登録日:2011/10/28 (金) 22:13:19
更新日:2023/10/05 Thu 10:48:35NEW!
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ドラマ フジテレビ 関西テレビ 菅野美穂 玉木宏 復讐 ネタバレ項目 感動のラスト 涙腺崩壊 救いがない 唐沢寿明 10年秋ドラマ おじいちゃんバイバイ… 人を陥れる行為は死に値する 死んで償いなさい 死んだのはクズばかり マリ~リン~! 衝撃の元凶 ジロリアンは関係ない ギルティ 悪魔と契約した女 吉瀬美智子 犯人はクズばかり
『ギルティ 悪魔と契約した女』は、関西テレビと共同テレビの共同制作により、
フジテレビ系列で2010年10月12日から同年12月21日まで毎週火曜日の22:00 - 22:54に放送された連続ドラマ。
主演は菅野美穂と玉木宏。
【あらすじ】
15年前、姉の夫と息子を殺したという無実の罪を着せられ、13年間も服役していた野上芽衣子…
出所後、彼女は事件の真相を探りながら、罪を犯した者達に復讐をしていく。
警視庁のキャリア組の警視・真島拓朗は、自分のミスが原因で後輩を失って以来、自堕落な日々を送っていた…
【登場人物】
- 野上芽衣子(演:菅野美穂)
ペットサロン「モンアンジュ」で働くトリマー。
抜群のトリマーの腕前と性格から、多くのペット愛好家から支持されている。
15年前、義兄と甥を毒殺した容疑で逮捕され、13年間服役していた。
実際は冤罪であり、自分を陥れた者達を精神的に追い詰め、自殺させると云う復讐を行っている。
母親と確執があり、自分の理解者だった姉は15年前の事件が原因で自殺した。
- 真島拓朗(演:玉木宏)
第一強行犯捜査係のキャリア組の刑事。
後輩を自分のミスで殉職させてしまった過去から、自堕落的な日々を送り、出世コースからドロップアウトした。
芽衣子が絡む不可解な自殺を追っている。
また、失踪している上司の三輪の行方を追っている。
三輪家で飼われているアンと云うジャックラッセルテリア犬を預かっている芽衣子と出会い、徐々に心を通わせる。
- 榎本万里(演:吉瀬美智子)
第一強行犯捜査係の刑事。
真島の元恋人。
常に冷静沈着で正義感が強い。
芽衣子の冤罪が発覚するまでは、芽衣子を「野上」と呼び捨てにして犯罪者として軽蔑していた。
しかし、芽衣子の過去を知り、彼女を守る行動に出る。
通称、マリリン。
- 堂島基一(演:唐沢寿明)
ブラックジャーナリスト。
芽衣子の冤罪事件をセンセーショナルに報じて大スクープを挙げた。
芽衣子にとって復讐の相手だが結託しており、芽衣子に情報提供していた。
実は冤罪事件の真相を知り、自分が書いた記事で地獄を味わった。
記者として転落人生を送り、家族から見離された。
息子の写真を大切にしている。
芽衣子に対して罪悪感を抱いており、最終的には事件の真相に辿り着いたが…
ある回のエンディングでは、シリアスな場面にも関わらず腰振りダンスを披露した。
死亡して、堂島イケメン…と思わせてこのダンスである
- 門倉了(演:RIKIYA)
第一強行犯捜査係の刑事で、真島や榎本の同僚。
典型的な「上に諂い下に当たる」男で、宇喜田を始めとした上司にへりくだる一方で部下には強く当たる嫌な男。
しかし、刑事としての正義感や仲間意識が強い面も見られる。
- 鶴見真人(演:水上剣星)
殉職した真島の部下の親友。
真島の理解者で、彼に立ち直って欲しいと思っている。
- 宇喜田元(演:吉田鋼太郎)
クズその1。
警視庁捜査一課理事官で近く警視正への昇任も噂されている。
黒幕は別の人物であるが、芽衣子の冤罪事件を隠蔽した張本人で、それによって異例の出世を遂げた。
非常に横柄で権力欲が強く、力こそが全てで強者が弱者を踏み躙ることを当然と言い切る陰険で傲慢な男。
芽衣子と堂島の策略に嵌まり、自らが行っていた不正が全て暴かれるが…
同局で前クールに放送されていたドラマの別世界での理解者では無い。
- 溝口猛(演:金井勇太)
クズその2。
真島が部下を殉職させてしまった通り魔殺人事件の犯人。
笑いながら、真島の目の前で彼の部下を焼殺した外道。
逮捕後、覚醒剤を打って精神鑑定で無罪を勝ち取った。
その影響で、覚醒剤中毒になっていた。
その後は精神病院にブチ込まれたが、宇喜田の手引きにより脱走、彼の指示により真島、万里、芽衣子を殺そうとする。
- 三沢準(演:柏原収史)
クズその3。
民自党代議士である三沢豪の息子で私設秘書を務めている。
ネタバレ ※クリックして展開
実は冤罪事件の黒幕。
動機は自分を道具扱いしている父親への意趣返しであり、殺す相手は誰でも良かったとの事。
第三者から見ればドラ息子であるが、幼い頃から父親に愛されずに冷遇される等、芽衣子と同じく不幸な家庭環境で育っていた。
15年前、自身が事件を起こす事で父親に罪悪感を抱かせようと目論んだものの、当の父親は罪悪感どころか事件をネタに弱みを握る形で準を支配下に置く等、自分の立場を悪化させる結果に終わった。
以後、父親に抑圧され続ける人生を送っていたが、出所した芽衣子が冤罪事件の復讐を始めたのを機に彼女を利用する事を画策。
目の上のタンコブだった共犯者が次々と芽衣子に始末され、長年自分を支配し続けた父親を自らの手で殺害した。
そして用済みとばかりに芽衣子を始末しようとしたが、彼女にコンプレックスを指摘されて逆上して直後にギャグっぽく落とし穴に落下して最期は水責めにされて死亡。
自身の犯行を知る芽衣子を始末して本当の意味で自由になろうとしていたが、作中で芽衣子から「父親がいなければ誰からも見向きもされない価値のない存在」と罵倒された辺り、仮に計画が成功したとしても彼に明るい未来など無かった可能性も否定できない。
- 北村良和(演:浜田晃)
クズその4。
桜葉館学園高等学校・元理事長。
毒入りチョコレートケーキ事件の裁判で、生徒が学校から青酸カリを盗み出した事実を恐れ嘘の証言を行う。
芽衣子に孫(実は人形)を人質にされ、飛び降り自殺した。
「おじいちゃんバイバイ…」
- 菅沼俊也(演:波岡一喜)
クズその5。
銀行員で、桜葉館学園高等学校の卒業生。
青酸カリをチョコレートケーキに入れた時の見張り役。
芽衣子に妊娠中の妻を人質にされ、駅のホームで服毒自殺をした。
- 松永征一(演:石丸謙二郎)
クズその6。
芽衣子の弁護を担当した弁護士。作中での言動からして恐らく国選弁護人であると考えられる。
芽衣子が無罪を主張しているにも関わらず「もうここまで来たら、事実は問題じゃないんだ」と芽衣子の弁護をまともにしなかった上「死刑になりたくないなら自白しろ」と脅迫する典型的な悪徳弁護士である。
裏では悪事(贈収賄や裏金作り)に手を染めて私腹を肥やし、弁護士活動は全て事務員に肩代わりさせてきた。
心臓病の娘がいるが、他の2人とは異なり娘を人質に取られても自殺しようとはせず、液体の入った試験管を飲むよう指示され、試験管を地面に落として叩き割り「俺はそんな事で自殺などしない!」とのたまった冷酷な金の亡者。
それを見抜いていた芽衣子の策略に嵌り、電話ボックスで自殺に見せかけてガス中毒死した。
デンライナーのオーナーでは無い。
- 金谷文則(演:山崎裕太)
クズその7。
IT会社「サイバーロード」社長で、桜葉館学園高等学校の卒業生。
菅沼とともに学校から青酸カリを盗み、チョコレートケーキに入れた実行犯。
芽衣子の策略で、会社資産の私的流用と覚せい剤に手を染めていたことをマスコミに公表されて社長の座を解任された。
更に、芽衣子に祖母を人質に取られた上、黒幕に始末されると脅されたことで社長室でネクタイで首つり自殺した。
- 三沢豪(演:津嘉山正種)
クズその8。
準の父親で法務副大臣。民自党の次期代表候補。
ネタバレ ※クリックして展開
色々な意味で本作における元凶。
一言で言い表すのならば、「暴君」「外道」と呼べる人物であり、自分以外の人間を(実の息子さえも)信用することなく見下し、己の権力をフルに利用して邪魔な相手を容赦なく蹴落とす等、傍若無人の限りを尽くす。
警察を自由に操作できる権力者でもあり、息子が起こした北区毒入りチョコレートケーキ事件を警察内部に圧力をかけて隠ぺいしていたが、
この手の裏工作にありがちな過保護ではなく、その事件をネタに弱みを握る形で彼を都合のいい捨て駒として飼い殺しにするというものであった。
他の復讐相手と比べると芽衣子との関わりが薄く、終始彼女と直接対峙する事はなかった。
地位を守るために人の抹殺も躊躇無く行うため、政治記者にとっても「アンタッチャブル」な存在とされている。
終盤では次期代表選挙のために政治資金問題の責任を準に押し付け、その際に反感を買う事を分かっていながら「15年前の恩返しができて良かったな」と吐き捨てていた。
当然ながら準を激怒させ、最期は皮肉にもかつて自身が隠ぺいした事件と同じように息子の手で毒殺されてしまった。
死後はスキャンダルを苦にした自殺として処理された。
声が似ている二次元の外道らとは別のベクトルでタチの悪い存在と言えるが、上記の人間性が仇となって最終的に自身の破滅へと繋がってしまった。
- 小山内琴美(演:横山めぐみ)
芽衣子が勤務しているペットサロン『モンアンジュ』のオーナー。
非常に芽衣子を気に掛けている。
実は…母を捨てた三沢への復讐を果たす為に、三沢準を教唆して事件を起こさせた
目的とは裏腹に、無関係の芽衣子に罪が着せられた
故に、罪滅ぼしの為に芽衣子を気にかけていた
- 三輪周平(演:モロ師岡)
真島の上司の管理官。
失踪していた。
冤罪事件の鑑識員であり、上層部の命令で証拠捏造を行った事で現在の地位を得た。
芽衣子に対して罪悪感を抱いており、彼女の冤罪を証明する為に行方をくらましていたが…
- 野上千津(演:岩本多代)
芽衣子の母。
愛人を作って家を出た夫に芽衣子が似ていたため、実の娘でありながら芽衣子を嫌っていた。
事件が原因で小夜子が自殺した事によって、後追い自殺しようとしたが一命を取り留め、現在は介護施設で暮らしている。
内心、芽衣子に対して罪悪感を抱いており、最終話で和解した
- 川崎小夜子(演:紺野まひる)
芽衣子の姉で、理解者。
トリマーを目指す芽衣子を応援しており、芽衣子がトリマー試験に合格した暁には自身のペンダントをプレゼントするつもりだった。
現在そのペンダントは、芽衣子が肌身離さず持ち歩いている。
事件が原因で世間から「加害者家族」のレッテルを貼られた事で、芽衣子の服役中に自殺した。
- 川崎翔(演:加部亜門)
事件の被害者。
小夜子の息子で、芽衣子の甥。
芽衣子に懐いていた。
事件の日、芽衣子が購入したチョコレートケーキは翔の為の物であり、そこに青酸カリが混入されていた。
【主題歌】
JUJU「この夜を止めてよ」
人を陥れる行為は追記・修正に値する!
追記・修正して償いなさい!
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▷ コメント欄
- これDVD出てる?ちょっと見たい。 -- 名無しさん (2014-07-11 07:54:47)
- 最終的には誤解が解けたとはいえ、万里に真相を聞かされるまでは芽衣子を悪魔呼ばわりした母親も正直最低だと思った。とんでもない母親どころか人間のクズだろ -- 名無しさん (2015-01-12 00:17:38)
- 菅野美穂目当てで見たけど割と好き タマキンかっこよかった -- 名無しさん (2015-11-24 14:33:20)
- 2次元の外道でラオモト=サンを思い出してしまった #ニンジャ脳 -- 名無しさん (2016-01-21 16:50:31)
- 黒幕ではないとはいえ、実質宇喜田がラスボスだったね -- 名無しさん (2018-09-10 13:53:37)
- これ、芽衣子が手にかけた奴らの残された家族がその後どうなったのか気になる。芽衣子が犯人だと知ったら最初は激怒するなりしそうだけど、彼女の動機(夫や祖父に孫息子etc…らが保身の為に芽衣子に罪を擦り付けた事)聞かされたら複雑な心境になるのは間違いないよな……せめて、三輪さんがすぐにでも捏造を告発するなどすればまだ救いがあったし琴美さんも別の方法(汚職とか金銭トラブルなど)で三沢を失脚させるなどすれば良かったものの、何もかも手遅れになったのが辛かった……
-- 名無しさん (2019-12-14 00:12:52)
- 一番かわいそうなの菅沼の奥さんでしょ。夫が実は犯罪に関与してた・そのせいで自分は携帯をすられるし命を狙われる・シングルマザーになる・犯人を訴えようにも芽衣子はもう死んでる。これからあの人はどうなるのか。 -- 名無しさん (2019-12-14 01:10:27)
- もし、芽衣子の復讐が堂島のようなマスゴミに知られて拡散されたらマジで洒落にならない事態になりそう…警察や裁判所などはずさんな取り調べや弁護を批判される・芽衣子に罪を擦り付けた奴らの遺族や芽衣子の母親は世間からバッシングを受ける・事件には殆ど無関係に近い芽衣子の姉の旦那の実家にまでマスコミが押し寄せる・直接手を出してはないが15年前の事件の元凶である琴美さんも誹謗中傷を受けるとか悪循環になる可能性しか見えない…… -- 名無しさん (2019-12-15 00:26:09)
- このドラマの印象が強すぎて吉田さんがすっかり悪役俳優定着したわ。 -- 名無しさん (2021-11-22 06:14:01)
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