境界線上のリンボ

ページ名:境界線上のリンボ

登録日:2011/10/29(土) 01:40:41
更新日:2023/11/20 Mon 10:58:35NEW!
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漫画 芳文社 まんがタイムきらら 鳥取砂丘 打ち切り? 良作 もっと続いて欲しかった 境界線上のリンボ




ここは地の果て最果ての都


こちらとあちらの境界線上―――


この街には異世界からの移民者に


こちらの世界のはぐれ者も集まった


天国なんかじゃないけれど


地獄でもないこの街を


人々は皆”リンボ”と呼んだ―――



『境界線上のリンボ』は、かつてまんがタイムきらら誌上にて連載されていた漫画
作者は現在なのエースでG専ラフスケッチを連載中の鳥取砂丘。


棺担ぎのクロと並んで「四コマの意味が無い四コマ」と言われながらもそれなりの人気はあったが、けいおん!の連載再開の際にスペースを奪われるような形で打ち切りとなってしまった…


と思いきや、2018年開催の『まんがタイムきらら展』において
展示される80作品の一つとしてこの作品が大抜擢されることに。
長期連載された上で円満終了した作品が幾つも選ばれない中の選出であった為、
そこそこの人気があった上、打ち切りではなく作者の意向で終了した可能性が浮上した。



【概要】
人間とエルフの間に生まれた少女・フゥは、人間にしては長すぎてエルフにしては短すぎる耳のせいで
どちらの世界でも半端な厄介者として邪険に扱われていた。
そんな彼女は、自分の家族である祖母と外見は普通の人間と遜色の無い妹のシルヴィを守るため、
また自分の居場所を求めて放浪の旅を続けていた。


そんなある日、とある旅行者の鞄に便乗したフゥは奇妙な生物だらけの街に辿り着く。
しっぽを持つ者、鱗の肌を持つ者、それら全てが一緒くたの「ヒト」として共存する、
天国でも地獄でもない空中都市、リンボに辿り着いた。



【登場人物】


  • フゥ

この物語の主人公。エルフと人間のハーフの少女。
巡り巡ったリンボで魔導雑貨の店「賢者の回転翼」に住み込みで働く事となる。
迫害されて故郷を追われた経緯ゆえに、全体的にオドオドした物怖じする性格だが
物語終盤では精神的に大きな成長を遂げていた。
リンボに来た当初はロクに料理の存在すら知らなかったが、隣家である飲食店「赤い風船」の店主に教わって以降
料理が趣味のようなものになるほどの料理好きになった。


ちなみに外見は小学生並みのようじょだが、後に作者が18歳位と明かした。



  • 先生

「賢者の回転翼」の店主。フゥがこの男の鞄に入り込んでリンボへ密航する際にフゥに鞄の中身を全部捨てられた事から
弁償させることも兼ねて自分の店でフゥを雇う。
魔法を機械の動力にする「魔導」の先駆者でもあり、リンボ事態が宙に浮いているのも彼の発明。
後々大変な事態を引き起こすある意味元凶者だが特に誰からも責められなかった。
年齢はおよそ24歳とのこと。



  • シルヴィ

リンボに渡ってきたフゥの妹。年齢は16歳程度。
エルフの方の血が薄いのか外見は完璧な人間で、フゥに比べて背も高いしおっぱいもでかい。
フゥと分かれてから相当な年月が経っていたのか、ある程度会話を進めていくまでお互いが姉妹だと気付いていなかった。
野生の放浪の旅を送ってきたフゥと違って都市を転々としながら生きてきた為、いろいろな面でがめつい。



  • 師匠

先生の師匠。様々な理由から仲違いをして以降、フゥ絡みで再び接触するまであまり関係は良好でなかった様子。
忙しそうに振舞う反面、毎日のように「賢者の回転翼」までフゥに茶菓子をたかりに来るヒマ人。
最初は三十代に設定しようとしたが、雑誌の性質上三十路はどうなのかと考えた結果
28歳程度に落ち着いたとのこと。



  • ネーナ

「賢者の回転翼」の隣にある飲食店「赤い風船」の看板娘。
ネコミミに尻尾とそれなりにツボは押さえている娘。
ガサツで服装も男っぽいと言われているが、人の恋愛沙汰に対する感付きの良さは中々のもの。
フゥと同い年くらいらしいが、やっぱり背もでかいしおっぱいもry
実は16歳くらいであり、シルヴィとタメでフゥより年下。



  • ラッセとポルタ

ネーナの弟の悪ガキ二人。こいつらが出てくると大抵何かしらのトラブルが巻き起こる。



  • クラウス

ネーナの幼馴染の成年。割とイケメンだが虚弱体質。
終盤で何気にこの作品でも数少ない勝ち組になった。



  • アヴリル

飛べなくなっていたところをクラウスによって保護された妖精。ネズミほどのサイズ。
自分に尽くしてくれたクラウスに惚れているが、その想いは本物で
「例えばそいつがお前以外の誰かを選んだとしたらどうする?」
と問われた際に、
「その誰かとの幸せを願うわ」
と即答するほど、心からクラウスの事を愛していた
(先生曰く「恋とは違うものなんだろう」)。



  • ワム

鱗の肌を持つ青年。お調子者で怠け癖があって根性無しとまるでお前らの生き写しのような存在。
だが終盤で男を見せる。



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  • 大好きなんだよなぁ。ボリュームもちょうどいい。マイナーと思ってるのでLINEスタンプがあるとは思わなかったw -- 名無しさん (2019-08-09 15:07:32)

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