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更新日:2024/05/16 Thu 12:50:33NEW!でおじゃる
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オルグ 百獣戦隊ガオレンジャー 鬼 戦隊悪役 悪の組織 スーパー戦隊シリーズ ブラック企業 ブラック上司 何故かなかなか立たなかった項目 オルグシード デュークオルグ スーパー戦隊悪の組織項目 邪気 根絶不可能 豪華声優陣 ブラック上司だらけ←ウラを除く ハイネスデューク
皆さんは、この平和な世界が永遠に続くかのように錯覚していませんか?
21世紀を迎えたこの星の上、その闇の中で人知れず邪悪な者達が生まれているのです。
「オルグ」とは、スーパー戦隊シリーズ第25作『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場する悪の勢力である。
概要
古来より「鬼」と呼ばれ、人々から恐れられてきた怪物達の総称。
この世に蔓延る邪気や悪意を源にして誕生し、極一部の例外を除いた全ての個体が人間に大なり小なり害意を持って様々な悪事を働く。
Quest.1の『風神』タービンオルグと『雷神』プラグマオルグ、Quest.2のハリガネオルグのように、基本的に人間に対しては悪意以外の感情は持ち合わせておらず、
一度は彼らとの和解を試みた、異種族の心や言葉をある程度理解できる獅子走にすら「心が無い」と称された*1。
存在そのものが「地球の病気」とも言える為、放っておくといずれ地球上の生命は皆滅んでしまう。
その性質上、悪意の発生源である人間がいる限り、根絶する事は不可能。
一応オルグが生まれるには一定以上の邪気が集まらなければならず、一時代のオルグ達を一掃する事こそ出来るが、その邪気も1000年周期で集まる為、やはり戦いが終わる事はない。
「鬼」の異名に違わず、全個体が必ず角を持っている。
より上質な邪気から生まれた者ほど角の本数が少なく、他のオルグに対して優位に接することが出来るほか、強力な力を秘めている傾向がある。
この「自身より邪気の質が高いオルグには服従する」という性質は彼らの間で本能レベルで刻まれている模様。
その一方で、この角こそがオルグ最大の弱点であり、角を失うと衰弱していき、最後の一本を失うとやがて緑色の血を流して死亡する。
上位種達は自分達で人間界の征服を目論んでいるが、全てのオルグが組織への帰属意識を持っている訳ではない。
組織の風土としては、上述の本能から角の本数による階級分けが絶対視されているため、上位のオルグに下位のオルグが意見することは基本的に許されず、力の差も大抵歴然たるものであるため、下位のオルグは上位のオルグに従う以外の道はほぼ存在しない。
しかも、組織を指揮するハイネスデュークは完全交代制のため、一度ハイネスが誕生したら最後、嫌でもそのハイネスが息絶えるまで行動を共にしなければならないという、下位になればなるほどとことん上位に使い潰されるという典型的なブラック企業状態になっている。
その一方でデュークオルグのヤバイバとツエツエは一般のオルグ魔人に気さくに接し、オルグ魔人も敬語ではなくタメ口で話すことが多い。
本拠地は地下深くに位置する「鬼洞窟マトリックス」。
構成員
首領
- オルグマスター
マトリックスに眠るオルグの支配者。
封印されているハイネスデュークを復活させることが出来、その声はハイネスデュークにしか聞こえないとされている。
ネタバレ
その実態は強大なオルグパワーのたとえに過ぎず、その存在はハイネス達がオルグを私物化すべくでっち上げたものでしかなかった*2。
- 百鬼丸
千年前のオルグの頭領。当時のハイネスデュークオルグの衝動が一つとなって生まれた。
ガオゴッドを倒したものの、最期はガオハンターイビルの放った「天地震撼・百獣の嵐*3」に敗れた。
- 究極オルグ センキ
もうお前達にも用は無い。我が進む道を邪魔する者はいなくなった……
CV:郷里大輔
登場話:Quest49~Final Quest(第51話)
ヘルハイネスデュークとして復活するも、倒された3人のハイネスデュークの亡骸をツエツエが自ら作り出した巨大オルグシードで融合させて誕生した、当代のオルグの王にして本作のラスボス。
つまり、封印されていたのを復活させたのではなく、全くの新生児。
全身に目玉、胴体が巨大な顔など3人のハイネスデュークのモチーフを全身に持ち、両手首はツエツエとヤバイバの頭部をイメージした形状となっている。
なお自我自体は独自のもので、落ち着いた言葉遣いが特徴の傲岸不遜な性格。
「至高を超えた究極のハイネス・唯一絶対のオルグの王」と称され、3人のハイネスデュークが使用していた武器を合体させた、ガオレンジャーの破邪百獣剣の対となる大剣「修羅百鬼剣」を振るう。
融合体だけに驚異的な戦闘力を有しており、中枢の巨大オルグシードが無事ならば短時間で再生する。
他にもツエツエの杖を使って世界中のオルグの魂を集めることで、巨大化も可能としている。
その強力無比な力でガオレンジャー6人はおろ、ガオゴッドやガオハンターを始めとした精霊王をすらも圧倒。
挙句の果てにはガオレンジャーが敗走した先のアニマリウムにまで追跡し、そこで、ソウルバードも含めた全てのパワーアニマルを破壊し、ガオレンジャーの力を完全に奪ってしまった。
そのままアニマリウムを破壊して墜落寸前にまで追い詰めると人間界に降り立ち、オルゲットを率いて大規模破壊活動を起こした。
ムラサキの遺品である魂の刀を唯一の武器として立ち向かってくるガオレンジャーも軽々蹴散らすが、6人の決して諦めない心に呼応して、世界中に散らばっていた総勢100体のパワーアニマルが集結。
その中には復活したガオライオン達もいた為、ガオレンジャーは変身能力を取り戻し、完全復活。
全パワーアニマルの放った「森羅万象天地轟鳴百獣アニマルハート」で肉体を破壊され、残ったオルグシードも6人の力が全て込められた破邪百獣剣の一撃のもとに切り伏せられ、完全に消滅した。
その敗北と共にマトリックスも崩壊し、ヤバイバやツエツエもそれに巻き込まれた事で、TV本編におけるガオレンジャーとオルグの戦いは幕を閉じたのだった。
ハイネスデューク
地の底のマトリックスでさらに邪悪な存在が生まれたようです。
彼ら、どんな不幸を地上に及ぼすことになるのか……
巨大な一本角を持つオルグの最上位種で、全員が顔の一部の意匠を体に持っている。
その戦闘能力はオルグ魔人はもとより、デュークオルグをも容易く凌駕するほど。
全員当初はマトリックス内に石像の状態で封印されていたが、オルグマスターに力を注がれたことで復活した。
オルグマスターが殆ど行動を起こさない為、実質的なオルグのトップである。
全員一度は倒されるも、ツエツエにくっ付いてきたガラクタに紛れて現世に戻り、ヘルハイネスデュークとして蘇った。
また、それと同時に3人の武器を融合させることで「修羅百鬼剣」を生成する能力を体得。
「正気、退散!」の言葉と共に繰り出されるその一振りの力はガオレンジャーを容易く吹き飛ばし、6人に重傷を負わせるほど。
- シュテン
もう、次は無い!奴らが全ての力を手に入れる前に、倒すのだ!
CV:稲田徹
登場話:Quest3(正確にはQuest2のラストから)~Quest14
最初に復活したハイネスデューク。Quest2のラストで目覚め、続くQuest3から正式登場。そして同話ラストにてガオレンジャーの前に幻として初めて姿を見せ、彼らに宣戦布告している。
赤い体を持ち、巨大な一つ目と眼球の模様を体中に持っている。
一人称は「私」。
破壊と殺戮を好む凶暴な性格。
些細なことですぐに癇癪を起こすなど非常に短気で、自分達の作戦が上手くいかないと露骨に苛立って、ヤバイバとツエツエに電撃を見舞って八つ当たりするパワハラブラック上司。
武器は伸縮自在な両腕とそこからから放つ電撃、そして両刃の斧「ハイネスアックス」で、先端からビルを吹き飛ばすほどの火球や赤い電撃を放つことも可能。角から放つ赤い稲妻で相手を捕らえて振り回す。
その体もガオレンジャーの破邪の爪による連続攻撃を余裕で耐え抜く程頑丈で、破邪百獣剣を容易に弾き飛ばすほどのパワーを誇る。
Quest13にて、ガオレンジャーを自ら排除すべく行動を開始。
そのパワーで猛威を振るい、連れてきたフリーザーオルグの力でGフォンやパワーアニマルのガオソウルを氷漬けにして変身ないし召喚不能にし、
生身のガオレンジャーをヤバイバやツエツエと共に痛めつけるが、5人の不屈の闘志で復活したピヨちゃんのさえずりによってガオレンジャーとパワーアニマルの復活を許してしまう。
再起した彼らの猛攻には手も足も出ず、悪足掻きとしてツエツエの杖を奪って中のオルグシードを自らに植えつけて巨大化。
ガオマッスルの猛攻にも耐えるが、ピヨちゃんが進化したソウルバードを組み込んで復活したガオキングの「天地轟鳴スーパーアニマルハート」を喰らい敗北。
元の大きさに戻ってなおも立ち上がらんとするが、復活したウラに止めを刺された。
名前の由来は「酒呑童子」から。
中の人は後に理想の上司と、彼より更にブラックな上司を演じることとなる。
- ウラ
不毛な奴原じゃぁ。麿は、シュテンとは違うでおじゃる……。
CV:西脇保
登場話:Quest14~Quest31
2番目に復活したハイネスデューク。
緑の体と、鼻の孔のような形の目を持ち、背中からは耳を思わせる巨大な翼が生えている。
一人称は「麿」で、語尾に[[「おじゃる」>坂ノ上おじゃる丸]]とつけて話す公家や平安貴族のような口調が特徴。
シュテンとは対照的に佇まいは理知的で冷静。
ヤバイバやツエツエのことは内心頼りなさげに思っており、専ら陽動役や牽制役としてのみ使っているものの、
彼らの働きは素直に認めて評価したり、千年の邪気の力を与えてパワーアップさせた他にも、自分の思惑で振り回したことを詫びたりと、部下思いな一面もある。
しかし、その死後彼らからは「喋り方が気持ち悪い」とディスられる羽目に……。
「美しいもの」を好んでいるが、その美的感覚は他者とはずれている。
いつも仰いでいる扇が武器な他、手から電撃や光線を放つ。
他にも頭頂部の兜が無事なら何度でも復活する再生能力を持つ。
また、この兜は他者に寄生し、その体を乗っ取ることも可能で、一度ガオシルバーに倒された後はツエツエを取り込んでオニヒメになったこともある。
とある銅鏡を愛用しており、オルグ魔人とガオレンジャーの戦いを中継したり、鬼地獄と通じたりと、中々な万能アイテム。
彼の死後、ヤバイバやツエツエに引き継がれ、要所要所で重大な役目を担うことになる。
狼鬼を復活させてキマイラオルグを作り出すのに必要なガオの宝珠を集めさせたり、狼鬼亡き後の千年の邪気をオルグ魔人に変えて何度も戦わせるなど、様々な策をめぐらせてガオレンジャーを翻弄したが、その裏にはとある目的があった。
- ウラ究極体
ついに…念願のこの世で一番美しい究極の体を手に入れたでおじゃる!
Quest30にて、ウラが千年の邪気を取り込んで変貌した姿。
大きな赤い目と、鋭い牙の生えそろった大きな口を持った異形の怪物のような姿をしており、両腕からは3の鉤爪、背中からは大きく広がった翼が生えている。
非常に悍ましい姿だが、ウラはこの姿を非常に気に入っており、全ての行動はこの姿を手に入れるためのものであった。
鉤爪を使った引っ掻き攻撃や、手から放つ光弾が武器で、飛行能力も備える。
その戦闘能力は凄まじく、同話ラストではブルーを、続くQuest31ではレッドとシルバー以外の3人を殺害し、さらには4人の宝珠にも亀裂を入れたことで使用できなくし、レッドの心を一度はへし折ってしまった。
だが、子供たちの自分たちを呼ぶ声とシルバーの喝で、己の使命を思い出した再起したレッドと再戦となり、黄泉の国のイエロー達4人から送られた新たな武器・ファルコンサモナーの一撃で一度は敗れるも、すぐさま巨大化。
レッドが召喚した新たなパワーアニマル・ガオファルコンの猛攻に劣勢となり、その鳴き声でイエロー達4人の復活を許してしまう。
最後は新たな精霊王・ガオイカロスの前に圧倒され、「究極天技・イカロスダイナマイト」の一撃で千年の邪気を消滅させられたことで元の姿に戻ってしまった。
そこへシルバーのハスラーロッドで頭頂部の兜を切られて再生能力を失い、追撃の破邪百獣剣で今度こそ滅び去った。
名前の由来は「温羅」から。
- ラセツ
5色団子が何か言ってるわ。
ハイネスデューク・ラセツ。人は『絶望の王子』と呼ぶ。
おお、ポエムだ……
CV:西川宏美(頭/女声)、柴田秀勝(胴/男声)
登場話Quest32~Quest44
第3のハイネスデューク。
青い体の各所に口の意匠を持ち、頭に女、胴体に男の人格を併存させている。男の声がそっくりだが、決してあしゅら男爵ではない。
一人称は双方共に「私」。
ヤバイバやツエツエ以外のデュークオルグを複数従え、独自の派閥を作っている。
普通の食物は勿論、ビルの破片等の無機物すらも食べてしまう「滅亡の美食家」で、中でも「人間の夢」が籠ったものを好んで食す。
食への拘りと執念は凄まじく、自分の食欲を満たすためならば部下すら平気で使い捨てるなど、その本性はシュテン以上のブラック上司。
一応自分の部下達や気に入ったオルグ魔人にはヤバイバとツエツエのエネルギーを勝手に奪ってパワーアップさせるなど相応の温情は見せるが、
ヤバイバやツエツエの事は完全に便利な駒程度にしか考えておらず、折角作った料理も粗末にしたり、使い捨てる気満々で接しているなど、気に入った部下を依怙贔屓するという余りにも自分勝手な姿を見せることが多々ある。
その癖頭は切れ、オルグの特徴を十二分に発揮した作戦の数々はガオレンジャーを何度も苦しめたが、詰めの甘い一面も見受けられる。
ガオレンジャーはそれぞれ「〇色団子」と呼んでいる。
武器は巨大なフォークを模した三又の槍ナイフを模した大剣。
そして口から放つ火炎と武器から放つ電撃。
Quest44ではクリスマスオルグに騙された走のGフォンに自分の分身「コラセツ」を忍ばせると、ガオズロック内にてガオレンジャーが眠っている隙にコラセツにGフォンを破壊させて変身能力を奪い、
そのまま生身のガオレンジャーを甚振り、更には彼らの目の前でコラセツを喰らって巨大化するとガオズロックを半壊させるが、テトムの祈りによって現れたガオディアスの癒しの力でGフォンが復活。
最期はガオケンタウロスの「究極剣技獣王の舞」を受けて滅び去った。
名前の由来は「羅刹」から。
- ラクシャーサ
絶望した戦士の心は無防備だ。だからこそ俺は、ソイツらが持つ戦士の魂を食らうことができる!
お前の持つ極上の戦士の魂も、食わせてもらおうか!!
CV:飯塚昭三
Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』に登場したはぐれハイネス。
紫の体に4つの目、巨大な一本角の周りから髪の毛を伸ばしている。
一人称は「俺」で、時折「ウラララララ~!」という唸り声をあげる。
強大すぎる邪気のせいで一本角が傷付いた事で眠りについていたが、突如として現代に目覚めると自分の邪気をヤバイバやツエツエ、オルゲットに与えてパワーアップさせる。
ガオレンジャーに幻覚を見せて絶望させ、イエロー・ブルー・ブラックの戦士の魂を食らって彼らを戦闘不能に追い込んだ。
その後は残ったレッドを幻想世界に引きずり込んで始末しようとするが、仲間との絆で奮起したレッドにオルグ魔人は全滅させられ、脱出を許してしまう。
一度はレッドを捉えるもののビッグワン/番場壮吉とメガピンク/今村みくの手助けを得たホワイトにより救出され、ドリーム戦隊の協力で戦士の魂を取り戻した3人も合流。
完全復活したガオレンジャーの反撃に遭い、破邪百獣剣を受けた後に自ら巨大化。
ガオマッスルを電撃で合体解除に追い込むも、歴代レッドが操縦する戦隊メカの援護を受けたガオキングの天地轟鳴スーパーアニマルハートを喰らい敗北。
……したかに見えたが、保険としてヤバイバとツエツエに与えていた邪気を取り込みしぶとく復活。
額からの電撃でガオレンジャーとドリーム戦隊を苦しめるが、アカレンジャーからタイムレッドまでのオール戦隊レッドの雄姿に励まされたガオレンジャーによるスーパー戦隊魂の結晶「邪気浄散ガオレンジャーストーム」を受け、今度こそ最期を迎えた。
名前の由来は羅刹の別名でもある「ラクシャーサ」から。
デュークオルグ
ハイネスデュークの直下の上位種。
ハイネス程の大きさではないが一本角を持ち、オルグの中でも高い地位にいる。
ただし、その実態は無茶ぶりばかりのハイネスと自由行動派揃いのオルグ魔人に挟まれる苦労多き中間管理職。
オルグ魔人をスカウトして指令を出すのは彼らの役目。
- ヤバイバ
こいつぁヤバイバ!
CV:坂口候一
ピエロ型のオルグ(当初、本人はジャグリングオルグに指摘されるまでその自覚がなかった)。
一応幹部なのだが、陽気かつハイテンションな性格で相棒のツエツエ同様どこか憎めない小悪党。
負けそうになると上記の言葉を吐いて逃げていく。
純文学を好むという意外な一面も。相方にはジャグリングオルグがいる。
人間態になった事もあり、その時の偽名は「矢馬井太郎(やばいたろう)」。
武器はフランベルジュで、ナイフのように短いものと、長剣を思わせる長いものがある。ナイフからは光刃を放つ。
ガオイエローをライバル視しているが、向こうからは全く相手にされていない。
上司のパワハラに遭いながらツエツエと共にオルグ世界のために頑張る中間管理職だが、やはり悪役なので報われない。
おまけにガオレンジャーからもへっぽこ中間管理職と舐められており、ヤバイバ以外の全てのオルグが全滅したと思われていた時には完全に戦いが終わったつもりでパーティーを開かれていた。
ツエツエとはプリクラを撮るなど公式夫婦であり、鬼地獄から彼女を釣り上げるために市販の釣り竿(この手にありがちな強奪の類ではなく、専門店でしっかりと品定めして購入したもの)で奮闘したり、破邪百獣剣を真正面から受け止める無茶をした事も。
そしてVシネマ『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では、「あの世で一緒になろうな」とツエツエに事実上のプロポーズをした。
- 装甲ヤバイバ
千年の邪気で強化されたのだ!ヤバいぐらいに、やる気満々だぜぇぇぇっ!!
こらぁ!人の座右の銘を!
Quest27からQuest31まで登場。
ツボオルグ誕生の際に、溢れた千年の邪気を浴びたことでパワーアップした姿。
当然戦闘力も上がっており、初登場時は同じくパワーアップした装甲ツエツエやツボオルグとの3人がかりでガオレンジャーを圧倒した。そしてレッドの決め台詞をパクって顰蹙を買った。
ガオシルバーに折られたツエツエの杖を取り込み、口からスイカの種飛ばしの如くオルグシードを放つことでツボオルグを巨大化させるという離れ業を見せたこともある。
尚、折れた杖は元の状態でヤバイバの下画面から取り出したのだが、少し臭うらしい。
ツエツエ「(臭いが気になり)これ、どっから出したの?」ヤバイバ「え、いや、聞くなよ(照れながら)」
本人はこの姿を相当気に入っており、Quest31にて千年の邪気消滅に伴って元の姿に戻ってしまった際には「結構気に入ってたのに…」と嘆いていた。
- ツエツエ
こっちだって上司の為に…体張ってるのよ!
演:斉藤レイ
ヤバイバと共に行動する女性型オルグで、ベールを纏った妖艶な美女。
人間態になった事もあり、その時の偽名は「杖野杖子」。
その名の通り長い杖を武器としている他、その杖に入っているオルグシードでオルグ魔人を巨大化させる役割を持つ。
ヤバイバ同様中間管理職の哀愁が漂う憎めない存在で、人間界ではヤバイバとよくコスプレしている。
冴とは「おばさん」「小娘」と罵り合う仲で、バトル時の忍者コスではかなりの美脚を披露。
Quest25ではウラの兜を手にした途端ハイネスデューク・鬼姫(オニヒメ)に一時的に変貌している。
一度はラセツに使い捨てられて死亡し、鬼霊界の更に奥に存在する「鬼地獄」の落とされた。
しかし、後にヤバイバが彼女の角に彼女を倒した破邪百獣剣の力を込め、更にはそれを餌とし、正月オルグからのお年玉で購入した釣り道具で釣り上げられたことで復活。
同時に自分にくっ付いて復活したヘルハイネス達によって「オルグの巫女」になった。
Vシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』にも登場しているが、復活して最初に気にかけたのはヤバイバのことであり、仲の良さがうかがえる。
4年前まで冥王星を守護に持つ正義の美熟女戦士をやっており、ここでもやっぱり杖を使っていた。
ちなみにティラノレンジャーを某月の戦士と取り合ったことがある。
人間に変装した時の黒髪ロングの元ネタはこれ。
- 装甲ツエツエ
そっちの二人、どっかで見たような…?
オッホホホホ…ツエツエは生まれ変わったのよぉ~!
Quest27からQuest31まで登場。
ヤバイバと同様、溢れた千年の邪気を浴びたことでパワーアップした。
鬼姫(オニヒメ)に似た姿をしており、顔がマスクで覆われている。
Quest31にて、やはり千年の邪気消滅に伴って元の姿に戻ってしまった。
- [[狼鬼>狼鬼]]
CV:竹本英史
登場話:Quest15~Quest26
千年前、先代のガオの戦士によって封印された最強のデュークオルグ。
ウラの手によって復活し、ガオレンジャーに幾度となく襲い掛かった。
詳しくは個別項目参照。
- プロプラ
照準セット。機銃掃射プラ~!
CV:石川英郎
登場話;Quest32~Quest33
ラセツの片腕たる戦闘機のような見た目のデュークオルグ。
語尾に「プラ」と付けるのが口癖。
空中を飛び回り、体の機銃で周囲を破壊する。追尾性能を持つ「プロペラカッター」を飛ばす。
キュララ共々ラセツによってヤバイバとツエツエのエネルギーを流し込まれてパワーアップするが、ガオイカロスによって2人仲良く倒された。
- キュララ
主砲スタンバイ、OKキュラ。発射キュラ!
CV:飛鳥井豊
登場話:Quest32~Quest33
ラセツの片腕たる戦車のような見た目のデュークオルグ。
語尾に「キュラ」と付けるのが口癖。
角でもある頭部の「キュララ砲」と、両腕の火砲による砲撃を得意とする。
プロプラ共々ラセツによってヤバイバとツエツエのエネルギーを流し込まれてパワーアップするが、ガオイカロスによって2人仲良く倒された。
- ドロドロ
ラセツ様の御心のままに……
CV:増谷康紀
登場話:Quest42~Quest43
ラセツ直属の部下である忍者のような姿のデュークオルグ。
ラセツには従順だが、任務の為ならば仲間も平気で欺く卑劣漢。
[[????「卑劣に徹してこそ忍びよ!」>地底帝国チューブ]]
武器は刀と大筒。
また、彼が作る忍装束にはオルグ反応を掻き消す力がある。
独自に編み出した「オルグ忍法」の使い手であり、本編にて披露したのは以下の通り。
- 影分身:相手の陰から相手と同じ力を持った漆黒の分身を生み出す。この分身は本体と感覚を共有しており、分身が傷つけば本体も傷つく。
- 死霊傀儡:死したオルグ魔人の幻影を生み出す。相手からの攻撃をすり抜けてしまう一方、相手には攻撃が通るという理不尽仕様。
- 巨大変化:巨大化した自身の幻を投影する。
- 鬼霊界封じ:オルグの怨念が渦巻く異世界「鬼霊界」に敵を閉じ込める、生涯に一度しか使えない究極忍法。
鬼霊界は現実世界とは完全に隔離されている為、戻ることも百獣召喚も不可能となる他、よほどの例外がない限りオルグ怨念には誰にも勝てない。
ラセツの命令により、単独行動を繰り返すヤバイバも影分身で葬ろうとするも、彼が持つウラの銅鏡で術を跳ね返されて、自身の分身を作ってしまい、ガオレッドにそれを倒されたことで敗北するも、名誉挽回を狙うヤバイバによって巨大化。
ガオレンジャーを鬼霊界封じで苦しめるも、テトムの思いが籠った卵焼きを食べたガオライオンが巨大化し、そのままガオファルコンやガオシャークにガオタイガー、ガオエレファントが合体してガオケンタウロスが完成。
次元を割いて現れたガオケンタウロスには怨念も叶わず、最期は「究極剣技獣王の舞」で敗北し、それと同時に鬼霊界も消滅した。
オルグ魔人
この世には、邪悪な念や衝動が漂っています。
そのパワーが、物の姿を真似て生まれたのが、オルグです!
オルグは、貴方のすぐ近くにも生まれるかもしれません。
本作における「今週の怪人」枠。
邪気がこの世の器物の形を真似ることで誕生するが、ハイネスデュークが器物にエネルギーを注ぎ込むことでも誕生する。
デュークオルグのことは一本角と敬意をこめて呼ぶことが多く、彼らにスカウトされる形で組織の為に働くことになる。
大体はそのスカウトを素直に受け入れるが、中には自身のポリシーなどから断る者もいる。
基本的にどこか間抜けさや愛嬌の感じられるデザインが多いが、そのせいでそんな見た目に反した実力者も存在し、そのギャップに大いに驚いた視聴者も多かったとか。
名前は「(モデルになったもの)+オルグ」で統一されている。
実は歴代でもかなり珍しい「全ての怪人が登場したその話で倒され、別の話に決着が持ち越されない」パターン。
プラグマオルグ
Quest 1に登場。CV斉藤芳
コンセントプラグのオルグ。
自称「雷神」。右手から放電する。破邪百獣剣で倒された後は巨大化させてもらえなかった。
タービンオルグ
Quest 1に登場。CV緒方文興。
タービンのオルグ。
プラグマの相棒で、自称「風神」。顔と右手のタービンを回転させて突風を起こす。作中で初めて巨大化したオルグ。
''ハリガネオルグ''
Quest 2に登場。
有刺鉄線のオルグ。項目を参照。
カメラオルグ
Quest 3に登場。CV岸祐二。
カメラのオルグ。
撮影された相手は生命力を奪われて透明になり、やがて消滅する。フィルムを伸ばして相手を絡めとる「フィルムストーム」や、放電能力も持つ。
しかし最初は自分でシャッターを切れないという割りと致命的な弱点があったため、普通のカメラに化けて人間にシャッターを押させていた。シュテンにレリーズを付けてもらったことで、弱点を克服している。
ツリガネオルグ
[[「偏に風の前の塵に同じ~!」>平家物語]]
Quest 4に登場。CV田中亮一。
釣り鐘のオルグ。
木槌を持っており、これで敵を直接殴るだけでなく、自分を撞くことで破壊音波を放つ「ツリガネアロー」を必殺技とする。
釣り鐘を形成する能力も持ち、敵に被せて閉じ込め、木槌で殴ることで電撃を加えたり、窒息させたりできる。
タイヤオルグ
Quest 5に登場。CV島田敏。
自動車用タイヤのオルグ。
巨大なタイヤに変形して爆走する。変形する時に近くに居る者を体内に閉じ込めることも可能。二丁の斧「ブーメランアックス」が武器。
ゴム製の体は物理攻撃には強いが、高熱には弱い。
ウエディングドレスオルグ
「やっぱり男は嫌いだーーーーー!!」
Quest 6に登場。CV江川央生。
紫色のウエディングドレスのオルグ。男性。
ウエディングドレスに擬態し、自身を着た女性を操るなどして拉致し、手にしたトーチで生命力を吸い取ってマネキンに変えてコレクションしていた。生命力を人間に与えることで若返らせることが可能。トーチを振り回す「誓いのロウソク攻撃」や、トーチから放つ「ウエディングビーム」が必殺技だが、トーチの火が消えると無力。
帆船オルグ
Quest 7に登場。CV宇垣秀成。
幽霊船のようなオルグ。
鎖付きの錨を振り回し、左手の「操舵輪シールド」であらゆる攻撃を防ぐ。自信過剰なきらいはあるが、その大口に見合う実力を持つ強敵。
シグナルオルグ
「辞世の一句、横断歩道は緑になったら渡ろうぜ……」
Quest 8に登場。CV眞水徳一。
信号機のオルグ。
信号機に化けて交通を混乱させる。三色の光線を放つことができ、「記憶消去・グリーンシグナル」は相手を記憶喪失にさせ、「動作制御・イエローシグナル」は対象の動きを停止させ、「万物破壊・レッドシグナル」は対象を爆砕する。
携帯電話オルグ
「精密機械は寒暖差に弱いんだ!」
Quest 9に登場。CV津久井教生
携帯電話(フィーチャーフォン)のオルグ。
「超電磁波」は通信障害を起こすだけでなく、Gフォンの機能を封じてガオレンジャーを変身解除に追い込める。
電話回線に割り込んでは超音波で携帯の持ち主を驚かせ、取り落とさせた携帯から好みのものを強奪していた。
ブルドーザーオルグ
「[[ガオマッスル>ガオマッスル]]だろうが、やっつけてやりマッスル!」
Quest 10に登場。CV松本大。
ブルドーザーのオルグ。
重機のパワーを活かした突撃と、目から放つ破壊光線が武器。何かと親父ギャグを発する。
武者人形オルグ
「出てこい、ガオレンジャー!」
Quest 11に登場。CV梁田清之。
シュテンが手ずから作り上げた、武者人形のオルグ。
切れ味鋭い「オルグ剣」から繰り出す「オルグ剣・満月斬り」を必殺技とする他、目や剣からビームを放ち、火縄銃も装備している。かなりの強豪。
コピーオルグ
「フッフッフッフ…ガオレンジャーの諸君、これからもっと面白い事が起こるぜ。へっへっへ……」
Quest 12に登場。CV高戸靖広。
コピー機のオルグ。
右手のスキャナーで対象の姿を取り込み、コピーを生み出したり、相手に成り済ましたりできる。
丸めた紙のような爆弾を投げたり、紙を伸ばして敵を絡めとる「コピー紙軍艦巻き」で動きを封じたりする。
フリーザーオルグ
「光栄にもシュテン様のお声掛かりで、ガオレンジャーを倒す役目を承ったのだ~!」
Quest 13に登場。CV田中一成。
赤い冷蔵庫のオルグ。
顔の扉を開いて冷気を放ち、相手を「急速冷凍」する。最後の手段として、全身から放つ冷気で自分ごと敵を凍りつかせ超低温爆発を起こす「絶対零度」を持つ。
シュテンへの忠誠心が強く、命を投げ捨てることも辞さない。
絶対零度でガオマッスルやGフォン、ガオの宝珠を凍りつかせてガオレンジャーを変身解除・不可能に追い込んだ。
掃除機オルグ
「掃除機壊すと、ゴミだらけ~!」
Quest 15に登場。CV塩屋浩三。
掃除機のオルグ。語尾に「スイー!」をつけて喋る。
体から伸びたノズルの先端を換装することができ、あらゆる物を吸い寄せる「掃除機ハンド」の他、鋸型の剣「クリーナーソード」や斧「クリーナーアックス」、放電機能を持つ「電撃クリーナー」を使い分ける。
割りと強豪だが、ウラが欲しがる「美しいもの」を集めるべくデューク2人共々日本中を駆け巡る羽目になった苦労鬼でもある。
バスオルグ
「こんな所で終点とは~!」
Quest 17に登場。CV岸野幸正。
バスのオルグ。
バスに化けることができる。体当たり「バスアタック」、タイヤ型爆弾「タイヤボンバー」、腹部ハッチ内の「バスマシンガン」、目から撃つ破壊光線と、豊富な戦力を持つ。
時計オルグ
「あっし、生国と発しますは時計屋さん、時計オルグと申します」
Quest 18に登場。CV松野太紀。
鳩時計のオルグ。
頭の鳩が能力の根源であり、時間停止能力「タイムフリーズ」、相手の動きを操作する「タイムリバース」、過去の世界を模した幻想世界を作り出す「タイムスリップ」といった能力を持つ。時計針型の剣が武器で、風来人気取り。
ウルフシードで巨大化した後は、無数の鳩を飛ばし爆発させる新技「鳩分身」を披露した。
メガネオルグ
「女性に暴力を振るうとは、最低の男ザマスわね!」
Quest 19に登場。CV金野恵子。
眼鏡のオルグ。通常オルグ魔人の紅一点で、語尾に「ザマス」を付けて話す。
眼鏡に化け、自分をかけた人間を操る「アイグラスキャプチャード」が得意。この能力で女性を操っては、言葉巧みに男性に取り入って貢がせていた。
戦闘では、目から撃つ破壊光線「アイグラスビーム」と、両手から展開する眼鏡型の「アイグラスバリア」で戦う。
バイクオルグ
「750ccにパワーアップした俺は倒せないぜ!」
Quest 20に登場。CV今村卓博。
バイクのオルグ。
1年前は排気量50ccの「原付オルグ」であり、技は頭突きの「原付アタック」のみで、正直に言って弱く、ガオイエロー単身でもなんとか封印できた。
封印中に恨みのパワーで排気量750ccの「ナナハンオルグ」にパワーアップし、狼鬼の手によって復活。口から出す鎖で敵を絡めとる「チェーンアタック」や、左手のプラグから放つ電撃「プラグショッカー」といった新技を引っ提げてガオレンジャーへのリベンジに臨んだ。
人体標本オルグ
「最近のガキは生意気で困る。昔はもっとオイラを怖がってくれてたのになぁ…」
Quest 21に登場。CV阪口大助。
人体模型のオルグ。
昔から鬼山小学校に潜み、子供達を驚かせてきたが、最近は怖がられないのが悩み。
それぞれ緑と黄色の液体が入った2つのビーカーを同時に投げて爆発させる「ビーカーシャワー」や、体の骨を投げて爆発させる「ホネホネ爆弾」、目から放つ破壊光線といった技を持つが、あんまり強くない。
芝刈機オルグ
「こういう微妙な芝目が、試合を左右するんだよな!」
Quest 22に登場。CV坂口哲夫。
芝刈機のオルグ。
体の下に顔があり、口のカッターで敵の脚を切る戦法が得意。この戦法で、ガオキングの下半身を構成するガオバイソンに重傷を負わせた。また、両手は鎌に変形する。
芝生の状態にうるさい。
キマイラオルグ
Quest 24に登場。
ウラが狼鬼から奪ったエレファント、ジュラフ、ベアー、ポーラーの宝珠の力を泥人形に込めて作り上げたオルグ。つまりはパワーアニマルのオルグ。
エレファントの鼻の如く伸縮自在で発射も可能な右腕、右肩のポーラーから吐く冷気、左肩のベアーから吐く炎、ジュラフの脚力を活かした足技、6つの目や全身から放つ稲妻が武器。破邪百獣剣を片手で弾き返すほどのパワーを誇る。
ウラは、他の宝珠の力も組み込んでパワーアップさせ「百獣オルグ」を生み出そうとしていた。
カラオケオルグ
「貴様、今じゃディスクは貴重なんだぞ!」
Quest 25に登場。CV梅津秀行。
オニヒメが作り上げた、カラオケマシンのオルグ。
カラオケマシンに化けて歌を歌わせることで、歌った人の言霊を奪い猫語しか喋れないようにしてしまう。ガオレッドは猫語を通訳できた。
大音響で相手を苦しめる「スピーカー攻撃・ボリューム全開」や、コード付きマイクを敵に巻き付けて感電させる「マイク攻撃」、左手のスパイク付きマイクを回転させる「ドリル攻撃」の他、胸のモニターから放つ閃光や、モニターの下から飛ばす「レーザーディスクカッター」を戦力とする。
シルバー以外のガオレンジャー5人から言霊を奪い、変身不能に追い込んだ。
ツボオルグ
[[「良い仕事してますねぇ~!」>開運!なんでも鑑定団]]
Quest 27に登場。CV川津泰彦。
1000年の邪気が壺を模して実体化したオルグ。
札を貼り付けた相手を壺の中の異空間へ吸い込む。また、左肩の壺の口から溶解液を噴出。
ボウリングオルグ*4
「頭が重くて肩が凝リング……」
Quest 28に登場。CV遠近孝一。
1000年の邪気がボウリング場にあったピンのオブジェを介してウラの泥人形に宿り、オルグとして実体化。
ボールに水平回転をかけながら投げ転がす「ストライクボール」が必殺技。接近戦では、ピンを棍棒代わりに殴り掛かる。
語尾に「リング」をつけて喋る。
墓石オルグ
「ボディーの堅さは、墓石の絶対条件!」
Quest 29に登場。CV園部啓一。
1000年の邪気が(ウラが作ったと思われる)ガオレンジャーの墓石に宿って実体化したオルグ。
鉾による連続斬り「仁義無用斬り」、対象を囲むように火の輪を起こす「非業鬼火攻め」が必殺技。目から鬼火を飛ばす攻撃も持つ。巨大化後は、地割れから爆発を起こす「合掌地獄崩し」を新たに使用。
石が素体だけに物理防御力が高く、巨大戦では精霊王の必殺技を悉く跳ね返した。
炭火焼オルグ
「所詮、人のナリをしててもオルグはオルグ……」
Quest 34に登場。CV諏訪太郎(人間態も兼任)。
木炭のオルグ。石炭呼ばわりされると怒る。
元々は他のオルグと同じ暴れん坊だったが、昭和21年の秋、何を焼いても満足できず「本当に焼きたいものは何か?」と悩んでいたところ、自分の攻撃で焼けた芋を子供が食べるのを見て「焼きたいものが分かったような気がした」と改心し、以後は屋台のオヤジ「文左衛門」として全国を渡り歩き、備長炭で焼いた串焼きを人々に振る舞ってきた。
体を独楽のように回転させながら高熱の炭を乱射して敵を怯ませ、最後は煙に紛れて逃げる「微塵隠れ」が得意技。ツエツエに操られてからは、炭団を飛ばして炸裂させる「たどんミサイル」、左手から火炎を放つ「うなぎ炎上かば焼き攻撃」といった攻撃用の技を繰り出した。
カジヤオルグ
[[「お前らのお腰につけた獣皇剣、1つ私に下さいな、っと!」>桃太郎]]
Quest 35に登場。CV岸野一彦。
鍛冶道具のオルグ。
右手にセットする金槌と左手にセットするヤットコを駆使する凄腕の鍛冶屋。額のハッチから放つ高熱火炎「鍛冶屋ファイヤー」やその炎で怯んだ敵を金槌で殴る「鉄は熱い内に打て攻撃」、釣竿で敵の装備を奪い取る「秘技・鮎の友釣り」、右肩のふいごを動かして左肩から炎を放つ「ふいご攻撃」が必殺技。
ラセツに献上する食器セットの素材を探し、獣皇剣に目を付けて奪い取り、食器に改造してしまう。そのせいで、レッドとシルバー以外のガオレンジャー4人は百獣召喚が出来なくなってしまった。
魔笛オルグ
[[「オルグが来りて笛を吹く~!」>金田一耕助]]
Quest 36に登場。CV宮田浩徳。
笛のオルグ。オカリナやリコーダーなど、多様な笛が組み合わさった姿。
笛を奏で、人々を踊り狂わせる。左手から放つ「リコーダーミサイル」や「リコーダービーム」が武器。接近戦では「魔笛拳」なる拳法を使う。
「超音波笛」を吹くことで、獣皇剣の音色をかき消して百獣召喚を妨害した。
ジャグリングオルグ
「ピエロの兄貴とジャグラーの俺! 2人揃えば、チームサーカスや!」
「え? 俺ってピエロだったの?」
Quest 37に登場。CV早瀬俊行。
ジャグリングが得意なオルグ。関西弁で喋る。
お手玉なナイフといったジャグリングの道具を投げて攻撃する。
かねてからのヤバイバの弟分で、二人で結成した「チームサーカス」での連携攻撃が得意。
猛獣使いオルグ
「巨大なる猛獣使いオルグの電磁鞭が唸る時、精霊の王ガオキングは完成するザンス!」
「ん~、私の出番がありません……」by増岡弘
Quest 38に登場。CV今村直樹。
猛獣を操るオルグ。
電磁鞭を振るい、ガオレンジャーや精霊王さえも操る。一方でイエネコのような「猛獣ではない動物」は操れない。また「一匹狼の集まり」であるガオハンターも操れなかった。
語尾に「ザンス」を付けて話す。
モニターオルグ
「我ら、品物の形を借りたもの。我ら、人間により生み出されたモニ!」
Quest 39に登場。CV矢薙直樹。
家電ゴミのオルグ。
自身の体にあるモニターを見た人間を、モニターの中の「モニター世界」に閉じ込める。戦闘では「アンテナ剣」や、右手から放つ「リモコンビーム」、分身能力「電波障害ゴースト」、腕から伸びるケーブルを駆使する。
倒されても「リモコン虫」なる分体を遺し、これに取り憑かれたものはラセツが持つリモコンで操られる。
語尾に「モニ(ター)」を付けて話す。
ブリキオルグ
Quest 40に登場。声は出さず、駆動音を発する。
ブリキのロボットから生まれたオルグ。
右手の丸ノコ、左手から放つ火炎、頭部に付いたプロペラ爆弾、目から放つ光弾が武器。金属製のボディーは防御力が高い。
クリスマスオルグ
Quest 41に登場。CV野田圭一。
クリスマス風のオルグ。
臭い靴下くらいしか武器が無い(自称)。
人間と仲良くしたいと語り、走に接触。二人で子供達にプレゼントの入った靴下を配る。
正体は、オルグ界一の演技派クルシメマスオルグ。
雪の結晶型の「スノー手裏剣」、クリスマスツリー型の「ツリー剣」、光線銃「クルシメ銃」、「クルシメバズーカ」といった豊富な武器を持つ。
プレゼントに釣られた子供達を先述のプレゼントを入れていた靴下へ吸い込み、半日かけて熟成させることで「究極の夢エキスジュース」に変え、ラセツへ献上しようとする。
正月オルグ
Quest 46に登場。CV龍田直樹。
正月風のオルグ。
後光から放つ閃光「初日の出フラッシュ」と、両肩の「門松キャノン」が武器。しかし弱い。
ヤバイバがマトリックスの所在を隠そうとする間、ガオレンジャーに羽根突き・カルタ・独楽で勝負を挑んで時間を稼ごうとした。こちらはめっぽう強かった。
彼がヤバイバに渡したお年玉が、最終決戦の布石になったんじゃないかとか……。
蒸気機関オルグ
「一本角、許さん!」
Quest 47に登場。CV仮屋昌伸。
蒸気機関車から生まれた、最強最後のオルグ魔人。
腹の釜からは高熱火炎を、頭部からは高温の蒸気を噴出。ボディーは非常に堅牢。
強力なオルグだが、結局ヤバイバに捨て駒にされてしまった。
雪ダルマオルグ
「ダ~ルダル~…雪玉乱れ投げ~!」
『てれびくん』2002年2月号の付録「ガオアクセスCD」内のボイスドラマ「ガオパンダあらわる!!」に登場。CV松本大。
姿は「ガオアクセスCDひみつブック」内のビジュアルストーリーでのみ確認でき、名前通り雪ダルマを模している。
「ダ~ルダルダル」と笑い間延びした喋り方をする。熱攻撃を受けると溶けてしまうらしい。
等身大ではぶつけた相手を凍らせる雪玉を投げつける「雪玉乱れ投げ」を使い、巨大化後は猛吹雪を起こす「粉雪乱れ吹雪」で獣皇剣の音色をかき消したりガオウルフ達を冬眠させたりしたが、突如出現したガオパンダにより逆転される。
オルゲット
本作の戦闘員。Quest2から登場。
頭に角の出来損ないのようなコブがある。
金棒が武器で、「ゲット、ゲット、オルゲット!」という鳴き声を発する。
回によってはほっかむりを被って土木作業にいそしんだり、ヤバツエコンビと共にラセツに料理を振る舞ったりと大忙し。
Vシネマ『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではラクシャーサの邪気でコブが金色に染まり、強化された個体が登場。
また、冴とみくを追う際に水着姿の女性にも化けている。
基本的に灰色姿だが、1000年前では赤いオルゲットが確認されている。
消えゆかんとする項目に、再び追記・修正を……!ハァッ!!
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▷ コメント欄
- オルグマスターの正体って後付けですか? -- 名無しさん (2020-03-04 21:53:53)
- センキのデザインがヤバイバに激似なのって、本来はヤバイバの正体がセンキの予定からだったんだろうか。 -- 名無しさん (2020-03-04 22:15:17)
- ポジション的にはこう? シュテン(モンス・ドレイク)、ウラ(膜インと筋グゴン)、ラセツ(ロボゴーグ) -- 名無しさん (2020-03-04 22:48:02)
- 付喪神成分の方が強くてあまりストレートに「鬼!」って印象がないなこいつら -- 名無しさん (2020-03-05 00:34:02)
- ↑3 素材になった3体のハイネスの色と顔のパーツを合わせたら、偶然似た姿になっただけだと思う -- 名無しさん (2020-03-05 01:20:17)
- 柴田秀勝氏の声で男女が同時に喋るキャラって言うとマジンガーのあしゅら男爵を思い出すな -- 名無しさん (2020-03-05 16:49:57)
- ハイネスデュークのデザイン好き シュテンが目、ウラが耳と鼻、ラセツが口、全てが融合したセンキ -- 名無しさん (2020-03-06 17:58:57)
- 海「どーでもいいけど、全然理科室の怪談じゃねーし!」 走「看板に偽りアリだぜ!」 -- 名無しさん (2020-03-06 18:26:28)
- 天道「おばあちゃんが言っていた『男がやってはいけない事が二つある。女の子(テトム)を泣かせる事と(テトムの作った)食べ物を粗末にする事だ』」 -- 名無しさん (2020-03-08 16:19:48)
- シュテン戦はガオソウルを封印されて変身できず ウラ究極体戦は4人殺害され ラセツ戦はGフォンをバラバラにされたあげく変身出来るシルバーも一方的にやられ 本拠地までズタボロに... それぞれピンチは乗り越えたが 鬱な展開が後半になるほど加速してるよね -- 名無しさん (2020-03-08 23:07:25)
- 拡張子orgを見るたびに思い出す -- 名無しさん (2020-03-08 23:10:46)
- シュテン ソウルバード付きガオキングに敗北 ウラ 強化状態でガオイカロスに敗北 ラセツ ガオマッスルとガオイカロス2体相手にやや苦戦してとどめはガオケンタウロス こうして見ると案外ハイネスの力関係はそこまで差はないのかも -- 名無しさん (2020-03-09 11:53:33)
- 106対1と言う凄いリンチなラスボス戦www -- 名無しさん (2020-03-09 14:42:43)
- ↑4最終決戦ではパワーアニマルが全滅するというこの上ない絶望展開 -- 名無しさん (2020-03-10 19:10:12)
- 上司としてハイネスの中じゃウラが一番マシだな。倒れた後に喋り方を酷評されてる件は泣いていい -- 名無しさん (2020-03-10 20:26:01)
- ↑同感。頭に鉢巻巻いて大工作業( シロガネを殺す磔用の十字架づくり )→ツエヤバコンビに今までの苦労を詫びる。をやったからね...。しかも、千年の邪気で変身してガオレンジャーを全滅しかけたほどでしたし。 -- 名無しさん (2020-03-13 14:00:23)
- 百鬼丸を超えし、千鬼 -- 名無しさん (2020-03-17 19:12:39)
- オルグマスターが実在してたら、演者も郷里さんになってたのだろうか?(実際、パワレンのセンキもマスターオルグ(オルグマスター)の最終形態だし) -- 名無しさん (2020-03-25 20:45:40)
- 次のガオの戦士の戦いは西暦3001年頃か…なんか別の戦隊とかぶりそう -- 名無しさん (2020-04-06 15:59:35)
- 話見てても如何に炭火焼オルグがとんでもない例外か分かるよなあ…あの話があるから後のクルシメマスの話が効いてくる… -- 名無しさん (2020-04-06 16:27:41)
- ↑↑ダイレンジャー、キョウリュウジャー「だねー」 -- 名無しさん (2020-04-06 16:30:31)
- おや?ウラ究極体が明るい色になってる -- 名無しさん (2020-04-11 22:46:53)
- ツエツエ「嫌ぁ~っ!!またしてもぉ~っ!!!」 -- 名無しさん (2020-04-15 20:29:44)
- シュテンがお仕置き食らうシーンは自作自演だったのかもなあ -- 名無しさん (2021-03-19 21:13:46)
- タイムレンジャーの時代にオルグが復活してそう -- 名無しさん (2021-07-31 21:58:19)
- なお、ゼンカイジャーとゴーカイジャーがコラボするGロッソでは、バリゾーグやリュウオーンや十臓と供に「 ヤバイバ 」が再登場してた模様....ハリケン vs ガオ以降の再登場が無いからスーツもう無い or 使用不可能なのかと思ってたけど残ってたんだ....。 -- 名無しさん (2021-10-28 01:01:35)
- 因みにてれびくんの「 とある漫画( ヨシダーが提供・活躍する「 次号の付録・応募者プレゼント 」についての予告漫画 ) 」では、カガミオルグ、プレゼントオルグ( ガオパンダに成敗された後に改心し、サンタクロースの助手となった )、ランドセルオルグ等のオリジナル・オルグ魔人が登場している。 -- 名無しさん (2021-12-11 22:46:58)
- ↑3 というか、実際にVSタイムを見越した設定なんだろうね(そっちはポシャっちゃったけど) -- 名無しさん (2022-02-21 12:45:28)
- ほとんど強敵が多かったな -- 名無しさん (2022-09-01 18:47:36)
- ↑5↑3 30世紀に復活したオルグとロンダーズファミリーの残党で行方を絡ましていたリラが手を組んで悪事を働くストーリーが想像できる。 -- 名無し (2023-03-19 00:37:20)
- それまであまりダメージ負ってなかったキュララが百獣剣を喰らう直前に弱ってたのは角でもある主砲を折られたからかな.....ツエツエみたいなことになってたと思うと少し切ない。 -- 名無しさん (2023-08-04 20:57:01)
- 両腕のデザインを見るに、センキは構想段階だとヤバツエコンビも取り込んで誕生した設定だったんだろうか -- 名無しさん (2023-09-13 21:08:55)
- 上でヤバイバのスーツが残ってたってあるけどマジか。ゼンカイってことは20年前のはずなのに。『最も長く保存された怪人のスーツ』でギネス行けそう。 -- 名無しさん (2023-12-10 00:35:00)
- オルグといいヒトツ鬼といい戦隊シリーズにおける鬼は人間の持つ負の思念や衝動から生まれやすいのか -- 名無しさん (2024-01-13 11:42:59)
- ↑2 ところがどっこい、放送当時のスーツが41年経ってからほぼそのまま再利用されたミラクル星人がいる -- 名無しさん (2024-01-13 13:07:50)
- >その性質上、悪意の発生源である人間がいる限り、根絶する事は不可能。 なら、人間が一人残らず『地球以外の星』に移住すれば良いんだな -- 名無しさん (2024-02-25 21:13:12)
#comment
*2 なお、劇中ではシュテンが最終作戦時にお怒りの火炎放射のお仕置きを食らうシーンがある他、『てれびくん』2002年2月号の「ガオアクセスCD」のオリジナルドラマでも大神月麿が「オルグマスターとの戦いも近づいている」と発言していた事から、当初は実在させる予定だった可能性もある。
*3 現代で言うところの「天地震撼ビーストハリケーン」。
*4 「ボーリングオルグ」が正式名称らしいが、劇中テロップでは「ボウリング」。
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