登録日:2011/01/14(金) 15:27:17
更新日:2023/11/20 Mon 11:11:31NEW!
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映画 バットマン カオス 腹筋崩壊 抱腹絶倒 ロビン ペンギン ジョーカー 独善 差別 広川太一郎 アメコミ dcコミックス ディック・グレイソン tvシリーズ バットマン←怪鳥人間←蝙蝠は鳥じゃねぇ!! リドラー←no!ナゾラー キャットウーマン←no!ミスキャット 荒唐無稽と冒険を愛する全ての人々に捧ぐ マッチョ主義 日本語訳がローマ字レベル
『バットマン オリジナル・ムービー』は66年のアメリカ映画。
日本でも『怪鳥人間バットマン』のタイトルで放映された『バットマン』TVシリーズの映画化作品。
現在日本で流通しているのは89年にティム・バートンの手により復活した実写版『バットマン』の公開に合わせて、同タイトルによりソフト化された物。
とにかくノリとコミカルなストーリー、荒唐無稽なバカらしさに拘った作品であり、これらの要素は無論「わざと」そうしている事は言うまでも無い。
…実際、同TVシリーズの製作当時の60年代はコミック作品はあくまでも子供向けの読み物であり、原作コミックも現在のバットマンのイメージからは全く想像もつかない位に明るく健全でコミカルな物であり、本作はそのイメージに忠実に作られた作品なのである。
BIFF!!
【物語】
BB酒造が作り上げた画期的な発明品を乗せた船が何者かによって航海中に盗難された。
…偽のSOS要請に騙されたバットマンは鮫(爆弾付き)に食いつかれたりしながらも、その手口の巧妙さから獄外に居る自らの宿敵達…ペンギン、ジョーカー、ナゾラー、キャットウーマンが手を組んでいる事実を知るのだった。
…果たしてバットマンとロビンは「暗黒同盟」の陰謀から世界を救えるのか…と〜か、言っちゃったりみちゃったりなんかして〜!!(広川節で)
KLONK!!
【主要登場人物】
本名ブルース・ウェイン
謎の億万長者にして犯罪と戦う正義の使者。
本名ディック・グレイソン
ブルースの養子で、彼の戦いを支える。
- アルフレッド
ウェイン家の執事。
同シリーズでは奥方までが存在する。
- ゴードン本部長
本シリーズでは警察のお偉いさんって感じ。
CHOK!!
- 社長
新技術を開発したBB酒造の社長。
海の男に憧れがあるのか、何故か船長スタイル。
お茶と読書が趣味で、自分が誘拐された事を疑いもしていなかった。
- 各国大使
安全保障会議で論争中の九ヵ国の大使。
それぞれがそれぞれの主張しかしない為、意見はバラバラ。
WHUKK!
【暗黒同盟】
- キャットウーマン/キトカ
かつての日本語版ではミスキャットと訳されていた。
モスクワ新聞記者〝キトカ〟(本名?は非常に長く、これは略称)を名乗りブルース・ウェインを誘惑する役目を担った。
かなりのワル。
暗黒街の道化師。
今作ではツッコミ役。
狂気は…あまり感じないな。
- ペンギン
海賊達を率いる悪漢。
アジトや潜水艦を提供している所為か同盟のリーダーを気取る。
払い下げの潜水艦を使うリアルさの一方で、飛行する傘とか訳の分からないハイテク装備を持つ。
- ナゾラー
当時の日本ではリドラーがこう訳されていた。
なぞなぞで手掛かりを残すのが趣味。
…短気だが、割とまとも。
ZAP!
【メカニック】
- バットモービル(カー)
蝙蝠デザインのアメ車。
「アトミックパワーオン!」
…危ねーよ!!
ちなみにベース車はリンカーン・フーチュラと言う1955年型のフォードの試作車
- バットコプター
秘密兵器の筈だが管理は空港…。
- バットボート
高速ボート…にも関わらず、ソナーを使用する。
- バットサイクル
サイドカー。
…分離は何のため?
- バット砲
冷静に考えるととんでもないチート武器。
数千メートルの距離も数十メートルの水深も関係無し。
- ペンギンの潜水艦
軍の払い下げを改造した。
スクリューでは無く、足ヒレで進む他、大陸間弾道ミサイル「ポラリス」(当時のマジ兵器)をも発射可能。
- ジェット傘
どうやって飛んでるのかは一切不明の高性能マシン。
KOKK!
【余談】
ペンギン役のバージェス・メレディスは『ロッキー』シリーズのトレーナー・ミッキー役で有名。
レギュラーシリーズのキャットウーマン役はジェリー・ニューマーで、リー・メリウェザーは映画版のみの特別キャスト。
2代目と表記されるのが普通だが、カウントせずにアーサー・キットを2代目とする場合もある。
ジョーカー役のシーザーロメロは当時人気を集めていたコメディアンで、口ヒゲを剃る訳にはいかなかったのでドーランで隠していたらしい。
当時の映画だからか、実は現代の視点から見るとかなりのマッチョ発言や差別的な発言が存在する。
KONCH!!
- バットマン/ブルース・ウェイン
アダム・ウェスト(広川太一郎)
- ロビン/ディック・グレイソン
バート・ワード(井上和彦)
- キャットウーマン/キトカ
リー・メリウェザー(吉田理保子)
- ジョーカー
シーザー・ロメロ(北村弘一)
- ペンギン
バージェス・メレディス(藤本譲)
- ナゾラー
フランク・ゴーシン(曽我部和恭)
〝バットマン!なんか粗めの項目だけどいいの!?〟
〝ロビン…知る人間が全て記してしまっては知らざる人間の為にはならない…後は誰かに任せて我々は消えるとしよう…静かにな〟
〝わかったよ!流石はバットマン!!〟
POW!!
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▷ コメント欄
- 俺が昔、テレビ放送されたこの映画(吹き替え版)を見た時は、リドラーはちゃんとリドラーって呼ばれていたぞ(ナゾラーじゃなくて) -- 名無しさん (2014-05-01 18:50:21)
- ↑それは90年代に映画のヒットを受けてWOWOWか何かで放送された再吹替版では?キャストが昔と別で更にカオスな方向にアレンジした昔のを見てた人間も戸惑うような内容だったらしいけどwww -- 名無しさん (2014-05-01 23:53:38)
- ↑そうかも知れないな。確かに90年代くらいだったし。我が家は衛星放送が見られなかったから、見たのは地上波だったけど -- 名無しさん (2014-05-02 00:03:04)
- マジで名作 -- 名無しさん (2015-04-07 06:25:40)
- 祝!このシリーズが遂にアニメで復活‼‼詳しくはようつべでBatman: Return of the Caped Crusadersで検索だ! -- 名無しさん (2016-10-07 17:37:24)
- ↑音声は当時のやつなのかな?日本版でるときは吹替も欲しいなw -- 名無しさん (2016-10-07 19:20:57)
- ↑wiki見たけどバットマンとロビンの声が当時の俳優と同じだ。キャットウーマンは最終シーズンの人 -- 名無しさん (2016-10-07 23:01:14)
- バット梯子 -- 名無しさん (2022-05-04 20:14:01)
- 原作コミックも現在のバットマンのイメージからは全く想像もつかない位に明るく健全でコミカルな…バットマンだと(困惑)物 -- 名無しさん (2022-05-04 20:38:42)
- やはり89年版映画公開時に近代映画社から邦訳された『バットマンオリジナルコミック(The Greatest Batman Stories Ever Told)』でその辺りの空気は実感できるよ -- 名無しさん (2022-05-04 21:13:50)
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