東兎角

ページ名:東兎角

登録日:2015/01/01 (木曜日) 01:00:00
更新日:2023/12/21 Thu 13:57:08NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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悪魔のリドル 諏訪彩花 百合 10年黒組 暗殺者 守護者 ボーイッシュ ナイフ カレー 主人公 パラドクス 長野県 松本市 東兎角 晴の旦那 東のアズマ 暗殺処女





一ノ瀬晴には、誰も触らせない。




◇プロフィール


CV:諏訪彩花


身長:161cm
血液型:A
誕生日:2月24日
星座:うお座
出身地:長野県(松本)
平均睡眠時間:4時間
好きな食べ物:カレーライス
嫌いな食べ物:なし(実はうめぼし)
趣味:特になし


一人称:わたし
胸のサイズ:Bカップ



◇概要


名前の読みは東兎角(あずま とかく)
悪魔のリドルの主人公。
出席番号は1番。寮の部屋は一ノ瀬晴と同室の1号室。



サラリとしたショートヘアーと少年の様な雰囲気を持つ寡黙な少女。
無表情にして無感動。あまり感情を表に出すことはなく、晴と出会うまでは常に心を開かず他者を拒絶してきた。



暗殺の名門『東のアズマ』こと東家の次期当主として幼いころから英才教育を施されて育てられきた。
その為、年齢や性別に対して優れた戦闘能力を有しており、様々な暗殺術を習得している。
その中で最も得意とするのはナイフ術。通常のナイフは勿論、投げナイフの命中精度もかなりのもの。
また、非常に鼻が利くようで、相手の性質を匂いで感じ取ることが出来る。


しかし、幼少期のある出来事により、相手を殺そうと思うと故郷の祠のことが思い出され、体が止まってしまうという暗殺者としては
致命的な欠点を持つ。故に殺人の経験はない。(犬飼伊介曰く、暗殺処女



ずっと暗殺者という決められたレールに沿ってきたせいか、自己が薄く自分で自分のことを意外とよくわかっていない。
好みのストライクゾーンは滅茶苦茶狭いらしい。
食堂では頻繁にカレーライスを食べる程カレー好き。曰く「完全食」。



兎角という名前の意味は「ありえないもの」(仏教語)



◇作中での動向


表の顔は普通の学校、実態は暗殺者養成施設の私立17学園に訳あって籍を置く。
そこでミョウジョウ学園に送る学校間留学生として、教師のカイバに指名されたことから物語は始まる。



任務の内容は「とある事情持ちの女子高生を黒組内の誰よりも早く暗殺すること」。
だが、説明の最後に最も優秀な生徒を留学させるというのは嘘でカイバが独断で“一番間違っている人間”として兎角を選んだことが明かされ、
殺して生きるか、生かして死ぬか、それとも生かして生きてみるか」という問いを投げ掛けられる。
(兎角は「意味がわからないんだよ、バカ」と返答した)



ミョウジョウ学園で一ノ瀬晴と出会い、出席番号が後付けなことや自分を含めた他の黒組生徒とは匂いが違うことから標的ではないかと予想する。
一ノ瀬晴とは寮の部屋が同室になった為、標的が発表されるまでの間、行動を共にして、その過程で晴から今まで知り得なかった
“ひなたの匂い”を感じたり、好奇心旺盛な晴に若干振り回されたりしながら徐々に親睦を深めていく。



転校してから二日目、黒組の生徒の大半が揃ったところで晴から犬飼伊介と一緒に三人でお茶をしないかと誘われるがこれを断る。
その際、カイバから送られてきた『世界は□□に満ちている』というなぞなぞについて、晴に□□に当て嵌まる言葉が分かるかどうか聞くが、
晴の自分が決めていいなら“赦し”がいいという回答に動揺し、そのまま部屋から出て行ってしまう。



出て行った先の廊下で“赦し”という答えを送信し、その答えが正解だったことに驚愕。
(カイバ曰く、こんな問題に答えなど無く、正解があるとしたら「他人の言葉」が正解らしい。つまり兎角自身からの回答では絶対に正解は得られないということである)
その答えに苛ついていると、犬飼伊介と同室である寒河江春紀に伊介が晴を暗殺しようとしていることを聞かされ、
考えるよりも先に1号室へと向かう。
(この行動はルールが説明されるより前に行われた伊介の独断専行であり、が兎角の居ない間に標的を告知したので、兎角だけは誰が標的か知らなかった)



部屋に着くと傷だらけの体を露わにした眠っている晴と伊介に遭遇。一旦伊介のことを無視して晴をベッドまで運び、そのまま伊介と戦闘に移行する。



晴を守りながらにも関わらず、体術で伊介を圧倒。馬乗りの状態になり、あと一歩の状況まで追い詰めるが、上述した人を殺せない欠点が
露呈して伊介を取り逃がしてしまう。



その後、眠りから覚めた晴と対面。晴の抱える事情について説明される。
大勢の人間に死を願われながら、自分以外のクラスメイト全員が敵という状況で生き延びるのは無理だと断じるも、
どれだけ辛い現実に直面してもひたむきに明るく生きようとする晴の姿勢に感化されていく。



そして、晴に何故助けてくれたのかを問われ、兎角は遂に暗殺者ではなく守護者となって晴に寝返ることを自らの意志で決意する。




今日、全て始まった。わたしと晴の。すべてが。




◇アニメ版


原作と比べて心中での独特な独白や突っ込みが少なくなっているので、原作以上に冷たい印象を受ける。
原作版が何処か無気力で捉えどころがないのに対し、アニメ版は冷徹で純朴といった感じ。
原作とアニメで雰囲気がちょっと違うと思った人も居るのではないだろうか。



アニメ版では学校間留学生選抜の為と思われるテストや晴との初対面のシーンが追加されている。



原作よりも苦戦するシーンが多く、挙句の果ては注意していた人物にあっさり騙される場面まである為、ポンコツ呼ばわりされる破目に
どうしてこうなった……。
監督は人が殺せないせいだと言っていたが、ぶっちゃけ3話が原因で、7話と10話が拍車をかけている。(因みにこの3つの話は全て同じ脚本家)



武器・格闘監修の人物が居る為か、原作と比べて使用する武器は非常に豊富。
ナイフだけでもブーツナイフ、投げナイフ、プッシュダガー、ワンピースナイフがあり、その他は仕込みスタンガン、
日本刀(OPなどでは通常の物、劇中では白鞘の物)、拳銃(USPコンパクト、トーラスレイジング・ブル)、短機関銃(恐らくP90)、
芝居用の木剣などを武器として使用している。


あと最終話で着てきた私服がドラゴンの刺繍が入ったスカジャンだった。
無頓着なだけかカッコいいと思って着てるのかは分からないが、とりあえずファッションセンスはお察しということが判明した。


◇ED曲「パラドクス」


記念すべきアニメ第1話ED曲。


曲調は疾走感あふれるロックであり、兎角の内面にある葛藤が詩に表れている。


良曲なのだが、いかんせんノリノリで歌っているので兎角のキャラを考えると妙にギャップがある。



◇一ノ瀬晴との関係


出会って間もないころは素っ気ない対応が目立ったものの、守護者になる前から捨てられそうになった晴のストラップ拾い上げたり、
伊介に襲われていると知ると反射的に助けに行ったりするなど、当初から心惹かれている様子が窺える。



味方になった後も相変わらずぶっきらぼうだが、晴の命を第一に考えながら、今まで過ごせなかったという彼女の学園生活を尊重して一緒に付き合うなど、
それとない優しさを随所で見せている。



アニメ版では原作にはなかった金星祭の出店を一緒に回るシーンがあり、射的で景品を取ってあげたり
あーんを要求する晴に応えてたこ焼きを食べたりするなど、物語の中盤から更にナチュラルにイチャイチャしている。ほんと、ごちそうさまです。



◇余談


兎角がカレー好きという設定になった切っ掛けは、兎角は食堂で一体何を食べているんだろうという話題になった時、
武器デザインの大塚氏が「カレーだね! カレーは万能食だから!」と言った為。



アニメ版で一般人の溝呂木に気付かなかった理由は本編では明かされず、Q&Aで「人は心を奪われると周りのことを一切遮断されます」
と回答された。
ここまでくれば大体察することは出来るが、ガイドブックにて思いっきり一目惚れと書かれていた。



兎角が晴に予告表を出すという展開は女性脚本家からのアイディアであり、『愛を証明する為に殺す』という発想に男である監督は驚かされたそうな。
因みに兎角の中の人はこの展開に気が動転し、気持ちが落ち着くまで時間がかかったらしい。






世界は追記・修正で満ちている。


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  • サイボーグ相手にはしょうがない…アレ撃退できる晴ちゃんが異常なんだよ -- 名無しさん (2015-01-01 15:05:52)
  • 兎晴は個人的に2014年で一番好きな百合カップルだった -- 名無しさん (2015-01-02 01:34:59)
  • 暗殺への抵抗がなければサイボーグな人を除けばだれも勝てないんじゃないかとは思う。基本的に守護者って立場もまあ不利だし、本気がいまいちわかりにくかったかも -- 名無しさん (2015-08-31 20:46:32)

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