登録日:2017/01/09 (月) 00:15:06
更新日:2024/02/02 Fri 11:01:58NEW!
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見せてやろう、ダークネスの世界で頂点となるモンスターを
クリアー・バイス・ドラゴンとは遊戯王デュエルモンスターズGXに登場するモンスター。
ダークネスとの一体化を果たしていた藤原優介のエースモンスターである。
以下、物語上のネタバレがあるため、本編視聴後か上記の藤原優介の項目を見終わってからをオススメする。
概要
アニメにおけるテキスト
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、このカードの属性は「闇」として扱わない。
このカードが相手モンスターを攻撃する場合、このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の倍になる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
また、このカードの戦闘ダメージ計算時、手札を1枚捨てる事でこのカードは戦闘では破壊されない。
このカードを破壊する効果を持つカードの効果を手札を1枚捨てる事で無効にする。
GX4期、174話の「吹雪vs藤原」戦で初登場。
墓地のクリアーモンスターを除外することで発動された通常魔法「クリアー・サクリファイス」の効果により生け贄無しで召喚された。
攻撃力倍化の効果は藤原曰く「相手の個性を倍返しにする力」とのこと。
『個』を無くすことを最終目的としている藤原の思想を別方向でも体現している能力と言える。
召喚と同時に真紅眼の黒竜を攻撃したが、バーストブレスの効果により破壊されそのまま退場した。
……というのはご存知の通り、親友を救えなかった吹雪の心の闇を覗いた藤原の脳内映像。
実際には自身の効果でアトリビュート・マスタリーをコストにバースト・ブレスを無効にしたため破壊されておらず、
そのまま真紅眼の黒竜を戦闘破壊して吹雪のライフを0にして勝利した。
ちなみにOCG版でのバーストブレスのドラゴン族モンスターをリリースする処理は効果ではなくコスト。
そのためクリアー・バイス・ドラゴンの効果で発動を無効にしようがしまいが真紅眼の黒竜はフィールドからいなくなるため、
藤原は追撃が出来なくなり、少なくともこのターンでの吹雪の敗北は無かったことになる。
なお、この吹雪戦での藤原は、クリアー・バイス・ドラゴンの召喚、効果説明、効果名、攻撃宣言時のテンションが非常に低い。
続く十代&ヨハンとのデュエルでのテンションとは大違いだが、あちらは二人に(正確には少し違うが)「演☆技☆王」されたのも大きいだろうか。
その後の「十代vsヨハンvs藤原」戦でも吹雪戦と同様の方法で通常召喚。
E・HERO フレイム・ウィングマンを攻撃し、その戦闘破壊を狙うも十代の永続罠「ヒーロー・シールド」により失敗し、自身の効果で守備表示になった。
守備表示になった隙をヨハンと十代のターンに狙われたが、
ヨハンの攻撃は永続罠「属性重力-アトリビュート・グラビティ」によって同じ属性のフレイム・ウィングマンへ強制攻撃させることで防ぎ、
十代の攻撃は永続罠「属性変化-アトリビュート・カメレオン」によってフレイム・ウィングマンを水属性にしエメラルド・タートルを攻撃させて守り抜く。
その後自分のターンで再度フレイム・ウィングマンを攻撃するも、ヨハンの通常罠「宝玉割断」で妨害されて止めを刺しきれず、
返しのターンに究極宝玉神 レインボー・ドラゴンの効果でデッキへバウンスされ地味な退場となった。以後は登場していない。
攻撃名は「クリーン・マリシャス・ストリーム」。
攻撃の際には「クリアー」モンスター共通の結晶の中から首だけ出して攻撃する。
余談だが、藤原は二度目の守備表示になる効果を適用した際に、一度目のバトルフェイズ終了時ではなくエンドフェイズに守備表示になると言っている。
タッグフォース3におけるテキスト
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 ?/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、このカードの属性は「闇」として扱わない。
このカードが相手モンスターを攻撃する場合、このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の倍になる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
また、このカードの戦闘ダメージ計算時、手札を1枚捨てる事でこのカードは戦闘では破壊されない。
OCG化前に「TAG FORCE 3」で先行登場。
アニメと比べると効果破壊効果を無効にする効果がなくなったほか、元々の攻撃力が「?」となりアニメと比べるとサポートカードが減っている。
なお、タッグフォース4ではOCG版になってしまったため、この効果を楽しめるのはタッグフォース3だけである。
OCGにおけるテキスト
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 ?/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードのコントローラーに「クリアー・ワールド」の効果は適用されない。
このカードが相手モンスターに攻撃する場合、ダメージ計算時のみこのカードの攻撃力は攻撃対象モンスターの攻撃力の倍になる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊される場合、代わりに自分の手札を1枚捨てる事ができる。
OCGでは「LIMITED EDITION 15」にて登場。
タッグフォースと比べると戦闘破壊耐性が効果破壊耐性に置き換わっている他、
このモンスターだけで「クリアー・ワールド」のデメリットを防げるように強化された。*1
しかし守備表示になる効果はなくなったため、相手ターンでの隙が大きくなった。
あとアニメ版と比べた場合の微妙な変化として手札を捨てるのは「破壊を無効にする」ものではなく、「破壊の代わりに行う処理」となった。
なお永続効果なのもあるが、この手札を捨てるのはコストではなく効果なので、暗黒界などの効果発動のトリガーとすることもできる。
攻撃時には相手モンスターの攻撃力の2倍となるので、邪神アバターなどを除き攻撃時には戦闘で負けることはほぼ無いモンスター。
しかもこの攻撃力決定は永続効果であるため、その性質上オネストや月影のカルートなどのコンバットトリックには滅法強いうえ、
永続効果ゆえその効果でクリアー・バイス・ドラゴンの攻撃力二倍化を防げないSNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング、
攻撃力変化がダメージ計算時ゆえ一度しか発動できない眠れる巨人ズシン、合神竜ティマイオスすらも戦闘破壊できる。
そのほか、手札を捨てる必要があるとはいえ効果への破壊耐性も備えているため、自分ターンの攻撃に関しては無類の強さを誇るモンスターと言える。
なお、除外・バウンスへの耐性がない点は注意。
この効果と攻撃力0というステータスゆえ、皮肉にもオネストキラーと言っていいカードだろう。
ただし、これらは全てこっちから攻撃する場合の話。
殴る時にはめっぽう強いが、殴り返されると滅茶苦茶弱い。例によってというかライトニングには殴られる場合は特に警戒がいる。
相手ターンには攻撃力0という全くの無防備になってしまうため、くず鉄のかかしなどで守るか、適当にエクシーズ素材にしてしまいたい。
他にも攻撃力が低く守備力が高い守備表示モンスターや攻撃力0のモンスターに対しても手出しできない点はこのカードの明確な弱点。
場にモンスターがいない場合もこのカードは意味をなさないため、上記のモンスターはどかしたうえで相手の場に高攻撃力モンスターを残したい。
そう考えると積極的に相手フィールド上に高攻撃力モンスターを呼び出せる溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムやトーチ・ゴーレムとは比較的相性が良いと言える。
貫通効果をクリアー・バイス・ドラゴンに与えるカードはサポートとしてぜひ入れたい。
この手のモンスターにしては珍しく通常召喚するモンスターのため、召喚制限がない。
そのためドラゴン族の豊富なサポートカードで何度も特殊召喚できるだろう。上記の弱点もこれで補えることが多い。
攻撃力も特殊召喚時は0のため、「地獄の暴走召喚」で3体並べることもできる他、相手の場にもモンスターを並べさせることができる。
また闇属性・レベル8なので「トレード・イン」「闇の誘惑」「終末の騎士」等に対応している。
純粋な【闇属性ドラゴン族】に混ぜても活躍がある程度期待できるだろう。
なお、BF-疾風のゲイル等に攻撃力を固定化されると攻撃力変化が起きないために攻撃力が0のままとなるので注意。
【このカードで狙いたい相手】
1.クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
最高の獲物。
まずクリアーバイスが効果によって攻撃力6000になり、
クリスタルウィングが自身の強制効果でその分攻撃力を上げて攻撃力9000になるが、
そこでまた攻撃力を再計算して攻撃力18000となる。
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果は永続効果であるクリアー・バイス・ドラゴンには一切通用しないため一方的に殴り倒せる。
2.相手が発動した「月鏡の盾」を装備した相手モンスター
仮に攻撃力2000のモンスターに装備されているとする。
まずクリアー・バイス・ドラゴンの永続効果で数値が変化し攻撃力が4000となる。
その後、「月鏡の盾」の効果が発動し『戦闘を行う相手モンスターの攻撃力と守備力の内、高い方の数値+100』となるため、相手モンスターの攻撃力が4100となる。
最後に、クリアー・バイス・ドラゴンの永続効果であらためて数値が変化するので攻撃力が8200となる。
そのため結果的に本来の約二倍のダメージを与えられることになる(おまけに月鏡の盾の強制効果でさらに500ライフを削ることができる)。
自分から相手に装備した場合は使えないため相手が使用しないといけないが。
両者ともダメージ計算時の強制発動とダメージ計算時は原則として一度しかチェーンを組むことができない点をうまく突いた形となる。
なお、ティマイオスやズシンをこのカードで殴り倒せるのも同等の理由である。
このほか、リンクモンスターは守備表示がないため、概ね狙いどころのモンスターと言えるだろう。
【その他相性のいいカード】
1.溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム・壊獣
相手の場に高攻撃力のモンスターがいないと活かせないカードなため、相手の場に特殊召喚されるカードは相性がいい。
攻撃力の低いモンスターをどかしてこいつで殴ろう。表示形式を間接的に変更することもできる。
2.『肥大化』『禁じられた聖杯』等相手のモンスターの攻撃力をあげるカード
当然ながら相手モンスターを強化してしまうのも有効。
3.限界竜シュヴァルツシルト
ご存知、ミザちゅわ~んミザエルの使用した相手の場に攻撃力2000以上のモンスターがいれば特殊召喚できる星8闇属性守備力0のドラゴン族。
高攻撃力モンスターを相手の場に用意したいクリアーバイスとなかなか相性が良く、種族属性ステータスにも共通点が多いため組ませやすい。
殴り終わったクリアーバイスとエクシーズ召喚することで、反撃のリスクを抑えられる。
【このカードで倒せない相手】
1.邪神アバター
邪神の特殊処理でどうしても攻撃力を上回れない。
なお、処理上は無限ループは発生させずに自分がダメージ100を受けて終了する。
2.邪神ドレッド・ルート、地球巨人 ガイア・プレート
両者とも永続効果で攻撃力を半分にしてくるため相打ちとなってしまう。
もっともダメージは与えられないとはいえ破壊はできるので、クリアー・バイス・ドラゴンの性質を考えるとアバターよりはマシと言える。
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▷ コメント欄
- ユーフォロイド・ファイターの攻撃力を上げまくった挙句、相手に送り付けてコイツでトドメを刺す動画を見た時は腹抱えて笑った -- 名無しさん (2017-01-09 00:50:01)
- 今の環境でOCG化されたら寧ろ原作よりも強化されてたかもしれないと感じるカードの1つ。 -- 名無しさん (2017-01-09 08:39:10)
- このカードの攻撃にアストラルバリアを使ったら、攻撃力は0になる? -- 名無しさん (2017-01-09 08:50:38)
- これ、遊戯王Wikiからそっくりコピーしてないか? -- 名無しさん (2017-01-09 09:03:38)
- ↑大部分はwikiから引用してるけど丸々コピペではないね。 例えば「狙いたい相手」は建て主が追加した部分だね。 -- 名無しさん (2017-01-09 09:52:24)
- まあ、そのレベルの誤差を許容するというのがこのWikiの方針なら別にいいか。オリジナリティと呼ぶには拙いとは思うが、もし元々完成されている文章ならいじるのは無駄だし。 -- 名無しさん (2017-01-09 10:20:57)
- 懐かしいわめっちゃ使ってたなこいつ 友人の出してくるジュラックギガノトをこいつで即刻処理する流れがテンプレだった -- 名無しさん (2017-01-10 07:59:24)
- 「追記・修正は」の後に何かあるんじゃないかと思って、ドラックして見ようとしたのはオレだけじゃないはず…(と思いたい -- 名無しさん (2019-03-11 00:48:32)
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