登録日:2020/05/24 (日) 13:40:08
更新日:2024/05/17 Fri 13:18:26NEW!
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映画 洋画 ホラー ホラー映画 スクリーム 続編 ゴーストフェイス 映画館 メタフィクション 入れ子構造 ネーヴ・キャンベル ウェス・クレイヴン 豪華声優陣 スタブ 意外過ぎる犯人
叫び声が加速する
概要
『スクリーム2(SCREAM 2)』とは、1997年に公開されたアメリカのスラッシャーホラー映画。
96年に公開された『スクリーム』の続編。
「ホラー映画のメタフィクション」という前作のコンセプトはそのままに、今作では「続編」であることを意識づけた展開が特徴。
パロディや映画蘊蓄は「続編」に関するネタがふんだんに用いられている。
また、前作の事件が事実を基にした映画として映画化され、前作と同じようなカット割りで登場する、さらなる入れ子構造が展開されている。
監督のウェス・クレイヴン、脚本のケヴィン・ウィリアムソン両方が前作に引き続き続役している。
ストーリー
田舎町ウッズボローで起きた凄惨な連続殺人事件から2年後。
事件の標的にされながらも犯人一味を倒して生き残ったシドニー・プレスコットはウィンザー大学の演劇科に進学。
新しい恋人や友人たちに囲まれた平凡な日常を謳歌していた。
しかし、事件の生存者のゲイルが執筆した「ウッズボロー殺人事件」を映画化した『スタブ』の試写会中に同じ大学のカップルが惨殺されるという事件が発生。
またしても事件の渦中に放り込まれ、恐怖に慄くシドニーに、再び殺人鬼の魔の手が迫る。
果たして、今度の犯人は誰だ!?
登場人物
- シドニー・プレスコット
演:ネーヴ・キャンベル/吹き替え:根谷美智子
ご存じヒロイン。
ウィンザー大学の演劇科に進学し、『カサンドラ』の主役に抜擢されるほどの実力を持つ。
悲惨な殺人事件を生き抜き逞しく成長したが、更なる殺人事件に巻き込まれ人を避け、人間不信気味に陥る。
だが、最後には犯人に再び立ち向かう決心をする。
- ドゥワイト“デューイ”・ライリー
演:デヴィッド・アークェット/吹き替え:宮本充
ご存じヘボ保安官補。
大学の事件のことを聞きつけシドニーの警護を願い出る。
ゲイルの著作でこき下ろされたことで彼女と険悪な仲になるが、捜査を共にするうちに再び想いが復活することに。
- ゲイル・ウェザーズ
演:コートニー・コックス/吹き替え:佐々木優子
ご存じ強欲レポーター。
相変わらずのスクープの鬼で、共に生き残ったシドニーにもお構いなしで取材を迫る。
しかし、自身も容疑者になり思わぬ犠牲者が出たことを機に、事件を解決することに本気になる。
- ランディ・ミークス
演:ジェイミー・ケネディ/吹き替え:神奈延年
ご存じ愛すべきホラーオタク。
今回でもホラーの続編の法則に従って今後の展開や犯人予想を行う。
しかし彼の下にも不審な電話が…。
- デレク・フェルドマン
演:ジェリー・オコネル/吹き替え:松本保典
シドニーの新しい恋人。
医学生でハンサムの胡散臭いくらい完璧な男。
シドニーへの愛を隠さず、大衆でミュージカル紛いのことまでやってのける暑苦しい一面もある。
だが、あまりにビリーと重なるような状況が重なり、シドニーから避けられることになる。
昔はデブだったのかは不明。
- ハル・マクダニエル
演:エリス・ニール/吹き替え:横山智佐
シドニーのルームメイト。
過去に怯えるシドニーを心配し、友愛会に誘ったりと彼女を気遣う。
- ミッキー・アルティエリ
演:ティモシー・オリファント/吹き替え:高木渉
映画科の学生。
ランディのライバル的存在で、「オリジナルに勝る続編」論を熱く語る。
- ケイシー“シーシー”・クーパー
演:サラ・ミシェル・ゲラー/吹き替え:池澤春菜
映画科の学生。
寮で一人で留守番中に殺人鬼に襲われる。
前作の犠牲者、ケイシー・ベッカーと名前が同じ。
- モーリーン・エヴァンス
演:ジェイダ・ピンケット/吹き替え:富沢美智恵
- フィル・スティーブンス
演:オマー・エップス/吹き替え:古澤徹
『スタブ』の試写会に行った黒人のカップル。
モーリーンはシドニーの母親と、フィルは苗字がスティーブ・オースと名前が同じ。
モーリーンは仮想現実に転生したという説あり。
- ロイス
演:レベッカ・ゲイハート
- マーフィ
演:ポーシャ・デ・ロッシ
大学の友愛会の代表的存在。シドニーを会員に誘う。
- ジョエル・ジョーンズ
演:デュアン・マーティン/吹き替え:藤原啓治
ゲイルの取材に雇われたカメラマン。前作で犠牲になったケニーの事を知り、怖気づいて逃げ出す。
- デビー・ソルト
演:ローリー・メトカーフ/吹き替え:宮寺智子
地元紙の女性ライター。自称ゲイルのファンであり、彼女にネタの提供を迫る。
- コットン・ウェアリー
演:リーヴ・シュレイバー/吹き替え:小杉十郎太
モーリーン・プレスコット殺害事件の冤罪を着せられ逮捕されていた男。
ウッズボロー連続殺人事件のために冤罪が晴れて釈放され、テレビの取材で引っ張りだこの有名人となった。
かつての不遇な生活の反動で承認欲求の塊となっており、自分を証言で追い込んだシドニーと組んで更なる名声を得ようと彼女に執着する。
- ハートリー
演:ロイス・アークェット/吹き替え:宝亀克寿
警察の本部長。事件の捜査をする。
- リチャーズ
演:クリストファー・ドイル
- アンドリュース
演:フィリップ・パヴェル
シドニーの護衛として就いた刑事二人組。一応優秀らしい。
- ゴーストフェイス
ご存じムンクの叫びの殺人鬼。
今回の中の人は誰だ…?
劇中映画『スタブ(STAB)』
劇中で公開されたスラッシャーホラー映画。「スタブ」とは「刺殺」の意。
ゲイル・ウェザーズの書いた実話を基にした小説「ウッズボロー殺人事件」を原作としており、大衆受けしそうな娯楽ホラー映画として完成した。
事件の2年後に即映画化とは商魂甚だしい。
メタ的なことを言えば前作の映画のそのまま焼き直しなのだが、前作の本編に比べて、唐突に挟まれるシャワーシーンなど演出がややB級寄り。
キャスティングは前作でシドニーが予想した通り。
- トーリ・スペリング
シドニー・プレスコット役
- ルーク・ウィルソン
ビリー・ルーミス役
- ヘザー・グレアム
ケイシー・ベッカー役
続編のルール
今回、ランディが語る「ホラー映画の続編のルール」。続編と言っても限りがあるため、全てのホラーに当てはまるわけではない。
1.殺される人数が増える。
2.殺され方がより過激になる。
3.マルチに売るなら決してしてはいけないのは…(以下、デューイが遮ったため不明)
追記・修正お願いします。
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