ベルベット(FE)

ページ名:ベルベット_FE_

登録日:2018/04/09 (月) 16:29:31
更新日:2024/02/19 Mon 13:52:46NEW!
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タグ一覧
ベルベット fe fe覚醒 増田ゆき タグエル ラグズ 絶滅寸前 絶滅危惧種 ベルベットナイト ウサギ feヒーローズ 親世代






人間のことはまだ信用できないけど……あなたのことは信じてもいい。


出典:任天堂公式LINE、https://www.nintendo.co.jp/social/index.html#section-line、2015年9月22日、
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要


『ベルベット』とは『ファイアーエムブレム 覚醒』の登場人物。
初期クラスはタグエル


CV:増田ゆき


誕生日は11月18日。
軍の中で一番、食べるのが早い。
人気投票女性部門22位、第1回英雄総選挙総合部門94位、第2回英雄総選挙総合部門44位。


好きな食べ物は人参。鋼の味がすると恐れられたルフレの人参料理を喜んで食べる。
逆に芋類は受け付けられないほど苦手。
動物と会話する事もできる。一番かわいいと思っている動物は兎。



ベルベットは人間とは異なる種族・タグエルの長老の娘であり、種族最後の生き残り。
タグエルとは本作が初登場の種族であり、2000年前のアカネイア大陸にはいなかった種族。
この種族は設定集によれば『蒼炎の軌跡』等に登場したラグズの末裔と推定されており、ベルベットは兎に化身するタイプのタグエル。
タグエルには兎の他に鳥や獅子・狼などに化身するタイプがいるが、それらは基本的に他の大陸にいるらしくベルベットは獅子・狼のタグエルにしかあったことはない。


本編から1000年ほど前、当時のイーリス大陸において獣人であるタグエルの扱いは悪く、人間の下僕であった。
労働用に愛玩用……その扱いは獣以下であり、少しでも逆らえば殺されていたという。
そんなタグエルを人間と同じだと、対等に扱えなければいけないと訴えていた初代聖王に心が救われたタグエルたちは、
聖王に救われた事、恩義を返さなければいけないと口伝で末裔に伝えて来た。


こういう扱いだったのでタグエルは人知れず隠れて生活していたのだったが、
ベルベットが幼少の時に人間達に里を襲われてベルベットを残して全滅してしまった。母も弟もこの時に死んでしまう。


あくまで恨んでいるのは里を襲った人間達のみで人間という種族全体を嫌っている訳ではないが、この件で人間に対して不信感を持ってしまった。


その後は一人で生活していたが、ある日ヘンリーから聖王が暗殺されるという話を聞き、恩義を返すべくイーリス城に侵入してエメリナを守ろうとする。
その後はエメリナを守るべくイーリスに滞在するが、結局エメリナを守り切ることは出来なかった……。



険しい崖も簡単に上り下り出来るほどの運動神経を持ち、あのカラムの位置を正確に把握できる嗅覚と、小言や心臓の鼓動を聞き取れるほどの聴力を持つ。
タグエルは人間でも獣でもないが、ベルベットはどちらかといえば獣寄りの本能で行動しているため、ドニの力作の獣用の罠に引っかかってしまう。


タグエルであることに誇りを持ち、人間や半獣扱いされると怒る。
ツイハークにラグズと呼ばれた際にはタグエルと訂正した。というかラグズの事は知らないらしい。



タグエルという種そのものは別の大陸に生存しているかもしれないが、少なくともイーリス大陸にいる兎に変化するタイプのタグエルはベルベットしかいない。
しかしベルベットは種の存続についてはあまり関心がないようだ。


未来からやって来る息子はシャンブレー。
母親と違って種族最後の生き残りという自覚が強く、絶滅する事を恐れている。
ベルベット以外のタグエルはシャンブレーの他に、二人のどちらかが親の場合に生まれて来るマーク(男・女)がいる。
マークにはウサギ耳が生えないため、血が薄くなるとタグエルの特徴が消えていくようだ。そのため絶滅を完全に避けられたわけではない。


増田氏はリヒトも演じている。



性能


初期クラスはタグエル。
本作ではマムクートと同じく獣石という道具を使う事で化身する。
成長率は全体的に高く、特に技と速さは共に本作のユニット中一位である。(技はロンクーと同率)


タグエルのスキルの一つに『獣特効』というものがある。
これは騎馬系ペガサスナイト系という名前の通り獣系のクラスに特効を持つ。
特効範囲が広いため特に序盤の火力強化に重宝する。


しかし自軍ユニットが育ってくると『武器節約』持ちにビーストキラーを持たせれば十分代用できてしまう。
間接攻撃ができないのも大きなハンデ。
更なる能力上昇が見込める「超獣石」は終盤にならないと手に入らないため、最も『獣特効』が活きる中盤のヴァルム編で火力不足に陥ってしまいがち。


他にドラゴンナイト盗賊の素質を持ち、チェンジプルフ入手後はアサシンなど他のクラスに転職させた方が使いやすい。
ただし「獣特効」のスキルはタグエル時にしか効果がないため注意。



なお息子は上述の通りシャンブレーだが、何故かドラゴンナイトの素質が蛮族に変化している。
結婚相手にドラゴンナイトの素質がない場合は必要なスキルを継承させておくのも良いだろう。
ビーストキラー対策の『槍殺し』や仲間の移動補助に使える『運び手』などがオススメ。



支援会話


親世代の男性ユニット結婚する事が可能。
しかし残念ながらイーリス王族に恩義を感じているのに、イーリス王族の誰とも支援会話がない。
基本的に人間を近寄らせまいとしているのだが、支援中の彼女は割とフレンドリーに人間と接している。


フレデリクとの支援では何か質問があって化身して近寄っていたのだが、それが彼のトラウマを刺激してしまう。
崖の上に登ったものの降りれなくなったガイアを助けるために、嫌々ながら彼を背中に乗せて『ベルベットナイト』にクラスチェンジすることに。


同性で支援があるのはマイユニ♀、ティアモオリヴィエ




台詞


  • 私は人間じゃない。タグエルよ。間違えないで。
  • なにか勘違いをしているようね。私はラグズとやらじゃないわ。タグエルよ!
  • えぇ。ルフレは私に忘れかけてた温もりをくれるわ。私……ずっと一人だったから、こういう気持ちは久しぶりなの……。
  • タグエルは嘘をつかないわ! 全然失敗なんかしてない。前にごちそうしてもらった料理と全く同じ味がするもの。
  • まったく、適当なことばかり……でも、悪くはないわ。いいわ、交わすわ。あなたと……永遠の愛の誓いを。
  • 聞いたことがあるわ。人間にとって指輪は夫婦の証だとか。物で絆を確認するのはいかにも人間らしいやり方ね
  • ベルベットナイトは本当にこれっきりよ。
  • 私をベルベットちゃんと呼ばないで! あなたのペットじゃないのよ!
  • ウサギが好物ですって……? あなた……何を言っているのかわかっているの……?
  • そうね。血は嘘をつかない。あなたは、私の子……一族の希望よ。人とタグエルは共に生きていける。それをあなたは証明してくれている。
  • あの子にウサギ耳は生えなかったのね……。
  • 語尾に『ピョン』をつけて話すと、人間からのウケがいいのね。面白いピョン。
  • 語尾にピョンをつけると人間からのウケが良いと聞いたのだけれど……アスク王国の人間にも通用するかしら。
  • 撫でてくれるのなら、ウサギの姿になりましょうか。
  • ここで英雄たちを観察していたわ。異なる世界の種族が共存する姿……タグエルと人も、昔はこうだったのかしら。
  • あなたの神器、英雄だけじゃなく食べ物を召喚したりできないのかしら? ニンジンが出ないか試してみてちょうだい。
  • ふふ、やっぱり来てくれたわね。あなたの足音、すっかり覚えてしまったわ。
    今日は何を話しましょうか。イーリスの話、エメリナ女王の話、タグエルの歴史でもいいけれど……それは楽しい気分にならないかもしれないわね。
    そうだ、今日はあなたの話を聞かせて。足音はすっかり覚えてしまったのに、私、あなたの声は覚えきれてないの。
    あなたは人間にしては珍しく寡黙だからつい私の方が話してしまうけれど、本当は私、話を聞く方が得意なのよ。
    ……ふふ、そんなに照れないでちょうだい。あなたの話ならなんでも楽しいわ。
    もっと仲良くしたい、そう思っているのよ。


ファイアーエムブレム ヒーローズ


私の名はベルベット。タグエルの生き残りよ。あなたは信用に値する人間かしら?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


長らく経過してしまったが2019年2月に大英雄戦で登場。イラストはチーコ氏。
今回は青属性の獣・騎馬ユニットの扱い。
ちなみに、彼女の登場した2019年2月はニシキやキヌなどの『if』で登場するキャラが追加された月だが、彼女は『覚醒』のキャラである。
通常追加されたキャラと大英雄戦のキャラとで出典が異なるのは、5月の闇堕ち英雄と総選挙キャラの追加を除けばかなり異例のこと。


武器スキルは『タグエルの爪牙』
騎馬特攻
竜、獣以外の味方と隣接していない場合、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+3。
ターン開始時、竜、獣以外の味方と隣接していない場合化身状態になる(そうでない場合、化身状態を解除)
化身状態なら、攻撃+2、かつ自分から攻撃した時、戦闘中、敵の攻撃、守備-4、敵は追撃不可となる。


Bスキルにターン開始時、敵軍内で最も速さが高い敵の速さ-7『速さの封印3』
Cスキルは戦闘後、敵の周囲2マスの敵の守備-7『守備の紫煙3』


強力ながらトリッキーなニシキ・キヌ親子とは異なり、役割が明確で扱いやすい。
騎馬特効を持ち、相手の追撃を封じる『ダグエルの爪牙』と高い移動力、自前の弱体化スキルがかっちり噛み合っており、敵陣に切り込み、危険な騎馬ユニットを特効武器で処理しつつ近くの敵に紫煙を撒く弱体化役として活躍してくれる。


…がそれを考慮したとしても攻撃は切り込みや特攻を持っているわりに43という低さ。
弱体化をもってしてもまずあまりにも固すぎる相手か特攻が付かない敵だと意味がない。
速さと守備もそこまで高いと言える数値をしていないので返り討ちに遭うことも。
自分自身も騎馬特攻を受ける事や獣特攻の二重のリスクを背負う。


2022年7月のアップデートで『タグエルの爪牙』の錬成が可能。
騎馬特攻は同じだが錬成すると周囲1マス以内に竜、獣以外の味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4かつ、敵が竜、獣でない時、さらに、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果複数時、最大値適用)
条件のテキストが変わった事以外は大抵同じだがマムクートと獣以外の戦闘相手はステータス強化とキャンセルが追加する。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
自分の速さ-敵の速さの値によって異なる効果を発動
(・1以上なら、自分は絶対追撃・5以上なら、さらにダメージ+7)
三つの条件成立で全ステータスが+12へ強化して固定ダメージと絶対追撃も持つ攻撃性を獲得。


更に2023年7月以降は、獣・騎馬ユニットの化身時の効果の強化に伴い、錬成すると同じ効果がつくようになった。
化身状態なら、攻撃+2、かつ戦闘中敵の攻撃、守備-3、さらに敵の攻撃、守備が攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離(最大3)だけ減少、
かつ移動前と移動後のマスの距離が2以上の時、戦闘中、自分が最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減。



追記・修正はタグエルの保護活動をしている方にお願いします。


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  • 設定集持ってるのに気づかんかった・・・・ラグズと同種なのか・・・ -- 名無しさん (2018-04-09 19:53:41)
  • ↑用語解説欄に「ラグズの末裔と推定される」と書いてあるよ。まぁ「地竜族の末裔と言われている」と書いてあるギムレーがEchoesで神竜族になったいま、今後どうなるかはわからないけど。 -- 名無しさん (2018-04-09 20:00:51)
  • 一見近寄りがたいけど案外可愛い性格してるよな -- 名無しさん (2018-07-26 03:26:03)

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