登録日:2014/08/02 (土曜日) 20:26:21
更新日:2023/12/19 Tue 11:16:57NEW!
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魁!!男塾 男塾 七牙冥界闘 闇の牙 徳川家康 城 衝撃の結末 超展開 重要文化財 打ち切りの犠牲者 打ち切り 武幻城 第五の牙 武幻城四闘仙
帰ろう 男塾へ!!
漫画『魁!!男塾』に登場する戦いの舞台の一つ。どこぞの小物1000歳児パワハラ鬼の本拠地ではない。
■概要
今をさかのぼること四百年程前、かの名将徳川家康が築き上げた隠れ城で、別名「徳川裏葵の軍城」ともいわれている。
家康という男は先見の明を持った賢い男であり、徳川幕府を開いた時に天下は四百年は続くと予測した。
しかし、太平の世が続き武士が武士であることを忘れいざ有事の時に戦もできず、天下を覆されることを案じた。
そこで、諸藩大名に密命を下し日本全土に受け継がれる武術や忍術の全ての流儀から奥義を窮めた達人のみを差し出させ、この武幻城に集めた。
そして、集まった達人たちはこの城で腕を磨き子々孫々の代に至るまで常に徳川幕府影の戦闘部隊として暗躍しており、いわば日本武術の総本山といえる。
現代においてもその力は必要とされており、要人の暗殺などを請け負っている。
七牙冥界闘における「第五の牙(フィフス・タスク)」として登場。
富樫が復帰したが武幻城四闘仙の一人、幽鬼之丞との戦いでゴバルスキーが死亡してしまう。
続く敵、死跽部によって味方が分断され苦戦を強いられるかと思われたが、なんと江田島が自力で宇宙から帰還し武幻城を制圧。
さらにはなぜか城に現れた藤堂をも捕獲し、唐突に七牙冥界闘は完結した。
七牙冥界闘もいよいよ後半に入り黒幕である藤堂兵衛が登場、富樫が復帰し盛り上がりを見せるかと思わせてのこの結末には全ての読者があっけにとられたと思われる。
神拳寺で拳皇に託された春蘭の行方が非常に気になるが、こうなったからには助かったと思う他はない。
果たして、どの辺りで終了が決まったのは定かではないが
江田島が帰還する直前の回が、かなり半端な所で終わっていることから相当急な話だったと思われる。
できれば後発の作品で何かしらの補完をしてもらいたいものである。
■メンバー
◆御館様
武幻城の首領と思われる男。普段は天守閣で酒を飲んでおり、男塾の戦いを高みから見物している。
城に現れた藤堂を迎えている所で男塾の襲撃にあう。
剣の遣い手であるようで、抜いて応戦しようとしたが江田島に「チャンバラカブレ」呼ばわりされたあげく、鉄球の下敷きにされ即死。
■武幻城四闘仙(ぶげんじょうよんとうせん)
武幻城で男塾を待ち受ける敵。都合により二人しか登場していない。
◆幽鬼之丞(ゆきのじょう)
武幻城四闘仙の一人。桜の木の下で茶を立てながら登場した侍のような男。お館様いわく「この世の魔性」
恐ろしい由来を持つ妖刀「不知火」を使いゴバルスキーを殺害。
さらには桃に対し刀を宙に浮かせ攻撃するが、宙に浮いたままの刃こぼれした破片とゴバルスキーの書き残した最後の言葉により看破される。
最後は自分の刀と不知火を持ち替えた桃に斬られゴバルスキーと同様の苦しみを味わいながら死亡した。
●妖刀 不知火
幽鬼之丞の持つ刀で、源氏に家族を含めて郷の者を皆殺しにされた平家所縁の刀匠がその血を用いて作り、打ち終わった直後に絶命したという恐ろしい由来を持つ(その後公暁が実朝の暗殺に使ったという)。
その刀身からは青白い炎のようなものが放たれ、何も斬っていないのに血が滴り落ちる。
魔物が潜み、持つものを魔性に変えるといわれる。また、この刀で斬られるとその怨霊によって狂い死にしてしまう。
実際は呪いなどではなく、刀身に塗られたビネチン酸アミドという毒素によるもので、その由来も心理的圧迫を与えるための作り話である。
●宙磁闟斬刀(ちゅうじきゅうざんとう)
刀が宙に浮き、空中を移動して襲い掛かる。その秘密は磁石の反発を利用したもので、中国拳法幻の秘奥義といわれる。
この技の要諦はあらかじめ闘場となる場所の地中に磁界を作る強力な磁石を埋めておき磁気を帯びた鉄分を混入して作られた刀剣を用いることにある。
そして、袖などに隠し持った異極の磁石で刀を操り攻撃する。
●回髪針(かいはつしん)
髪の毛に仕込んだ針を発射する。
◆死跽部(しきぶ)
日本武術影の流れというべき忍術を極めた男で、「千面相の死跽部」のふたつ名を持つ。その名の通り、お館様でさえ素顔を見た事はない。
男塾シリーズでは意外にも珍しいガチの忍者キャラ。
姿だけではなく、声までも瓜二つにするほどの変装の腕前を使い、男塾を分断。
味方を装って攻撃しようとするが、江田島の襲撃で鉄球を頭に受け、気絶してしまった。
他には燕を仕込み、針を飛ばさせて心臓麻痺に見せかけて葬る暗殺用の動物としているが、桃たちとの戦いでは使用せず。
◆他二人
出る前に武幻城がなくなったのでどうしようもなかった。
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▷ コメント欄
- 確かにマンネリだったんだけど、それでもこの打ち切りは酷いと思う。「最強と恐怖という言葉の持つ真の意味」を知りたかった・・・。 -- 名無しさん (2014-08-02 21:09:02)
- あまりに急な話で、作者もまとめようが無かったんだろうな。即打ち切りにはならず、短いけど次のシリーズが完結できたのは温情なのか… -- 名無しさん (2014-08-03 00:15:18)
- 思い出すだけで怒りがこみ上げてくるわ・・・。お館様はせめて鉄球を刀で寸断する位の化け物ぶりを見せてから江田島に一蹴されるくらいして欲しかった。 -- 名無しさん (2014-08-03 01:05:05)
- おそらくは「あと10週前後で打ち切り」宣告が出たんだろうね…羅漢塾編は七牙編を犠牲にしてでも最後に描いておきたかったんだろうなぁ -- 名無しさん (2014-08-03 02:03:36)
- まあ男塾だからこの終わり方でも違和感無かったな -- 名無しさん (2014-08-03 10:36:21)
- 七牙開始の時点でオチが読めた読者も多いと思うぜ~w?倍々ゲームで飽和状態だったもん。BLEACHとかはキャラ増えまくってるのに随分と長い事続いてるけどねw -- 名無しさん (2014-08-03 10:57:19)
- ~編ボスを重機の鉄球で潰すとか、この漫画だから許されるわ -- 名無しさん (2014-08-03 11:21:28)
- 親方様は単純に弱すぎるよ。あんな鉄の玉、武術に心得の無い虎丸でもキャッチできる。 -- 名無しさん (2014-08-03 11:53:21)
- それでも連載当時は非難轟々だったぞ。当時にネットがあったら相当な事になってたと思う。 -- 名無しさん (2014-08-03 16:05:03)
- チャンバラカブレって結局死んだの? -- 名無しさん (2016-03-07 21:57:07)
- このオチなもんでゴバルスキーが完全に死に損だったな…wいや続編では当たり前のように生きてるんですけどねw -- 名無しさん (2016-03-10 11:27:28)
- 文庫版で読んだけど、あまりのぶっ飛びぶりにしばらく放心状態にww塾長が宇宙空間を泳いだ話は知ってたけどww -- 名無しさん (2020-03-14 14:40:25)
- ある意味とても男塾らしいエピソードではある…と思う -- 名無しさん (2020-04-18 19:32:07)
- よく見ると不知火がすり替えられたシーンですり替わってない。アシスタントに描かせたんだろうか -- 名無しさん (2023-11-08 20:13:29)
- 男塾らしいんだけど打ちきりにならなければちゃんとした決着まで見れたので少し残念。 -- 名無しさん (2023-11-08 20:18:18)
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