秋原雪花

ページ名:秋原雪花

登録日:2020/01/20 (月曜日) 17:10:53
更新日:2024/05/16 Thu 11:02:15NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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私は生きるよ。どんな手をつかっても

それが悪いことだとは思わない


CV:千本木彩花


秋原雪花(あきはら せっか)とは『結城友奈は勇者である~花結いのきらめき〜』に登場するキャラクターで、今作発の勇者である。



概要

中学二年生で、神世紀から遠く離れた過去である西暦の時代に存在していた北海道・旭川市はカムイコタン周辺を守っていた勇者。
ラーメンが好物の眼鏡少女。
明るく社交性の高い性格をしており、普段の言動は飄々として掴みどころがない。
人との接し方や関係性を計算して立ち回っている節があるが、腹黒キャラではなく、
一度関わった以上は最後まで関わり続けるという強い責任感を持ち、
理屈ではない言動に理解を示すなど思いやりもある。
ただ戦っていた環境は「心を許せる友達はいなかった」、「利用されてるって感じ」……など土地柄だけではなく精神的に寒かったようで、
神樹世界に召喚された初めこそ困惑していたが、物語が進むにつれ「あそこには戻りたくない」という気持ちを強く募らせていく。


各地の城郭を巡って思いを馳せるのが大好きという歴女であり、
北海道にあり幕府軍終焉の地である五稜郭について喋る場面もある。
裁縫が得意で、恐らく歴代勇者の中では上位に入るほどのファッションセンスを持ち、昔はファッションデザイナーに憧れていたらしい。
出身地が出身地なので寒さに強く、他のメンバーが寒さで動けなくなる中涼しい顔をしていた*1
ただ、例の黒いアレはダメなようで、水泳も苦手。



勇者としての能力


秋原雪花、そこそこにやりまっせ!!


イメージカラーは紫。モチーフとなる花はペチュニア。
勇者装束はアイヌの民族衣装を彷彿とさせる衣服を身に纏う。
武器は投槍。鋭い穂先を持ったそれを投げて人類の天敵であるバーテックスを貫く。
加護を受ける北海道のカムイは神樹とは系統が異なり、精霊とテレパシーで会話できる能力を持つ。


《雪花の精霊》

  • 桂蔵坊

鳥取県に東部に伝わる狐の妖怪で、池田の殿様に大変可愛がられていたという。
雪花がいた時代で実際に関わりがあったのかは不明。


  • コシンプ

アイヌ民話に伝わる精霊。山林の動物をしたものはイワコシンプ。海の動物をしたものはルルコシンプと呼ばれる。
こちらは雪花がいた時代で実際に関わり合いがあり、カムイに選ばれた彼女をサポートしていた。



以下、本編のネタバレ。

+ 《秋原雪花の章》-

……私は秋原雪花。北海道は旭川カムイコタンのぽつんとした民家暮らし


いざという時に逃げ込める隠れ家を作る為、地面を掘りつつ雪花は現状を整理する。
世界が混沌に包まれ、突如として天災が降り来った日。2015年7月30日において雪花はカムイに選ばれ、人々を守る勇者となった。
特に旭川の被害は甚大で、両親は早々にバーテックスによって殺されてしまい、雪花は一日中泣きはらした。
……しかし、絶望に浸る暇などどこにもなく、精霊の導きに従い戦いに身を投じる。


偉い人から、そう評価してもらえるのは嬉しいですねぇ


両親が亡くなってしまったのだから、私の家に住めばいいと、まるで勇者を自分のものにせんと牽制し合い派閥争いに明け暮れる大人達。
周囲には親身になって助けてくれる人もいないという環境下に置かれた雪花は、孤軍奮闘を重ね、いざという時のために隠れ家を作る程に追い詰められていた。


……寒いなぁ


雪花を義理の娘にして、自身の権力を高めようとする人。
カムイの力を解明して奪い取り、娘に与えようとする人。
弱者を生贄として捧げ、カムイの力を高めようとする人……自分を醜い権力闘争の材料にする大人達に失望した雪花は、今日も今日とて洞窟を掘る――。
……皮肉にも、自分が失望した大人達と何ら変わらないことをしているのだが、雪花にはそれに気づく余裕がなかった。


ん。良かったね。無事で

そっちこそ偉いね、元気で

勇者様がいてくれるから!


犠牲者もなく周囲を守り抜いた雪花だったが、
弱者ではなく権力者である自分を最優先に救え、救出手順を間違えるな。と、糾弾され思わず俯いてしまう。
しかし、守った老婆の孫に励まされどこか暖かい気持ちを抱いた。


は?今の三倍の数がもうすぐ来る?マジで?

……ん~~~!!私は今まで頑張った!!

帰る!!


死力を尽くして戦い、いつもより数倍以上の群れを成して襲来した敵を殲滅。
だが、続けざまに先ほどより三倍の兵力が迫っているとコシンプから聞いた雪花は、御役目を放棄してしまった。
隠れ家として掘った洞窟へ逃げ込むが…。


何で私は来ちゃうんだよ!!!!

あそこにいれば良かったのに!!

それは秋原雪花は勇者であるから!? やかましいわい!


守り助けた老婆の孫の笑顔が頭に浮かんだ雪花は、洞窟から飛び出し天より降り来る異形の化け物を投槍で貫く。
勇者・秋原雪花の戦いは、まだ始まったばかり――。




  • 花結いのきらめき

「花結いのきらめき」では、本作が発となるオリジナル勇者として登場。花結いの章では、第5話で古波蔵棗と共に登場し、合流する。
プレイアブルキャラとしては、東郷さん&須美と同じく遠距離型に属している。
遠距離型としては最大のクリティカル率と圧倒的な手数を誇り、
樹ちゃんと組ませれば近接戦闘型の出る幕はなく、ボスでさえ瞬殺が可能となる。


東郷さんとは下の名前で呼び合う仲で、同じ時期に合流した棗とは一緒に行動していることが多い。
気遣い屋であり自分を中心に祝われるのが少し苦手な高奈ちゃんとは、誕生月が同じであり、二人をどう祝うのかが勇者部の課題ともなっている。
上気のように「北海道に帰りたくない」と思いを募らせており、一部ユーザーからは裏切るのでは……? と予想されているが、果たして……。


なんだ私の記事の追記・修正って、愛人か!草生えるワ



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  • 方向性こそ違うもののぐんちゃんと同じで回りの大人に恵まれてない。あんな状況でも務めを一人でこなしてるんだから闇が深いどころかむしろお人よしレベル -- 名無しさん (2020-01-20 20:15:50)
  • せっちゃんはいつまで北海道を守り切れてたんだろう… -- 名無しさん (2020-01-20 20:33:18)
  • ↑勇者が一人しかいない、後継者が育たないとどの道詰むしな。 -- 名無しさん (2020-01-21 16:46:25)
  • そもそもどの時点まででも「守り切れ」てるわけないんだよな。他の勇者達とは範囲も状況も違いすぎる。ある意味彼女+1人でもいる限りは守れてるって言えるんだろうが…。大人にしても、良い人ほど早く死んだだろうというジレンマ -- 名無しさん (2020-01-21 22:35:08)
  • 生存説が囁かれているらしいが、果たして... -- 名無しさん (2021-08-14 01:50:59)

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*1 歌野と杏も平気だった

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