氷上ゆりの

ページ名:氷上ゆりの

登録日:2016/12/28 Thu 18:35:51
更新日:2024/02/01 Thu 13:55:56NEW!
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「ほら、怪しくないでしょ?」



氷上ゆりの(Yurino Hikami)とは、ういんどみる制作のエロゲー、初恋サンカイメに登場するヒロインの1人。


CV:猫村ゆき
身長:165cm
3サイズ:89(D)/58/83
所属:白隈学園2年
特技:交渉ごと
好き:シトラス系の香り・お祭り・お米
苦手:野菜



太一より一つ上の2年生の先輩。太一が所属することになるA-ken部の一員でもあり部の看板娘的な存在。
学園内にファンクラブがあるほどの人気者なのだが、肝心の部は当初、彼女と姫夏の2人だけしか所属していなかったり。


入学式の時に初対面となるのだが、太一含めた新入生の中にサングラスと桃色マスク着用という、
どう考えても不審者にしか見えない格好で紛れ込んだりしていた。
コント的なやり取りを交えた後にその素顔を晒すのだが、それに太一は心奪われることに成ったり。


因みにそんな外見で新入生に紛れていたのも部員が2人しかいないA-ken部の新入部員の勧誘という意外と世知辛いもの。
ゆりの自身の熱意もあり、何だかんだで太一もA-ken部の一員として共に学園生活を謳歌することになる。


フレンドリーで親しみやすいしっかり者の頼れるお姉さん系な先輩。
イベントごとが大好きな積極性もあり、基本楽しいことをするのがモットーなA-ken部でも如何なく発揮される。
会って間もない太一のこともとても気に入っており、端から見れば気があるんじゃないかと思えるくらいべた褒めである。
そういう人望もあってなのか、白隈学園の学生棟長としての役職も持っている。


しかし、入学式での出来事も含めて少々暴走しがちで猪突猛進な一面もあり、
一度のめり込んでしまうと周りが見えなくなってしまうようなことも。
そういうある種の深夜のテンション的な勢いで、自分でも見返すと恥ずかしくなるような映画の台本を書き上げいていたりする。


尚、上述したファンクラブについてだが太一入学前には色々と黒い噂もあったようで、
友人の東川からはゆりの先輩を巡って内争があっただの、常に黒服のボディーガードが彼女を護衛していただのといったトンデモな噂が語られたり。


親友にして女房役の姫夏の提案もあり、太一とゆりのが書いた映画の台本が採用され、
更には2人が主演という構図が出来上がってしまう。
演技自体は素人同然のぎくしゃくしたものだが、映画の台本とはいえ恋人関係として演技をしていくことなども重なり、
恋に臆病になっていた太一は段々とゆりのへと心が傾き2度目の恋をすることになる。


共通ルートの終盤ではゆりのへの2度目の告白とリンの消失が大詰めのイベントとなるのだが……


以下、ネタバレ含む。





















実は霧ヶ峰の運営に深く関わっている氷上財閥出身のお嬢様だったりする。
ゆりの自身はそういった自分の経歴からくる色眼鏡で見られるのを嫌うので、知っているのは親友の姫夏だけ。
黒服のボディーガードも実家から派遣されたモノホンの護衛であり、ゆりのは咄嗟にファンクラブの防衛隊みたいな嘘を吐いてしまったんだとか。


今でこそしっかり者の頼れるお姉さんというイメージを持たれているが、
昔は財閥の令嬢として勉強ばかりしていて、周囲とも殆ど関わろうとしなかった繊細で臆病な冷たい性格だったとのこと。
姫夏との出会いをキッカケに少しずつ努力を重ねて困難を乗り越えてきた結果、様々なことを楽しめるようになったらしい。


ゆりのへの2度目の告白も、太一はあと一歩踏み出せずに口にすることが出来ずに失敗してしまう。
そしてその矢先にリンがいなくなってしまい、最早告白どころではなくなってしまった。


ゆりのは消滅寸前のリンと会っていたということもあって、
自分が引き止めていればこんなことには、といった具合に人一倍落ち込んでしまうことに。
太一もまたもっと早くにリンの異変に気づくべきだったと気落ちしてしまう。


しかし、リンが愛用していたスケッチブックを目にしたことで気持ちを奮い立たせ、
太一はいつまでも落ち込んでいてはリンも悲しむと、前を向いて生きていくことを決心。
そんな太一に説得されたこともあってゆりのも再起し、リンが楽しみにしていた映画の撮影を再開することに。


後日、太一は失敗した告白のリベンジも兼ねてゆりのをデートに誘うことに。
そして2人きりで楽しい時間を満喫した後、太一は遂にゆりのに自分の思いを打ち明ける。
するとゆりのもまた、太一のことを今までの異性とは違う特別と思える存在として見ていたという胸の内を明かし、
満点の星空と月明かりの下というムード満点の中で2人は唇を重ねていた。


「私でよければ……太一くんに迷惑掛けちゃうこともあるかもしれないけと……っ」
「太一くんの、彼女に、してください……!」


元より撮影を通して仲の良かった2人ではあるが、恋人として新たなスタートを切ったことによりその関係は益々濃密なものに。
プライベートビーチで水着姿で2人ではしゃいだり、浴衣姿で花火を満喫。
太一を喜ばせたい一心で手料理に挑戦したゆりのが盛大に失敗したり、太一が風邪をひいた際にはゆりのが献身的に看病したりと、
実に年頃の恋人らしい和やかな時間を過ごしていく。


しかし、海咲の編入してきた頃を境に段々と自分の心の奥底にあった不安が大きくなり始め、
ある日、太一にフラれてしまう悪夢を見たことによりそれが一気に爆発。
以降、ゆりのは依存と呼べるレベルで常に太一にベッタリになってしまい、
その果てに授業を無断欠席して学生棟の自室で項垂れるだけの自堕落で無気力な状態にまでなってしまう。
挙げ句、その情報がゆりのの実家にまで届き、学生棟を離れて自宅から通学するなんてことにも。
学園内でも普段の頼れるお姉さんとしての姿は無く、何をするにも上の空で露骨に他人との接触を避ける怯えた姿ばかり見せるようになってしまう。


目まぐるしく激変する事態の中、原因すらもロクにわからずに途方に暮れる太一であったが、
姫夏から、ゆりのの過去を聞いたり、海咲から柳木原にしかできないことがある筈と励まされた末に、
ゆりのを再びデートに誘い、久方ぶりの2人きりの時間を満喫することに。


その果てに嘗てゆりのへの想いを告白した場所で、太一は今まで隠していたことも含めた己の本心をゆりのにぶつける。
太一の気持ちに触れた結果、ゆりのもまた自分の過去も含めた全ての本心を吐露する。
太一が好きになったのは明るくなった自分であり、自分が昔は冷たい人間だったことを知られれば嫌われてしまう。
太一の周囲には魅力的な子がたくさんいて、もしそうなったらきっと自分は勝てないかもしれない。
自分の側にいない時に、他の女の子と楽しげに話している太一の姿に不安を抱いていた。
太一が好きと言ってくれるたびに嬉しいのと同時に怖かったということも。


ようやく不安から解放されたゆりのは無事に回復し、またいつもの明るい性格へとなって学生棟へと戻ってくる。
映画も無事に完成し上映会でも大盛況、その後も変わらずに恋人として楽しい学園生活を満喫していく。


そして数年後、ゆりのは立派に財閥の跡を継いで女社長となり、太一は彼女の部下として共に働いていた。
変わることなく一緒の時間を過ごしていた中、ゆりのは太一に対してある一つの命令を与えるのであった。



「うんうんっ。そうだ、じゃあ、社長命令っ」


「これからも、ずーっと、ずーっと、私と一緒にいてね?」


「ふふっ、私も絶対離さないからっ」






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*1 出典:初恋サンカイメ ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2016年12月22日 ©Windmil / ARES Inc.

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