登録日:2018/12/19 (水) 20:32:01
更新日:2024/03/28 Thu 13:26:06NEW!
所要時間:約 10 分で読めます
概要
ゴルゴ13は1968年から連載開始され、今なお続いている長寿漫画である。
それだけあって知名度はとても高く、数多くのコラボ商品・コラボ企画が存在する。
2018年はゴルゴ13の50周年記念ということで、Web広告で見かける者も多いだろう。
ゴルゴ13が殺し屋というシリアスな設定かつ表情を変えないいかつい外見のキャラなので、
コラボ企画の中にはコラボすることそのものがギャグあるいはシリアスな笑いになっているものが多い。
あの目と眉だけでゴルゴを表す記号として成立するため、それを利用した企画やデザインが多く見られる。
その内容は幅広く、もはやキティちゃん並みに仕事を選ばない。
この項目ではアニメやゲーム・パチンコなどの『メディアミックス』は除く。
ゴルゴの仕事一覧
基本的に時系列順に紹介する。
- 亜江良十三の大報道(1988~1990年、単行本の出版は1991年)
朝日新聞社の雑誌『AERA』に掲載された作品。海外特派員の亜江良十三(あえらじゅうぞう)が世界情勢をレポートする。
さいとう・たかを自らが挿絵を描くという気合の入った企画。
最後に『亜江良十三はゴルゴ13の双子の弟だったことが判明する』というオチがつく。
- L'Arc~en~Cielの広告(2001年)
L'Arc~en~Cielのベストアルバム『Clicked Singles Best 13』の新聞広告。
メンバー4人がゴルゴになっている。というか、ゴルゴの顔が4つ並んでいる。
メンバーの一人kenは好きな漫画としてゴルゴ13を挙げている。
- ゴルゴ13コンドーム(2001年)
「ミスは許されない」
コンドームとしては最も有名なメーカーであろうオカモトから発売。
ゴルゴが避妊具を使った描写は一度もないのだが……。
- ゴルチッチ(2004年)
猿のキャラクター人形・モンチッチとのコラボ企画。
かわいらしい猿のキャラクターのまゆげと目つきがゴルゴのそれになっている。
トリビアの泉で取り上げられたことでも有名。
- 超こち亀(2006年)
こち亀30周年記念のコラボ漫画の一つ。サブタイトルは『走者の休日』。
両津勘吉と中川圭一はフランスの空港で偶然ゴルゴと居合わせるが、両津とゴルゴはお互いのトランクを取り間違えてしまう……。
この他、ゴルゴ45周年企画としてこち亀第1話の1ページ目をアレンジした『始末書デュークさんの巻』という1ページ漫画もある。
こち亀の作中では作者がゴルゴ13のことを『ゴルゴ31はよく10年以上も続いてるなあ。恐ろしくなるよ…。作者自身ゴルゴ31のように機械化してるのかもしれんなァ』*1と言っていたり、
両津のことを「頭の悪いゴルゴ13」とたとえたり*2、
あからさまなパロディキャラとして後流悟十三やボルボ西郷というキャラを登場させており、愛と敬意がうかがえる。
- Ultra Lite(2007年)
NECのパソコンのモデル。ゴルゴが『Intel、入ってる』でおなじみのCMに出演。
とても軽いノリで部長が社員たちに向かって「こちらが仕事のプロ、東郷さんだ」と紹介する。
社員たちが「おいゴルゴ13だぜ」「漫画のまんまじゃん」とか言うが、ゴルゴは意に介さない。まあ、ここにいるのは単なる絵だしね
コラボ漫画も公開されていた。
- ブラックブラック(2008年)
ロッテの眠気覚ましのガムのCM。
運転中のゴルゴが白目をむいて首を傾げるシーンはなかなかシュール。
2010年にファンキーモンキーベイビーズとのコラボバージョンも存在。
運転中に眠ったら二度と目覚めることはない。というフレーズに何かゴルゴっぽさを感じる。
- 全日本印章業協会の広告(2009年)
「日本人は、サインの代わりに契約書にハンコを押すのだ……」
判子の大切さを啓蒙する広告。バイルス・チェイスの中の2コマが使われている*3。
公益社団法人 全日本印章業協会のHPでは『ハンコ検定 初級編』の問題に答えるとゴルゴのグッズが当たる企画を行っている。
- 全国牛乳普及協会の広告(2009年)
「俺は……牛乳に負けたのかも、しれねえな……」
牛乳の栄養価の高さを啓蒙する広告。二ページの漫画が使われている。
大会に出るためにブラジリアン柔術の個人レッスンをシカゴ大会チャンプに依頼したゴルゴの話を、
基礎を教えたらあっさりチャンプを絞め落とすゴルゴの上達の早さを、後に恐ろしい体験として酒場で語り、
何故かそのときゴルゴが飲んでいた牛乳のためと結論付けるチャンプ。
そして最後にお馴染みの解説ゴマで語られる牛乳の栄養価。
- ザ・ウォーカー(2010年)
デンゼル・ワシントン演じる『ウォーカー』が物語のキーとなる本を携え、未知なる『声』に導かれ西へと旅するというアクション映画。
主演のデンゼル・ワシントンとゴルゴが並び立つというこの項目では珍しく渋くかっこいい内容。
- セイコー・ゴルゴ13コラボレーション限定モデル(2012年)
セイコーの企画による腕時計。
『フィールドマスター』『マリーンマスター』『スカイプロフェッショナル』の3モデルが発売。
一目でゴルゴやキャラクターものとわかるようなデザインではない。
- 東ハトのキャラメルコーンコラボパッケージ(2012年)
キャラメルコーンのパッケージにゴルゴの顔があしらってある。
(顔の輪郭はなく、目、眉、鼻、口が描かれている)
「赤塚不二夫 キャラメルコーン・はちみつバター味」
「高橋留美子 キャラメルコーン・ミックスベリー味」
「さいとう・たかを キャラメルコーン・チョコレート味」
「水木しげる キャラメルコーン・あずきミルク味」
の4種が発売された。
- 毎日新聞の広告(2012年)
第527話『ペルシャ湾危機 大統領選異聞』にあたってのタイアップ企画。
冒頭の数ページ(毎日新聞の記者がゴルゴが逮捕される瞬間を目撃し、上司の岸井成格氏が深追いするなと忠告する)が掲載されたほか、
紙面に『G13型トラクター買いたし』の広告が掲載された。
- 自衛隊岩手地方協力本部(2013年)
自衛隊とゴルゴのコラボ。いいのか……?
自衛官募集のポスターはただ『募集します』と書くだけでは味気ないので、様々なアニヲタ向けの工夫をこらしている。
イラスト募集も行っていた。
- Alliance of Valiant Arms(2013年)
通称AVA。FPSとのコラボ。
期間限定で、ゴルゴの愛銃M16 Golgo 13 Editionを入手することができた。
アサルトライフルとスナイパーライフルの性能を両立させる銃。
- 養命酒(2013~2015年)
「その方が……長生きできるだろうな……」
企画した人物いわく
「『健康のための養命酒なのに、殺し屋とコラボなんかしていいのかっ!?』と、お客様からお叱りを受けてしまうかも…という不安があったんです。」とのこと。
まあ、ゴルゴ13は常に自分の健康に気を使っているので、養命酒を飲んでもおかしくないが……
漫画の中の1コマを表示しつつ、質問に答えるという形で自己診断し、答えたうえで応募するとプレゼントをもらえるというもの。
企画タイトルが無駄にかっこいい
第1弾:ゴルゴ13 胃腸の危機
第2弾:ゴルゴ13 疲労の黒幕(ダークサイドサマー)
第3弾:ゴルゴ13 裏切りの胃腸クライシス
第4弾:ゴルゴ13 疲労のうめき 偽りの胃腸バーニング
コラボ漫画もあったが、現在は閲覧できない。
- 脱法ドラッグ撲滅運動(2014年)
「逃れられると思わないことだ…」
厚生労働省とのコラボ。
平成26年4月1日から脱法ドラッグ(現在は危険ドラッグと呼称)の単純所持が違法になる事を訴えるポスター。
福本伸行の危険ドラッグの本当の怖さを知っていますか?のような漫画ではない。
- JRA(2014年)
「選ばれただけで満足するものは、ここにはいない…」
近年様々なコラボでアニヲタ諸君にも知られるJRAだが、ゴルゴとのコラボも行っている。
インターネットで馬券を買える「即PAT」のCMや、その会員限定の「オッズ・マスターズ・グランプリ2014」にゴルゴが登場。
爽やかな曲と女性の歌声で「競馬場に行けなくても馬券を買いたい~ 仕事中でも買いたい~」という歌詞の歌が流れる。
ゴルゴは仕事中にこう考えているのだろうか? と考えるとシュールである。
- ゴルゴ13ご当地ラバーストラップ(2014年)
ゴルゴが各地の名物の被り物をするというストラップ。もちろん表情は変えない。
しかも、このうち半分くらいは白ブリーフ姿である。
しゃちほこに下半身を食われながらこちらにライフルを向けるゴルゴなどは、ギャグにしか見えない。
- 「天下統一クロニクル」×「ゴルゴ13」コラボ企画(2014年)
「チャンスは一度でいい…」
ご当地の偉人や名産品など、日本の各県に縁のある美麗カードを集めて育てるカードゲーム「天下統一クロニクル」とのコラボ。
キャラクターごとに所属する地域があるのだが、当然のごとくゴルゴは無所属である。
- BIC ゴルゴ13ライター(2014年)
ゴルゴの放つ一言は読者の心に残るものが多いが、
『あの名シーンが蘇る、心に響く名言シリーズ全8種』として、ゴルゴのイラストと名言を描いたライターが発売された。
そのうちの1つ、メガネをかけたゴルゴの「メールでは困る。」はどういうチョイスなんだろうか……。
2015年には第二弾として「超レアシリーズ」が発売。『ゴルゴのレアな姿』が描かれている。
宇宙服で弓を構えるとかラーメンを食べているとか風船を持っているとか、ゴルゴのイメージを覆すような姿がチョイスされている。
それはまだいいとして、顔を完璧に変えて台湾人に変装した姿をゴルゴのグッズとして認識していいのだろうか……?
- PUTITTO ゴルゴ13(2015年)
コップのフチ子は幅広くキャラクターとコラボしており、そのうちの一つ。
『座るゴルゴ』はいつも通りの堂々とした居住まい。
『スナイパーゴルゴ』は肘をコップのフチにかける形で立ち姿でライフルを構える。
『狙うゴルゴ』は左手をフチにかけながら拳銃をこちらに構える。
『ぶらさがりゴルゴ』は……拷問の最中ですか?
- 戦国大戦 -1615 大坂燃ゆ、世は夢の如く-(2015年)
「東郷重信」の戦国数奇(俗に言うURカード)として参戦。
詳しくはゴルゴ13の最下部を参照。
- DOOORS(2016年)
脱出ゲームアプリDOOORSとのコラボ。
プレイヤーはゴルゴと一緒に謎の部屋に閉じ込められてしまい、彼と共に脱出を目指すというゲーム。
密室、男同士、何も起こらないはずがなく……
ゴルゴの存在を心強いと思うか、下手に知りすぎて消されそうと思うかはプレイヤー次第。
- ゴルゴ13×暗殺教室コラボポスター(2016年)
「最も手ごわい標的だな……」
「手入れしがいのある眉毛ですねぇ ヌルフフフフフフ」
ゴルゴ13の170巻と暗殺教室の6巻発売に合わせた企画。
『マッハ20のターゲット』の暗殺を請け負うゴルゴの様子が描かれている。
購入特典としていくつかイラストペーパーが作られた。
上記の台詞はそのうちの一つでゴルゴの後ろから殺せんせーが絡みついたイラストのもの。
- ゴルゴ13アートマスク(2016年)
「美肌への近道を知っているか…」
スキンケアの際に顔を覆うフェイスパックがゴルゴの顔になっている。
宣伝文句の中に『目の下から頬を横切る線、通称“ゴルゴライン”は美容の大敵です。』とあるが、
この言葉は美容用語として実際に存在する。
- UCC BLACK ゴルゴ13フィギュアコレクション(2017年)
缶コーヒーUCC BLACKの、缶の上部におまけとして付いた6種類のフィギュア。
引っ掛けフィギュア:コップのフチ子さんのように座ってる姿勢で、肘を缶のふちにかける
輪ゴムホルダー:銃を構える姿勢のゴルゴの腕に輪ゴムをかける
ペン置き:伏射の姿勢のゴルゴにペンを置く
名刺スタンド:スーツケースを持ったゴルゴ。スーツケースにわずかなスリットがあり、そこに名刺を挟む。
スマホスタンド:ひざをついた座ったゴルゴ。その背中に吸盤をつけ、ゴルゴはスマホを背負うような形で座る。
コードリール:格闘の構えのゴルゴ。コードを巻くのが目的の物品なので、別な趣味に見える。
- ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル(2017年)
「……まずは、マニュアルを読んでおくことだ……」
外務省とのコラボ企画。
在外邦人の安全対策強化のために、劇画『ゴルゴ13』を用いた「中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」を公開するというもの。
名目上はGマニュアルという形で漫画として公開されているが、Youtubeで動画化して公開されてもいる。
しかもテレビアニメ版と同じ舘ひろしが声を演じている。
詳しくは当該項目を参照。
50周年記念コラボ(2017~2018年)
50周年記念特別展は2017年から開催されているため、それに合わせた企画は2017年に実施されているものもある。
- 連載50周年記念「ゴルゴ13」シングルモルトウイスキー
- 峰乃白梅酒造「ゴルゴ13」連載50周年記念日本酒
- ゴルゴ13 連載50周年記念特別展 限定コラボビール/ベアレン醸造所
お酒とのコラボ。ウィスキーは笑ゥせぇるすまんともコラボしている。
- ゴルゴ13特別展コラボARスタンプラリー
「大阪は、おれにはまぶしすぎる…。」
JR西日本のコラボ企画。大阪の13ヶ所にゴルゴ13のポスターが展示され、それを巡るARスタンプラリー。
- 大乱戦!!三国志バトル
gloopsから配信のソーシャルゲーム。
この年に『劉邦』『フォーシーム』『ギャラリーフェイク』そして『ゴルゴ13』とのコラボを行った。
ゴルゴは武将『丁奉』となって登場する。彼はつぶての名手だったという。
- さいとう・たかを ゴルゴ13 盛岡展
盛岡市肴町商店街とのコラボ。商店街にデカデカとゴルゴのフラッグが飾られた。
『岩手銀行赤レンガ館』で行われた展覧会の半券を使うと、商店街の店舗でサービスを受けることができるという企画。
また、スマホのアプリを使ってスタンプラリーも実施。
展覧会ではアーマライトM16のモデルガンやそれを構えて記念撮影できるコーナーのほか、『海に向かうエバ』の原画が展示されていた。
- バリアリール・バリアボード
立ち入り禁止を促すバリアリールやバリアボードにゴルゴの顔が描かれている。
ゴルゴのインパクトにより強いメッセージ性のある製品になっている、らしい。
- GraffArt Shop with A3MARKET
ゴルゴをあしらったグッズの一つ。ゴルゴがSDキャラになっている。
この他に『Re:CREATORS』『うる星やつら』『絶対可憐チルドレン』『らんま1/2』のグッズも扱った。
- 『RPAロボパット』
「RPAロボパットは試したのか?」
中小企業向け事務作業自動化ソフトウェア「Robo-Pat」の広告。
『請け負った仕事は必ず完遂する超A級スナイパー『ゴルゴ13』と、請け負った仕事は簡単に自動化する『RPAロボパット』がタッグを組み、「働き方改革」を大きく推進して参ります。』とのこと。
ゴルゴは何度かAIを敵に回して戦ったことがあるが、味方として使いこなす日も来るのだろうか……?
- ゴルゴ13連載50周年記念オフィシャルクロノグラフ
さいとう・たかを監修。1968点限定の商品。
ゴルゴ13にちなんだデザインの腕時計。
- 脚軽ブラック ゴルゴ13
「教えてやろう、『安全』という正義を。」
脚立とゴルゴのコラボ。『ゴルゴ13 安全への架け橋』という副題までついている。
『俺の背後に立つな。』とあるが、ゴルゴが脚立を活用するにはかなりの慎重さと判断力を求められるだろう。
デモンズ・ライトのカードのイラストにゴルゴが登場。
鉄パイプを持って悪魔と戦うというイラスト。ゴルゴは格闘戦をやらないわけではないが……。
デュエル・マスターズのコラボカードの項目を参照。
- e-honミステリーキャンペーン「狙撃者Gからの依頼~消えたアサルトライフルを追え~」
e-honのキャンペーン。特設サイトにアクセスして暗号を解くことでプレゼントをもらえる企画。
ゴルゴの特注のアサルトライフルの4つの部品はカモフラージュのため本をくりぬいたケースに入れられていたのだが、
手違いでe-honの倉庫に紛れ込んでしまい……というストーリー。
『謎組』のサイトでエクストラ暗号としてさらに2問出題された。
- はごろも&キングオスカー オイルサーディン×ゴルゴ13
「注文を聞こうか……」
ゴルゴ13とオイルサーディンのコラボである。多分「ゴルゴサーディーン」って言いたかっただけ
単なる出オチと思うなかれ、公式サイトは無駄に力が入っている。
ゴルゴがオイルサーディンの宣伝を依頼され、それと合う食材を探して世界中飛び回るという内容である。
漫画を使って台詞を改変し、目的のものを紹介するという図式は他のコラボと一緒だが、
ライフルを構える仕草でネギの品定めをしたり銃弾で岩塩を砕いたりする雑コラ漫画でもある。
そしてゴルゴマニアしか気付かないが、数多くのコラボの中で数少ない実は原作に当該商品が直接絡んだ話がある例だったりする。
SPコミックス70巻収録『心霊兵器』で、西独ボンの在独ソ連大使館に滞在する超能力者・フリーマンを誘き出すために「塩辛く加工されたオイルサーディン」が使用された。
はごろもの企画担当者はこの話を知っていたのだろうか……?
- ゴルゴ13コラボ in アキバベース
アニヲタにはお馴染み、コラボカフェの企画。
メニューの一つ『ゴルゴサーディンブルスケッタ』は上述の『キングオスカーオイルサーディン』が使われている。
50周年企画以降
- ゴルゴケイバ~日本ダービーに潜入せよ~(2019年)
2019年第86回日本ダービーにあたって開催された企画。
『ウォーリーを探せ』のような競馬場の人ごみの中からゴルゴを見つけ出すという問題が出題された。
『ビック・ケイバ作戦』というタイトルで期間限定スペシャルコミックが公開されていた。
内容は「日本ダービーに賓客として招待されたさいとう・たかを氏の暗殺計画を阻止するためにゴルゴにJRAが依頼を出す」というもの。
また、期間限定オリジナルムービーが公開されていた。騎手に扮するゴルゴの担当声優は大塚明夫。
……それはいいとして、ゴルゴの目と眉を持ついかついサラブレッドの担当声優が三森すずこと悠木碧なのは一体どういうことなんだ……
- 「胃痛で悩む人をスクラートとゴルゴ13がサポート」プロジェクト(2019~2020年)
「その胃痛、オレが引きうけよう。」
ライオン株式会社の胃腸薬『スクラート胃腸薬』の宣伝企画。
都内主要駅の野外広告でゴルゴがスクラートを携えた姿が張り出された他、プレゼントキャンペーンを行った。
なお、同シリーズには『スクラートG』という商品名のものもある。
広告では以下のように、胃痛の相談に対してゴルゴが答えるQ&A方式になっている。
Q.今日のプレゼン過去最低の出来でした。こんな時はどうすれば…?
A.すべて、忘れろ。
Q.焼肉食べ過ぎた…でもデザートも食べたい…ワガママですか…?
A.……ばかなマネはよす事だ……
Q.毎晩毎晩…夜遅くまで遊びすぎたのが原因…?
A.お前はここで帰れ。
- 『釣り★スタ』13周年記念×『ゴルゴ13』
GREEのソーシャルゲーム『釣り★スタ』の13周年記念企画。
ログインで特典がもらえる他、期間限定の竿が入手できる。
ライフルに鎖をあしらい、その先の釣り針が髑髏のデザインになっており、リールはリボルバーになっている。
「職人デイブの銃工房」に素材を渡すと、オリジナルの銃を作ってくれる。
過去にこち亀や中間管理録トネガワとのコラボをしたこともある。
- ボートレース大村×ゴルゴ13タイアップ企画(2020~2021年)
長崎県大村市の「発祥地ナイター」宣伝のための企画。
ボートに乗りながら狙撃銃をこちらに向けるイラストが描かれている。
Youtubeには告知動画も公開されている。やっていることのノリは外務省とのコラボ企画に近い。
緊迫したストーリーに見せかけて、最後の数秒でオチがある。
- 秘宝館本店・超ザリガニ(2020年)
大阪のレトロゲーセンとして有名なザリガニの新店舗。
1Fは射的場、2Fはエレメカや、日本唯一のギャラクティックストーム純正筐体などが並ぶゲーセンになっている。
社長が個人的にファンということで、社長の私財を投じてコラボを実現させたとか。
15Pのミニ漫画や、2FにはACゴルゴ13を4台も集めるなど、コラボ内容も充実。
- JT「スーシャルディスタンス」キャンペーン(2020年)
「マナーを守ることは、たばこを愛するもののミッションだ」
喫煙者と非喫煙者の距離とマナーを保つよう啓蒙する企画「スーシャルディスタンス」の動画。
ベルサイユのばらのマリー・アントワネットが出演する動画との二本立て。
ゴルゴは喫煙者として有名だが、マナーを守らない人がいると喫煙者の立場も悪くなると言われて顔色を青くしている。
企画担当者曰く、喫煙者代表として真っ先にゴルゴの名が挙がり、
非喫煙者の代表としてゴルゴと対極の優雅さを持つマリー・アントワネットを起用することとなったようだ。
続編として千鳥・大悟がゴルゴに扮した「ゴルゴと大悟ルゴ」全5篇が公開された。
- Kからの依頼(2021年)
新型コロナウィルスのワクチン接種普及のためにKという人物からの依頼によりゴルゴがワクチン接種する。
ゴルゴが医師の前で服を脱ぎ、ワクチン接種を受ける。
「そのために君に一肌脱いでほしい」
「もう脱いでいるが…」
- BE-PAL×ゴルゴ13 OUTDOOR MANUAL COMIC ゴルゴCAMP(2021年)
アウトドア情報誌BE-PALとのコラボ。
ゴルゴと偶然出会ったカップルの視点からゴルゴのサバイバル術を描くことでアウトドア知識や防災知識を得ることを目的とした漫画。
命の危険に晒されるほどの事態があるわけではない。
- GOLGO×SAKAI(2021年)
さいとう・たかを氏の出身地である大阪府堺市とのコラボ。
「さいとう・たかを劇画の世界」展示のアピールの他、伝統工芸品とのコラボや
防災冊子の発行、市の政策のアピールなど多方面に活躍している。
- WEB動画「つべこべ言わず、一緒にゆでろ篇」(2022年)
「つべこべ言わず、一緒にゆでろ!」
シャウエッセンで有名な日本ハムとペヤングで有名な日清食品とのコラボ。
ヒューム卿の依頼でゴルゴがシャウエッセンの美味しい食べ方を請われ、ゴルゴがピンクのエプロン姿でそれに応える。
デイブさんの仕事
コラボ漫画にはたまにゴルゴ御用達のガンスミス『デイブ・マッカートニー』が登場する。
毎度銃を作成するわけではなく、『ゴルゴが高品質な物を求めてデイブがそれに応える』のが定番。
しかしその『高品質な物』というのが……
付け髭を作成。ケプラー繊維とスペクトラ繊維を使って自然な肌合いと3Aの防弾レベルを実現した逸品。
ゴルゴはこれに対し「しかし問題は これでは変装になっていない 点だ……」と至極真っ当な感想を述べた。
昔のゴルゴならこれで満足したんだろうけど、近年はちゃんと対策してるからね。
- e-honミステリーキャンペーン
ストーリーで説明した『アサルトライフルの注文先』はデイブ。
上記のようにゴルゴの銃を失くしてしまうトラブルに巻き込まれてしまい困り顔だった。
- オイルサーディン×ゴルゴ13 『ねぎ塩・ダイビング』
オスカー・ウィラードに案内されるシーンから始まり、「こっちの店に来たってことは」とデイブに岩塩を紹介される。
そして普通にライフルを構え、岩塩を撃ち、粉砕する。デイブはこれが砕けなくて困っていたらしい。
まあ、狙撃でダイヤを粉砕したこともあるし、それに比べれば簡単だろうけど……。
追記・修正はキティちゃん並みに仕事を選ばない精神でお願いします。
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▷ コメント欄
- ちょっとオイルサーディン買ってくるわ -- 名無しさん (2018-12-19 20:48:04)
- キティちゃん並みに仕事を選ばないからモンハンとコラボしそう -- 名無しさん (2018-12-19 20:48:48)
- 古文単語ゴロ513は…非公式なんだっけか -- 名無しさん (2018-12-19 20:56:57)
- 一流たる者、仕事は選ばないか…、 -- 名無しさん (2018-12-19 21:41:13)
- サーディンの最終回前の話では、デイブ、チーズ作ってたな。 -- 名無しさん (2018-12-19 22:48:02)
- 先月にはe-honでの謎解きのコラボもあったよね -- 名無しさん (2018-12-19 23:02:19)
- 自衛隊は確かさいとう氏の出身が岩手だから岩手の自衛隊とコラボしたとか -- 名無しさん (2018-12-20 00:54:44)
- コンドームあるよね -- 名無しさん (2018-12-20 01:36:40)
- オイルサーディンのデイブの仕事だが、ライフルをネギのシーンはデイブじゃないぞ。似てるが原作(陽気なスナイパー)でもあれは別人だ -- 名無しさん (2018-12-20 02:15:43)
- ゴルチッチやべぇな。なぜか笑いがこみ上げてくる -- 名無しさん (2018-12-20 10:58:57)
- あさりちゃんとコラボしたことがあるってマジ? -- 名無しさん (2018-12-20 11:05:17)
- なまじ「どんな仕事も引き受けるプロフェッショナル」っていう設定があるせいで、どんなコラボも「まあゴルゴだし引き受けるかも…」という感じがするのが酷い -- 名無しさん (2018-12-20 11:09:31)
- エアガンはマルイの電動とWAのガスガン。どちらも「傑作・アサルトライフル」 -- 名無しさん (2018-12-20 23:48:07)
- ↑に出たM16A2仕様。と続けたかった -- 名無しさん (2018-12-20 23:49:39)
- 仕事を(ある意味)選ばないデューク東郷 -- 名無しさん (2019-01-16 17:37:52)
- ふとweb広告に目をやったら独特の眉毛をした馬が描かれたゴルゴケイバなる広告が出てて夜中に腹筋ぶっ壊された -- 名無しさん (2019-05-17 00:31:02)
- コンドームはDT浜田が司会のオオカミ少年でネタにされてた -- 名無しさん (2020-07-12 21:54:14)
- かなり昔だけど佐藤製薬の水虫薬ラマストンとコラボしたことある -- 名無しさん (2020-12-16 13:12:40)
- ゴルゴサーディンの特別サイト久しぶりに見てみようかと思ったら消えてた。まぁ期間限定品のサイトだから仕方ないけど。」 -- 名無しさん (2021-01-25 12:14:08)
- 日清×日本ハムという珍しいコラボに可愛らしいピンクのエプロンを付けて出てきたな。あ、動画は大分飯テロなんで深夜には見ない方がいい。 -- 名無しさん (2022-06-08 17:28:39)
- ↑もう遅い…焼きそばとシャウエッセンうま! -- 名無しさん (2022-06-08 17:38:01)
#comment
*2 両津は運動神経抜群だが、外国語が喋れないなど知能面ではゴルゴに劣るため。
*3 台詞を「ハンコの組合が公益認定だと。」「それだけこの日本ではハンコの重要性があるということなのか。」や「IDとパスワードだと…それは危険だっ」「安全で確実なハンコがある!」に差し替えたパターンも
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