登録日:2013/11/16 Sat 11:00:16
更新日:2023/12/05 Tue 10:57:21NEW!
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トランスフォーマー トランスフォーマープライム オートボット ナンバー2 コマンダー 2pキャラ ハンマー ウルトラマグナス かませ犬←実力者ゆえに レッカーズ
この項目では『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』に登場するシリーズ定番キャラ、ウルトラマグナスについて解説する。
所属は元ネタ同様、毎度お馴染み正義の軍団オートボット。
精鋭部隊 隊長
劇中未登場キャラクター。
海外ではシーズン2、日本の「AM(アームズマイクロン)シリーズ」では放送中盤にボイジャークラスおよびEZコレクションで新規造形で玩具化された。
どっしりとした無骨なデザインでビーグルモードはトレーラー。
役職は精鋭部隊隊長、その名の通り戦時中は精鋭部隊レッカーズを率いて激戦をくぐり抜けたとされる。同部隊の隊員であるバルクヘッド、ホイルジャックと共に闘った事もあるとのこと。
ライバルキャラクターは科学参謀ショックウェーブ。
以下、日本未放送分(シーズン3)のネタバレ
サーはどうした。ソルジャー。
声優はマイケル・アイアンサイド。
日本未放送のシーズン3ビーストハンターズにて遂に本編に登場。
役職はコマンダー。戦時中はオートボットのナンバー2としてオプティマスプライムに師事していた。
先行して発売していた玩具の設定通り、一時期は精鋭部隊レッカーズの隊長にも任命され、その指揮も取っていたこともある。
CG予算の都合により、新規造形でオプティマスとは全く違うデザインだった旧玩具から一転、
オプティマスをベースにマグナスの特色である二本角と巨大な肩を追加し、細部を改修したスマートなデザインに変更される。
ビークルモードもオプティマスと同型のトラックに変形する。
劇中での活躍
愛用のスペースシップを駆り、単独で宇宙に散ったオートボットを捜索する旅を続けていたが、オメガロックが地球に向けて放出したエネルギー波の反応を検知したことにより第2話(第54話)で地球に駆けつける。
独自に逃避行していたバカップル、レッカーズを順調にピックアップし、元スタースクリームの根城ハーヘンジャーを暫定拠点としていたラチェット、ビー、ラフとも合流。
消息を絶ったオプティマスに代わりチームプライムの暫定ナンバーワンに就任した。
状況が切迫していることから、ファウラー捜査官が指揮を取る米軍:スカイストライカーズと共同で、ジャスパーを壊滅させ米軍を殺戮したダークマウント要塞(シーズン2ラストに建造された要塞)の攻略作戦を実行。
圧倒的な戦力差を、的確な戦術と復活したオプティマスの参戦により覆し、無事に作戦を成功させる。
ダークマウント要塞の攻防を描くビーストハンターズ第4話(第56話)はシーズン2終盤以降の展開の集大成であり、オートボットと人類の共同作戦、ディセプティコンの反撃、オプティマスの復活、チームプライムの再集結が描かれる神回である。
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オプティマスの帰還後は指揮権を返上、ナンバー2としてオプティマス不在時のチームの指揮を任される。
部隊を分散する際には、戦時中と同様レッカーズの指揮を任され、ホイルジャック、バルクヘッド、ミコをメンバーに、
- エイペックスアーマーの奪還(ミコ)
- プレダコンの化石確保(ホイルジャック、特別出演:ステルスチームのアーシー)
- ショックウェーブラボ&プレダコンの爆破(ウルトラマグナス、ホイルジャック)
- ネメシス攻略戦ーブリッジの制圧と情報参謀の無力化(ミコ、特別出演:後方支援のジャック&ラフ)
など輝かしい戦果を上げ、オートボットのアタックチームとして最終決戦まで活躍し、長きに渡る戦争の終戦に大きく貢献した。
性格
軍人気質な性格で部隊員や協力者にも正しい振る舞いを求める委員長タイプ。
当初は人類のジャックにも「サー」を付ける事を強要したが、2人目のミコに出会って以降は諦めたのか辞めている。
とはいえオプティマスに師事していただけあり、不測の事態への対処や戦闘面での連携は非常に的確。
アニメイテッドのアレとは違う。
司令官の天然や生真面目さも受け継いだのか
「キルト(スカート的な民族衣装)とはいったい何なのですか?」
「(エイペックスアーマーで無双するミコを見ながら)なんだ。優秀な戦士じゃないか」
などシリアスな笑いもこなす。
地球に染まった司令官「キルト?どうせファウラーの特に意味のない隠語だから適当に頷いとけ」
実力
オプティマスと同型のボディを持ち、オプティマスよりは劣るが優れた運動能力とパワーを持つ。
策謀家としても優秀で、ダークマウント攻略戦では圧倒的な戦力差を覆して戦況を有利に運び、指令室の制圧まで成し遂げたが、直後に戦線に参戦したメガトロンとショックウェーブにより覆された。
メガトロンとの直接対決ではガンカタで食い下がるも敗れ「貴様はオプティマスではない」と侮辱される。
実力者ゆえに強敵があてがわれることが多くプレダキング(空が飛べて頭が良くてロボットモードもビースト並に強いグリムロックといった感じ。)とは劇中キャラ最多の4度の戦いをこなしている。
スペースシップを操縦しての第1戦・第2戦は、高い操縦技術とラチェットとの連携(グランドブリッジでポイ)により勝利。
レッカーズを率いての第3戦は、ビーストモードの圧倒的な耐久性とパワーに苦戦するが、爆発落ちによりお流れ。
ホイルジャックと組んでの第4戦は、ロボットモードをお披露目したプレダキング相手に映画クオリティの死闘を繰り広げる。
連携攻撃、集中攻撃、超巨大落石落ちすら無傷で耐えきるプレダキングの前に完全敗北、右手首を踏み砕かれた。
しかし、ライバルのショックウェーブとの直接対決では砲撃を掻い潜って懐に飛び込み、怒濤のラッシュで殴り勝っている。
豊富な武装
固定武装としてオプティマスと同型のライフルを両腕に装備する他、愛機のスペースシップ(ホイルジャックのスターハンマーより二回り以上大きい)に強力な武器を数多く保管しており、
サイバトロンニアンでは最強の新オプティマスを除くオートボットに提供している。
自身は大型のビームランチャーを好んで使用。
中盤で、たび重なる酷使でエネルギー切れとなったソラスプライムハンマーをオプティマスに託される。
ビーコンを叩き砕いたり、プレダキングを弾き飛ばしたり、旧オプティマスとアクションを差別化したり大活躍したが、VSプレダキング第4戦で破壊され失ってしまう。
その後はラチェット製の簡易アーム(三爪フック)を義手として右腕に取り付け、ショックウェーブを殴り飛ばしたり、ビーコンを掴み飛ばしたりした。
他キャラクターとの関係
オートボット第2の実力者として高い知名度と信頼を得ており、歴戦の戦士であるオプティマス、ラチェット、バルクヘッド、アーシーは彼の参戦を大いに喜び、バンブルビー達若輩組も追従している。エリート志向のスモークスクリーンは特にその傾向が強い。
しかし、同時期にレッカーズに所属し、以前から上司と部下の関係であったホイルジャックだけは強く反発し、マグナスも奔放な振る舞いを続けるならチームを抜けろと啖呵を切るなど犬猿の中となっている。
実は、レッカーズの解散はウルトラマグナスの指揮官就任が引き金となっており、個性豊かな猛者達を杓子定規に規律で縛ったのがその原因である。
チーム解散後のレッカーズの末路*1を考えるとホイルジャックがマグナスや任命したオプティマスに強い不信感を抱いていたのは当然と言える。
あくまで軍人として接し続ける姿勢から、オライオン騒動などを通して軟化が進むチームプライムの気風にも馴染めず、一時期は全員取り巻き状態で頼られるパパティマス、一人で立ち尽くすぼっちナスという最悪の状態に追い込まれる。
その後、心配したオプティマスから地球人の持つ家族という概念を語られチームに対する認識を改めたこと、
プレダキングとの死闘を共にしたホイルジャックがマグナスを真のレッカーズと評し気づかうようになったことで関係は改善。登場当初の熱い信頼を取り戻した。
作中唯一の顔合わせとなったショックウェーブとの直接対決では、義手を侮蔑するショックウェーブに対して、
「お前の目玉を引き抜くことはできる」と挑発仕返した*2。
玩具
RIDオプティマスプライムのリデコ品がボイジャークラスで発売。ソラスプライムハンマーと新オプティマスに近いデザインのウイングパックが付属する。
作中多用したライフルは付属しないため、1stエディションオプティマスから強奪推奨。
関節の緩さ、保持の弱さなどRIDオプティマスの欠点もそのまま引き継いでしまっている。
日本展開の『トランスフォーマーGo!』では何故かハブられており、ビーストハンターズ日本放送フラグともどもソードボット本格始動で機会を逃したとも言われている。
…と思いきや、プライムの続編である『トランスフォーマーアドベンチャー』にて、劇中未登場キャラの1体として発売。海外版より青色が濃くなっているほか、ソラスプライムハンマーの色が大幅に異なっている。
完結編では
プレダコンライジングでは早々に重傷を多い、リペア台で寝たきりのまま完結を迎える。
バンブルビーの成長に重点が置かれているため仕方がないのだが悲惨な扱いである。
危機に陥った仲間に気を取られるまでビーストモードのプレダコン(ダークスティール)を圧倒するなど見せ場は存在する。
追記・修正はどうした。アニヲタ。
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▷ コメント欄
- 声はぜひ阪口大助さんで -- 名無しさん (2018-01-22 00:17:57)
- 理想の声優 阪口大助さん -- 名無しさん (2018-12-29 23:10:28)
- 脳内吹き替え、阪口大助氏推奨 -- 名無しさん (2019-11-11 11:21:42)
- プライムシーズン3ビーストハンターズの日本語吹替版があったらウルトラマグナスVSショックウェーブの対決観てみたかったな。外伝漫画「帰ってきた!最凶コンビ」ではサイバトロン星でロックダウン一味と対決していたな -- 名無しさん (2020-07-10 17:53:22)
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*2 実写版のショックウェーブが目玉を引き抜かれて絶命している。そのことのオマージュである可能性もなくはない。
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