登録日:2012/11/14(水) 09:42:49
更新日:2023/12/07 Thu 14:00:46NEW!
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聖闘士星矢 アスガルド編 神闘士 漢 ジークフリート 弟 神谷明 真殿光昭 α星 ドウベ
「我が命は既にヒルダ様に捧げた物…地獄までお供致します」
聖闘士星矢のアニメオリジナルエピソード「アスガルド編」に登場したキャラクター。
北欧アスガルドの神・オーディーンの地上代行者であるポラリスのヒルダに仕える神闘士(ゴッドウォーリアー)の1人。
北欧神話の英雄・ジークフリートと同じ名を持ち、ヒルダに対する忠誠心とその実力は神闘士の中でも最強とされる男。
他の6人と影の闘士・バドが星矢達に次々と倒される中、最後の敵として立ちはだかった。
神話の時代に森を荒らす竜を討伐し、その返り血を浴びて不死身となったジークフリートの宿命を背負うため、その肉体は星矢のペガサス流星拳、紫龍の盧山昇龍覇をもことごとく跳ね返し、一切ダメージを与えられなかった。
しかし、ジークフリートは闘いの中で星矢達が悪だとは思えず、心の中に迷いが生じ始める。だが絶対の忠誠を誓うヒルダを裏切る事は出来ず、自身の必殺拳で星矢達を葬ろうとする。
直撃の寸前、紫龍は北欧神話のジークフリートの逸話を思い出していた。
竜の返り血を浴びて不死身となったジークフリートだったが、その際に一枚の木の葉が背中に張り付いて血がかからず、その部分だけが生身のままだったのである。
それはちょうど心臓に当たる位置…神話のジークフリートは自身を疎ましく思う者にその位置を槍で貫かれて死んだ。
そして今対峙しているジークフリートにもまた、必殺拳の中に心臓がガラ空きになる一瞬の隙を見つけた紫龍は、その場所に盧山昇龍覇を放つ。彼を倒すには到らなかったが、その唯一の弱点を星矢に示して力尽きた。
再び対峙した星矢にとどめの拳を放つジークフリート。だが、友の小宇宙を背に受けた星矢のペガサス流星拳がビッグバンを起こし、ジークフリートの拳を押し返して遂にその心臓を捉えたのだった。
遂に最後の神闘士を倒し、最後のオーディーンサファイアを手にしようとする星矢。
だがそこに、海皇ポセイドンの使いと称するセイレーンの海闘士(マリーナ)ソレントが姿を現す。
ソレントによればアスガルドは元より海界の属国に過ぎず、世界を全て水没させた後はヒルダはポセイドンの支配下に置かれる事になるという。
自身の役目は終わったとヒルダに言い渡されるジークフリート。だがそれを良しとしない彼は初めてヒルダの言葉に背き、拳を向けるべきだったのは星矢達ではなくポセイドンである事を悟った。
自ら腹を貫いて最後のオーディーンサファイアを星矢に渡すと、ヒルダを星矢に託してソレントに特攻。
最期は「デッドエンドシンフォニー」によって五感を破壊されながらもソレントに組み付き、小宇宙を限界まで燃焼させてソレントと共に自爆。仲間達が待つ天界へと旅立っていった…
当たり前だがソレントは生きており、続くポセイドン編ではピンピンしていた。
【人物】
事実上神闘士のリーダーを務めているだけあり、実直さと聡明さを併せもつ戦士。
その忠誠心とアスガルドを想う心は本物である。
また、死後の『黄金魂』では実の兄・シグムンドの存在が明かされ、豹変したヒルダに逆らった彼に代わって神闘士となったことが判明する。
纏う神闘衣はα星・ドウベ。
神話の中でジークフリートが討伐したとされる双頭の邪竜・ファーヴニルがモチーフとなっており、神闘士最強の実力者であるジークフリートに与えられた最初にして最強の神闘衣である。
漆黒の装甲と作中に登場する鎧としては珍しい左右非対照のデザインが特徴。
ジークフリートの死後も彼の魂を宿し現存していたらしく、『黄金魂』でシグムンドの危機に飛来し助け、同時に自身の死に対する復讐は不要だということを伝えた。
後述の必殺拳の弱点や最期の散り様など、紫龍との共通点が多い。
【必殺技】
- オーディーンソード
指から発する小宇宙で相手の周りに円を描き、その中に爆発を発生させる。
爆発だけでなく、地面から打ち上げた岩でもダメージを与える。
- ドラゴンブレーベストブリザード
ドウベ・ジークフリート最大の拳。
「ブリザード」とついているが氷河やメラク・ハーゲンが使うような氷結拳ではなく、単に凄まじい衝撃を放つ拳として描写される。
紫龍の「盧山昇龍覇」と同じように、拳を放つ瞬間に心臓が無防備になる弱点があるが、その時間は紫龍の1000分の1秒よりさらに短い100000分の1秒間だった。結局力押しで破られたような気もするが
中の人の関係から某闘将のようにこの後に正拳突きを放ちそうに聞こえる。
「ドラゴンッ!! ブレェェベストブリザァァァドッ!!」
追記・修正は100000分の1秒間でお願いします。
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- ある意味アルデバランの身代わりになった人。 -- 名無しさん (2013-12-06 18:57:55)
- ↑しかしそのアルデバランも結局アスガルド編の最初でシド&バドに瞬殺されてるという・・・ -- 名無しさん (2013-12-06 21:50:19)
- ↑闇討ちくらったようなもんだからしゃーない。 -- 名無しさん (2013-12-06 21:54:17)
- ↑しかも彼がソレントと命がけの戦いの最中アルデバランはマリンに看病してもらっていた。 -- 名無しさん (2014-03-03 17:41:49)
- 兄貴のシグムンドより背が高そうだな -- 名無しさん (2015-08-28 18:14:47)
- 聖闘士星矢ソルジャーズ・ソウルでは、真殿光昭氏がCVを担当。氏は、違うアニメでも『ジークフリート』という二つ名を持つキャラを演じている。 -- 名無しさん (2016-11-22 15:06:46)
- 紫龍に唯一の隙をバレされた後、最大の拳を封印して星矢を普通に殴る蹴るしておけばよかったのにと考えてはいけないんだろうな。 -- 名無しさん (2017-11-03 11:54:39)
- 本編含め作中屈指の実力者。紫龍が突破口を見出すまで、指先一つ(オーディンソード)でブロンズ5人を完封。あの一輝ですら手も足も出ないというありさまだった。 -- 名無しさん (2020-02-18 15:20:02)
- 不死身体質を抜きにしても十分強いんだろうがヒルダ様の悪堕ちを見抜けなかった自分よりも星矢たちの方がヒルダ様やアスガルドを救えるという考えだったんだろうがある意味相手が悪かった。ソレント相手じゃ不死身体質でも内側から破壊されそうだし。 -- 名無しさん (2022-10-05 22:01:15)
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