登録日:2018/06/03 (日) 00:11:35
更新日:2024/02/26 Mon 13:40:54NEW!
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ういんどみる 約束の夏、まほろばの夢 エロゲー エロゲヒロイン ポンコツ インドア派 文学少女 東渚沙 橘まお 世話焼き系幼馴染 ラノベ大好き 内心は消極的 ひみつでんわ
「空から才能、降ってこないかしら……それか、伝説の魔剣的な竹刀とか……」
東渚沙(Nagisa Azuma)とは、ういんどみる制作のエロゲー、約束の夏、まほろばの夢に登場するヒロインの1人。
CV:橘まお
身長:155cm
体重:普通
スリーサイズ:81/55/82
血液型:O
好き:ラノベ、主人公との勝負事
嫌い:スポーツ
誕生日:10月27日
所有能力:ひみつでんわ
主人公の涼太と共に蒼森家でお世話になっている[|幼馴染>幼なじみ]]の1人。
母子家庭で母親が滅多に帰ってこないため、蒼森家でお世話になっている。
普段はそれぞれ個別に行動していることの多い他2人と違い、涼太と一緒にいることが最も多い。
明るい赤髪を後ろで結い上げている小柄な体型の少女。
りんか含めた他のヒロインと比較すると胸が小さめみたいな描写がされることが多いものの、
そこはやはりういんどみるであり、CGで見られる限りでは十二分に大きい。
上述したように涼太と行動を共にすることが多いこともあって、勝ち気で世話焼き且つ素直になれない系のツンデレキャラ。
しかし勉強運動共に微妙で変なところでポンコツぶりを発揮することも多く、幼馴染間ではいじられ系でもある。
そして隠す気が無いくらいに要所要所で涼太を異性として好いているような素振りを見せることが多々。
活発そうな見た目に反して根っからのインドア派であり、空調の行き届いた室内にいることを何よりも好む。
住んでいるのがド田舎ということもあり、インターネット通販でのポチ買いを文明の発展と喜んでいる節も。
(尤も、ショッピングについては本当は現地で自分の手で見ての形で行うことの方が好きだとも述べている)
そして彼女を象徴する特徴の一つが無類のラノベ好きであるということ。
暇さえあれば自室や学園の図書室でラノベを読み耽っており、語らせた際の熱意も凄まじく、
更にはトリップ中には項目冒頭のような異世界転生に憧れてるかのような発言まで飛び出す等々枚挙に暇が無い。
ある場面では現状のリアル世界で流行の異世界チート転生系に対して、条件反射で罵倒を繰り返す人種に対する反論めいたセリフもあったり。
どうにも女子力に欠けているような感じもしてきてしまうが、実はスイーツ作りが得意という特技も持っており、
普段は料理全般は自分で取り仕切ると硬く決めている歩も、スイーツに関してのみは渚沙に任すこともあるほどの腕前とのこと。
所有能力であるひみつでんわは幼馴染間でのみ送受信可能なテレパシー。
渚沙の意思一つで幼馴染の誰かに限定して、その相手にしか聞こえないように出力を調整するといったことも可能。
以下、ネタバレ含む。
表向きは勝ち気な前向き系に見えるものの、奥底には自分に自信が持てずに極端に卑下してしまう本心が隠されている。
そして正直に言ってしまうと、自身の個別ルートではこういった本質が悪い方向で発揮されてしまっている場面が目立ちやすく、
ルート終盤では涼太やりんかが本気で憤慨してしまうくらいに色々と拗らせてしまったりも。
(他ヒロインの個別ルートでは涼太の好意が自分じゃない誰かに向けられたことをきちんと割り切っている)
個別ルート開始直後にりんかが新たな居候となったことに加え、封印されていた幼少期の夢を見るようになる。
その内容が涼太がりんかのことを好いており、りんかもまた涼太に対して満更でもない場面を幼少の頃の自分が見つめているというもの。
そんな夢を見てしまったものだから、渚沙は涼太が好きな自分の本心と上述した自身が持てない本質なども合わせ、
あからさまにりんかと仲睦まじくしている涼太にやきもちを焼くようなシーンが多く見られるようになっていく。
あまりにも露骨過ぎるものだから、インドア派の普段の言動とかけ離れすぎて周囲から偽者扱いされてしまうほどである。
そんな風に悩む日々を過ごす中、姉代わりの存在である歩からのアドバイスも受けて、涼太を落とすために本格的に行動を開始。
スイーツ作りの能力を活かして涼太専用のチーズケーキをプレゼントしたり、2人で河原にデートに行ってはしゃいだりと積極的にアタックを繰り返す。
それが功を奏して涼太もまた渚沙の一挙手一投足にドキドキを感じるようになっていく。
河原デートでは乳揉みラキスケイベントが発生したり、デートのことが幼馴染たちや学園にもバレたりして、
2人の仲が公然みたいに外堀まで埋められていき涼太も益々渚沙への思いを強めていく中、
そして渚沙は図書室へと涼太を呼び出して告白を決行、彼のこころえのぐの後押しを受けながらではあったものの、
遂に勇気を出して告白し涼太もそれを受け入れることで2人は恋人同士となった。
「うん……あたし、本当はずっと……ずっとね……」
「リョータのことが、好きだったのっ!」
「伝えちゃった……。うん、でも……伝えられたんだ、あたし」
その後も自分のお気に入りのラノベを涼太に勧めてみたり、しばらく関係を内緒にしておくはずが誤魔化すのヘタすぎてバレそうになったり、
ラノベ好きになったきっかけが、幼少期にりんかと大喧嘩して押入れに閉じこもっていたところ、
退屈しないようにと涼太が持ってきてくれたファンタジー系の物語本だったという過去を明かしてくれたりと、
しばらくの間は実に年頃の恋人同士らしい和やかな時間が流れていく。
だが、図書室でのエロシーンでの一幕の後、りんかに自分と涼太の関係がバレてから事態は不穏な方向へと進んでいく。
後日涼太は神社でりんかと渚沙が言い争っている場面を目撃してしまい、りんかも涼太が好きだったということと、
自分に自信が持てないコンプレックスから渚沙がりんかに当たり散らしているという光景まで目にしてしまうことに。
それをきっかけに涼太もまた、嘗てはりんかを好いていたことを思い出すも、同時に今好きなのは渚沙であるという思いも確固たる物とする。
その間にも涼太が改めて渚沙に自分の思いを告白したり、河原で野外プレイで愛を確かめ合ったりと色々あるのだが、
やはり渚沙は内心の不安を拭うことが出来ないばかりか、日に日にそれが大きくなっていくばかりで、
挙句、それについて涼太がりんかと渚沙のことについて話し合っている場面を目撃した時にそれが一気に噴出。
実を言うとりんかは確かに涼太のことが好きだったが、今更渚沙から涼太を奪うつもりなんかなく、寧ろ逆に真正面からフってほしいという提案をしていたのだが、
不安に駆られた渚沙はそれを頑なに信じようとせず、きっと涼太の気持ちは自分なんかじゃなくてりんかに傾いてしまうと思い込んで譲らない。
そのあまりの面倒くささから遂にはりんかまで不満が爆発してしまい、2人の間の空気が一気に悪化してしまったりも。
紆余曲折を経た末に涼太は、りんかが都会に帰る直前の日に、改めて2人のどちらが好きかを告白することになり、
今の渚沙にどういう形でなら自分の思いを信じてもらえるのか悩み続ける日々を過ごすことになる。
……が、告白当日になって渚沙はまさかの逃亡。
いくらなんでもあんまりすぎると憤慨しながらも涼太とりんかは渚沙を捜しまわり、自室の押入れに閉じこもっているのを発見。
告白の時と同じようにこころえのぐの後押しを受けながら、尚も自分に勝ち目は無いからキッパリフってほしいなどと言う始末。
扉越しに涼太は今までの不満をぶちまけるかの如く散々渚沙を最悪の馬鹿だの行動する馬鹿だのと言い放つが、
自分がやろうとしても空回るばかりな中、告白という行為にまで及ぶことの出来た渚沙の勇気はとても凄いものであり、
決して魅力が無いなんてことはない、誰にも劣らない勇気を確かに持っていると説得。
そして直前に言い切ったフってほしいという一言も、実は涼太がこころえのぐを使っておらず、渚沙だけの意思で言われたことだとも判明。
その2つの事実を提示しつつ、涼太から「お前は誰よりも馬鹿だけど、誰よりも勇気のある自分の恋人だ」と宣言されたことで、
ようやく内心の不安を振り切ることが出来、閉じこもっている部屋から涙を零しながら出てくるのであった。
喧嘩していたりんかとも仲直りし、すっきりした気持ちで彼女を見送った後にあっという間に1年の歳月が流れる。
今までと変わらずに涼太とのんびり過ごしていた渚沙であったが、読むだけでなく自分でも物語を書き始めるなどより行動的で明るい少女となっており、
そんな彼女の横で涼太は、変わらないこともあるが確かに変わったこともあるのだということを噛み締めつつ、
恋人である渚沙との日々を楽しむのであった。
「リョータの言いたいこと、わかってるつもりよ。あたしも、いつまでも頼ってちゃいけないと思う」
「それでも、あたしたちを繋げてくれたこの能力には感謝しているし、忘れられない大切な思い出でもあるわ」
「あたしも。大好き」
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