登録日:2018/12/27 Thu 18:38:27
更新日:2024/03/28 Thu 13:28:28NEW!
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『Batman/The Flash: The Button』は2017年にDCコミックスで行われたクロスオーバーイベント。
『Batman Vol.3』#21~#22
発売 2017年4月から
脚本 トム・キング、ジョシュア・ウィリアムソン(#22)
作画 ジェイソン・ファボック
『The Flash Vol.5』#21~#22
発売 2017年4月から
脚本 ジョシュア・ウィリアムソン
作画 ハワード・ポーター
クロスオーバーの順序は『B』→『F』の順。
日本では2018年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。
『DCユニバース:リバース』の続編で、同作ラストに登場したウォッチメンのボタンの謎を追った作品。
ボタンに関係のある存在の他、リバース・フラッシュやバットマン(トーマス・ウェイン)といった『フラッシュポイント』についても掘り下げている。
また本作の後にこの2名はバットマンとフラッシュそれぞれの個人誌にも影響を及ぼす重要な存在として活躍していく。
ボタンの他、同じく謎の存在である『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』や『ジャスティス・ソサエティ』にも触れている。
【物語】
ウォリーと共に現れたボタンの調査を『バットケイブ』で行うバットマン。1年近く何の成果も得られていなかったが、
サイコ・パイレートの『メデューサ・マスク』に謎の反応を示したため、共に調査を続けていたフラッシュに報告する。
彼の到着を待つバットマンだったが、突如リバース・フラッシュが現れ暴れまわりボタンと共に姿を消す。
しかし一瞬の内に再び姿を現すとその体は半分を失っており、『神を見た』という言葉と共に命を落とした。
遅れて現れたフラッシュは捜査の結果、強力なボタンの放射線を発見しそれを追うために『コズミック・トレッドミル』を使おうとする。
そのことに気づき現れたバットマンと共にフラッシュは荒れ狂う時間流を乗り越えると、
消滅したはずの『フラッシュポイント』の『バットケイブ』にたどり着き、バットマン(トーマス・ウェイン)と再会する。
【登場人物】
- バットマン(ブルース・ウェイン)
ゴッサムを守る闇の騎士。『バットケイブ』に現れたボタンの調査をフラッシュと共に行っていた。
偶然『メデューサ・マスク』の近くにボタンを置いたところ、父トーマスの幻影が現れるという謎の現象に遭遇する。
そのことをフラッシュに報告し彼の到着を待っていたが、ボタンに興味を持ったリバース・フラッシュの襲撃を受ける。
フラッシュ到着までの1分間を耐えて見せたがフラッシュは間に合わず、重傷を負い倒れてしまう。
その後ベッドの上でフラッシュの報告を受けるも何かを隠していると感じ、
衛星基地の警報でフラッシュが『コズミック・トレッドミル』使おうとしていると知り怪我をおして駆けつける。
そして時間流を乗り越え『フラッシュポイント』のバットマン、父トーマスと出会うと困惑してしまうが、
力を合わせて危機を乗り越えると手紙への感謝と息子の存在を語り、共に『フラッシュポイント』から脱出するよう呼びかける。
しかしトーマスには拒否されてしまい、フラッシュと共に時間流に突入した。
- フラッシュ(バリー・アレン)
超スピードを操る鑑識官。サムロイドとの戦いの最中、バットマンからボタンについての連絡を受ける。
1分で向かうと告げるも少し遅れてしまい、ボロボロになったバットマンとリバース・フラッシュの死体を発見する。
バットマンを救出すると捜査を開始し、母を殺したリバース・フラッシュの死に感慨を覚えながらも、
彼の遺体からボタンと同質でより強い放射線と自分の『スピードフォース』を発見する。
その後、目撃者であるバットマンと話し合うが謎が深まるばかりだったためボタンの放射線を追うことを決め、
衛星基地で封印していたルームランナー型タイムマシン『コズミック・トレッドミル』の使用を決断する。
そして駆けつけたバットマンと共に時間流に飛び込み『フラッシュポイント』の『バットケイブ』にたどり着く。
トーマスとの再会に混乱しながら壊れた『コズミック・トレッドミル』を修復し終えると、『フラッシュポイント』の崩壊を感じ取る。
トーマスにも脱出を呼びかけるが拒否され、時間流の中でバットマンと今回の事件を話し合っていると死ぬ前のリバース・フラッシュを発見する。
- リバース・フラッシュ/プロフェッサー・ズーム(イオバード・ソーン)
フラッシュに似た黄色いコスチュームに身を包んだフラッシュの宿敵。『ネガティブ・スピードフォース』と呼ばれる歴史の改変も可能な力を持つ。
プロフェッサー・ズームを名乗りフラッシュに挑むも敗れ刑務所に囚われていたが、
謎の雷で解放され『プレフラッシュポイント』や『フラッシュポイント』の記憶も取り戻した。
そして『フラッシュポイント』で自分を殺したバットマン(トーマス・ウェイン)への復讐とボタンへの興味で『バットケイブ』を襲撃する。
バットマンの反撃をものともせずを圧倒し彼の大切な手紙を細切れにするなど暴れまわる。
満足するとボタンの発する放射線を追って姿を消すが次の瞬間には半身を失った状態で現れ命を落とした。
その後、『フラッシュポイント』を脱出したバットマンとフラッシュの前に死ぬ前の彼が姿を見せ、
彼らの警告を無視してボタンの放射線の力の持ち主の元に向かおうとする。
- バットマン(トーマス・ウェイン)
『フラッシュポイント』のバットマン。息子ブルースを失ってから犯罪者と戦うために蝙蝠のようなコスチュームに身を包んだ。
ブルースが生きる世界を取り戻すためにフラッシュに協力し、『フラッシュポイント』の崩壊と共に姿を消したはずだった。
何者かの介入で崩壊が先延ばされた結果、アマゾンとアトランティスの両軍から命を狙われるようになってしまった。
暗殺者が迫るウェイン邸で敵ごと自爆しようとしていたところ、突如バットマン(ブルース・ウェイン)とフラッシュが現れる。
2人の登場に混乱しながらも息子と協力して暗殺者を倒すことに成功し、彼から感謝の言葉を贈られる。
そして共に来るよう呼びかける息子に対し感謝の言葉とバットマンになるなという警告と共に送り出し、
消滅に最後まで立ち向かう意思を固め光の中に消えていった。
≪その他≫
- ジェーン・ドゥ
『DCユニバース:リバース』に登場し『アーカム・アサイラム』で治療を受ける正体不明の女性。
アイスホッケーの試合をテレビで見ていたが、死人が出ると予言しスーパーマンや『リージョン』の名前を出して取り乱す。
- ジョニー・サンダー
1940年設立のグッドライフ老人ホームの入居者。1917年生まれで第二次大戦で『ミステリーメン』として活躍したと語っている。
『DCユニバース:リバース』でウォリーと出会ったことで『JSA』の存在が事実だと確信し、
屋上でかつての相棒である五次元の妖精サンダーボルトに呼び掛けている。
- アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。重傷を負ったバットマンの看病とフラッシュの捜査の手伝いを行う。
虚空に浮かぶボタン
ボタンの黄色と血の赤色のコントラスト
そしてスーパーマンのシンボル
『ドゥームズデイ・クロック』に続く
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「すべて定められているからだ。私の反応も含めて」
「我々は皆、操り人形だよ、ローリー」
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