登録日:2014/02/06 Sun 21:21:56
更新日:2023/12/15 Fri 13:23:49NEW!
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ノコッチ 第二世代 ポケモン ポケモン解説項目 ノーマル ツチノコ uma 蛇 羽 タレ目 幻のポケモン ジガルデ ギラティナ 金銀 クリスタル へびにらみ てんのめぐみ マイナー 地味 鈍足 トリパ もこっち 引きこもり 元無進化ポケモン 土蛇 ツトム くらやみのほらあな とぐろをまく ノココッチ
誰かに 見られると
尻尾で地面を掘って 後ろ向きに逃げ出すのだ。
誰かに姿を見られると 尻尾で穴を掘って逃げ出す。
羽で 少しだけ浮かべる。
ノコッチとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種である。
■もくじ
■データ
全国図鑑No.206/ジョウト図鑑No.052/ホウエン図鑑No.349/新イッシュ図鑑No.035/セントラルカロス図鑑No.040/新アローラ図鑑No.063/新メレメレ図鑑No.063
分類:つちへびポケモン
英語名:Dunsparce
高さ:1.5m
重さ:14.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50
タイプ:ノーマル
特性:てんのめぐみ(技の追加効果の発生率が2倍になる)
/にげあし(野生ポケモンとの戦闘で必ず逃げられる)
隠れ特性:びびり(ゴースト、むし、あくタイプの技を受けると、素早さが1段階上がる)
種族値
HP:100
攻撃:70
防御:70
特攻:60
特防:60
素早さ:45
合計:415
努力値:HP+1
SVからはハイパードリルを覚えた状態でレベルアップすることでノココッチに進化。
■概要
『金・銀』より登場する蛇ポケモン。
UMAの一種と言われる「ツチノコ」をモチーフにしたポケモンで、名前もツチノコという字面をそのまま入れ替えたものになっている。
ちなみに分類名は「つちのこ」ではなく「つちへび」となっている。
のんびり、おっとりした目付き、背中に生えた小さな羽、ドリルのような尻尾と色々特徴的な部分があるにもかかわらず、蛇ポケモンの中ではかなり地味。
臆病な性格で、ピンチになると尻尾で穴を掘って後ろ向きに逃げ出すという設定。
羽で少しだけ飛べるらしい。
『金・銀』当時はなかなか珍しいポケモンながらも種族値はそこまで高くなく、進化の噂が囁かれながらも、第八世代まで長いこと無進化のままだった。
『X・Y』で登場した伝説の蛇は、こいつがメガシンカした姿だと主張する人もいる。
???「ノコッチです!」
そうして長い月日の流れて第九世代の『スカーレット・バイオレット』にて、新しい進化先を手に入れ存在感を増すことになった。
■ゲームでのノコッチ
『金・銀』では「くらやみのほらあな」のキキョウシティ側に出現したが、出現率が低いうえ別に通る必要もない場所だったので多くの人がスルーした。
後に登場するやまおとこのツトムから電話番号を聞いておくと、ノコッチが大量発生した時に教えてくれる。
現時点においては、『ルビー・サファイア』とリメイク版のORAS、『サン・ムーン』以外の各作品で登場しており、『X・Y』では序盤ポケの仲間入りまで果たしてしまった。
グラフィックを見る限りは小柄なポケモンに見えるが、実は体長がニドキングより長かったりする。
それでもアーボよりは短い。
『ポケダン』なのに旧ポケがあまり出ない『マグナゲート』で、マイナーポケなのに何故かパッケージに出演するまでの優遇ぶりだが、これはシナリオライターがノコッチファンだったからだそうな。
■対戦でのノコッチ
弱点がかくとうのみでアーボックに続く新たな「へびにらみ」使いだが、唯一高めなHP以外は種族値が貧弱。合計種族値は415と下手な進化前ポケモンにも劣る。
先に「へびにらみ」を決めれば先手を取れるが、登場した第二世代では防御と特防の貧弱さを補う手立てもないので、何かする前に落ちる鈍足、と紛う事なき埋葬ポケ。
特性の概念が登場した『ルビー・サファイア』で個性を発揮出来るようになったが、戦闘で活躍させるなら追加効果発生率を倍にする「てんのめぐみ」一択。
「ずつき」「いわなだれ」「かみつく」の怯み発生率が60%まで上がり、「いわくだき」「チャージビーム」の追加効果も必ず発生。対人戦では「ひみつのちから」の追加効果でも麻痺を狙うことができる。
『DPt』で空は飛べないのに「はねやすめ」を覚え、『BW』で一度積んだだけで「じしん」「ワイルドボルト」といった怯み系以外の火力を出せる「とぐろをまく」を習得。
第六世代では「へびにらみ」の命中率が100%となったことで、電磁波の上位互換となり、フィールド系の技と秘密の力で追加効果も発動出来るようになった。
『USUM』ではまひるみ戦法の補強になる「のしかかり」「エアスラッシュ」や、ドラゴンに有効かつ、「ちいさくなる」に通る「ドラゴンダイブ」を習得した。
第八世代では「てんのめぐみ」持ちで3回以上の複数回攻撃かつ、素早さを上げられる「スケイルショット」を唯一習得。
ノコッチより遅い相手は限られているので、個性を出すなら、ダブルバトルの「トリックルーム」下で岩雪崩を撃つのも手。
と、鈍足でも世代毎に少しずつ強化されてはいるノコッチ。
だが、『DPt』からは「でんじは」「てんのめぐみ」「エアスラッシュ」を併せ持つトゲキッス、XYでは同じ単ノーマルで「おやこあい」+「いわなだれ」の怯み+超火力コンボを使うメガガルーラ、USUMでメブキジカも「ずつき」を習得と、世代が進む毎にノコッチを圧倒する強力なまひるみ使いが増え、存在感の薄さに拍車がかかっている。
しかも第七世代以降は麻痺による素早さ低下が1/4から1/2に弱体化しており、素早さ無振りだと抜けない相手が激増したのがかなり痛い。
剣盾では絶対に怯まないダイマックスの存在が致命的に辛く、アイデンティティを喪失しかねないところにまで追い詰められている。
SVでは進化形のノココッチが登場したことで、進化前のノコッチを対戦で使う理由が減ったかに見えるが、しんかのきせきに対応したことで実は耐久力ではノコッチに分がある。
オボンのみ等の回復アイテム込みだと再度ノココッチに耐久力で上回られてしまうが、構築内での持ち物の競合が厳しいか、見慣れたノコッチを愛用したいのであれば輝石ノコッチを使うのもありだろう。
■アニメでのノコッチ
初めてメイン回になったのは金銀編75話で、こちらでもゲームに準じて普段はレアだが大量発生することがあるポケモンという設定だった。
その後もモブポケとしてたまに出演している。
ゲーム版では1.5mとほぼ人間並の体長だが、アニメ版では一応ピカチュウより大柄なものの子供が充分抱き抱えられるサイズ感になっている。
なお、ノコッチ登場回ではサトシが捕獲しようとするが必ず失敗する、という妙なジンクスがある。
たまたまでは無く脚本家曰く「意識して捕獲失敗するようにしている」とのことで、この理由は不明。
現実世界でもツチノコが未だに捕まったことが無いからだろうか?
追記・修正はノコッチを捕まえてからお願いします。
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