私のブレーメンラヴ

ページ名:私のブレーメンラヴ

登録日:2011/11/03(木) 21:53:02
更新日:2023/11/07 Tue 13:58:24NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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漫画 神無月の巫女 百合 介錯 劇中劇 私のブレーメンラヴ レーコ




久遠の時が流れても、二人の誓いは変わらない


あの空に輝く月のように、二人の道を照らし続ける


いつまでも、どこまでも


世界が微塵の砂となっても、この愛だけは終わらない


愛しています


ずっと、あなたを愛しています




『私のブレーメンラヴ』とは、学生漫画家レーコによる漫画作品。


基本的には女性作家らしいハートフルで乙女チックな作風だが、作中の一部として「テイストではなく、女の子同士の恋愛を正面から描く」というコンセプトを敷き、
単純な同性愛作品に留まらない性別を超えた純愛を真摯に描いた点が高い評価を受けた。
そういった耽美的な面は本来は男性読者に敬遠されがちであるが、
本作は可愛らしい女性キャラクターたちの存在で子供からアニヲタに至るまで幅広いファンの獲得に成功。
アニメ化もされ、そちらも大絶賛を受けることに。


【あらすじ】
ある北の街に『ブレーメン』と呼ばれる人間たちがいた。
彼らは動物と一つになって心を通わせられる力を備えており、多種多様な物語を紡いでいく。



【登場人物】
◆アスカ
『ブレーメン』の少女。
親友のお姫様にずっと恋心を抱いていたが、「彼女を不幸にするだけではないか」と苦悩し続ける。
だが、別れてしまう最後の夜、遂に本当の想いを告白することを決意し……。


◆お姫様
『ブレーメン』の姫。
アスカの幼なじみにして親友。
彼女からの禁断の愛に対し、思いがけない選択を……。


◆ジェニー
声:植田佳奈
『ブレーメン』の一人。
中の人はエンディングテーマも歌っている。



追記・修正お願いします。



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な ん の こ と は な い 。


神無月の巫女における作中劇で、オロチ衆五の首・レーコが描いている漫画である。
作中では相当な人気を博しており、主人公である来栖川姫子も大ファン。
その人気たるや、レーコのサイン会が行われれば長者の列ができるほどであった。


四の首・コロナが表向きの仕事としてアニメの曲およびジェニーの声を担当しており、オリコン69位にしては珍しい知名度を持つ所以となっている。
しかし、皮肉にもその事実が余計にコロナの屈辱を煽っていた。



内容は上記に解説した部分だけが判明しているが、ご覧の通り姫宮千歌音にとってはまさに自らの境遇を絵に描いたような物語であった。
あまりにも身につまされたらしく、当初は姫子の一生懸命な解説を微笑ましく聞いていたが漫画自体には無関心だったものの、
内容を知るや一転、食い入るように興味を示した。



「ずっと好きだった人に告白するの。その人はアスカちゃんの親友……でも、『ブレーメン』のお姫様なの」
「親友…お姫様…」


「遂に勇気を出して、本当の想いをお姫様に告白するの。嫌われてもいいから、許されなくてもいいから、お姫様に気持ちを伝えるの」
「(真剣に)……それで? 二人はどうなるの?」


因みに、アスカとお姫様に関する結末は本編における姫子と千歌音の未来を暗示していたのかも知れない。



なお、レーコ本人としてはもっとハードで凄惨な物語にしたいのだが、
思わぬ人気による編集者の意向で強引に乙女チックな耽美路線を強要されている(要するに、少年ジャンプのバトル展開のようなもの)。
「描きたい作品を描けない」ことが彼女にとって耐え難いストレスになっており、オロチ衆として世界滅亡を願う動機がこれ。
従って、レーコ自身にブレーメンラヴに対する愛は皆無。
何度も最終回を打診しているが、いつも最終的には折れる形で連載を続けていた。



再生後の世界ではレーコも晴れやかな表情で漫画を描いているので、ブレーメンラヴの存在がどうなったかは定かでない。
レーコ自身の心境が変わってそのままのストーリーを保っているのか、はたまた抑圧から解放されてダークな別物と化しているのか……。




「……私の気持ちがわかるなら追記・修正して(ボソッ)」


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  • レーコは「思い通りの漫画を描かせてもらえない」ことがきっかけでオロチになって世界を滅ぼすことにしたけど、贅沢な悩みすぎて呆れた。他の連中は虐待→殺害→迫害だったり、戦争の被害者、枕営業、人体実験と同情できるところがあったけど。まぁ、いずれも世界を滅ぼすほどの憎悪があった割には未練がましかったが。千歌音に薄闇呼ばわりされても仕方ない。 -- 名無しさん (2014-02-14 16:56:27)
  • ↑売れっ子作家としては避けられない葛藤と苦悩なのだろうが、他のオロチ衆の過去が余りに壮絶だからな・・・・。もしかしたら、作者達の気持ちの代弁者として描かれたキャラクターなのかもしれない。 -- 小久保 (2015-06-04 17:50:18)
  • ↑???「だとしても外道に対する死の掟に例外は無い!外道に生きる資格何て絶対に無い!!!!」 -- 名無しさん (2016-01-23 07:07:00)

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