ブロントバート(星のカービィ)

ページ名:ブロントバート_星のカービィ_

登録日:2020/05/26 Tue 22:53:22
更新日:2024/05/17 Fri 13:20:01NEW!
所要時間:約 9 分で読めます



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星のカービィ カービィ ザコ ハエ ブロントさん 一頭身 ツリ目 何故かなかなか立たなかった項目 モブ ピンク 星のカービィキャラクター項目 邪魔 ブロントバート ⚪︎ブロント ×ブロンド ⚪︎バート ×バード クーザー





ブロントバートとは、星のカービィシリーズに登場する敵キャラクターの一種。



概要

アクションゲームでは必須な存在と言えよう、空を飛ぶザコ敵。
カービィシリーズではワドルディと並ぶお馴染みの敵で、全作品皆勤賞といかなくとも殆どの作品に出演している。


登場していない作品は『カービィのきらきらきっず』シリーズ2作と『みんなで!カービィハンターズZ』、『スーパーカービィハンターズ』の4作品のみ。
すなわち、2023年現在本編の作品に限れば皆勤賞である。



姿はカービィより濃いピンクボール*1で、黄~オレンジ色の足があり、手の代わりにハエのような半透明の水色の翅を持っている。
顔はカービィやワドルディと違い白目部分があり、ちょっと気合いの入ったようなキリッとした表情なのが特徴。



大抵の作品で序盤ステージからワドルディなどと同時期に現れる。
ワドルディがスライムなら、彼はドラキーに当たるといったところか。


ワドルディのように特別な個体がいるわけでもなく、キャピィのようにアニメ版で特殊なキャラ付けがされているわけでもない(というかアニメ版には一切登場しない)ので、空を飛ぶ敵としての印象はあってもブロントバートという種族への印象はあまり残らないかもしれない。
ある意味ワドルディ以上にモブに近い存在とも言える。



しかしワドルディ同様行動パターンが多く、その場に飛び留まっているものや上下に往復するもの、蛇行しながら前進していくもの、カービィが近づくと反応して直進していくもの、画面の上から急降下して奇襲してくるもの、カービィをしつこく追い回すものなどがいる。


カービィシリーズでは敵を踏んだりできず基本的に接触するとダメージを喰らうことになるので、場面によっては対応しづらくなる。


2Dの作品では地形をスルーして飛ぶものも多いため、狭い場所や危険な場所で追い回すタイプのものが現れると厄介なことこの上ないだろう。
3D作品では違和感をなくすためか壁を貫通することはないので、かなり弱体化している。


一部の作品ではブロントバートの後ろにアイテムが連なっていたり、足に何か持ち運んでくることも。



すいこんでもコピー能力は得られず、スカキャラの一体である。
ウィングをコピーできないのは鳥ではなく虫みたいな羽だからだろうか?




そんなブロントバートの最大の特徴は、ズバリ「名前の間違えやすさ」だろう。
その間違えやすさは星のカービィ公式Twitterの「デデデ大王のひらけ!デデデン大名鑑」コーナーでデデデ大王に注意されるほど。
任天堂のLINE公式アカウントで間違った名前を入力するとしっかり訂正される。ちなみにこれはカービィを「カービー」と送った場合も同様である。


とりわけ多い間違いが「ブロントバー」。
羽を持ち空を飛ぶその特性から鳥のバード(Bird)と思われがちだが、バート(Burt)が正解。固有名詞だろうか?


また「ブロンバート」とも間違えられやすい。
金髪(Blond)ではなくブロント(Bronto)。
ブロント自体には「雷鳴」といった意味があり、恐竜のブロントサウルスもこれが由来だったりする。
とはいえスパークやプラズマの能力を持つわけでもないのに何故ブロントと付いたのかは謎。
決して某謙虚なナイトとは関係ない。
あっちは「Buront」で綴りが違うのは確定的に明らか




登場作品

亜種の詳細については後述する。



星のカービィ

ステージ1「GREEN GREENS」の1マップ目、ワドルディとほぼ同タイミングでデビュー。
様々なところで登場し、その数は全部で43体と最多であることがカービィ公式Twitterで語られた(ちなみに2位はワドルディで26体)。
EXTRAでは後述のクーザーに差し替え。


先程ブロントの綴りはBrontoだと書いたが、この作品のクリア後のキャラ紹介だと「BRONT BURT」となっている。
ちなみに海外版パッケージに描かれており、なんと鼻がついている。



星のカービィ 夢の泉の物語、星のカービィ 夢の泉デラックス

近づくと反応するタイプや追い回すタイプなどが登場し、行動バリエーションが増えた。


FC版のみ、最初のステージの最初にいる蛇行するブロントバートは実は2体重なっており、スロウやバックドロップで掴むとそのことが分かる。



カービィのピンボール

クラッコランド中段にいる雲のような姿のキャラ「クラウディー」にぶつかるとタイミングによって吐き出される。


吐き出されたブロントバートにぶつかると3600点。
他に吐き出されるリンゴ(1200点)やツイジー(2400点)より高いため、出てくるとラッキーかも。
ピンボール台ではそこでしか登場しないが、デデデ大王を倒したあとのエンディングにも他のザコ敵たちに混ざって通過していく。



カービィボウル

オレンジっぽい体色。
敵としては登場せず、カービィがステージから落下(OB)してしまった時に運んでショットした地点に戻してくれる。


余談だが、ギャスパーなどの浮いている敵の真下からショットを放ち、他の敵を全滅してその敵を穴にした上でOBすると、ブロントバートがカービィをダイレクトインしてくれる小ネタがある。
この小技は「デスルーラ」と呼ばれることもあり、OBした時から打数が増えないため立派なテクニックである。そもそも浮いている敵の真下にカービィを止めること自体が難しいが


2人対戦モードでは昼の時のみ登場し、夜の場合はコウモリの敵「フラッパー」がカービィを運んでくれる。



Kirby's Avalanche

イージーモードにおいてワドルディに次ぐ2番目の対戦相手として登場。
原作『す~ぱ~ぷよぷよ』におけるナスグレイブの立ち位置。
会話デモの内容は意訳するとこんな感じ。


Bronto>> おいィ?次の犠牲者を見つけたんだが?
Kirby>> それはこっちのセリフだブロントォ。
Bronto>> 黙ってろ ぷよ勝負するべき!


小物臭がすごい。
内容自体はよくあるものだが、犠牲者(victim)を獲物や生贄と解釈するならブロントバートはカービィを餌として見ているんだろうか?寧ろカービィにはいつも食われいるのだが


あとナレーション(マイケル・ケルバー氏と思われる)によるキャラ名読み上げが妙に気合い入ってて印象的。
ブロントォバァトッ!



星のカービィ2

特にこれといった点はなし。
強いて言うならゴールゲーム(ジャンピングボーナス)で一番最初に配置されていることくらいか。
たとえ7でも絶対にブロントバートは倒すことになる。



カービィのブロックボール

ステージ1からワドルディと共に登場。
倒すと得点アップの食べ物を落とすのだが、その際に体が消えて4枚の羽だけが散る姿はどこか切なさを感じる。



星のカービィ スーパーデラックス、星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

能力は持たないのでヘルパーにもなれなかった。
至って普通のザコ敵として登場。
地味にワドルディより体力が低い。
このおかげでUSDX版追加モード「メタナイトでゴーDX」ではスピニングナイト一発で倒せるため、ポイントを稼ぎつつガンガン進んでいける。
銀河に願いをのオープニングではカービィ、ワドルディと共に月と太陽の喧嘩を眺めていた。


『USDX』版ではクーザーも久々に再登場。
また、サブゲーム「タッチ!刹那のカルタ取り」ではブロントバートがカルタの絵柄になっている他、「タッチ!早撃ちカービィ」ではウエスタン風の姿のブロントバートを見ることができる。他のキャラたちもウエスタン風になっている上にそもそも本人ではなく立て札であるとはいえ、彼のおしゃれ姿は意外とレア?



星のカービィ3

このゲームのドット絵では足が緑色になっている。
大ボスのアドが登場する直前のステージでは、壁に描かれたブロントバートが動き出すシーンがある。



星のカービィ64

眉毛がやたらと太い。あと口がない。
本作では3D化したことにより、画面奥に待機し、カービィが近づくと飛びかかってくる個体が新たに登場。


またリフトアップすると1回だけ大きく羽ばたく。
本作ではカービィにホバリング制限があり飛び続けることができないが、ブロントバートをリフトアップし上昇したら頬張り→すぐに再度リフトアップ…を繰り返せば無限に飛ぶことができる。
カービィだけでは行けなかったところへ飛んでいってみるのも一興。
前に投げると上昇しながら飛んでいく。


ダーク・リムラに憑依されたアドレーヌ戦で2番目に召喚される他、ルームガーダーのデカノコギ戦ではザコ敵として無尽蔵に湧き出る。



コロコロカービィ

カービィが風船を取り、空気弾でシューティングするステージに登場。
空気弾一発で倒せる。
ブロントバートの後ろに風船や星のかけらが連なっていることもある。



カービィのエアライド

コース上のザコ敵として登場。
その場を飛び留まっていることが多い。
たまにピョコピョコ跳ねるような動きをしているものがおり、少し可愛い…かもしれない。



星のカービィ 鏡の大迷宮

狭いところを攻略するケースが多いせいか、追い回してくる個体の存在が印象に残りやすい。
特にムーンライトマンションのレバー部屋は電撃トラップやレーザーボールと同時に登場するため鬼畜。



タッチ!カービィ

特にこれといった(ry
一応、ドロシア ソーサレスが「ペインター」で4体同時に召喚してくることがある。



星のカービィ 参上!ドロッチェ団

ボイス ボルカノ(レベル5)・ステージ2では、下は溶岩、上は15体ものブロントバートの大群が飛んでいるエリアがある。空を飛んで掻い潜るのは難しいので、溶岩の上にある狭い足場をジャンプで渡っていく方がいい。


ゴースト能力で取り憑くと自由に飛行できる。
…が、持ち前の壁貫通はできない上攻撃手段も体当たりしかないので他の敵に取り憑いた方が楽しいだろう。
ちなみに慣性がめちゃくちゃ強く、前に飛んで慣性をつけてから一瞬だけ後ろを入力すればバック飛行できる。だから何だという話ではあるが



毛糸のカービィ、毛糸のカービィ プラス

力持ちという一面が発覚し、ビーズや爆弾やヤリワドルディなんかを運んでいることがある。
爆弾はカービィが近づくと落としてくるので注意。
ブロントバート自身は巻き取ると敵をホーミングする毛糸玉となり、結構便利。


おともだちとのサブゲーム「おでかけ」では、運んでいく必要のある友達のコロンを決まった位置に運び戻してしまう。
ある意味最も厄介なブロントバートかもしれない。


インテリアには彼をモチーフにしたぬいぐるみの「ブロントバート」の他、彼とワドルディ、ワドルドゥのブロックを縦に積んだ「トーテムポール」がある。



あつめて!カービィ

本作の舞台である「ポポポアイランズ」では既存作品のキャラがソアラやワドルディなどの例外を除き殆ど登場せず、ブロントバートもその例に漏れない。


サブゲーム「空中探検隊EOS」で登場し、ココナッツを前に飛ばして攻撃してくる。
ピンクとオレンジの2種類がいる。


また、「カービィのたいけつ!ピンボール」のマルクのブラックホールで吸い込まれてくる敵キャラの中にも紛れている。



星のカービィWii、星のカービィWii デラックス

ボスのウィスピーウッズが葉の茂みの中からワドルディ、コモなどと共に落としてくることがある。


ローアの施設「チャレンジステージ」の1つ「ウォーターチャレンジ」のステージ内には、ふんすいホバーで進んでいく場面で何気にとてもレアな「空を飛ばず、己の足で歩くだけのブロントバート」が登場する。


異空間エクストラモードなどではサイズの大きいものが登場。
亜種としてハルカントバートも登場する。


『Wiiデラ』では、わいわいマホロアランドにてリメイクされた『USDX』のサブゲーム「タッチ!早撃ちカービィ」でのウエスタン風姿のブロントバートも再登場した。
残念ながらなりきりおめんにはなっていない(おめんになったザコ敵はほんのひと握りだが)。



星のカービィ 20周年スペシャルコレクション

もっとチャレンジステージ」でステージ内ザコ敵として登場する他、同モードのエンディングムービーで最後にプププランドの住民の1人としてカービィを称えている。


もちろん、過去作をそのまま収録した「星のカービィコレクション」のゲーム内にも登場。



星のカービィ トリプルデラックス

パッケージでは新規アートワークが数種類追加されデカデカと載る優遇っぷりを見せつけた。カービィにすいこまれてるけどな!
『64』と同じく奥から突っ込んでくる個体も登場。
亜種のセクトラバートも登場。
キーホルダーは『初代』と『SDX』の2種類のドットが存在する。


サブゲーム大王のデデデでデンでもデデデ大王の行く手を阻む敵として登場。
リズムゲームという都合上、移動やターンが他の作品と比べ物にならないくらい素早い。デデデン仕様が本編に登場しなくて良かった…



カービィファイターズZカービィファイターズ2

『TDX』版にはなかった追加ステージ「バタービルディング」に、『夢の泉』当時のドット姿のまま登場。



デデデ大王のデデデでデンZ

『TDX』版同様行く手を阻んでくる他、「めかくしフラッグ」を運んで視界を遮ってくることもある。
うらエクストラではめかくしフラッグを運ぶキャラがあんちくしょうに…。



タッチ!カービィ スーパーレインボー

また眉毛が太くなった。
通常のブロントバートとしてはピンクと青の2種類がおり、青い方がカービィに近づいてくる。フィギュアの説明文が他の敵と比べてかなり普通である
デカブロントバートやナイトブロントといった亜種が登場。



星のカービィ ロボボプラネット

ハルトマンワークスカンパニーにより体の一部が改造され、右眼に機械が取り付けられている。
『毛糸』のように爆弾を運び落としてくるものが登場。
爆弾をすいこめばボムをコピーできる。
残念ながらステッカーは存在しない。



カービィのすいこみ大作戦

編隊を組んで飛行していたり、集団でカービィに近づいてくるものが多い。
星型弾で一気に倒すと爽快。


エクストラステージでは体が紫、足が水色になる。性能は変化なし。
エクストラで体色が変化するのは彼とワドルディだけであり、ザコ敵の中では特別な扱いを受けているようである。
ちゃっかりセクトラバートもセクトルディと共に出演している。



カービィ バトルデラックス!

チュートリアルでは道中唯一のザコ敵として登場。
カービィの攻撃方法を確かめるためのいい練習台になってくれる。
担いでいるバンダナワドルディをブンナゲ当てた人も多いことだろう
ゆっくり接近してきて接触するとダメージを受けるが、カービィの最大体力の80分の1しか減らない。
チュートリアルとはいえ貧弱すぎる気が…。(イバラに刺さった時は16分の1削られる。これでも少ない)
なおチュートリアルでカービィの体力がゼロになっても天使になったあと何事もなかったかのようにマップの最初に戻るだけである。


バトル競技の1つ「スマッシュホッケー」では専用の帽子を被り、吹っ飛ばされたカービィたちをステージに戻す。
また、カービィにデデデグランプリへの招待状を届けたのが同じ帽子を被ったブロントバートだということがスタッフロールで判明する。
まるで伝書鳩である。


上記の仕事があるためかバトル競技の背景で観客としては登場していないが、ストーリーのムービーでは観客たちに混じっている。
観戦の際は席を取らずに空から見ているのだろうか?



星のカービィ スターアライズ

カービィ25周年を記念して作られた本作だが、相変わらず特にこれ(ry
メモリアルイラスト「はじまりのライバル」では初代風に描かれている。小さい上にぼかされてるけど。


水に包まれた敵「フローティ ザ セルコア」の没案に「ブロント水中デビュー」なるものがあったりする。



星のカービィ ディスカバリー

カービィたちと同じくナゾのうずに巻き込まれたのか、新世界でもいつものようにザコ敵として登場。
カービィに向かってじわじわ近づいてくるのは『バトデラ』の時に近い。
ガチャルポンVol.1にフィギュアがある。



カービィのグルメフェス

他のおなじみのザコ敵とともに、お菓子のような姿になって登場。ブロントバートはグミっぽい姿に。
低空飛行で一定のルートを往復しており、ミニゲームでは頭にイチゴを乗せて飛んでいることもある。
何気にこのお菓子姿がNintendo Switchのユーザーアイコンの1つとして選ばれたりしている。
また、『初代』のドットと『ロボプラ』のキカイ化姿のアートワークがキャラおかしとして登場している。



スマブラシリーズ

ワドルディは64版に登場していなかったが、彼はなんと皆勤賞。
『X』以外ではステージ「プププランド」の背景に登場。


『X』『3DS』ではフィギュアとして登場している。
『X』では「決してブロントバートに悪気はないのだが、タイミングが悪いことに、カービィの行く手に現れることが多い。」と説明されている。いい迷惑である。
またシールとしても登場している。『64』でのアートワークが用いられ、体当たりやスピン系の攻撃力が少し上がる。


『3DS』では「フィールドスマッシュ」の敵キャラの一体として登場。
珍しく体を回転させて羽で切り裂いて攻撃してくる。威力は低いが上に吹っ飛ばされるので注意。


『SP』ではスピリットとしても登場。
こちらは『USDX』のアートワーク。
NOVICE級のサポーターでふわりジャンプの効果を持つ。
スピリッツバトルではピンクカラーのピット×4が、空中で豪腕ダッシュアッパー(直進タイプの再現?)を多用してくる。ステージはブロントバート本人が登場するプププランド、音楽は初代「GREEN GREENS」原曲使用。



亜種

  • クーザー

初代『星のカービィ』のエクストラゲームにて、ブロントバートの差し替えとして登場。
黒い体に丸い目、赤いほっぺにクチバシのような口が特徴。
読みにくい動きをする上に接触ダメージが2と増えているため、とても厄介。
『USDX』では追加モード「大王の逆襲」にて約15年半ぶりに再登場。
そこまで奇抜な動きはしなくなったが、ブロントバートよりはスピードは少し早く結構タフになっている。
同モードのステージ1「パープルプランツ」の開始デモでは蝶を追いかけるカービィをクーザーの大群が追い返した。
『TDX』では後者のドット絵でキーホルダーとして登場。
実は『夢の泉』にも何故かコマーシャルにのみ出演している。


漫画『星のカービィ デデデでプププなものがたり』では17巻第12話「ハッピーになりたい!」で、よく当たる占い師として登場。
デデデ大王の運気を上げるために顔や名前、住居を変えろと無茶を言い出す。
「デを7つ増やして、『デデデデデデデデデデ大王』にするとよいでしょう。」
「マジかよー。」


なおブロントバート本人は、『デデププ』に限らずどの連載漫画においてもこれといった出番が与えられずモブとしての出演ばかりである。
他のお馴染みのザコキャラは少なからず何かしら個性が与えられているのに…。



  • ハルカントバート

『Wii』のハルカンドラに登場するご当地ブロントバート。
例えるのが難しいがメンフクロウみたいな顔の灰色のキャラで、追尾するものはスピードがかなり速い。
逃げるよりも倒してしまった方が楽。


もちろん『Wiiデラ』にも続投している他、『スペコレ』のもっとチャレンジステージでも最終レベル「ラスト ランド」から他のハルカンドラのご当地ザコ敵と共に登場している。



  • セクトラバート

『TDX』の最終レベル、「ロイヤル ロード」に登場するご当地ブロントバート。
緑色の体に赤い複眼を持ち、更にハエらしくなっている。
こちらも追尾性能が上がっている。


『すいこみ大作戦』でもエクストラで登場する。
なぜご当地の亜種が普通に登場しているのかは明かされていないが、「デデデでゴー!」で前女王に代わりデデデ大王がフロラルドを治めようとしていたため彼の部下になった可能性も考えられる。



  • デカブロントバート

『スーパーレインボー』に登場する、青いブロントバートの巨大版。
体力が高いが中ボスというほどでもなく、ポイントスター100個で使えるスタータンクショットを最大まで溜めて放てば一撃で倒せる。
チャレンジモードで登場した時は制限時間以内に頑張って攻撃を当てまくろう。
実はフィギュアが存在せず、名前は攻略本でしか表記されていない。



  • ナイトブロント

同じく『スーパーレインボー』に登場する、謙虚なナイトの兜で体をすっぽり覆ったブロントバート。これ考えた開発者絶対ブロンティストだろ・・
兜の防御はかなりかたい。
黄金の鉄の塊で出来ているナイトが粘土装備のタッチダッシュに遅れをとるはずは無く、倒すにはポイントスター100個で使えるスターダッシュなどの溜め技が必要不可欠。
チャレンジモードではカービィロケットに変身するパートで主に登場し、宝箱を大勢で取り囲んでいるため隙間からカカッっと侵入する必要がある。


ちなみに兜は重くて大変らしく、誰もいない所では必ず休んでいる。
それでもナイトとしてのアッピル見栄のために普段は平気な顔をして飛んでいるようだ。
さすがにナイトは格が違った!


また、ただでさえ名前を間違えられやすいブロントバートの亜種であり、アワレにも「ブロントナイト」と間違えられがち。
一応ナイト系のザコ敵は彼が唯一ぬにではなくナイトコッタなどがいるので、そっちの名前を意識すれば間違いないだろう。
ただし英語版でいうと「Bronto Knight」が正しい…。



漫画版では

前述の通り、いくつかの作品においてモブや背景程度のキャラとして登場することはあるものの、連載漫画でブロントバート個人に特徴的なキャラ付けをされることは無いと言っていい。


他のおなじみの身近なスカキャラでもワドルディやキャピィ、ブルームハッター、スカーフィ(クラッシュあるけど)なんかは『プププランドの仲間たち』でレギュラー化しているし、ブリッパーは『も〜れつプププアワー!』、スクイッシーは『プププランドは大さわぎ!』でキャラ付けされている。
カブーも漫画作品ではお呼びがかからないものの、彼はアニメで重要な役割を担っている。
そう考えるとブロントバートはゲーム以外のメディアでの不遇さが窺える。
空を飛べる以外の特徴的な特徴が無いからか…?


一応、かつて発売されていた4コマアンソロジーなら、『4コママンガ劇場4』の池野カエル先生の4コマでカービィと姿の似ているブロントバートがシャッツォに2回も撃たれたり、『64 4コママンガ劇場2』の天宮霞先生の4コマで丸くてピンクのカービィと羽があって空を飛べるリボンを見て、その両方を兼ね備えたブロントバートが2人の人気に嫉妬していたりした。



小説版では

漫画ではモブとしてしか登場できていないブロントバートだが、つばさ文庫のカービィ小説では一応名ありで登場している。


プププランドの住民で、一人称は「オレ」。「まるいからだに、ミツバチのようなすきとおった羽」と説明されている。気まぐれ屋だが、機嫌がいい時は誰にでも親切にしてくれる。
コックカワサキの料理のファンでもある。※小説版のカワサキは料理が上手なので彼の味覚は至って正常です


あぶないグルメ屋敷!?の巻」ではワドルディにコックカワサキが不在であることを、「大迷宮のトモダチを救え!の巻」ではカービィの家にマホロアが訪れていたことをカービィたちに伝えた。
ブロントバートはマホロアのことを知らないようで、「耳のついたフードをかぶった、おかしなやつさ。かっこいいマントを身につつんでいたぜ」と説明していた。
結局、やってることはモブそのものであることは気にしてはいけない


カービィカフェは大さわぎ!?の巻」では、カービィたちが新たにカフェを設立しているところに出会い、プププランドの住民たちにそれを伝えることに一役買った。また、それに対抗するべくデデデ大王が考案したデデデカフェにプププランドの住民が次々と雇われていく中、彼は留守にしていたため雇われなかった。立ち絵も数回描かれ、珍しくそれなりの出番がある。


デデデ大王の脱走大作戦!」ではプププランドではなく惑星ミノーレにて現地(と思われる)の兵士であるブロントバートやバードンたちで構成された飛行部隊が登場した。



追記・修正は名前を正しく12回呟いてからお願いします。
???「9回でいい」


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  • 今の今まで16年間ずっとブロントバードだと思ってたわ -- 名無しさん (2020-05-26 23:15:36)
  • スマブラ3DSだとフィースマでこいつ -- 名無しさん (2020-05-26 23:50:29)
  • ↑ミス。こいつにぶつかった時が面倒極まる。吹っ飛ばされて思わぬタイムロス。しかし「バード」違うかったんかい…… -- 名無しさん (2020-05-26 23:51:19)
  • カービィ2のキャラには明らかにカタカナ語名が先にあって英語綴りはスペルミスだろうという奴が多い一方、初代のキャラには全然いない。逆説的にブロントバートも誤植なんかではないだろうということがありありと示されている -- 名無しさん (2020-05-27 00:06:45)
  • たぶんバートの方はBで揃えるために名前っぽいのを見繕ったんだと思うがそれでもブロントの指すところが分からん -- 名無しさん (2020-05-27 00:14:40)
  • ついさっきカービィ3プレイして表エンディングを見てたら「BIRD」じゃなくて「BURT」と書いてあって目からウロコが落ちた俺にタイムリーな項目 -- 名無しさん (2020-05-27 00:23:17)
  • 壁を貫通して追いかけてくるのが地味にうざいイメージ -- 名無しさん (2020-05-27 03:08:12)
  • スライムとドラキーの関係と似てるな。片方は有名だったり仲間になったりするのに -- 名無しさん (2020-05-27 20:39:02)
  • 「前方から向かってくる鳥っぽいやつ」ってことでフロントバードだと思ってたわ…。まぁいろんな方向からくるし、よく見るとあんまり鳥っぽくないけど -- 名無しさん (2020-05-28 17:44:36)
  • 3D化で地形すり抜けないのはポリゴン表示だから潜って見えなくなってしまうからだろうか -- 名無しさん (2020-06-02 14:46:16)
  • グランクとかコナーとかポピーブロスJr.とか初期のカービィは洋画みたいなクールな名前が多い -- 名無しさん (2021-08-27 16:48:47)

#comment

*1 最初期のアートワークでは赤い体色だった

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