ムデカ・ラーベンス

ページ名:ムデカ_ラーベンス

登録日:2015/06/27 (土) 16:21:00
更新日:2024/01/16 Tue 10:54:43NEW!
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魔装機神 復讐鬼 残念なイケメン 中井和哉 中尉 ニムバス ムカデ (一方的な)片思い (一方的な)ライバル視 ロザリーlove 反アンティラス隊 ムデカ・ラーベンス




貴様の覚悟がどれほどか…



見せてもらおうか!




魔装機神シリーズの登場人物。本編に登場したのはIIから。



<概要>
CV:中井和哉


出身はバゴニア連邦共和国。
偏狭な性格ゆえ他者との折り合いが悪く、成人後*1は放浪の末、シュテドニアス連合国まで流れ着き、そこで「デオ・シュバイル」の隊長ラセツ・ノバステに引き立てられ中尉まで昇進し、エースと呼ばれるまでになった。
その後、三國戦争*2でラセツが戦死してからは、自分を取り立ててくれたラセツへの報恩と恩人を死に至らしめたアンティラス隊への復讐のため、同僚のマーガレット・ウォンと共にアンティラス隊を執拗につけ狙う。


…正直、これだけ見ると上司・恩人の仇討ちに燃える復讐鬼といえるが…例によって例の如く、魔装機神の登場人物だけあって残念な面があったりする。魔装機操者にまともな方はいないんですか?


コイツは自他共に認める執念深い男、この一言で表せる。
報恩と復讐のためにアンティラス隊を追い続けるのは先述したが、途中からその理由の中に自分が思いを寄せる相手であるロザリー、そして(一方的に)ライバル視するファングを追うことが含まれてくる。
別れてからの期間を日数単位で覚えているほどで、見れば見るほどストーカーとしか思えなくなる。
良く言えば忠義に篤い、悪く言えば主体性が無いといえる。(恩人が悪事を働くなら迷うことなくそれに加担するとまで断言するほど)



<各シリーズでの活躍>
魔装機神II
初登場。中盤からシュテドニアス南部軍として頻繁に戦うことになる。
本作では反撃や撃墜時のセリフは汎用のものしかないのだが、ムデカの対ロザリー戦のみは専用ゼリフになっている。



魔装機神III
前作に登場したマルテナ社の魔装機開発部門と傭兵派遣部門を母体として設立されたパーゼミュート社の率いる部隊「反アンティラス隊」にマーガレットと共に傭兵として参加。
序盤から登場する。初登場マップは味方だが、それ以降は全て敵として立ちはだかる。
本作の難易度を引き上げる要因の一つとなったニムバスを最初に乗ってきたのもこの男。
ルート次第ではゼルヴォイド・ヴァストの暴走によってマーガレットが死亡する様を目の当たりにして「このまま戦って死んでそれで一体何になるのか」と迷いを見せる。



魔装機神F
今回は味方として登場。
前半の早い段階で加入する。前作で反アンティラス隊から脱退した後、ロザリーを探すために放浪していた。
搭乗機は前作でプレイヤーに悪夢を見せたニムバス。退職金代わりに受領したのか?
本作では真っ当な軍人としての姿も見られるほか、復讐抜きなら根は善良であることが窺える場面ある。
隠し要素としてロザリーとの合体攻撃もある。やったねムデカ!



<能力>
エースと呼ばれるだけあって能力は優秀。
Fでは格闘・射撃どちらもいける。ただし、命中に少々難ありなので注意。


習得する精神コマンド(味方時)↓
不屈、突撃、加速、気合、魂、自由選択


必要なものはとりあえず揃っている、といった感じ。
ただ、必殺技のフェルミオンキャノンが命中マイナスになってるのに命中関係のものを覚えない点が痛い。
最後の自由枠は必中や集中等の命中関係が妥当かも。


特殊スキルに関しては、長射程のフェルミオンキャノンを活かせる一撃離脱や低い命中を補える正確無比を習得できる。
最終的には気炎万丈を習得するが単独で使用する場合には活かせない。合体攻撃をメインにする場合は猛者と併用して火力アップを図りたい。(もちろん命中も気にして)



Iの頃からいれば確実に報復が入っていただろう。
ヤツのように3個とまではいかないだろうが。いや…まさかな…




<搭乗機>
乗り換えがそんなに多くない本シリーズでもかなり乗り換えている。


●ジンオウ
シュテドニアス軍に所属しているときの乗機。言わずと知れた風キラー。


●デュラクシールII
マルテナ社の主力機。コイツが完成したのはムデカの協力によるところが大きいらしい。


●バイラヴァ
Iにおけるラセツ専用機。IIでは最終的にこの機体を使うことに。


●ニムバス
ある意味でIII最大のトラウマメーカー、詳細はこちらへ。


●ゼルヴォイド・ヴァスト
エランさんの愛機ゼルヴォイドの模倣機。


●ドリッツ
ゼルヴォイド・ヴァストの問題が露見し凍結処分となった際に乗り換えるIII最後の乗機。
しかし特定のルートでしか出現しないため影が薄い。



<関連人物>


●ラセツ・ノバステ
上司であり恩人。問題児であった自分を取り立ててくれたため、死後も忠義を誓っている。
本当は彼の仇討ちのために行動していたはずなのだが、最近はそうでもない気がする。


ロザリー・セルエ
バゴニアにいた頃の幼馴染で恋愛感情を抱いている。
戦場で再会する度にその溢れる想いをぶちまけているが、当人は迷惑している。
ムデカvsロザリーの専用台詞が非常に多い。
というか、IIにおいて、特定の相手への反撃用の特殊台詞があるのはロザリーに対するムデカだけである
おまけにIIIではロザリーでムデカを撃墜することがトロフィー獲得条件にもなっている。


ファング・ザン・ビシアス
ビエンド杯剣術大会の準決勝で戦い、敗れた。この事から一方的にライバル視し、リベンジを果たすために付け狙う。
だが当人は全く覚えていなかったそうな。
「安心しろ。今はもう覚えた。ムカデ、だったな。」…やっぱり覚えてねぇじゃん。


しつこく追ってくるムデカを見て「自分が被害者になって、初めてわかった。ストーカーとは怖いものだな」と過去の行いを反省している。


マサキ・アンドー
ラセツを討った仇敵。先述した通り、ムデカの本来の目的はラセツの仇討ちなのだ最近では…


●シモーヌ・キュリアン
かつて共にラセツの下にいた。しかしラセツと袂を分かった彼女を裏切り者として憎悪している。
シモーヌ自身もムデカをロザリーのストーカーとして認識している。


●マーガレット・ウォン
シュテドニアス軍時代からの同僚。IIでは二人だけで会話することはなかった。
IIIでは会話するようになり、互いのプライベートには干渉しないようにしていることが判明。
しかしルート次第では…ゼルヴォイド・ヴァストの暴走によって彼女と死別することになってしまう。


●セレマ・ゼオラ・オクスティン
直接の絡みはない。
DLCマップでは「子供がこんなところにいちゃいけない」「脱出できるよう手加減する」と、普段からは想像できないほどまともな発言をしている。


●ティール・カーヴェイ
加入当初はアンティラス隊と関係ない彼等にも頑なな態度だったが、ある出来事*3から彼らに対する態度を改める。



<名・迷言>
名言は赤、迷言は緑で表しています。


II
それだけ貴様の罪が重いということだ!力だけで全てを収めようとするお前達は、憎しみしか生まん!!
マサキに対して。
マーガレットの発言「立ち塞がる相手を全て力で叩き伏せてきたあなた達に、テロリストをどうこう言う資格はない!」と共にマサキの心に深く突き刺さることになる。


くっ……誇りなど、ラセツ様を亡くした時に、すでに捨てた。今の俺には、復讐しかない!
ファングから「剣士としての誇りはないのか」と問われて。
まともな発言に見えるが、最近だとアレなスタンスだから…。
ファングはこの発言に自分勝手な思い込みでマサキを付け狙っていた過去の自分を見ていた。


ロザリー、君の攻撃が心地いい。ああ……なんだか新しい世界が開けそうだ
ロザリーからの攻撃を受けて。
あっちの道に進みそうになっている、やっぱり残念だ。


っ…またお前に負けるとは…今日のことは一生忘れん!恩讐ノートに刻み込む!!
恩讐、これこそがムデカの行動原理。別れた、屈辱を味わった等があるとそれを日数単位で記録しているという。
普通に考えると異常に見えるかもしれない。だが、これは時系列の考察をする上での一助になっているそうな。


III
当たり前だ!ラセツ様の辞書に、諦めるなどという項目はない!
ラセツはそうなのだろうが、お前はどうなんだ。


アンティラス隊め……晴らせねばならん恨みがまた一つ増えたようだな!
III終盤で反アンティラス隊の隊長ドーソンが戦死した際の発言。
本編中は特に交流が描かれなかったが、上官として信頼していたようである。


(……もちろんあれが、本物のロザリーじゃないのは分かってる。
筋肉のつき方が全然違うし、肌ツヤだって違う。それに何より、ロザリーがこんな事をするはずがない。
けど、たとえ偽物だったとしても、ロザリーのこんなはしたない姿を世に広めるわけにはいかないからな。
俺は……ロザリーの名誉を護る為なら、たとえ無一文になろうとも……!)
愛すべき世紀末集団の作ったアンティラス隊の偽グッズを回収した際にロザリー関連のものが発見できなかった理由はこれ。
…もう何と言っていいやら。


え!? な、何を言ってるんだ! 休みに入ったロザリーの私生活を覗いてみたいだなんてそんな事は……
中段メッセージにて。本音は心の中にしまっておこうよ…。


そうか、そんなに……か。ロザリー……
ロザリーに撃墜された際に。
トロフィー名にもなっていたりする。



F
こ、これで分かってくれただろう。俺達は、敵じゃないって……
誤解により襲い掛かってきたロザリーの攻撃を避けずに受け止めた際の返し。
このマップの最終勝利条件が「レミアorムデカでロザリーを説得する」もので、ムデカで説得した場合に発生。
なお、レミアで説得した場合は攻撃されることもないし勘違いの一因にムデカが同行していたことを挙げている。
ムデカよ、お前は泣いていい





当たり前だ!この状況でティールのことを、心配しないヤツなどいるものか!
後半でティールがフィリスの手によって重傷を負い、医務室へ運ばれた際の言。
前半での出来事からティールの事を仲間と認めていたようである。しかしこの時ティールは既に…


こんな……こんな酷い事が、許されていいはずがない……!フィリスが生きていたことを一番喜んでいたのは、あいつだぞ!?そのティールを、フィリスが……!!
↑に同じく。
感情を原動力にしているムデカにとって、「友人が愛を弄ばれて命を落とした」という事態がどれほどの苦痛かは、想像に難くない。




恩人が新しい項目を立てたら、あんたはそれを追記・修正するっての!?
当然だ!



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  • ひとまずは完成、名言等他にもあったら追記していきます。 -- 建て主 (2015-06-27 16:30:50)
  • >別れてからの期間を日数単位で覚えている ノインさんかお前は・・・w -- 名無しさん (2015-06-27 18:01:03)
  • 最初はストーカー系敵役だったけど関わる人とイベントが最終的にプラスに働いた異色キャラ -- 名無しさん (2015-06-28 00:17:36)
  • この人の御蔭でラセツの株も終盤色々上がった -- 名無しさん (2016-11-25 01:17:53)
  • Fの後半は割と欠点的に作用させてた感のあるムデカの善性を良い意味で仲間キャラとして出していた感はある -- 名無しさん (2021-03-11 17:37:44)

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*1 地上と違い、ラ・ギアスの成人年齢は15歳
*2 Iの第二章で起こった戦争
*3 いつも持っているロザリーの写真を見られたことか

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