登録日:2019/03/15 (金) 20:53:53
更新日:2024/04/04 Thu 11:14:01NEW!
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18禁 comic快楽天 エロ漫画 純愛 漫画 田舎 ハッピーエンド ホムンクルス(漫画家) 従姉妹 従姉
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また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします
初めてが新でよかったなぁ…って今でも思うの
『なつのけもの』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天 2012年12月号』に掲載されたエロ漫画。
作者は「ホムンクルス」。この作品は2013年12月20日*1に発売された単行本『レンアイサンプル』に収録された。
後日談として『ふゆのけもの』が『COMIC快楽天 2014年2月号』に掲載されている。
こちらは単行本に収録こそならなかったが『COMIC快楽天 2019年8月号』付録の小冊子
「HOMUNCULUS WORKS ホムンクルス 単行本未収録フルカラー作品集」に載ってある。
【概要】
田舎に住む従姉に押し倒される短編、というもの。
ホムンクルス氏によると当初は「近所のお姉さんにいじめられる話」でスタートしたのだがちょっと難しくしてしまい苦労した短編と明かした。
一方でキャラ・漫画ともに人気No.1と評価されており、それを伺わるように千歳が『レンアイサンプル』表紙イラストとして飾られた他、それをモチーフにしたフィギュアとして立体化された*2。
【あらすじ】
物心つく前から毎年盆と正月は田舎の叔父の家で過ごした新。この夏でも叔父の家に来たのだが彼がずっと好きだった二歳上の従姉千歳が恋人と逢瀬する場面を目撃してしまった。
雨が降りしきる中、千歳は傘を持たないまま叔父の家に帰ってきた。朝から雨が降っているのに、なぜか千歳は傘を忘れたと新に言い訳をした。
雨で濡れたせいで制服は下着が透けて見えるくらいにびしょ濡れとなり、その場で着替えることとなった。すると新は千歳に「明日一人で帰るから」と告げるが千歳はまだお休みあるからと引きとめようとする。
「新と一緒にいたいのに」と。その言葉を聞いた新は下着姿の千歳を押し倒し、恋人への嫉妬を顕にする。同時に昔から抱いた千歳への思いも。恋人のことを聞いた千歳はとめようとする。
千歳は新のことを嫌ってない。そして何かを言おうとしたが新は千歳に接吻し、ブラジャーを外して胸を弄り、下着を脱がして股間に手を伸ばした。
新は勃起した陰茎で千歳の秘部に挿入しようとするが、彼女は待ったをかけている。嫌なら嫌って言って欲しい。それならば諦める。だが、彼は「セキニン取るから」と千歳に打ち明け、彼女と性行為を行った。
初めてである以上、千歳は痛いと何度も言う。それを聞いた新は途中で陰茎を引き抜いたが、千歳は泣きじゃくっている。自分が千歳の処女を強引に奪ったからではないかと。
その光景に耐えられなくなった新たは家を飛び出した。降りしきる雨の中でも構わず走り去った……。あの日のことを回想していたのか電話相手の話をろくに聴いていなかった新。
その相手が新の親戚。それによると、千歳が結婚するようだ。ここ三年くらいよりつかない新にお祝い持って叔父の家に久々に行ってくるようにと。それを断ろうとするも、退院したばあちゃんも会いたがっていると伝えた。
毎年世話になったのだからこんな時ぐらい顔出して来い、と通話を切られたのであった。ここから、新の物語は動き出すこととなる―――
【登場人物】
- 千歳
この物語のヒロイン。
序盤はショートヘアーだが、3年後はセミロングの髪を左側に纏めている。
新の二歳上の従姉。叔父の家に住んでいるようだ。三年前の夏に恋人が出来ていたが、それに嫉妬した新に押し倒されて処女を奪われてしまう。
性行為をした後、彼女は泣きじゃくったようだが、新は自分のせいで彼女に心の傷を負ったと思い込んだらしい。
そして現在、結婚相手がいるようだが……。
- 新
この物語の主人公。短髪の青年。
物心つく前から毎年盆と正月は田舎の叔父の家で過ごした。
千歳に好意を抱いたものの、恋人ができたことに嫉妬し、千歳を押し倒して性行為を行う。その時は「セキニン」をとると。
しかし千歳の処女を奪ったことの罪悪感に押しつぶされて家を飛び出し、それ以来三年もの間叔父の家に向かわなくなってしまった。
そんな中、親戚から千歳が結婚するお祝いとして招待され、なし崩しに叔父の家に向かうのであった。
【顛末】
三年前のあの日を境に話せないままで、強引に処女を奪われた千歳は自分の顔なんか見たくないだろう、会ってくれないかもしれないと思い込む新。だが、千歳がここにいた。
千歳と再会したものの、髪が長くなった事を除けば変わっていない。三年前と同じように笑ってくれてる。まるであんなことがなかったみたいに。
叔父の家に上がり、久々に食事をするものの、何もなかったように結婚する、そう考えた新は先に部屋に向かったのであった。
彼女に恨まれてるって散々怯えてたのに、気が抜けたとたん嫉妬してしまった。本当は、あの時の事を千歳に謝りに来たのに……
しばらく経つと、千歳が下着姿で夜這いしに来たのであった。新はそのような行動をとった千歳に酔ってるのかと振るも、彼女は飲酒していないことを示すように接吻をした。
酒の匂いがしないのはわかったが、結婚するであろう千歳にやめさせようとする新。だが千歳は「そんなこと気にしない人でしょ?」と脱ぎだし、新の陰茎を口に咥えたのであった。
立て続けに千歳は自分の大きな胸で新の陰茎を挟み込んでいくが、こんなことしてあげるのは新が初めてだと言う。千歳は挟んだり、舐めてるだけでお腹が疼く、体が全部アソコになったみたいに。
だが新は千歳にストップをかけようとするが、あまりの気持ちよさに千歳の口の中で射精してしまう。収まりがつかなくなった千歳はイチモツが硬いうちに挿入しようとする。
しかし新はゴムをしてないことに待ったをかけようとするが、千歳に「前もしてなかったくせに」と言われて言い返せず、そのまま騎乗位で挿入しようとするが、彼女は新から入れてほしいとねだる。
千歳から「私のこと嫌い?」と言われると、あの時のように押し倒す形で体勢を変えて挿入した。後背位で何度も突いていき、騎乗位で激しく動かしていく。
新は膣内射精をしないようにするが、千歳は「ちゃんと中に出すの」と寧ろ望んでいる。そうしたら妊娠してしまうが、千歳はソレを望んでいる。
妊娠…させて? 新の赤ちゃん産んであげる… いい…よね?新…
だっ…だめだ千…
いやッ!!
セキニンとってくれるって
言ったじゃない…っ
それでもやめさせようとする新に対して千歳が涙ながらに叫んだ。それはあの時自分が言った『言葉』だった。ソレを聞いた新は彼女に応えるかのように膣内に射精した。
千歳は初めて明かした。あの日、自分は彼氏と別れてその傷心を慰めるために新に甘えたかった。新の気持ちを知らないで。
新との性行為のあとに泣いたのは、新に強引に処女を奪われたのではなく、そんな自分の情けなさから来たもので、寧ろ初めてが新で良かったと今でも思っているのだ。
千歳の気持ちを聞き、過去に決着をつけた新は叔父のところに向かった。千歳の結婚を破談にするように土下座しに来る。
はだん?
千歳の結婚だよ!全部俺が話すから、そのくらいさせてくれないと…俺なんにも…!!
あぁ それ嘘
それを聞いて思わずズッコケてしまう新。そう、千歳の結婚話は最初から新を叔父の家に向かわせるための作り話であり、実質既成事実を作るための手段である。
しかも叔父をはじめとする親戚一同も加担していることが分かるので、新は千歳たちに[[「乗せられちゃった」>九条貴利矢/仮面ライダーレーザー]]のであった。
ともあれ、千歳は新をゲットしたし、いい笑顔で叔父たちに伝えたのだが、横に居る新は呆然としたまま親戚たちに「ちょろい」だの「都会の男なんて一発だって」と言われるのであった。
【後日談】
『その後のけもの』ではなんで彼女が結婚なんて嘘の話をしたのかというと、新が全然帰ってきてくれないことから。そして千歳はずっと新一筋であることを告白した。
『ふゆのけもの』では新が通っていると思わしき学校に千歳がやってきたことで同級生がざわつき、そんで新の婚約者とぶっちゃけると一同はものすごく怒り出したそうな。
研究室に避難したものの、千歳は新が「学校とかアルバイトとかで全然会いに来てくれないから」浮気してないか確かめに来たと言うと服を脱ぎだした。
性行為した後は日帰りで千歳は田舎に帰ったが、「試験頑張ってね」と笑顔で応援していった。それを見送った新は正月でも田舎に行くようにバイト先に連絡を入れた。そう、千歳と会うために―――
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*1 電子書籍版では2014年2月21日に発売。*2 予約期間のみの完全受注生産となっている。
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