登録日:2012/09/16(日) 11:04:07
更新日:2023/12/05 Tue 10:23:05NEW!
所要時間:約 2 分で読めます
▽タグ一覧
聖闘士星矢 ω ヒロイン 光 能登麻美子 鈴蘭 不幸の塊 薄幸 黄金の精神 アテナ ←偽←後に真のアテナに
私は…光になりたい。闇を照らす光に…!
アリアとは、聖闘士星矢Ωの登場人物。
第一部におけるもう一人のヒロイン。
CV:能登麻美子
強大な光の小宇宙を持つ謎の少女。
マルスによって偽のアテナとして祭り上げられ、その力を利用されていたところを光牙たちによって救い出された。
当初は自分の名前すら思い出せないほど自我を失っていたが、光牙らと共に旅をする中で次第に豊かな感情と笑顔を取り戻していく。
物心ついたときから城に幽閉されており、犬やパンも知らなかった。
だがマルスの野望についてはある程度知っており、地球の小宇宙をバベルの塔へ送り込む5つ遺跡に光牙たちを案内することになる。
また、自らの小宇宙と遺跡のコアの属性を持つ聖闘士と力を合わせる事で遺跡のコアを破壊し、「コスモクリスタル」を生成する能力を持つ。
エデンとは幼い頃から知り合いであり、優しく接してくれた彼のことは憎んでいない。
また、幼い頃にエデンから十字架の形をした結晶のイヤリングをプレゼントされている。
20話で彼女を連れ戻しに来たエデンと光牙たちの戦いを見かね、自らマルスの元へ戻っていった。
ちなみに20話のアリアは超かわいい。
その後は再び幽閉されていたが、光牙の小宇宙を感じてから、まっすぐな瞳でエデンに雷の遺跡へ連れて行ってほしいと告げる。
そして、雷の遺跡では行くなと叫ぶエデンに後ろ髪を引かれながらもシャイナと共に雷のコアを破壊。
なぜかコスモクリスタルはエデンが手にしている。
実は13年前、マルス軍とアテナ軍の戦場となった街に居合わせた赤子で、同様に近くに居合わせたのがやはり赤子だった光牙だった。
実両親はその際に死んだ模様。
メディアが呼んだアプスの闇の隕石の衝撃破に必死で対抗している真っ最中だった城戸沙織が、ふと足下で泣いていた2人の赤子に気付き、とっさに自身の光の小宇宙で包んでガードしていた。
この結果、城戸沙織のアテナの光の力を植え付けられた身となり上述の能力を持つに至っている。
つまり、能力的な意味での城戸沙織の分身的存在である。
しかしその直後、彼女に植わったアテナの光を利用せんとするマルスに拉致され13年間幽閉され続けていた。
それでも依然戦おうとする光牙とエデン。
それを止めようと泣き叫びながら2人の間に駆け込んだが…
闇の遺跡の中で、アリアは己の罪と向き合う。
光の小宇宙を育む為、幼い頃から美しいものだけに囲まれて育ったこと。
世界の苦しみを止めるはずが、彼女の小宇宙が五属性を吸い上げるバベルのシステムを造り上げてしまったこと。
光の少女を模した闇は叫ぶ。
「お前の存在が、多くの者を傷つけたのだ!!」
己の罪と向き合い苦悩するアリア。
そんな彼女を救ったのは、遺跡内で己の罪に苦悩するエデンの叫びと、同じ星の下で運命の光を帯びた少年少女達との旅の日々だった。
「私の犯した罪が許されるとは思わない。
これからこの力で、どんな罪を犯してしまうかもわからない。
でも私は…私は、私を必要としてくれる人がいる限り…
私の光で、喜ぶ命がある限り…
私は、私は…光になりたい。
闇を照らす光に…!」
彼女の決意はエデンを、そして闇の子だという真実に苦しむ光牙を救い出す。
そして、マルスと対峙する中でアテナとして覚醒。
6つの小宇宙クリスタルが一つになり、黄金の杖を形成。
光牙達はアリアの小宇宙と共にマルスに立ち向かうが、マルスの槍がアリアを貫き、黄金の杖と光の小宇宙を奪われる。
アリアは残された最後の力で光牙達を闇の遺跡から脱出させる。
「ありがとう………幸せをくれて………ありがとう………ありがとう………」
そしてアリアは闇の遺跡の崩壊と共にその身を散らした………
マルスに奪われたアリアの黄金の杖は後に新たなる黄金十二宮を生み出す。
そして、地球の全小宇宙を吸い尽くして火星を新たな楽園にするための触媒にされるが、アリアの遺志を受け継いだ光牙と父に反旗を翻したエデンの手により阻止される。
しかし、マルスの妻・メディアにより杖は奪い取られ決戦の地・火星に配置される。
闇の神アプスの器にされた光牙を救うためにエデンは母と袂を分かち杖を奪回するが、アプスの小宇宙は強大で、力及ばず砕け散る。
だが、その破片に宿った少女の遺志は伝説の聖闘士を目覚めさせる。
かつてアテナと共に戦い、いくつもの神々と戦った天馬……彼の名は、星矢。
星矢とユナの決死の戦いでアプスの闇から救われた光牙は射手座の黄金聖衣を纏い、沙織を救うためにアプスと最後の決戦に挑む。
すさまじき闇の小宇宙に苦しむ光牙を救ったのは、共に旅した仲間の、同じ少女を愛した男の、そして自身に光を与えた少女の小宇宙だった。
アプスは消滅し、沙織を救い出した光牙は光の中でアリアの声を聞く。
―ありがとう、光牙。世界を守ってくれて……―
―ありがとう…光牙……―
闇の宿命から解き放たれた少年は仲間達と共に聖闘士の道を行く。
光の少女が優しく照らすこの世界を守るために……
ちなみに、アリアの名は鈴蘭の学名「Convallaria(コンバラリア)」のaria(アリア)から由来している。
本編でも効果的に彼女と共に鈴蘭が強調されるシーンが多かった。
その花言葉は、「幸福の再来、意識しない美しさ、純潔、純粋、純愛」。
ヨーロッパではその形から、「聖母の涙」とも呼ばれているという…
追記修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 存命してたら沙織さん差し置いてΩシリーズのアテナ扱いになってたんだろうか。そうなったら徹底的に旧作ファンから叩かれてただろうが・・・ -- 名無しさん (2013-11-07 23:46:47)
- 作中ではアテナの代わりとして利用され殺され、 -- 名無しさん (2013-12-04 12:43:47)
- ↑ミス 作外では旧作信者から心無いバッシングをうけるわで、本当に可哀想だった -- 名無しさん (2013-12-04 12:48:11)
- ↑×3 自分はアテナじゃないって分かっているからそれはないだろ -- 名無しさん (2013-12-04 22:28:38)
- 黒幕のメディアに人生を滅茶苦茶にされるは、マルスの娘であるソニアやマルスの秘書的存在であるミケーネからは切り捨てられ、聖闘士としての誇りを失ったイオニアからひどい目に遭わされるし、マルスに魂を売ったシラーからはその死を嘲られ、愚弄されたりと可哀想な少女でした。 -- NY (2014-02-15 22:08:07)
- はじめてみた時エウレカだと思った -- 名無しさん (2014-02-15 22:18:01)
- エデンには今でも想われてるっぽいがほぼ一方通行なのがな… -- 名無しさん (2014-02-15 22:59:04)
- ぶっちゃけこの娘を殺したのがΩシリーズ失敗の切っ掛けだったと思う。原作が沙織と星矢の話なんだからΩは光牙とアリアの話でよかった。この子の死によりパラス編は星矢と沙織、おまけで光牙という形になってしまって光牙がいまいち印象に残らないキャラになってた。偽物かつ中性的なビジュアルでありながら遺跡巡り編の描写だけで原作の沙織をはるかに凌駕するヒロイン振りを見せつけてくれてたから、残念でならない。全部終わった後光牙と幸せになって欲しかった。 -- 名無しさん (2014-06-30 06:40:56)
- このシリーズ屈指どころか一番不遇で不幸なキャラのひとり。異論は認める。 -- 名無しさん (2014-06-30 07:56:31)
- 中の人が水樹奈々だったら良かった…てこれだとシスプリか -- 名無しさん (2014-07-09 06:54:01)
- ↑3 同感です。 死ぬんじゃなく、マルスによって拉致されてから救出、パラス・サターンの軍勢にも拉致されて、最後には光牙とエデンと旅に出る、ってのも悪くなかつたと思う -- 霊地王生路 (2014-07-10 20:57:28)
- 三期があるなら魚座の黄金聖闘士アリアで登場してほしい -- 名無しさん (2014-07-10 21:02:58)
- 初登場時のシーンで「あ、今回の山羊座はダメだわ……」と思わせた。こんなか弱い子苦しめちゃダメだって爺さん -- 名無しさん (2016-06-19 17:37:40)
- 一期から入ったから二期は色々不満があったんだけど、アリアが縁を繋いだあの二人が旅に出るって最後は好き。 -- 名無しさん (2018-07-07 10:55:00)
- 原作の没設定である「心の中の女神」と、アテナ、ペガサスの姉、双子の運命とを掛け合わせたようなポジションの子だったな。 永遠の少女、女神になるという意味では避けようがない運命だったんだろうけど、一ファンとしては力を失くしてもいいから生きて幸せになってほしかったよ…。 -- 名無しさん (2019-11-05 15:46:11)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧