登録日:2012/06/03 (日) 02:54:40
更新日:2023/10/30 Mon 12:14:18NEW!
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遊戯王ocg 星2 地属性 獣族 通常モンスター バニラ クズカード ←おい、デュエルしろよ デーモン ビーバー デーモン・ビーバー 遊戯王 遊戯王ラッシュデュエル アウスの相棒 イビル・ラット デーモン・イーター 憑依覚醒-デーモン・リーパー デーモン・カルビーバー
《デーモン・ビーバー》
☆2/地属性/獣族/攻 400/守 600
悪魔のツノと翼を持つビーバー。どんぐりを投げつけて攻撃する。
遊戯王オフィシャルカードゲームVol.1で登場したカード。言うまでもなくクズである。
初期によく登場していた有象無象の低ステータスバニラの一体であるため、今の環境について来れなくても仕方ない。
が、このモンスターが収録されたVol.1にはホビロ…《バビロン》という同レベル、同属性、同種族で攻撃力が300高い完全上位互換が存在していた。
まあ、《大地の騎士ガイアナイト》と《ゴヨウ・ガーディアン》の関係に比べればまだマシだが。
つまりは産まれた時からクズだったのである。
一応あちらにない利点として《デブリ・ドラゴン》で釣り上げ《C・ドラゴン》を出せるという事がある。だからどうした。
追記・修正お願いします。
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蟹「おい」
あん?
蟹「デュエルしろよ」
一見するとクズカードにしか見えないが、こいつには2つの隠れた利点があった。
すなわちカード名にデーモンとついている事と、このカードが獣族であるという点である。
つまりは、
《堕落》
装備魔法
自分フィールド上に「デーモン」という名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。
このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。
このカードと、《レスキューキャット》(以下猫)の存在が《デーモン・ビーバー》(以下ビーバー)を輝かせたのである。
ご存知のようにコントロール奪取は非常に強力であり、《強奪》《心変わり》《洗脳-ブレインコントロール》などの汎用性の高いカードはことごとく禁止カードとなり、様々なデメリットがある《精神操作》でさえも一時は制限カードに指定されている。
そして、《堕落》は場に「デーモン」と名がついたカード(モンスターでなくともいいので《デーモンの斧》でも可)があれば禁止カードである《強奪》並みの働きができる。
そして、その強力な効果を発揮するために目をつけられたのが「デーモン」の名を持ち、獣族であるため猫の効果で楽々リクルートできるビーバーであった。
猫の効果でビーバーとチューナーを呼び出し、《堕落》でコントロールを得た相手モンスターとシンクロ素材にするなどの戦略がとれた。
しかも《堕落》は《精神操作》などとは違い、デメリットがスタンバイフェイズにダメージを受ける点しかないため、強力なモンスターを奪えばそのままゲームエンドに持っていける事もある。
猫とビーバーは同属性であるため《巨大ネズミ》などのサポートを共有できる。
また、ビーバーをコストに《地霊術-「鉄」》を使って地属性モンスターを蘇らせる、という戦法もこのカードとマッチしており、(後述)猫を何回も使い回すのもいいだろう。リビデでいいとか言ってはいけない。
さらにこのカードはバニラであるため、バニラを墓地に送る事で相手か自分の墓地からモンスターを蘇生する装備魔法《戦線復活の代償》の発動コストにもできる。
猫で呼び出せるのはレベル3以下なので、出せるシンクロは5か6なのだが、このカードを使う事によってレベル7・8・9も自在に召喚できるようになるのだ。
しかもこれも《堕落》と同じく装備魔法なので《アームズ・ホール》でのサーチ&サルベージを共有できる。(装備主体のデッキになるため【武装猫】と呼ばれることもあるそうな)
このように初登場時から雑魚と言われ続けてきたカードであったが、時代が進みカードプールが増えたことで【ビーバーシンクロ】という一つの使い道が産まれ、輝く事ができたのである。
どんなカードでも、存在するからには意味がある。
この世に不要なカードなど1つもない。
By 不動遊星
……が、猫は後年あまりに強すぎたために禁止カードに指定されてしまい、このカードは再び輝きを失った。
なので通常モンスターであるという点を生かし、《レスキューラビット》を代用に使ってこのコンボを決めよう。
何?兎使うなら《セイバー・ザウルス》やら《ヴェルズ・ヘリオロープ》やら採用してあれやらそれやら出した方がいいって?うっせー、どんぐり投げつけんぞ。
なお、2017年から《レスキューキャット》が「名称指定のターン1制限」「特殊召喚したモンスターの効果を無効にする」というエラッタをされて復帰してきたが、通常モンスターであるこのカードには全く影響がない為、カードプールの増加で安定性は落ちてはいるものの、以前のコンボは再び可能になっている。
ちなみにみんな大好き霊使いの中でも不人気キャラとしていじられている《地霊使いアウス》の使い魔でもある。
そんな彼女の使い魔として成長したのがこちら。
↓
《デーモン・イーター》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1500/守 200
(1):「デーモン・イーター」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。
場に1体しか存在出来ないものの、使い魔らしくご主人が居ると手札から特殊召喚出来る様になっている。
え?他の魔法使いにもホイホイついて行く浮気者だって?うっせー、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》(の首)ぶつけんぞ。
また、味方を破壊して自己再生する能力も備えている。《地霊使いアウス》や《堕落》で奪ったモンスターや同僚の《ジコバイト》《稲荷火》を破壊して損失を減らしたい。
アウス「行きますよ、ビーバー」
ビーバー「キュー」
アウス「私は地霊術-「鉄」を使用します」
ビーバー「キュキュー」
アウス「コストとしてビーバーをリリースし、墓地から追記・修正を蘇生します」
ビーバー「えっ」
アウス「えっ」
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