ジュペッタ

ページ名:ジュペッタ

登録日:2011/09/24(土) 01:19:55
更新日:2023/10/05 Thu 10:57:05NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



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ポケモン ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 ジュペッタ ゴースト rse 第三世代 ぬいぐるみ 怨念 呪い ホラー メディスン・メランコリー トリッキー 補助型 玄人向け ふいうち ゆびをふる ふみん おみとおし のろわれボディ いたずらごころ メガシンカ フヨウ メリッサ 剣盾リストラ組 ライム ジョーイ 武隈史子 カゲボウズ ポケダンでは→ 魔界製てるてる坊主 イカサマ推奨 ←やめて!




捨てられたぬいぐるみの綿に呪いのエネルギーが染み込んでポケモンになった。

口を開けるとエネルギーが逃げてしまう。




出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、8話『ジュペッタのさがしもの!』、
2023年1月13日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ポケットモンスターシリーズにルビー・サファイアから登場するポケモン



■データ


全国図鑑No.354
分類:ぬいぐるみポケモン
英語名:Banette
高さ:1.1m
重さ:12.5kg
タイプ:ゴースト
特性:ふみん(眠り状態にならない)
  /おみとおし(繰り出した際に相手の持ち物が分かる)
隠れ特性:のろわれボディ(受けた相手の技を30%の確立でかなしばり状態にする)


メガシンカ特性:いたずらごころ(変化技を優先度+1で繰り出せるが、技を当てる相手があくタイプだった場合は必ず失敗する)


HP:64
攻撃:115
防御:65
特攻:83
特防:63
素早さ:65
合計:455


努力値:攻撃+2


タマゴグループ:不定形
性別比率:♂50♀50


進化:カゲボウズ(レベル37)→ジュペッタ



■概要


チャックのような口に怖い目付き、黒い体が特徴的な不気味なぬいぐるみのようなポケモン。


もともとは子どもに捨てられたぬいぐるみの中に怨念や呪いのエネルギーが染み込んで産まれたポケモン。
アニメではカゲボウズを経由せずに、実際に身代わり人形からジュペッタが誕生する瞬間が描かれている。


針に刺されると呪いの力が強くなり、口を開けると呪いのエネルギーが漏れ出すらしい。
ゴミ捨て場や裏路地を住みかとし、自分を捨てた子どもを探して夜な夜な歩き回るという。


逆にトレーナーや子供たちに可愛がられた幸せなジュペッタは、恨み辛みを晴らし元のぬいぐるみに戻る事もあるらしい。


■ゲームでのジュペッタ


進化前のカゲボウズでは「おくりびやま」や121番道路に登場し、ジュペッタはサファイアとエメラルドのみ「そらのはしら」に出現。


ちなみに同じゴーストタイプであるヨマワルやサマヨールとは対の関係のポケモンなのか、
サファイア・エメラルドではカゲボウズの出現率が高く、逆にルビーではヨマワルの出現率が高くなっている。


サファイア・エメラルドでのおくりびやま内部1~3Fには、カゲボウズしか出ないため、よく攻撃努力値稼ぎに利用される。


主要トレーナーでは四天王フヨウが二匹使用する。
「のろい」や高威力の「シャドーボール」等を使うが耐久が低いためそこまで厄介ではなく、サマヨールのウザさもあってかあまり目立たない。


またプラチナでは強化版メリッサの手持ちとなっている。



■対戦でのジュペッタ


高い攻撃力を持つがそれ以外の能力は総じて低め、強いて言うなら特攻が平均的な程度と種族値は極めて不安定。
耐久においては物理はオニドリルを特殊はラッタを下回るほどの紙。


また物理技のバリエーションも少なく、タイプ一致であるゴースト以外は範囲が被っている
攻撃面では不遇なノーマルタイプの技しか覚えないので種族値的に唯一の取り柄である高い攻撃力も活かし辛い。


対の存在であるサマヨールは純粋な耐久型で使いやすいのに何この差…



さらにゴースト技が一律物理技だった頃は威力の高い「シャドーボール」がメインウェポンだったが、DPtから物理特殊の使用変更を受けて特殊技に。
代わりに得たのは威力の低い「シャドークロー」(しかも遺伝技)で、その火力は数値のみなら唯一王の「ほのおのキバ」を僅かに下回るほど低い。
一応、第四世代までは禁止級のギラティナオリジンフォルムを覗けばゴーストタイプ最高の攻撃力の持ち主だったが、BWではゴルーグに抜かれた。


そんな最中サマヨールは進化形の追加、「しんかのきせき」というチートアイテムで超耐久化と、着々と強化され格差がどんどん広がることに…


その不遇さやメインウェポンの威力不足っぷりから、
唯一王」や「唯一神」に通じる物があるとして「唯一霊」と呼ばれていたことも。



だがゴーストタイプらしく変化技は豊富で使い方次第ではトリッキーな戦い方ができる。
「おにび」や「でんじは」「かなしばり」による嫌がらせのほか、「トリックルーム」の始動も可能。


「おみとおし」で相手のアイテムを確認できるアドバンテージも大きい。
このおかげで相手がメガストーンやZクリスタルを持っていないのを確認した上で「はたきおとす」を撃つ(後者の場合は威力だけは上昇するが)、
ラムのみ」がないのを知った上で状態異常技を撃つなどの戦い方が可能。
特に有名なのが特性「おみとおし」と「トリック」のコンボで、相手のアイテムを確認した上で安全に「こだわりスカーフ」等を押し付けられる。


もう一つの特性「ふみん」もそこそこ優秀で強力な催眠技対策として有用。
ただジュペッタの耐久や素早さ的に催眠技を使わず直接殴って倒しにかかる相手も多いため活かすには工夫が要る。


かげうち」「ふいうち」「おいうち」による紙耐久のゴースト・エスパー狩り、
「10まんボルト」「こごえるかぜ」による二刀流等も考えられる。



…とは言え、種族値の不安定さのせいでく読みを働かせなければ上手く機能しにくいが…
ぶっちゃけるとかなり玄人向けで扱い辛さは否めない。


が、ダブルバトルにおいては、「ふみん」で催眠を受けず「ねこだまし」も無効なため、トリル始動要員として活躍することがある。
を持たせなくても努力値配分次第では大抵の攻撃を耐えることが出来るのも大きい。
トリル発動後も退場用の「おきみやげ」「みちづれ」が使えたり、そのまま殴ったりなどシングルと比べると活躍の場が多い。



その後、ファミ通のシリアルコードにて配布された。
このジュペッタは隠れ特性の「のろわれボディ」持ちで通常は習得出来ない「コットンガード」まで覚えておりかなり優秀。
これらのおかげで耐久型や新たな嫌がらせ型等が考えられ「ジュペッタ始まったな!」と言われた。


しかし「のろわれボディ」も「コットンガード」も素の耐久がかなり低く、優秀な再生回復技も持っていないジュペッタとの相性は微妙。
冷静に考察している人達からは「ブルンゲルの劣化なのでは?」とも言われ、実用性は疑問視されるようになった。


どうでもいいが、課金系配布にしては珍しく♀固定である。
そのためか、BWの「ゆめしま」には出現していない。



メガジュペッタ


桁違いのエネルギーが呪いを増幅し抑えきれない。自分のトレーナーさえ恨んでしまうのだ。


  • 種族値

HP:64
攻撃:165
防御:75
特攻:93
特防:83
素早さ:75
合計:555


特性:いたずらごころ(変化技を優先度+1で繰り出せるが、技を当てる相手があくタイプだった場合は必ず失敗する)


XYでまさかのメガシンカを獲得。
しかも特性は屈指のチート特性「いたずらごころ」。
相変わらずアンバランスな種族値や低下力な一致技など欠点も多いが、先制「みちづれ」や「コットンガード」などの新たな個性を手に入れた。
この先制「みちづれ」は言うまでもなく曲者で、相手の攻撃を確実に牽制できるので、使用後に後攻で攻撃すれば一方的に相手を叩ける。
スリップダメージや「ちょうはつ」が無ければハメ殺しにされかねないだろう。
また、耐久に努力値を振らなかった場合は「イカサマ」で即死しかねないため注意。


当初はメガシンカ後の特性と素早さが反映されるまで1ターン待つ必要があり、「まもる」を使うタイムラグや技枠の消費がネックだった
しかし、SMでメガシンカしたターンから特性と素早さの変化が反映されるようになり、場に出てすぐ先制して変化技を撃てるようになった。
もっとも、「いたずらごころ」の弱体化により弱点である悪タイプに対して変化技を撃てなくなったため、良いことばかりではないが。


「いたずらごころ」と「ゆびをふる」を両立でき、運次第では「かげうち」や「ふいうち」以外にも様々な攻撃技を先制して繰り出せる。
攻撃種族値165が目を引くが、メガシンカ前と同じく両刀向きの種族値でもあるため、出る技がランダムの「ゆびをふる」とは相性が良い。
特に「ゆびをふる」のみで戦うローカルルールでは特性と種族値の優秀さに加えて数の多いノーマル・格闘技が無効なのも強みとなり、厨ポケとして知られている。


何はともあれおめでとうジュペッタ。



■ポケダンでのジュペッタ


救助隊ではレベル1ダンジョンの清らかな森で進化前のカゲボウズが大暴れ。
壁抜けからの「いやなおと」や「うらみ」で多くの救助隊を絶望の縁に叩き込む。


これらの妨害はほぼ全てのポケモンに有効で、対処もしにくいため大変嫌われていた。
その活躍を受けて探検隊ではパラセクトなどと同様名誉の弱体化……



……



……はしなかった。「いやなおと」の仕様が変更した以外何も変わっていない。


探検隊をハメ殺すことに余念のないカゲボウズの姿に、プレイヤーはまたも絶望するのであった……



追記・修正お願いします。


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  • 見た目がかわいい部類だから好き 毎回使っている -- 名無しさん (2013-10-02 21:54:50)
  • 祝・メガシンカ登場!しかもいたずらごころ持ち -- 名無しさん (2013-10-13 12:00:19)
  • 普通に進化してほしかったわ…なぜ対になるポケモンで扱いが違うんだろ -- 名無しさん (2013-10-17 17:25:07)
  • まあ悲観的に見るならジュペッタの進化はまずなくなった。そしてメガシンカは今後どんどん増えうる。ヨノワやゴルーグのメガシンカ(ゴルーグにいたっては進化さえも)の可能性は、ジュペッタの進化形追加より遥かに高い。でもいたずらもらったし型も被らないだろうから関係ねーわwww大勝利wwwww -- 名無しさん (2013-10-17 21:38:06)
  • ついにハイリンクの森にほったらかしてたファミ通袋とじのコットンガードジュペッタが真価を発揮するときか…… -- 名無しさん (2013-10-29 12:44:57)
  • タグの不遇もういらなくね?メガシンカした以上不遇とはとても呼べないだろ。 -- 名無しさん (2014-05-06 20:16:59)
  • 敵側ジョジョパロPT組むのならこいつはデーボ役として外せないな。今からてめーのタマキン噛み切ってやるぜ!メーン! -- 名無しさん (2014-06-22 21:15:04)
  • ポケパルレが可愛すぎるんじゃああ!萌え殺されるわ! -- 名無しさん (2015-01-22 13:15:15)
  • メガシンカで悪戯心道連れは強力だがメガシンカ枠をあっさり放棄するという短所が...。 -- 名無しさん (2015-07-11 22:30:43)
  • メガシンカ枠をジュペッタに決める愛があれば問題無。メガリザやらメガガルーラとか他が強くてもジュペッタが大好き!と言えるならメガ枠が~なんて気にならないだろうよ。 -- 名無しさん (2015-09-09 00:11:57)
  • 映画のメガジュペッタの鬼火が追尾性能持っててワロタ(プニちゃんにかき消されちゃったけど) -- 名無しさん (2016-08-10 02:32:35)
  • サンムーンじゃメガは、完全に悪ポケのカモになってしまったな。まあそれ以上に"みちづれ"弱体化の方が痛いけどな。 -- 名無しさん (2016-11-28 04:56:22)
  • ↑使ってみたらわかるけど、”みちづれ”の弱体化は全然関係ない。ついでにサイコフィールド下でも”みちづれ”はしっかりと機能するよ -- 名無しさん (2017-06-26 22:48:03)
  • ↑連発できないからゲンガー以上に択が少ないこいつだと滅茶苦茶キツい -- 名無しさん (2018-01-27 12:48:49)
  • ↑先制みちづれは実質2ターン持続するからむしろメガジュペの強みとして健在なんじゃないの -- 名無しさん (2018-08-25 10:52:40)
  • ほんとうにかわいいよなあこいつ もっとポケセンにぬいぐるみ作ってほしい -- 名無しさん (2019-05-07 21:10:56)
  • ゴーストタイプノヘンシュウデカタカナデシャベルヨウニシヨウトシタラキセイクラッタ -- カナくん (2022-12-04 12:39:45)

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