ラスプーチン(ドリフターズ)

登録日： 2016/04/10 Sun 12:53:13
更新日：2024/01/22 Mon 13:41:53
所要時間：約4分で読めます

---

▽タグ一覧
ドリフターズ 平野耕太 廃棄物 怪僧 眼鏡 手袋 策士 マインドコントロール 巨根 ロシア 田中正彦 ラスプーチン 本体はち○こ

---

ロシアが生んだ　ち○このでかい怪僧。　以上。

主にち○このでかさが理由でいろいろした。ち○こ。

本体はち○こ。

---

&link_up(△)メニュー
&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)

---

[#include(name=テンプレ3)]

「おそろしい　黒王さま」

ラスプーチンとは、平野耕太作の漫画『ドリフターズ』の登場人物である。

CV.田中正彦

古今東西の非業の死を遂げた人物が異世界に転移された存在である『廃棄物エンズ』の１人。
廃棄物の頭目・黒王の参謀といえる役割を果たす。また生前から関わりの深い廃棄物アナスタシアと共に行動することも多い。

モデルは帝政ロシア末期に活躍し、奇怪な逸話や容貌から怪僧と呼ばれたグレゴリー・ラスプーチン。

黒い長髪に帽子を被り、メガネと手袋というヒラコー御用達の装備をキッチリ揃えた青年。
精神が崩壊していると言われる廃棄物の中では、比較的まともな言動をとっているように見える。

基本的に穏やかで知的な物腰だが、不測の事態に遭遇した時などは険しい表情や荒れた言葉が出ることもある。
黒王への忠誠心は極めて高く、黒王が能力の行使によって体に負担をかけていることを案じている。
黒王への負担を少しでも減らすべく行動し、そのために自軍に負傷兵を出さない＝傷を受けたものは死なせることもいとわない。

廃棄物としての異能は、遠隔地から他人の精神を乗っ取り操ること。
また操られた人間の居場所に自身の像を浮かび上がらせることもできる。
能力を解除した後は、対象者に操られている間の記憶は残らないようである。

黒王や他の廃棄物と共に、カルネアデス北壁の襲撃時に初登場。
ただしこの時点では、アナスタシアの背後でシルエットのみを見せていた。

本格的に登場し、正体が判明したのは単行本2巻第1話にて。
陥落させた北壁で黒王に自軍の損害状況を報告した。
次いで黒王より、更なる人外のものたちを軍勢に加えるため北壁陥落の事実を広めることを命じられる。

3巻では、化物たちに与えるための宗教体系や文字を作っていたことが判明。
化物が人間に代わり文明を作るための準備を進めていた。

また、豊久に敗退したジャンヌを見舞ったアナスタシアと、サムライの脅威について語っていた。

4巻で帝都ヴェルリナにて上記の能力を披露し、虚像ではあるが漂流者たちの前に姿を現す。
また廃棄物となる前にサンジェルミ伯と面識があったことが判明。

オルテ帝国首脳部の1人を操り無血で都を手に入れようと目論んでいたが、豊久らの介入で失敗。
余裕ぶった態度をとるも豊久の空気を読まない行動で台無しにされる。
更に動揺を信長に見抜かれ、すごいドヤ顔をかまされて撤退する。
撤退後は、漂流者たちの予想外の行動に苛立ちを露わにしていた。

黒王軍が南征を開始した際は、先軍大将を任された土方に、負傷兵を出すなと伝える。
どんな雑兵でも傷を負えば治してしまう黒王に負担をかけないため、負傷して残るよりはいっそ死なせろと命じた。

なお、時代に流されて内からも外からもあまり報われない形で滅ぼされた経験を持つ新選組の土方は、
使いものにならなくなったら部下でも切り捨てろとでもいうこの発言に渋面を露わにしている。

自身は明智光秀の采配で敵（人間側）の懐柔を担当する。
内応までいかずとも躊躇させるだけで人間側の連帯を崩す目的と思われる。

最終的に人類が皆殺しになるとわかっていて内応する者がいるかという、アナスタシアの疑問には以下のように答えている。

「もちろんですとも皇女様」「人は処刑場の前に来るまで自分だけは助かると思うものです」　

「そして処刑の列の後に行く為ならば処刑人に媚を売り　他者をさし出すものなのです」　

「あなた自身　痛い程　身に染みたでしょうに」　

「………そうね」

進軍の間は、兵に命じて人間の死体を回収させ、資源として様々に利用しようとする。
その際、無造作に人間を焼いて回るジャンヌに渋面を作っている。

「人の死体はそまつに扱うな　大事に大事に扱うのだぞ」「少しでも黒王様の負担を減らすのだ」

「髪はほくちや　縄　ひも」「肉は食料　血は飲料」
「皮は衣類に皮製品　骨は装飾品」

「「人間に捨てる所なし」だぞ」

巻末おまけ漫画では多分にもれず盛大にキャラ崩壊。
参謀というより腰ぎんちゃくのようなノリで黒王のはっちゃけに全力で乗っかっていく。
黒王共々ノリがどことなく古臭かったりもする。

黒王に性犯罪者呼ばわりされたジルドレを他の廃棄物たちと一緒に詰っていたけれど、
コイツがやっていたことも充分に京にいたら新選組が斬り殺すレベルだと思うのだが。

なお人物紹介ではほぼち○このことしか書かれていない。
まあまともに紹介されている事のほうが少ないんだけどね

本文は清書や追記・修正　タグは増量　画像は出典明記

ネタバレは白文字に折り畳み　荒れた項目は反面教師

「アニオタWikiに捨てる項目なし」だぞ　

[#include(name=テンプレ２)]

この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,6)

[#include(name=テンプレ3)]

▷ コメント欄

• どう見ても熱心な僧侶タイプには見えない。でもそんな奴が廃棄物になるか？というと疑問だな。 -- 名無しさん (2016-04-10 23:15:47)
• 黒王の負担を減らすためにその軍団規模を考えると涙ぐましい節制の努力をなさっている。雑兵相手にも冷たいのでそのうち味方に刺される前作のドク的ポジションになりそう -- 名無しさん (2016-07-07 21:12:18)
• 黒王を除けば廃棄物側の唯一の頭脳労働タイプだな。サン・ジェルミは紫の存在に気づいてたけど彼はEASYを知ってるんだろうか -- 名無しさん (2016-08-04 11:34:48)
• 調べてたらこの人、史実だとロシアの戦争とかでは一括して反対派だったみたいね。なんか、政治下手だけど人の心の中に入り込むのが得意って感じ……あと予言じみた先読みが凄いけどそれに対応した行動はとれない人って感じに思えた。才能偏ってたんだろうなぁって気がする -- 名無しさん (2016-10-17 14:38:44)
• ↑本職はあくまで僧侶であって政治家ではないからね -- 名無しさん (2016-12-12 21:37:03)

#comment