プロ野球 珍プレー・好プレー大賞

ページ名:プロ野球 珍プレー_好プレー大賞

登録日:2018/02/19 (月) 00:41:42
更新日:2024/02/19 Mon 11:43:52NEW!
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テレビ番組 特番 バラエティ番組 スポーツ プロ野球 珍プレー フジテレビ 腹筋崩壊 みのもんた 好プレー 熱い風評被害 なんjのルーツ?





(ナレーション:みのもんた)
さあピッチャー第一球! 内角高めボール!
バッター避けたけどうずくまっている!
「ちょっとちょっと審判! これ当たってるだろ!? ここ(肘)に当たってんだよ! 俺ぁアニヲタだよ!!」



フジテレビ系列で1983年から不定期に放送されているプロ野球のいわゆる「珍プレー」「好プレー」をテーマにしたスポーツバラエティ特別番組である。
2005年に終了したが、2010年に復活して現在も不定期に放送されている。


本記事では他局の同種番組についても記述する。



■概要
プロ野球の試合中に起こった様々なハプニング(珍プレー)に、みのもんたの滑稽なナレーションやSEをつけてテーマごとにダイジェストで紹介し、
その時の詳しい状況や心情を当事者である選手がスタジオで語るというのが基本的な流れである。
珍プレー好プレーと銘打っているが、番組の9割が珍プレーで、好プレーは終盤にダイジェストで流れるのみである。


元々は同局の『プロ野球ニュース』の1コーナーであったが、当時週末版のキャスターを担当していたみのもんたのナレーションが人気を博し、スピンオフの単独番組として放送されるようになった。


2005年の一旦終了までは島田紳助や板東英二が司会を担当していた。
番組が復活した2010年からは中居正広が司会を担当しており、メインナレーションは山崎弘也が担当している。
他の出演者のメンツ的にも、不定期に放送されてる野球バラエティ「World Baseballエンタテイメント たまッチ!」の派生番組のポジションに収まっている。



取り扱われるネタは、

  • デッドボール、クロスプレーなどのハードコンタクトで痛がるチンプレー様子
  • 上記から端を発する相手選手及び審判への抗議、乱闘
  • トンネル、フライのキャッチミスといったプロらしからぬイージーエラー
  • 思うような成績が出せなかった際の八つ当たり
  • 練習中や移動中、ヒーローインタビューでの選手達のひょうきんな姿
  • 珍妙な観客、乱入者およびそれを見たもしくは声をかけられた選手のリアクション

などである。


しかし、審判団や一部の選手、視聴者からは
「一歩間違えたら選手生命、下手すれば命そのものに関わるアクシデントを笑いのタネにするのは如何なものか」
「真剣にプレーしているが故に起こった事態を面白おかしく伝えるのはけしからん」
という意見も少なからずある。


尤も、放送局側もその分別はある程度ついており、実際に重大な結果に繋がってしまったものは一切取り扱っていない。
例えば、ネットでは散々ネタにされている2005年日本シリーズ第1戦の濃霧コールド(通称白い霧事件)や、
杉内俊哉(当時ダイエー)が炎上降板したあとでベンチを殴って骨折したケース(通称ブルガリア事件)などである。


有名なネタ

  • 宇野ヘディング事件

1981年8月26日、後楽園球場での巨人×中日戦において、
ショートの守備に就いていた宇野勝(中日)がフライ性の打球を捕り損ね頭に当てて、レフト線に転がしてしまい巨人に1点を献上してしまった。
そして完封をフイにされた星野仙一(中日)が交代の際にグラブを叩きつけるまでが一連の流れである。
ナイター照明に目が眩んだことと、宇野のスパイクが芝に絡んだことが原因と言われている。
この件が本番組でネタにされたせいで「宇野=ザル守備」という風評被害が発生してしまった*1


  • 達川光男の死球アピール

広島東洋カープの捕手だった達川光男が「ささやき戦術」と並んで頻繁に使っていた戦法。
内角球が来ると大袈裟なリアクションを取り、「今のはデッドボールだ、ここに当たっている」とアピールして死球判定を獲得し、出塁する様がネタにされた。冒頭文の元ネタである。
このおかげで達川は「グラウンドの詐欺師」という異名をつけられてしまった。


  • 星野監督の猛抗議

故・星野仙一氏が監督時代、とりわけ第1次中日政権(1987年~1991年)でよく見られた光景。
何かにつけてベンチを飛び出して審判に食ってかかり、退場処分を食らうまでがお約束となっている。
この番組および同時期に児童誌に掲載されていたプロ野球パロディギャグ漫画での描写から「星野仙一=すぐキレるおっかない人」というイメージを抱いた方は少なくないと思われる。


  • パ・リーグ球場の珍客

かつてパ・リーグは、イチローフィーバーの頃くらいまで西武戦以外の客入りが非常に悪く、空席が多かった。
そのため、スタンドに寝転がって観戦する客、いちゃつくカップル、歩き回る子供、
スタンドの傾斜を利用して流しそうめんを楽しむ客など、現代なら炎上不可避な珍妙な観客が紹介された*2


  • 駒田くん

駒田徳広はヤジに対してマジギレする事で有名だった。
特にネタにされるのは横浜在籍時、「駒田くーん、守備についたらエラーをしてくれ」とからかわれ、「やかましい!コラッ!」と言い返すも、直後にエラーをしてしまう
当然ながら冷やかしと駒田の怒りはエスカレートし、「野球っつうのは、ヤジるためにやってるんじゃねーんだよ、バカ!」「エラーしたやつが怒るなよ」など、今見れば爆笑もののやりとりを繰り広げた。



勇者のスタジアム・プロ野球好珍プレー


日本テレビ系列で2004年まで放送されていたプロ野球珍プレー特番。
2004年放送時の司会は松岡昌宏、江川卓、松本志のぶ(当時日本テレビアナウンサー)。
こちらは、テーマごとにナレーションを変え、感動ドキュメンタリーのコーナーも入っていた。


2017年からはBS日テレにて『プロ野球SP 伝説の好珍プレー一挙公開!』を放送しているが、こちらはスタジオ出演者は居らずに全編VTRにて構成しており、12球団のシーズン振り返りやオフシーズンの移籍情報なども挿入している。



欽ちゃんのプロ野球好珍プレー どこまで見せるの!?


TBS系列で1990年代末から2000年代初頭に放送されたプロ野球珍プレー・好プレー特番。
その名の通り、萩本欽一が司会を務めていた。
清原和博をテーマにしたコーナーが極道映画のパロディ、王貞治をテーマにしたコーナーが『皇室アルバム』風のナレーションになっていた。





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  • 重大事故にはなってないけど…誰だったか忘れたけどヤジに切れる選手のVTRは見てて気の毒だった -- 名無しさん (2018-02-19 11:58:33)
  • 動物番組とかでもよくあるけど、アテレコが過剰だと思ってしまう。解説だけだとバラエティとしては厳しいんだろうけどね。 -- 名無しさん (2018-02-19 12:41:48)
  • サンデーモーニングだと毎回やってるイメージ -- 名無しさん (2018-02-19 21:31:30)
  • だっちゅーのでお馴染みのパイレーツが出演してた時期もあったり国民的漫画のアニメやゲームのBGMが使用されてた事もあった。 -- 名無しさん (2020-08-20 02:49:51)

#comment

*1 実況パワフルプロ野球シリーズでOB選手として収録された時も、このイメージが強かったのかエラー回避が低く設定されていた。
*2 ちなみに、2005年以降協約が改正されており、流しそうめんのような行為は罰せられることになる。

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