移植していた事から裏社会では「白眼殺しの青」と呼ばれていた。
第四次忍界大戦で戦死したと思われていたが、実際は白眼と左手足を失う重症を負いながらも生存していた。その傷がもとで現在は忍を引退し、カタスケが製作した機械義肢を着用している。
外陣としてカタスケに幻術をかけて科学忍具の情報を引き出すなど暗躍し、正体を隠してボルトたちに近づき、組織の機密に近づいた彼らを始末しようと新型の科学忍具で交戦するが、忍術と科学忍具を併せたボルトたちの反撃に遭い敗北。ボルトに情けをかけられるも、果心居士が口寄せした蝦蟇から忍術で彼を庇って下敷きになり死亡した。
- 我婁
CV:田尻浩章
防衛マスクが特徴の大柄な男。
アジトを抜け出したカワキを追い、果心居士と遭遇後のボルトたちの前に現れ戦闘になるも、カワキによって跡形もなく消滅させられた。
アニメ版では過去の改造処置で両手を失い、術弾を放つ機能を持つ鉤爪状の科学忍具を義手として装着している。
「殻」に来たばかりのカワキをいびろうとした際、「楔」を暴走させた彼によって髪と顎を吹き飛ばされ重傷を負ってからマスクを装着しており、それゆえにカワキを「空っぽ野郎」と呼び疎んでいる。
- 唐野ガラシ
CV:谷山紀章
アニメオリジナルキャラクター。中性的な顔立ちの青年。
元々は第四次忍界大戦で家族を亡くした雨隠れの里に住む戦災孤児であり、戦後は同じく家族を亡くした者達と共に雨隠れに住む老人の下で暮らしながら簡単な忍術を学んでいた。
これまで登場した雨隠れの忍の例に漏れず、自分達に手を差し伸べることのなかった大国に対して強い恨みを抱いている。
「殻」の調査に来たサスケとサイに接触し、「殻」に殺された仲間の遺体回収を手伝ってほしいと依頼するが、実際は「殻」の外陣であり、自身の手で仲間を殺していた。
サスケ達を有毒ガスの罠にはめるも作戦を看破され自決した。
外陣の中でも地位は低く、雨隠れの実験施設は既に使われていなかったことや、彼が自決した途端に施設が崩壊を始めたことから、「殻」にとってガラシは使い捨てに過ぎなかったとサスケは推測している。
- ドクター
CV:麻生智久
アニメオリジナルキャラクター。
オオノキに白ゼツの細胞サンプルを提供し、彼のバックアップを受け岩隠れで秘密裏に研究を行い、人造人間『ツクラレ』を生み出したTHEマッドサイエンティストな風貌の老科学者。
ツクラレによるクーデターの際にはミツキから入手したデータを元に心臓の完成を急いでいたが、寿命が迫っていた空に殺害され自身の心臓を奪われる。
事件後はなぜか遺体が発見されず、その素性を大蛇丸も怪しんでいた。
しかし経緯は不明だが実は生存しており、その後は「殻」の外陣としてヴィクタの会社で研究を続けながら暗躍していた。
最終的に、再生した神樹に取り込まれるという末路を迎える。
- バグ
CV:山崎たくみ
ボロの教団施設で勤務していた背の低い老人。金さえ渡せば大体融通が利く守銭奴。
組織のリーダーであるジゲンの存在を知っており、内陣の一角であるコードとも見知った仲であり、更にはボロが密かに保管している「廃棄されたはずの改造人間」について、他の団員とは異なり能力まで詳しく把握しているなど、外陣としては珍しく「殻」の内情にそこそこ詳しい人物。*5
少なからず「殻」に加担しており悪人に属すると思われるが、根っからの邪悪というわけではなくコードとエイダの会話には(どっちもクソだ…狂ってやがる)(クソったれのサイコ共が…!)と心中で散々に悪態を付いていた。
追記・修正は楔を刻んでからお願いします。
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▷ コメント欄
- 実はオオノキの命令でツクラレを開発した科学者も殻の外陣だったのかな? -- 名無しさん (2020-10-06 00:26:24)
- 果心居士を作ったのはアマド? -- 名無しさん (2020-10-06 07:19:55)
- BORUTO冒頭のアレはイメージ映像ですとかならないかな -- 名無しさん (2020-10-06 10:24:27)
- ↑カワキがもう乗っ取られてしまった姿っぽいよね -- 名無しさん (2020-10-06 12:06:39)
- ↑2あれはカワキが乗っ取られてそうだが実のところあの部分だけがピックアップされてるのもあって本人が言ってるようにナルト死んでるのかもよく分からん状況だからね。実は本人も認識してないところで生き延びてる可能性も0じゃないし -- 名無しさん (2020-10-06 23:43:09)
- ただでさえ少ない内陣の半数が出し抜こうとしたり裏切り者だったりと全然一枚岩じゃなくて残念な組織だ(笑) -- 名無しさん (2021-07-11 20:04:23)
- ↑一枚岩でなくても器を用意出来れば関係ないからそこは問題なくね。サイボーグ忍者の性質上リーダーのジゲンとアマド以外は替えがきく。アマドに裏切られたのは一枚岩でない以上にヤバイけど今となっては信奉者のコードが残っているのが厄介 -- 名無しさん (2021-07-11 21:22:23)
- 「八つ目」ってそういう……。 -- 名無しさん (2022-12-26 21:39:50)
- オウガが完全にヒロインだった。可愛い -- 名無しさん (2023-01-12 00:27:35)
#comment(striction)
*2 第四次忍界大戦で復活した十尾とは別の個体
*3 アニメ版ではディーパ曰く内陣になれたのは会社の資金提供のおかげとのこと。
*4 アニメでは喫煙描写がカットされており、自室でコーヒーを淹れる習慣がある。
*5 あくまで「そこそこ」止まりであり組織の本当の目的は知らないようで、コード暗躍の目的も漠然とした忌避感から知ろうとしなかった。
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